YZ125X【2017年~現行】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
YZ125X【2017年~現行】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で15%下落。対3年前比で4%下落し、対前年比では7%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは青となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は19.6万円が平均です。
YZ125X【2017年~現行】 買取査定に役立つ車両解説
YAMAHA YZ125Xは、北米のGNCC(Grand National Cross Country)および日本のJNCC(Japan National Cross-Country)などの未舗装路での耐久レースであるクロスカントリー競技向けに開発された124ccの水冷2ストローク単気筒エンデューロレーサーです。モトクロス専用車「YZ125」をベースとし、エンデューロ競技に必要な装備と専用セッティングを施したモデルで、欧州製ライバル車の価格の約60%という圧倒的なコストパフォーマンスを持つ競技車両です。内径×行程54.0×54.5mmのエンジンに混合給油方式を採用した本格的なレーサーとなっています。
YZ125Xの歴史は2016年6月の2017年モデル発表から始まります。開発プロジェクトリーダーは上村正毅氏、開発テストライダーは鈴木健二氏が務め、「YZ250FX」「YZ450FX」「YZ250X」に続くヤマハ「Xシリーズ」のラインナップ拡充として投入されました。当時、125ccクラスのクロスカントリー専用車は欧州メーカーが主流で、日本メーカーには本格的なモデルが存在していませんでした。YAMAHAは長年培ったモトクロス技術を生かし、日本の地形や競技事情に適したマシン開発を決断します。開発チームは国内のJNCC(Japan National Cross-Country)シリーズでテストを重ね、岩場の多い日本の山林でも確実に走破できる性能を追求しました。同年10月に日本国内で発売され、競技専用車でありながら一般販売も行われる貴重な存在となりました。
年式別の変遷において、2017年モデルはモトクロス専用のYZ125をベースに、長距離レースに必要な装備を追加して登場しました。最大の違いはリアホイールサイズの変更で、より太いタイヤを装着できるようになり、パンクしにくい強度を確保しています。また、レース中の給油に備えたリザーブコック付き燃料タンクや、ピットでの整備時に便利なサイドスタンドも標準装備されました。2018年から2022年まではカラーリング変更が中心でしたが、この間にYAMAHAは次世代エンジンの開発を水面下で進めていました。2023年モデルでついに17年ぶりの大改良が実施され、エンジンから車体まで全面的に刷新されています。新しいエンジンは始動性が向上し、キック一発で始動しやすくなりました。また、吸気経路をまっすぐにすることで高回転でのパワーが向上し、同時に低回転でのトルクも太くなっています。燃料供給システムも新型キャブレターに変更され、標高や気温の変化に対する適応力が高まりました。2024年以降は熟成を重ね、2026年モデルまで基本設計を維持しながら細部の改良が続けられています。
専用装備として、リアホイールはモトクロスの19インチに対し18インチを採用しています。18インチタイヤは19インチより太く、岩や木の根を踏んでもパンクしにくく、レース中でも安心して走行できます。アルミ製サイドスタンドは競技中の休憩やメンテナンス時に重宝し、リザーブ切り替えコック付き燃料タンクはガス欠の心配を軽減します。シールチェーンは泥や砂が侵入しにくく、メンテナンスの頻度を減らせる実用的な装備です。エンジンには排気量に応じてパワーバルブが開閉するYPVSシステムが搭載され、低速では力強いトルクを、高速では伸びやかなパワーを発揮します。エンジンを電子制御するコンピューターであるCDIユニットにはエンデューロ専用の点火マップが搭載され、2023年モデル以降は3Dマップ制御により制御が高度化されています。フレームはアルミセミダブルクレードル構造を採用し、装備重量は第1世代95kg、第2世代96kgを実現しています。サスペンションはKYB製SSS(Speed Sensitive System)倒立フォークとリアショックを採用し、バネレートと減衰特性はモトクロスモデルよりソフトなエンデューロ専用セッティングに変更され、長時間のライディングでも疲労を軽減します。2023年モデル以降はフロントブレーキの効きが30%向上し、リアディスクは240mmへ小径化してバネ下重量を削減し、より軽快なハンドリングを実現しました。
ライバル車との比較では、YZ125Xの2025年価格は770,000円に対し、KTM 125 XC-Wは1,249,000円、Husqvarna TE 150は1,392,000円と、約48万から62万円の価格差があります。2017年の初期価格626,400円から2025年までに約14万円の値上がりとなっていますが、依然として大幅な価格優位を維持しています。欧州勢はセルスターター、油圧クラッチ、大容量タンク(8.5Lから9L)を標準装備するのに対し、YZ125Xはキック始動、ワイヤー式クラッチ、7.0Lタンクという仕様です。装備重量96kgのYZ125Xは、セル・バッテリー搭載の欧州勢と比較し実質的に軽量となっています。
弱点として、セルスターター非搭載のためレース中のエンスト復帰に体力を要する点が挙げられます。燃料タンク容量が2023年モデル以降7.0Lと小さく、長距離レースでは給油計画がシビアになります。125ccの特性上、極低回転域のトルクは細く、半クラッチの多用や適切なギア選択が求められます。しかし、これらの特性も軽量な車体と相まって機敏なハンドリングを実現しており、テクニカルなコースでは大きなアドバンテージとなります。一方で、日本専用セッティングのサスペンションとエンジンの扱いやすさが評価され、JNCC等の国内レースでの装着率が高い実績を持ちます。
買取相場と市場評価において、バイクパッションでのYZ125X買取上限額は96.9万円、平均的な買取相場は35.9万円から54.9万円で推移しています。年間取引台数は約18台と流通量は少ないものの、競技車両としての需要は底堅く維持されています。
なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。日本円換算は当時のレートです。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
YZ125Xは125cc2ストロークエンデューロレーサーとして、欧州製ライバル車の価格の約60%という優れたコストパフォーマンスと日本の競技事情に特化したセッティングにより、国内クロスカントリー競技において独自のポジションを確立した競技車両です。セルスターターなどの快適装備を省いた潔い仕様ながら、競技に必要な性能は確実に確保されており、初心者から上級者まで幅広いライダーに愛され続けています。競技参戦を検討されている方は、バイクパッションでも競技車両として安定した評価を得ている一台となっています。
| 車名/型式/年式 | Yamaha YZ125X / - / 2017年-2026年 |
|---|---|
| 発売年月 | 2016年10月(日本国内) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 2017-2022年式:全長2,140mm 全幅825mm 全高1,280mm・95kg(装備)/ 2023-2026年式:全長2,155mm 全幅825mm 全高1,285mm・96kg(装備) |
| シート高・最低地上高(mm) | 2017-2022年式:955mm・350mm / 2023-2026年式:970mm・355mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷2ストローク単気筒リードバルブ・不明(メーカー公表値なし)・不明(全年式共通) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック式(共通)・2017-2022年式:キャブレター(Mikuni TMX38)・8.0L / 2023-2026年式:キャブレター(Hitachi Astemo (Keihin) PWK38S)・7.0L |
| 新車販売価格 | 2017年式:626,400円(税込, 日本国内仕様)/ $6,499(約74万円, 2018年米国仕様)/ 2023年式:748,000円(税込, 日本国内仕様)/ $7,099(約100万円, 2023年米国仕様)/ 2025年式:770,000円(税込, 日本国内仕様)/ $7,199(約103万円, 2025年米国仕様)/ 2026年式:770,000円(税込, 日本国内仕様)/ $7,299(約105万円, 2026年米国仕様) |
| ジャンル | オフロード コンペ競技用 |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 YZ125X【2017年~現行】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年02月06日
【状態別の買取相場】 YZ125X【2017年~現行】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年2月時点から 2 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
81.9万円
68.8万円
2台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
57.4万円
48.8万円
3台
平均
最低
取引
59.6万円
47.6万円
4台
平均
最低
取引
44.2万円
25.2万円
32台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
19.6万円
19.6万円
1台
※データ更新:2026年02月06日
【走行距離別の買取相場】 YZ125X【2017年~現行】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年2月時点から 2 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 47.0万円 | 1台 |
| 平均 | 47.0万円 | ||
| 最低 | 47.0万円 | ||
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|||
|
不明 メーター改 |
最高 | 95.0万円 | 40台 |
| 平均 | 48.6万円 | ||
| 最低 | 25.2万円 | ||
![]() |
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※データ更新:2026年02月06日
【カラー別の買取相場】 YZ125X【2017年~現行】
- ■
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業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年2月時点から 2 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 49.5 万円 | 32台 | ![]() |
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| ■ / ■ | 37.4 万円 | 4台 | ![]() |
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| ■ / ■ | 52.9 万円 | 4台 | ![]() |
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| ■ / ■ | 43.8 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年02月06日
【実働車の取引価格帯】 YZ125X【2017年~現行】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年2月時点から 2 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年02月06日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
YZ125X【2017年~現行】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年02月06日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | YZ125X【2017年~現行】 | 95.2万円 | 9.3点 | CE29C-006 | 0km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | YZ125X【2017年~現行】 | 70.0万円 | 4.5点 | CE29C-002 | 0km | ■ |
| 3 | YZ125X【2017年~現行】 | 69.0万円 | 10.0点 | CE29C-008 | 0km | ■ |
| 4 | YZ125X【2017年~現行】 | 67.0万円 | 4.8点 | CE29C-000 | 0km | ■ |
| 5 | YZ125X【2017年~現行】 | 65.4万円 | 4.0点 | CE29C-008 | 0km | ■ |
| 6 | YZ125X【2017年~現行】 | 64.9万円 | 6.2点 | CE29C-006 | 0km | ■ |
| 7 | YZ125X【2017年~現行】 | 60.1万円 | 4.3点 | CE29C-008 | 0km | ■ |
| 8 | YZ125X【2017年~現行】 | 60.1万円 | 4.0点 | CE29C-005 | 0km | ■ |
| 9 | YZ125X【2017年~現行】 | 59.5万円 | 3.8点 | CE29C-005 | 0km | ■ |
| 10 | YZ125X【2017年~現行】 | 59.5万円 | 4.0点 | CE29C-001 | 0km | ■ / ■ |
| 11 | YZ125X【2017年~現行】 | 58.5万円 | 6.0点 | CE29C-005 | 0km | ■ |
| 12 | YZ125X【2017年~現行】 | 57.1万円 | 4.2点 | CE29C-008 | 0km | ■ / ■ |
| 13 | YZ125X【2017年~現行】 | 55.7万円 | 4.0点 | CE29C-006 | 0km | ■ / ■ |
| 14 | YZ125X【2017年~現行】 | 53.9万円 | 5.0点 | CE29C-008 | 0km | ■ |
| 15 | YZ125X【2017年~現行】 | 53.3万円 | 4.3点 | CE29C-007 | 0km | ■ |
| 16 | YZ125X【2017年~現行】 | 51.6万円 | 4.2点 | CE29C-006 | 0km | ■ |
| 17 | YZ125X【2017年~現行】 | 50.6万円 | 4.0点 | CE29C-001 | 0km | ■ |
| 18 | YZ125X【2017年~現行】 | 48.8万円 | 3.7点 | CE29C-005 | 0km | ■ |
| 19 | YZ125X【2017年~現行】 | 48.6万円 | 5.8点 | CE29C-004 | 0km | ■ |
| 20 | YZ125X【2017年~現行】 | 47.4万円 | 4.7点 | CE29C-004 | 0km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





02月13日〜02月19日