TZ50【1990年】毎週更新の買取査定相場
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- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
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- 上位20台の取引額
TZ50【1990年】 に関するこのページの内容
TZ50【1990年】 買取査定に役立つ豆知識
YSR50で開拓され、ゼロハンスポーツカテゴリが盛り上がる中、ホンダ・NSR50が頭角を現し徐々に劣勢を強いられることになったヤマハ勢。そんな折、公道仕様のTZR50と同時開発のレース仕様車として生み出されたのが、本機・TZ50。
輝くばかりのヤマハホワイトで統一されたカラーリング、保安部品の一切を排除し乾燥重量78kgまで軽量化されたボディ、最高出力8.3PSの強烈なパワーと、まさに原付カテゴリを超えたスペックで登場しました。前16後17インチのタイヤサイズで大柄な車格もさることながら、レース仕様車にも関わらず新車販売価格はバーゲンプライスの28万9000円。この価格でレーシングスタンドやメイン&パイロットジェット、ピストンやリードバルブに各種ガスケットなど、レース用パーツセットまで付属しているという徹底ぶり。しかも発売と同時に50cc専門クラスのMP-16(フロントタイヤサイズ16インチ以上対象)No.1カップまで開催し、公道モデルの熾烈な競争をサーキットへ拡大しました。全長1,820×全幅600×全高1,025mmという堂々たるボディサイズを活かした操縦性と居住性のよさに加え、新設計ダブルクレードルフレームにφ30mm径インナチューブフォーク、モノクロスサスペンション採用で足回りも抜かりなし。RZ50がベースのエンジンも高回転域での伸びやかさがあり、鋭い加速力とコーナーからの立ち上がり時のパワー感はなかなかのもの。やはり「ぶん回して乗る」のが基本スタイルの高回転型エンジンですが、ゼロハンクラスに求められる要素は全て満たしており、当時のヤマハがいかにスポーツモデルに関心のあるユーザー層開拓に余念がなかったのか、何よりも雄弁に物語るモデルだと言えるでしょう。
現在の中古バイク市場においては、稀少なゼロハンレース専用車というネームバリューもあり、事故車・不動車でも10万円クラスの取引価格は珍しくありません。その一方、ハードに使い込まれた個体は実動車でも20万円を超えないケースもしばしば。現存する2スト50ccミッション車の中でも車両状態による価格差が大きく、維持努力が何よりもモノを言う傾向にあります。
弊社バイクパッションにおきましては、時代が生んだゼロハンスポーツ界の過激派とも言うべきTZ50を80年代レプリカブームを肌で知るベテランスタッフが査定を担当。シンプルな構造ながら、50cc2ストならではのトラブルを抱えた個体も再生可能性を視野に入れた上で高額買取できる体制を築いた上で対応させて頂いております。純粋なサーキット仕様だけではなく、保安部品や電装系に手を入れた公道仕様といったカスタム車両も歓迎いたします。もちろん、YESS製アフターパーツなど、カスタムパーツは大きな上乗せも見込めます。ちょっと気になるという現オーナー様、まずは気軽なご相談からお寄せくださいませ。
車名/型式/年式 | TZ50/3XM型/1990年モデル |
---|---|
発売年月 | 1990年3月 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長1,820×全幅600×全高1,025mm・乾燥重量77kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高760mm・最低地上高130mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷2ストロークピストンリードバルブ単気筒・8.3PS/9,500rpm・--km/1L(※レース専用車) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 押しがけ専用・キャブレター・10リットル |
新車販売価格 | 28.9万円 |
ジャンル | 2スト | オンロードレーサー競技用 |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 TZ50【1990年】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 TZ50【1990年】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 TZ50【1990年】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
6.6万円
3.2万円
2台
平均
最低
取引
9.1万円
5.4万円
3台
不動
平均
最低
取引
8.2万円
0.1万円
10台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 TZ50【1990年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 TZ50【1990年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
TZ50【1990年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | TZ50【1990年】 | 15.0万円 | 3.3点 | 3XM-000 | 0km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | TZ50【1990年】 | 10.2万円 | 3.7点 | 3XM-001 | 0km | ■ |
3 | TZ50【1990年】 | 7.2万円 | 3.0点 | 3XM-001 | 0km | ■ |
4 | TZ50【1990年】 | 5.6万円 | 3.0点 | 3XM-001 | 0km | ■ / ■ |
5 | TZ50【1990年】 | 3.4万円 | 3.7点 | 3XM-001 | 0km | ■ / ■ |
【事故 不動 故障車】 TZ50【1990年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | TZ50【1990年】 | 15.1万円 | 0点 | 3XM-000 | 0km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | TZ50【1990年】 | 12.5万円 | 0点 | 3XM-000 | 0km | ■ |
3 | TZ50【1990年】 | 11.8万円 | 0点 | 3XM-001 | 0km | ■ |
4 | TZ50【1990年】 | 11.6万円 | 0点 | 3XM-001 | 0km | ■ |
5 | TZ50【1990年】 | 10.9万円 | 0点 | 3XM-001 | 0km | ■ / ■ |
6 | TZ50【1990年】 | 10.7万円 | 0点 | 3XM-001 | 0km | ■ |
7 | TZ50【1990年】 | 4.9万円 | 0点 | 3XM-000 | 0km | ■ / ■ |
8 | TZ50【1990年】 | 3.4万円 | 0点 | 3XM-000 | 0km | ■ |
9 | TZ50【1990年】 | 1.9万円 | 0点 | 3XM-001 | 0km | ■ / ■ |
10 | TZ50【1990年】 | 0.2万円 | 0点 | 3XM-000 | 0km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています