このバイクは??
Z1000ST ?
Z1000MK2 ?
Z系 ?
フレームナンバーはZ1000ST
パッと見た目は、Z1000MK2?
足回りはHONDA系?
カスタムの方向性はZ系?
車種の識別に迷ってしまった車両です。。
車両(バイクの車種名)の最優先情報はフレームナンバーになりますので、
フレームナンバーがKZT00E=Z1000STとして流通しますので、Z1000STでの査定金額で買取させて頂きました。
(因みにZ1000MK2の車体番号はKZT00A)
実は、無料査定に御伺いさせて頂いた際もお客様と、
「Z1000STフレームに、
Z1000STの特徴であるシャフトドライブをチェーンドライブ化(Z1000MK2化?)=に伴う駆動系のカスタム諸々、
足回りHONDA系カスタム、
全体的にはZ系に持っていこうとしているようで・・・?」
とパズルと解こうとしているように旧車とパーツ談義でお客様と盛り上がってしましました。
さて。実は、ご売却くださいましたお客様も
解体屋に流れてきた錆び錆びの状態のZ1000STを再生させる予定で10万円で購入されたそうです。
無かったマフラーを装着して、
さぁ!足回りのブレーキキャリパーから始めたカスタムと再生作業中に、上手く収まらず、一息つくつもりが面倒くさくなってしまい、長期放置になってしまい、
錆び錆びのZ100STがグサグサのボロボロになっていまったそうです。
車両の状態はご説明するまでもなく、写真が物語る通り固着や機能劣化含めてボロボロ・グサグサの状態で、
買取査定時点で申し上げられる、部品取りの価値としては、
・エンジン=降ろして開けてみないと何とも申し上げられない状況
・各パーツ=腐食や錆び劣化等で使えそうなパーツが半分くらいといった状況(再販に向けてオーバーホールでもどこまで=再生できるるか=は費用も換算すると厳しそう)
お客様も詳しい方で、
「価値が低いZ1000STを、価値の高いZ系やZ1000MK2仕様にするためにカスタムショップが、
チェーンドライブ化に伴って駆動周りを載せ替えて販売していたものを、こだわりのある前オーナーが足回りをHonda系にしたんじゃないかなぁ??多分?で私みたいに途中で面倒になって廃車状態になった・・・」
と推測されていましたが、仰られる通り
Z1000STは人気のないドライブシャフトなの影響なのか?
Z1000MK2とZ1000ST、また同クラスのZ系と比べると、殆ど桁違いで、Z1000STの価値は1?3段落ちるのですが。。
(この車両がZ1000MK2であれば買取金額は全然異なっていました。もちろん高く
・
Z1000MK2不動車の買取事例と相場情報
・
Z1の買取事例
・
Z1100Rの買取事例)
更加えて、に買取させて頂きましたZ1000STは少々難しいところがございまして、
旧車の値段は微妙で
フレームとエンジンの製造番号が異なっているために、敬遠されて値段が下がる等、少々気難しいところもあるのですが、
今回の車両は、見た目の他、車体番号とエンジンやステムなど各パーツ番号が一致しない等、売る際には敬遠される状況が整っている等、車両情報も統一性が無く、
(因みに社外パーツは、タンク・シート・Fフェンダー・鍵/キー・マフラー・アウターチューブ・R/Fホイール・ハンドル・リアショック・スイングアームが社外品等の改造カスタム/
シャフトドライブのチェーンドライブ化に伴い大がかりな駆動系の変更/欠品多数)
状態がグサグサのボロボロ
パーツ取りとしても使えそうなパーツが半分くらい
オーバーホールして再生するには車種(Z1000ST)的な価値がそこまで高くない等、
不利な状況が出そろっている車両
Z1000MK2のような査定金額には相場的に次元が違うので届きませんでしたが、
Z1000STの車種と状態を考慮して適正以上にお客様目線での価格でで買取させていただきました。
お客様にもカスタムの費用や作業労力のご負担はありましたが、
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10万円で購入して長期放置で22.6万円のご売却でしたので、華を咲かせた旧車談話以上に本当に大変喜んでくださいました。
実は、お客様は当社のご利用は2度目で、
以前にも旧車を当社にご売却頂き、「対応がすごく良かった」と評価して下さいまして、
今回は2度目の買取査定のご依頼でしたので、ご期待の沿えるよう!気は心と一段頑張って買取させて頂きました」
(当社はリピートのお客様が多いです)