YZ400F【1998~99年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
YZ400F【1998~99年式】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは青となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて1.1~20.1万円です。
YZ400F【1998~99年式】 買取査定に役立つ車両解説
YAMAHA YZ400Fは、モトクロス界の常識を劇的に覆し、現在の4ストローク全盛時代の幕開けを告げた歴史的なモトクロッサーです。1998年モデルとして北米や日本などで市販化され、1999年のマイナーチェンジを経て2000年に後継のYZ426Fへと移行するまで生産されました。このマシンのルーツは、YAMAHAがロードレースの技術をオフロードに持ち込もうと情熱を注いだ開発プロジェクトに遡ります。当時は2ストロークエンジンが圧倒的な主流であり、4ストロークは重量が嵩むプレイバイクと見なされていました。しかし、2ストローク250ccクラスと同等の出力を得るために排気量を1.6倍の400ccとする独自の計算に基づき、ファクトリーマシン「YZM400F」の開発がスタートしました。行き詰まっていた開発チームにブレイクスルーをもたらしたのはエンジニアの田村健二氏の提案で、YZF750やTT250Rのパーツを組み合わせてYZ250のシャシーに搭載するテストから始まり、最終的にビレット削り出しの専用設計エンジンを搭載したプロトタイプ機「YZM400F」が完成しました。そして並行して、エンジニアの中山吉治氏の主導により、量産車向けに専用設計されたフレームを持つ市販モデル「YZ400F」の開発が進められました。スタジアム内に設けられた特設コースで行われるモトクロスのレース形式であるスーパークロスに出場したこのプロトタイプ機が歴史的勝利を収め、その熱狂のまま、量産車向けに専用設計されたフレームを持つYZ400Fが、未舗装路での耐久レースであるエンデューロに対応したWR400Fとともに市販化を果たしました。続く1999年モデルでは早くも熟成が図られ、リアハブの軽量化や高剛性なExcel製リムの採用、サスペンションの改良、フットペグ位置の変更など、より実践的な戦闘力アップを狙った改良が施されています。
心臓部には、ロードレース用マシンの技術を惜しみなく投入した水冷4ストロークDOHC5バルブ単気筒エンジンを採用しています。排気量399cc、ボアストロークは92.0mm×60.1mmというショートストローク設計と、摩擦抵抗を極限まで減らすスリッパーピストンの採用により、当時の4ストロークとしては驚異的な11,000〜11,200回転というレッドラインと最高出力42〜45馬力を達成しました。これを支えたのが、ロードレース由来の加速ポンプとスロットルポジションセンサーを備えた39mm径Keihin FCRキャブレターです。デジタルな容量放電式点火装置であるCDI点火システムとの連携により、ライダーの意思に瞬時に呼応する鋭いレスポンスを実現しました。このエンジンは通常のモトクロッサーよりもオイル容量が多く確保されており、堅牢なシステムのおかげで同年代の他メーカー製マシンと比較して圧倒的に壊れにくいという特徴がありました。そのため、定期的なメンテナンスが行き届きエンジンのコンディションが良好に保たれている個体であれば、現在でも高い耐久性を維持できるという特徴があります。始動方式はキックスタートのみで、キックレバーをゆっくり踏み下ろして上死点(硬くなるポイント)を出し、デコンプレバーを引きながら上死点を少し越える位置までキックレバーを踏み下げた後、デコンプを離してスロットルには決して触れずにキックを踏み下ろすという特有の手順が求められます。燃料タンク容量は約7.95Lで十分な航続距離を持ち、車体サイズは全長2,167mm、全高1,283mm、最低地上高373mmで、全幅については公表されていません。シート高は978mmと足つき性はかなり高めでしょう。乾燥重量は104〜105.7kg、装備重量で約118kg(約260ポンド)と重いものの、旧来の4ストローク特有の強烈なエンジンブレーキを抑えた特性とKYB製のサスペンションが圧倒的な接地感を生み出し、滑りやすい路面でも安定した走りをライダーに提供します。
当時のライバルと比較すると、YZ400Fがいかに革命的であったかが際立ちます。モトクロス界の王者として君臨していたHondaの2ストローク機、「CR250R」1998年式は最高出力55.5馬力、乾燥重量97.8kgという圧倒的な軽さとパワーを誇り、希望小売価格は58.9万円でした。対する北米仕様「YZ400F」1999年式の新車価格は$5,799(約75.3万円)とやや高価であり、乾燥重量は104kg〜105.7kgと、「CR250R」に比べ約6〜8kgほど重い設定です。しかし、2ストローク機がギャップでリアタイヤを弾かれやすく体力を激しく消耗させるのに対し、「YZ400F」は4ストロークならではの穏やかなトルク変動により、荒れた路面でも確実にトラクションを得て前へ進む強みを持っていました。当時、4ストロークでレースに出るには、高価で気難しい欧州製の「Husaberg(フサベル)」に乗るか、プレイバイクを何十万円もかけて改造するしか選択肢がありませんでした。「YZ400F」は、エキゾチックな高性能と日本車ならではの壊れにくさを融合させた画期的な存在であり、単純なカタログ数値の勝ち負けではなく、扱いやすさという新時代のキャラクターで市場に衝撃を与えたのです。
当時の評判として、YZ400Fは4ストロークモトクロッサーの常識を覆す驚異的なパフォーマンスと、同年代のレーシングマシンと比較して圧倒的に壊れにくい堅牢さから、市場に大きな衝撃を与えました。初期型であるYZ400Fは、モトクロスの歴史を切り開いた記念碑的車両として現在も高く評価されていますが、競技専用車という過酷な使われ方をする性質に加え、流通が極めて稀であるため、明確な平均買取相場は形成されていません。
なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。価格の換算は当時の相場、税率です。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
モトクロス史に燦然と輝く金字塔、YAMAHA YZ400F。独特なキック始動の手順を習得し、強大なトルクを活かして積み重ねてきた走行実績と継続的なメンテナンスは、YZ400Fの中古市場における資産価値に直接反映されます。貴重なマシンだからこそ、その真の価値と歴史的意義を正確に見極められる専門家の目線が不可欠です。売却をご検討の際は、ぜひバイクパッションへご相談ください。バイクの構造と歴史に精通したプロフェッショナルなスタッフが、お客様が注いできた情熱をしっかりと受け止め、適正かつ誠実な査定を行わせていただきます。
| 車名/型式/年式 | YAMAHA YZ400F / CH01, CH03 / 1998-1999年 |
|---|---|
| 発売年月 | 1997年(北米等) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全年式共通:全長2,167mm 全幅不明 全高1,283mm・118kg(装備重量) |
| シート高・最低地上高(mm) | 全年式共通:978mm・373mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 全年式共通:水冷4ストロークDOHC5バルブ単気筒・42hp〜45hp(回転数不明)・燃費 不明 |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 全年式共通:キック式・キャブレター(Keihin FCR 39mm)・7.9L |
| 新車販売価格 | 1998年式:$5,799(約75.3万円, 北米仕様等) |
| ジャンル | モトクロス レーサー | オフロード コンペ競技用 |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 YZ400F【1998~99年式】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年04月17日
【状態別の買取相場】 YZ400F【1998~99年式】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
20.1万円
17.6万円
3台
平均
最低
取引
12.0万円
11.0万円
2台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
11.4万円
2.1万円
4台
※データ更新:2026年04月17日
【走行距離別の買取相場】 YZ400F【1998~99年式】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 25.0万円 | 1台 |
| 平均 | 25.0万円 | ||
| 最低 | 25.0万円 | ||
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| 0.5〜1万km | 最高 | 17.8万円 | 1台 |
| 平均 | 17.8万円 | ||
| 最低 | 17.8万円 | ||
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|
不明 メーター改 |
最高 | 17.6万円 | 3台 |
| 平均 | 13.9万円 | ||
| 最低 | 11.0万円 | ||
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※データ更新:2026年04月17日
【カラー別の買取相場】 YZ400F【1998~99年式】
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業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 17.9 万円 | 3台 | ![]() |
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| ■ / ■ | 13.0 万円 | 1台 | ![]() |
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| ■ / ■ | 17.8 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年04月17日
【実働車の取引価格帯】 YZ400F【1998~99年式】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年4月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年04月17日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
YZ400F【1998~99年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年04月17日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | YZ400F【1998~99年式】 | 25.2万円 | 3.7点 | CH03C-002 | 800km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | YZ400F【1998~99年式】 | 18.0万円 | 3.5点 | CH01C-005 | 8,433km | ■ / ■ |
| 3 | YZ400F【1998~99年式】 | 17.8万円 | 3.5点 | CH01C-005 | 17,414km | ■ |
| 4 | YZ400F【1998~99年式】 | 13.2万円 | 3.0点 | CH01C-004 | 0km | ■ / ■ |
| 5 | YZ400F【1998~99年式】 | 11.2万円 | 3.3点 | CH03C-001 | 0km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





04月19日〜04月25日