ジッピィ80 (Zippy)【1973年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
ジッピィ80 (Zippy)【1973年】 に関するこのページの内容
ジッピィ80 (Zippy)【1973年】 買取査定に役立つ豆知識
日本の8インチタイヤ採用バイクとして、多くのファンを獲得し世界的にも人気を博したホンダ・モンキーですが、実はヤマハも対抗馬を出していました。それが1973年販売のZIPPY50(ジッピー50)とZIPPY80の兄弟です。
80ccエンジンのジッピー80は、ビジネスバイクのメイトシリーズのエンジンをベースとし、メイト80と同じ自動遠心クラッチ式(LB80IC)とマニュアル4速式(LB80IH)の2パターンを用意。日本の高度成長期の終盤である1973年に誕生し、その堅牢さと安価さで長きに渡って活躍したのがヤマハ製ビジネス50ccのYB50。
これを独自設計のプレスバックボーンフレームへ搭載し、シートと保安部品類以外のパーツを全てスチール製で統一。遊び心あふれる曲線を多用し、ホビー色の高さをアピールしました。走らせてみると、ワイドシートとアップハンドルを活かした自由性の高いライディングポジションで窮屈さはなく、ゆったり街乗りから軽めのオフロードまで自在に走れる器用さが光る印象。1973年の発売当時、ヤマハ和歌山株式会社主催で発売記念のデモンストレーションを行うなど、かなり力の入った営業戦略を展開していたジッピーシリーズ。しかし、80ccという排気量に対する支持はそれほどでもなく、現在では弟分のジッピー50と比べマイナーモデルとなってしまいました。実はジッピー50同様、ヤマハから大型ワイドスクリーンやバックレストといった実用性の高い専用アクセサリーパーツも販売されており、アメリカン的なカスタムとの親和性はかなり高め。1,050mmというショートホイールベースながら、Z50Jモンキーとは異なる方向でカスタムし甲斐のあるミニバイクだと言えるでしょう。
現在の中古バイク市場においては、前述の通り弟分よりも流通台数は少なく、直近12ヶ月内での取引記録は実動&不動車を合わせてもわずか2台。最高取引価格は実動車の13万円、最低取引価格は不動車の5000円と両極端ですが、近年のレトロバイクブームの波に乗り、決して需要がない車種ではないことが伺えます。傾向的にはレストア知識と技術が求められるため、業者流通よりもヤフオク等を介した個人売買で取引されるケースの方が多く、販売ネットワークの弱い業者では正確な車両価値を判断しづらいバイクだと言われております。
弊社バイクパッションにおきましては、個人でZ50Jモンキーを所有し、日本のミニバイクシーンに造詣の深いメカニック畑出身スタッフが査定を担当。メイト系2ストエンジン特有のトラブルや、スチール製パーツ多数のジッピー80の美点・弱点を知り尽くした知識と整備経験、最新の市場動向などを踏まえ高額買取を可能としております。特にヤマハから販売された前述のアクセサリーパーツ装着車はプラス評価の対象にもなり、個人売買よりも期待値は十分にアリ。現在所有している車両がどのくらいの価値になるのか?といった些細なことでもお気軽にお問い合わせくださいませ!
車名/型式/年式 | Zippy80(ジッピー80)/405(LB80IC&IH)型/1973年モデル |
---|---|
発売年月 | 1973年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長1,560×全幅685×全高985mm・重量74kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高695mm・最低地上高140mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷2ストロークリードバルブ単気筒・6.2PS/7,000rpm・70.0km/1L(当時公称値) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック・キャブレター・3リットル |
新車販売価格 | LB80IC・9.1万円/LB80IH・9.4万円 |
ジャンル | 2スト | レジャーバイク |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 ジッピィ80 (Zippy)【1973年】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 ジッピィ80 (Zippy)【1973年】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 ジッピィ80 (Zippy)【1973年】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
11.2万円
7.0万円
3台
平均
最低
取引
10.6万円
3.6万円
3台
不動
平均
最低
取引
4.4万円
0.5万円
3台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 ジッピィ80 (Zippy)【1973年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 ジッピィ80 (Zippy)【1973年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
ジッピィ80 (Zippy)【1973年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | ジッピィ80 (Zippy)【1973年】 | 19.0万円 | 3.7点 | 405-000 | 21,340km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | ジッピィ80 (Zippy)【1973年】 | 15.4万円 | 3.3点 | 405-100 | 7,574km | ■ |
3 | ジッピィ80 (Zippy)【1973年】 | 13.2万円 | 3.3点 | 405-002 | 16,650km | ■ |
4 | ジッピィ80 (Zippy)【1973年】 | 8.0万円 | 3.5点 | 405-101 | 4,617km | ■ |
5 | ジッピィ80 (Zippy)【1973年】 | 7.2万円 | 3.7点 | 405-101 | 8,699km | - |
6 | ジッピィ80 (Zippy)【1973年】 | 3.7万円 | 3.2点 | SE44J-131 | 65,036km | ■ / ■ |
【事故 不動 故障車】 ジッピィ80 (Zippy)【1973年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | ジッピィ80 (Zippy)【1973年】 | 9.7万円 | 0点 | 405-101 | 10,733km | ■ |
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2 | ジッピィ80 (Zippy)【1973年】 | 3.3万円 | 0点 | 405-000 | 17,615km | ■ |
3 | ジッピィ80 (Zippy)【1973年】 | 0.7万円 | 0点 | 405-000 | 9,519km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています