XS1100SFスペシャル【1979~81年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- 走行距離別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
XS1100SFスペシャル【1979~81年式】 に関するこのページの内容
XS1100SFスペシャル【1979~81年式】 買取査定に役立つ豆知識

70年台後半、日本国内の最大排気量がメーカー自主規制750ccだった頃、ヤマハのフラッグシップは【XS1100】でした。それをクルーザーに仕立てたのがXS1100SFスペシャルで、XSイレブン同様に輸出専用です。
本機が登場したのは1979年のことでXSイレブンのメーカカスタムモデルとして北米で先行発売されました。1979年と言えばハーレーのビッグツインはショベルヘッドで80ci(1340cc)と72ci(1200cc)の時代。当時のショベルヘッドの最大馬力は65馬力程度。対して本機はXSイレブンと同じく4ストDOHC並列4気筒 1,101ccから出力される最大出力は95馬力@8,500回転とあって北米では成功を収めたマシンとして記憶されています。
XS1100のメーカーカスタムである本機ですが具体的にはハンドル、シート、リアタイヤを変更し、クルーザー(アメリカン)に仕立てています。
同時にリーディングアクスル方式のフロントフォークとスイングアーム延長で、XS1100のホイールベース1,545mmを1,557mmへ延長。米国仕様は米国の排ガス規制のため圧縮比を下げ、吸排気バルブ径を大きくしています。
リア駆動方式はシャフトドライブ、前後ホイールはキャスト、トリプルディスクブレーキ、ショートカットマフラーも、70年代の他の和製アメリカンの特徴をよく表しています。
ディスクプレートに穴はなくステンレス製ですから、効きは現代のバイクと比べるとかなり劣ります。ディスクの素材、ドリル穴と間隔、スリットなどを試行錯誤した時代でした。
ヤマハはXS1100SFの広告を「セミチョッパースタイル」という謳い文句で宣伝していました。言うまでもなく「チョッパースタイル」の代表はハーレーダビッドソンです。ハーレーを見慣れた米国人にはヤマハが提唱するアメリカンがかえって新鮮に映ったようです。
たとえばエンジンで、ハーレーも現代アメリカンもV型ツインがメインで、スムーズすぎるフィーリングは味気ないと思われがちです。しかしXS1100は当時ヤマハが製造していた最大排気量であり、日本製品の信頼性の高さと、振動の少ないエンジンは逆に歓迎されていました。
XS1100は米国や欧州で「重くてデカイが最高のツーリングバイク」と評されており、
XS1100では米国仕様と欧州仕様とでガソリンタンク容量(20&24リットル)、ホーンのシングル/ダブルなどに違いがありました。対してXS1100SFスペシャルはスタイリング優先のためタンクは1種類で容量は15.5リットル、シングルホーンのみです。
マイナーチェンジ歴はあまりはっきりしていませんが、イヤーモデルや仕向け地によって、リアのタンデムバーの形状と材質、およびシートの形が違っています。
XS1100SF Specialは当時米国で最も人気を博した機種の1つに数えられますが、1981年モデルを以って生産終了となっています。
ライバルは、ホンダ【CBX1000】【CB900F】、カワサキ【Z1000MkⅡ】、スズキ【GSX1100E】です。Z1000を除いては各車とも気筒あたり4バルブ。XS1100はヤマハの次世代4バルブエンジン【FJ1100】に引き継がれました。
XS1100SFスペシャルのお乗り換えや査定をお考えの方は、是非バイクパッションへ!

車名/型式/年式 | XS1100SFスペシャル / -型 / 1979年モデル |
---|---|
発売年月 | 1979年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2269 (幅)950 (高さ)1185 (重さ)267 |
シート高・最低地上高(mm) | (シート高)760 (最低地上高)140 |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークDOHC並列4気筒・95PS(8,500rpm)・-km/1L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフ・キャブレター・15.5リットル |
新車販売価格 | 3,699米ドル(当時の為替レートによる日本円換算:約88万円) |
ジャンル | クルーザー アメリカン |

【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 XS1100SFスペシャル【1979~81年式】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】



【2024年 vs 2025年】



【2022年 vs 2025年】
取引台数

過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2025年03月07日

【状態別の取引額】 XS1100SFスペシャル【1979~81年式】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年3月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
32.2万円
32.2万円
1台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

不動
平均
最低
取引
11.4万円
7.9万円
5台

※データ更新:2025年03月07日

【走行距離別の取引額】 XS1100SFスペシャル【1979~81年式】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格
2025年3月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
1〜2万km | 最高 | 32.2万円 | 1台 |
平均 | 32.2万円 | ||
最低 | 32.2万円 | ||
![]() |
※データ更新:2025年03月07日

【カラー別の取引額】 XS1100SFスペシャル【1979~81年式】
- ■

買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年3月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
■ | 32.2 万円 | 1台 | ![]() |
※データ更新:2025年03月07日

【実働車の取引価格帯】 XS1100SFスペシャル【1979~81年式】
買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格帯
2025年3月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】






※データ更新:2025年03月07日

買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

XS1100SFスペシャル【1979~81年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年03月07日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | XS1100SFスペシャル【1979~81年式】 | 32.4万円 | 3.8点 | 4350アキ | 10,181km | ■ |
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【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
