プリマベーラS150【2018~現行】毎週更新の買取査定相場
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- 上位20台の取引額
プリマベーラS150【2018~現行】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは赤となっています。
プリマベーラS150【2018~現行】 買取査定に役立つ車両解説

- プロフォンドレッド / 2019年式
- 当時の新車価格
- 税抜 46万円 (税込49.7万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
39.3万円
- 現在の平均買取相場指標
-
39.3万円
- 上限参考買取率
- 85.4%
- 平均参考買取率
- 85.4%
Vespa Primavera S 150(プリマベーラ)は、イタリアの老舗ブランドであるピアッジオが展開する「スモールボディ」シリーズのスポーティモデルとして、伝統と革新を融合させたスクーターです。1968年に登場し、若者たちの移動の自由を象徴した初代プリマベーラの精神を受け継ぎつつ、現代の交通環境に即した性能を与えられて復活しました。日本国内の区分においては、高速道路の走行が可能な150ccクラス(軽二輪)に属し、都市部のコミューターとしての機動性と、週末のショートツーリングにも対応する汎用性を兼ね備えています。最大の特徴であるスチールモノコックボディは、一般的なスクーターとは一線を画す質感と乗り味を実現しており、移動手段を超えたライフスタイルアイコンとして、独自の価値を確立しています。
プリマベーラの名称は、イタリア語で「春」を意味し、1968年の発売以来、ベスパの歴史において最も成功したモデルの一つとして知られています。現代版のプリマベーラ S 150は、2018年のEICMA(ミラノショー)で発表され、日本市場には2019年5月に導入されました。開発の狙いは、標準モデルのエレガントさに加え、より活動的でダイナミックなスタイルを求める層への訴求にありました。導入当初の2019年モデルはEuro 4規制に適合したi-getエンジンを搭載していましたが、その後、環境規制の強化に合わせてEuro 5、そして最新のEuro 5+へと適合を進めてきました。特に2024年には大規模な改良が施され、ウインカーを含む灯火類のフルLED化や、ステアリングコラムカバー(通称ネクタイ)のデザイン刷新、グリップ形状の変更など、外観と機能の両面で熟成が図られました。これらの変遷は、伝統的なデザインコードを守りながらも、常に最新の技術基準に適応し続けるブランドの姿勢を反映しています。
プリマベーラ S 150を技術的に際立たせているのは、スチール製モノコックボディと、航空機技術にルーツを持つ片持ちリンクアーム式フロントサスペンションです。パイプフレームに樹脂カバーを被せる一般的な構造とは異なり、ボディ全体が強度部材として機能することで、高い剛性感と独特の安定した乗り味を生み出します。搭載されるパワーユニットは「i-get」と呼ばれる空冷4ストローク単気筒SOHC 3バルブエンジンです。このエンジンは環境性能と燃費効率を重視して設計されており、電子制御燃料噴射と気圧センサーの組み合わせにより、標高や気象条件の変化に応じて常に最適な燃焼制御を行います。また、クランクシャフトの慣性重量を最適化することで振動を低減し、スムーズで快適な走行フィールを実現しています。足回りには前後12インチのアルミ製ホイールを採用し、フロントには急ブレーキ時にタイヤがロックして滑るのを防ぐABSを装備したディスクブレーキを搭載することで、安全性も確保されています。
「S」グレードは、標準のプリマベーラに対して、スポーティな個性を強調する専用装備が与えられています。外観上の識別点は、レッグシールドモールやフェンダー上のクレスト、ホイールリムなどに施された専用のグレーメタリックやマットブラックのフィニッシュです。これにより、クラシカルなボディラインを引き締め、現代的な精悍さを演出しています。シートには、グレード専用のステッチや素材が採用され、質感の向上が図られています。機能面では、メーターパネルの仕様も進化しています。2024年モデルでは、アナログ式スピードメーターと3インチLCDディスプレイを組み合わせた新設計のパネルが採用され、視認性が向上しました。また、一部の仕様やオプションではスマートフォン連携機能「Vespa MIA」に対応し、通話管理や音楽再生の操作が可能となるなど、デジタルライフとの親和性も高められています。これらの装備は、伝統を重んじつつも最新の利便性を求めるライダーに向けた、「S」ならではの差別化ポイントです。
プリマベーラ S 150の競合としては、「Honda PCX160」や「YAMAHA NMAX155」といった国産の150ccクラススクーターが挙げられます。PCX160は水冷4バルブエンジンにより最高出力15.8PSを発揮し、価格は約41万円からです。NMAX155も同様に水冷エンジンで15PS、価格は約42万円となっています。これに対し、プリマベーラ S 150は空冷エンジンで約12.3HP(約12.5PS)、価格は2024年モデルで566,500円と設定されています。スペック上の数値やコストパフォーマンスでは国産勢に分がありますが、ベスパはスチールモノコックボディによる耐久性と、プラスチック外装にはない高級感、そして所有する喜びを満たすブランド力で独自の地位を築いています。兄弟車の「Sprint 150」は、角型ヘッドライトと専用ホイールを採用したよりスポーティなモデルであり、丸型ヘッドライトのプリマベーラとはデザインの好みで住み分けがなされています。
留意すべき点は、国産スクーターと比較した際の実用面での制約です。シート下の収納スペースは容量が限られており、フルフェイスヘルメットの収納は難しい場合があります。また、シート高は790mm(または785mm)と、PCX160(764mm)などと比較して高めに設定されており、車体幅もあるため小柄なライダーにとっては足つき性に不安を感じる場面があるでしょう。メンテナンス面では、2020年から2022年頃に製造された一部の車両において、燃料ポンプの不具合に関するサービスキャンペーン情報があります。特定の製造ロットのポンプが対象となっており、該当する場合は交換が必要です。部品供給や専門的な整備に対応できるショップが限られる場合がある点も、輸入車特有の注意点として認識しておく必要があります。
プリマベーラ S 150は、そのファッション性とブランドの資産価値により、中古車市場でも比較的高い価格帯を維持しています。2019年の発売当初の新車価格は約49.7万円でしたが、2024年モデルでは約56.7万円まで上昇しており、これに連動して中古相場も底堅く推移しています。買取相場は、車両の状態や走行距離に左右されますが、1.5万円から、状態の良い高年式車では最大で37万円程度の上限値が記録されています。国産スクーターと比較して値落ち率が緩やかであり、移動手段に留まらない資産価値を持つモデルとして市場から高く評価されています。
なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。価格の換算は当時の相場、税率です。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
Vespa Primavera S 150は、時代を超えて愛されるデザインと、現代の技術が融合した傑作です。そのスチールモノコックボディは、移動の道具としてではなく、オーナーの個性を表現するアイテムとして、長く愛用できる耐久性と普遍的な美しさを備えています。愛車との日々に区切りをつけ、売却をご検討されるのであれば、その希少性と市場価値を正しく評価できる場所に託すことが重要です。大切に乗られてきた愛車の真の価値を理解し、適正な査定を行うバイクパッションへ、ぜひご相談ください。
| 車名/型式/年式 | Piaggio Vespa Primavera S 150 / ZAPMD18G / 2019-現行(2026年時点) |
|---|---|
| 発売年月 | 2019年5月(日本国内) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 2019年式:全長1,852mm 全幅680mm 全高不明・130kg(装備)/ 2024年式:全長1,860mm 全幅735mm 全高不明・150kg(装備) |
| シート高・最低地上高(mm) | 全年式共通:790mm・最低地上高 不明 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 全年式共通:空冷4ストロークSOHC単気筒3バルブ(i-get)・2019年式:9.5kW (12.9HP) @ 7,750rpm・燃費不明 / 2024年式:9.2kW (12.3HP) @ 7,250rpm・37km/L(欧州仕様値) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 全年式共通:セルフスターター・電子制御燃料噴射(FI)・2019年式:7.0L / 2024年式:8.0L |
| 新車販売価格 | 2019年式:496,800円(税込, 日本国内仕様)/ 2024年式:$5,899(約88.5万円, 米国仕様)・566,500円(税込, 日本国内仕様) |
| ジャンル | スクーター |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 プリマベーラS150【2018~現行】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年03月06日
【状態別の買取相場】 プリマベーラS150【2018~現行】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
39.3万円
39.3万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
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0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
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不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年03月06日
【走行距離別の買取相場】 プリマベーラS150【2018~現行】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 39.3万円 | 1台 |
| 平均 | 39.3万円 | ||
| 最低 | 39.3万円 | ||
![]() |
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※データ更新:2026年03月06日
【カラー別の買取相場】 プリマベーラS150【2018~現行】
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 39.3 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年03月06日
【実働車の取引価格帯】 プリマベーラS150【2018~現行】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年03月06日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
プリマベーラS150【2018~現行】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年03月06日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | プリマベーラS150【2018~現行】 | 39.5万円 | 6.5点 | M82414KV | 358km | ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています







03月10日〜03月16日