CRF80F【2004~12年】毎週更新の買取査定相場
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- 上位20台の取引額
CRF80F【2004~12年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは赤となっています。
CRF80F【2004~12年】 買取査定に役立つ車両解説
Honda CRF80Fは、2004年から2013年にかけて製造された80ccクラスの4ストローク空冷単気筒エンジンを搭載する未舗装路向けの小型オートバイです。従来のXRシリーズから継承された信頼性の高いエンジンに、モトクロッサー由来のCRFシリーズの外観デザインを組み合わせ、マニュアルクラッチ操作の習得を目指すライダーへのステップアップマシンとして位置づけられています。日本国内では2007年6月に発売され、年間100台という極めて限定的な販売計画のもと、貴重な存在として知られています。
CRF80Fの歴史は、1973年に登場したXR75から続く40年間のエンジン系譜の集大成として位置づけられます。2004年モデルより従来のXR80RからCRF80Fへと名称が変更され、モトクロッサーCRF-Rシリーズにインスパイアされた新しいボディワークとグラフィックが採用されました。この変更は単なるイメージチェンジではなく、"exciting performance"(エキサイティングなパフォーマンス)と"legendary reliability"(伝説的な信頼性)を新しいライダーに提供するという開発コンセプトに基づいています。米国では2003年9月(2004年モデル)から販売が開始されましたが、日本市場への導入は3年遅れの2007年となりました。これはCRF70FとCRF100Fの中間サイズとして、ステップアップを目指すユーザーのために導入されたものでした。
年式別の変遷では、2004年モデルでフロントサスペンションのスプリングと減衰特性が変更され、ライダーの快適性と走破性が向上されました。2009年モデルではシート全体が赤色(レッドフィニッシュ)に変更されて攻撃的なイメージが強調され、タンクシュラウドやフロントバイザーのデザイン変更、シート側面の「HONDA」ロゴのカラーリング変更が実施されました。エンジンは耐久性があり実績のあるシンプルな79.7cc空冷単気筒4ストロークHE01系を採用し、粘り強くスムーズな出力特性を持ちながら高回転型でありつつ非常に信頼性の高い性格を実現しています。最高出力は6.5kW(8.8PS)を10,000rpmで、最大トルクは6.5Nm(0.66kgfm)を9,000rpmで発生します。車体構成では、メーカー広報資料では軽量かつ高剛性のダイヤモンドフレームと表現されていますが、サービスマニュアルの技術仕様ではバックボーンフレームと分類されており、構造分類と広報呼称の違いが見られます。
専用装備とグレード構成では、CRF80Fは単一グレードでの展開となっており、車体色はエクストリーム レッドのみが設定されていました。フロント16インチ、リア14インチのホイール構成により、上位モデルのCRF100F(フロント19インチ、リア16インチ)よりも小径化され、シート高734mmでの足つき性の良さと取り回しの良いサイズが実現されています。スポーティーな走りを楽しむための5速マニュアルトランスミッションを採用し、自動遠心クラッチのCRF50F/70Fとは異なりマニュアルクラッチ操作の習得に適した設定となっています。環境対応としてブローバイガス還元システムを採用し、多層ブロー成型式燃料タンク容量5.0Lを採用し、タンク表面からの燃料揮発を抑制しています。
ライバル比較では、同排気量帯の競合車種との明確な差別化が図られています。Kawasaki KLX110は111ccとより大きな排気量を持ちながら自動遠心クラッチが主流であり、ホイールサイズはフロント14インチ/リア12インチとCRF80Fの16/14インチより小径です。YAMAHA TT-R110Eはセルスターターを装備して始動性で優位に立ちますが、ホイール構成は14/12インチでより小柄なライダー向けとなっています。価格面では、CRF80Fは239,400円で販売され、競合するKLX110やTT-R90Eとほぼ同等の価格帯に設定されていました。CRF80Fは「マニュアルクラッチ」「5速ミッション」「フロント16/リア14の大径ホイール」を持つことで、ミニバイクとフルサイズバイクの架け橋としての性格が競合より強く表現されています。
弱点・注意点として、冷間時の始動性に課題があることがユーザーフォーラムで報告されています。具体的には、吸気バルブのクリアランスが狭くなる現象やキャブレターのパイロットジェット(スロー系)の詰まりが挙げられており、特にパイロットジェットの経路は微細であり現代の燃料事情(エタノール含有等)により詰まりやすいとの指摘があります。始動はプライマリーキック式のみとなっており、セルスターターを持つ競合車と比較して始動時の手間が必要です。また、ドラムブレーキの制動力は現代の基準からすると控えめであり、慎重な速度管理が求められます。
買取相場と市場評価では、CRF80Fは生産終了から10年以上が経過した現在においても高い評価を維持しています。中古車市場では本体価格59.8万円から69.8万円で取引されており、新車価格の23.9万円を大きく上回るプレミア価格での流通が確認されています。北米市場では個人売買で$1,200(約18万円)での取引事例があり、"endlessly fun machine for beginners"(初心者のための終わりなき楽しいマシン)として生産終了後も高い評価を得ています。1973年のXR75から続くエンジンの系譜が2013年のCRF80F生産終了をもって40年の歴史に幕を閉じ、後継のCRF125F(2014年〜)へ移行したことで、この系譜の最終型としての希少価値も相場に反映されています。
なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。日本円換算は当時のレートです。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
CRF80Fは、40年間続いたエンジン系譜の集大成として、マニュアルクラッチ操作の習得を目指すライダーに最適な1台です。限定的な販売台数と生産終了による希少性、そして時代を超えて愛され続ける信頼性の高さから、現在では新車価格を大きく上回る価値を持つモデルとなっています。オフロード走行の基礎を学びたい方や、コレクションとしてHondaの歴史的モデルを所有したい方にとって、CRF80Fは魅力的な選択肢といえるでしょう。バイクパッションでは、このような希少性の高いモデルの査定も承っております。
| 車名/型式/年式 | Honda CRF80F / HE01 / 2004年-2013年 |
|---|---|
| 発売年月 | 2003年9月(米国) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 2004年式 (米国仕様):全長1,749mm 全幅727mm 全高995mm・154 lbs (約69.9kg, 乾燥) / 2007年式 (日本国内仕様):全長1,749mm 全幅727mm 全高995mm・70.3kg (乾燥) / 2012年式 (米国仕様):全長1,749mm 全幅727mm 全高995mm・165 lbs (約75kg, 装備) |
| シート高・最低地上高(mm) | 734mm・218mm(全年式共通) |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークSOHC単気筒(全年式共通)・2004年式 (米国仕様):出力不明 / 2007年式 (日本国内仕様):6.5kW (8.8PS) @ 10,000rpm / 2012年式 (米国仕様):出力不明・燃費不明(全年式共通) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | プライマリーキック式(全年式共通)・2004年式 (米国仕様):キャブレター・約5.7L / 2007年式 (日本国内仕様):キャブレター・5.0L / 2012年式 (米国仕様):キャブレター・約4.9L |
| 新車販売価格 | 2004年式 (米国仕様):$1,899(約21.8万円)/ 2007年式 (日本国内仕様):239,400円(税込)/ 2012年式 (米国仕様):$2,470(約20万円)※日本円換算は当時のレートです |
| ジャンル | オフロード コンペ競技用 |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 CRF80F【2004~12年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年01月09日
【状態別の買取相場】 CRF80F【2004~12年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
14.4万円
14.4万円
1台
平均
最低
取引
13.9万円
11.0万円
3台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年01月09日
【走行距離別の買取相場】 CRF80F【2004~12年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
|
不明 メーター改 |
最高 | 18.8万円 | 4台 |
| 平均 | 14.1万円 | ||
| 最低 | 11.0万円 | ||
![]() |
|||
※データ更新:2026年01月09日
【カラー別の買取相場】 CRF80F【2004~12年】
- ■
- ■ ■ ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 12.7 万円 | 2台 | ![]() |
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| ■ / ■ / ■ | 15.4 万円 | 2台 | ![]() |
||
※データ更新:2026年01月09日
【実働車の取引価格帯】 CRF80F【2004~12年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年01月09日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
CRF80F【2004~12年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年01月09日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





01月15日〜01月21日