ジョグ100【2007~14年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 高く売れる型式・年式
- 買取相場の推移
- 型式・年式別|買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
ジョグ100【2007~14年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは黒、最も高く売れる年式は2011~14年式となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて-0.7~4.7万円です。
ジョグ100【2007~14年】 買取査定に役立つ車両解説
YAMAHA Jog 100は、2000年代中盤の排ガス規制強化により生まれた空白市場を埋めるべく投入された、戦略的な原付二種スクーターです。型式コードXC100として2007年から2014年まで製造され、50ccクラスのコンパクトな車体に101.8ccエンジンを搭載することで、都市部での実用性と法的メリットを両立した異色の一台となっています。全長1,750mm、車両重量93kgという原付一種並みの軽量コンパクトなパッケージングながら、原付二種の法的優位性を活用できる画期的なコンセプトを実現しています。
Jog 100の歴史は、日本国内の排ガス規制強化と中国市場の急成長という二つの要因が交差した結果として生まれています。2006年の排ガス規制により、従来のパワフルな2ストロークエンジン搭載車(グランドアクシス100等)が相次いで生産終了となり、安価でコンパクトな原付二種スクーターの需要が急激に高まりました。同時期、中国では都市化の進展により自転車からの乗り換え需要が爆発的に増大しており、信頼性の高いブランドながら手頃な価格のスクーターが強く求められていました。この二つの市場ニーズを同時に満たすため、ヤマハ発動機と中国の建設工業との合弁企業である上海ヤマハ建設が開発・製造を主導しました。耐久性とブランド力、低価格を高い次元で両立し、アジア圏の過密な交通事情と高温多湿な気候条件に対応したモデルとして企画されています。日本市場への流入は主に販売店ごとの並行輸入という形で行われ、しばしば「台湾仕様」という触れ込みで販売されましたが、実際の製造拠点は中国でした。
年式による大きな変更は限定的で、製造期間を通じて電装系や始動性の課題が指摘され続けましたが、基本仕様は大きく変わらず継続生産されました。搭載される空冷4ストローク単気筒SOHCエンジンは、ボア49.0mm×ストローク54.0mmのロングストローク設計により、排気量101.8ccから最高出力5.2kW(約7.1PS)を7,700rpmで発生、最大トルク7.0Nmを6,200rpmで発生します。圧縮比10.5:1という高圧縮設定により、燃焼効率を高めつつ低中速域でのトルク特性を重視したチューニングが施されています。このロングストローク特性により、信号待ちからの発進や渋滞路でのストップ・アンド・ゴーに最適化された実用的な加速性能を実現しています。冷却システムには強制空冷方式を採用し、シュラウド形状やファン設計による熱マネジメントにより、高温多湿なアジアの夏場や渋滞路でも安定した性能を発揮するよう設計されています。型式コードは一貫してXC100(5WY)で、詳細型式として5WY8と5WY9の2種類が存在し、主にブレーキ仕様に差異があります。
専用装備については、グレードにより前ブレーキがディスクブレーキとドラムブレーキの2仕様に分かれています。5WY8はドラムブレーキ、5WY9はディスクブレーキを採用し、制動力の違いが価格差として反映されていました。車体サイズは全長1,750mm、全幅670mm、全高1,100mmと50ccスクーター並みのコンパクトな設計ながら、ホイールベース1,310mmにより直進安定性を確保しています。始動方式はセル・キック併用で、バッテリーはYTX5L-BS(12V 4Ah)を採用、燃料供給装置には信頼性の高いCV型キャブレターが使用され、点火方式にはCDIを採用することで確実な点火性能を実現しています。
国内外の仕様差については、製造拠点が中国であることに起因する特徴的な違いが見られます。日本市場では「台湾仕様」として販売されることが多かったものの、実際の製造は上海ヤマハ建設で行われており、中国国内向けと並行輸入される日本向けでは細部に差異があります。燃料タンク容量については資料により4.5Lから5.7Lと情報が錯綜しており、個体差や仕向地による違いがあるとされています。また電装系部品についても、中国国内の電圧事情に合わせた仕様と日本向けの仕様で品質や耐久性に差があり、並行輸入車の方が電装トラブルが多い傾向にあります。
ライバル比較では、同時期の競合車種との明確な差別化が図られていました。Suzuki Address V125Gは約20万円から23万円の価格帯で、そもそも125ccという排気量の優位性により最高出力8.4kWとJog 100の1.6倍もの出力を発生しており、101.8ccのJog 100とは排気量クラスが異なります。しかしJog 100は約9.9万円から16.9万円という圧倒的な価格優位性で対抗しました。Honda Spacy 100は約19.9万円で102ccとほぼ同排気量、5.2kWと近似したスペックでしたが、Jogブランドのスポーティなイメージと価格の安さでJog 100が優位に立ちました。重量はAddress V125Gの91kg、Spacy 100の94kgに対してJog 100は93kgと中間的な位置付けです。特にJog 100のコストパフォーマンスの高さは、性能よりも経済性を最優先する通勤・通学層から強く支持され、10万円を切ることもある価格設定により市場での独自のポジションを確立しました。
弱点として最も顕著なのが電装系の脆弱性です。レギュレーターのパンクによる過電圧、ヘッドライトの明滅、バルブ切れが多発し、現地調達部品の品質のバラつきが根本的な原因と考えられています。特に冬場の始動性の悪さは深刻で、オートチョークの作動不良やCV型キャブレターの張り付きによりエンジンがかかりにくい個体が多く確認され、気温が5度以下になると顕著に現れるようでした。また正規ラインナップではないため、日本のYSP(YAMAHA正規店)で修理を断られるケースがあり、部品供給の面でも課題を抱えています。外装品質についても、カウルの固定用の爪が硬質すぎて割れやすい、樹脂パーツの白化や色褪せが早期に発生するなど、素材品質は日本国内生産車に劣る部分が見られます。
買取相場については、製造終了から10年以上が経過した現在、走行距離や状態により変動するものの、厳しい現実があります。良好な状態の個体でも買取相場は数千円から3万円程度が中心となっており、電装系トラブルや外装の劣化が進んだ個体では値段がつかないケースも少なくありません。一方で中古車販売価格は10万円から20万円程度となっており、部品供給の課題から修理費用が高額になりがちで、市場評価は慎重な傾向にあります。
なお、これらの価格や買取相場は2025年執筆時点のデータに基づいた参考値です。日本円換算は当時のレートです。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
YAMAHA Jog 100は、規制対応という外的要因から生まれながらも、都市型コミューターとしての実用性を高いレベルで実現した意欲作でした。電装系の課題はあるものの、コンパクトな車体と経済性、Jogブランドの信頼性により、多くのユーザーに支持されました。現在でも部品確保や適切なメンテナンスを前提とすれば、通勤や街乗りでの高い実用性を発揮する一台です。売却をお考えの際は、バイクパッションの無料査定で現在の適正価格をご確認ください。
| 車名/型式/年式 | YAMAHA Jog 100 / XC100 (5WY) / 2007年-2014年 |
|---|---|
| 発売年月 | 2007年(中国) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長1,750mm 全幅670mm 全高1,100mm・93kg(Net Weight, 全年式共通) |
| シート高・最低地上高(mm) | 780mm・110mm(全年式共通) |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークSOHC単気筒 2バルブ・5.2kW (7.1PS) / 7,700rpm・燃費不明(全年式共通) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル/キック併用式・キャブレター・不明確(資料により4.5L~5.7Lと散見, 全年式共通) |
| 新車販売価格 | 不明(中国仕様)/ 99,800円 ~ 169,800円(参考:当時の日本国内輸入新車販売価格)※日本国内正規仕様なし |
| ジャンル | スクーター |
実働車【型式・年式別】平均買取相場 ジョグ100【2007~14年】
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 2 年 間遡った数字
【年式別】平均買取額の目安
※データ更新:2026年03月06日
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 ジョグ100【2007~14年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年03月06日
実働車【型式・年式別|買取相場の推移】 ジョグ100【2007~14年】
-
2011~14年式 -
2007~10年式
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
| 対前年比 | 対10年前比 | 10年間の取引台数 | |
| 2011~14年式 | -100 % | -100 % | 84台 |
| 2007~10年式 | -100 % | -100 % | 46台 |
※データ更新:2026年03月06日
【状態別の買取相場】 ジョグ100【2007~14年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 2 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
5.2万円
5.2万円
1台
平均
最低
取引
3.8万円
1.8万円
13台
平均
最低
取引
1.1万円
0.2万円
2台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
2.4万円
0.1万円
24台
※データ更新:2026年03月06日
【走行距離別の買取相場】 ジョグ100【2007~14年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 2 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 5.2万円 | 2台 |
| 平均 | 5.2万円 | ||
| 最低 | 5.2万円 | ||
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| 0.5〜1万km | 最高 | 5.0万円 | 2台 |
| 平均 | 4.2万円 | ||
| 最低 | 3.4万円 | ||
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| 1〜2万km | 最高 | 6.2万円 | 3台 |
| 平均 | 4.4万円 | ||
| 最低 | 2.0万円 | ||
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| 2〜3万km | 最高 | 3.0万円 | 1台 |
| 平均 | 3.0万円 | ||
| 最低 | 3.0万円 | ||
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| 3〜5万km | 最高 | 4.0万円 | 5台 |
| 平均 | 2.6万円 | ||
| 最低 | 1.8万円 | ||
![]() |
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|
不明 メーター改 |
最高 | 4.2万円 | 3台 |
| 平均 | 2.9万円 | ||
| 最低 | 0.2万円 | ||
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※データ更新:2026年03月06日
【カラー別の買取相場】 ジョグ100【2007~14年】
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業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 2 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 2.9 万円 | 9台 | ![]() |
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| ■ | 4.8 万円 | 3台 | ![]() |
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| ■ | 6.2 万円 | 1台 | ![]() |
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| ■ | 3.4 万円 | 1台 | ![]() |
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| ■ | 4.0 万円 | 1台 | ![]() |
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| ■ | 3.0 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年03月06日
【実働車の取引価格帯】 ジョグ100【2007~14年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年3月時点から 2 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年03月06日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
ジョグ100【2007~14年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年03月06日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | ジョグ100【2007~14年】 | 6.4万円 | 4.2点 | TGAA91DA | 15,679km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ジョグ100【2007~14年】 | 5.4万円 | 4.0点 | TGAC65BA | 1,845km | ■ |
| 3 | ジョグ100【2007~14年】 | 5.4万円 | 4.5点 | TGAC65BA | 397km | ■ |
| 4 | ジョグ100【2007~14年】 | 5.2万円 | 4.2点 | TGAC6XCA | 9,779km | ■ |
| 5 | ジョグ100【2007~14年】 | 5.2万円 | 4.0点 | TGAC97DA | 15,713km | ■ |
| 6 | ジョグ100【2007~14年】 | 4.3万円 | 3.7点 | TGAC96DA | 18,930km | ■ |
| 7 | ジョグ100【2007~14年】 | 4.3万円 | 3.5点 | TGAC62BA | 2,951km | ■ |
| 8 | ジョグ100【2007~14年】 | 4.1万円 | 4.0点 | TGAA96DA | 30,456km | ■ |
| 9 | ジョグ100【2007~14年】 | 3.5万円 | 4.0点 | TGAA11AA | 5,749km | ■ |
| 10 | ジョグ100【2007~14年】 | 3.1万円 | 3.8点 | TGAA11AA | 20,486km | ■ |
| 11 | ジョグ100【2007~14年】 | 2.7万円 | 4.0点 | TGAC96CA | 39,904km | ■ |
| 12 | ジョグ100【2007~14年】 | 2.3万円 | 3.5点 | TGAA19AA | 44,858km | ■ |
| 13 | ジョグ100【2007~14年】 | 2.1万円 | 4.0点 | TGAC62BA | 31,310km | ■ |
| 14 | ジョグ100【2007~14年】 | 1.9万円 | 3.3点 | TGAC63BA | 11,076km | ■ |
| 15 | ジョグ100【2007~14年】 | 1.7万円 | 3.7点 | TGAA69AA | 35,712km | ■ |
| 16 | ジョグ100【2007~14年】 | 0.0万円 | 3.3点 | TGAC67AA | 4,586km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





03月11日〜03月17日