ベータ RR4T125毎週更新の買取査定相場
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ベータ RR4T125 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは赤、最も高く売れる年式は2016年式となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて10.9~14.4万円です。
ベータ RR4T125 買取査定に役立つ車両解説

- レッド 2014年式
- 当時の新車価格
- 税抜 37万円 (税込40万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
17.8万円
- 現在の平均買取相場指標
-
16.4万円
- 上限参考買取率
- 48.1%
- 平均参考買取率
- 44.3%

- ホワイト 2014年式
- 当時の新車価格
- 税抜 37万円 (税込40万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
10.4万円
- 現在の平均買取相場指標
-
10.4万円
- 上限参考買取率
- 28.1%
- 平均参考買取率
- 28.1%
イタリア・フィレンツェ近郊のリニャーノ・スッラルノに拠点を構えるベータモーター社(Betamotor S.p.A.)は、1904年にジュゼッペ・ビアンキが自転車製造所として創業して以来、120年にわたる歴史を歩んできた老舗メーカーである。1940年代にモーターサイクル製造へと軸足を移して以降、ベータは常に「小規模なファクトリーが手作りに近い精度で組み立てる本格エンデューロ/トライアル専門メーカー」というブランドイメージを維持し続け、KTMやハスクバーナといった量産オフロードメーカーとは異なる立ち位置を守ってきた。そんなベータの4ストロークエンデューロ・ラインナップにおいて、若年層エントリーの入り口を担ってきたのが「RR 4T 125(RR125 4T)」である。
このモデルの立ち位置は明確で、原付二種免許で扱えるフルサイズの本格エンデューロマシンという、極めてニッチかつ意義深いカテゴリーに位置づけられる。ヨーロッパでいえば16歳から取得できるA1免許で乗ることができ、日本市場においては小型二輪免許で維持費・保険負担を抑えながら本物のエンデューロ車を所有できるという、まさに「入門者のための特別な一台」である。ベースエンジンは長らくミナレリ・ヤマハ系の空冷/水冷4ストローク単気筒を使用し、それを本格エンデューロ用のダブルクレードル・スチールフレームに組み込み、Ø41mmテレスコピック倒立フォーク、リンク式リアサスペンション、21インチ/18インチのフルサイズホイールという構成でまとめる。この車格の完成度は125ccクラスとは思えないほど本格的で、大排気量のRRシリーズ(350〜480cc)を縮小コピーしたような佇まいを持つ。
日本市場では、ベータモーター・ジャパン(ウブカタ・ジャパン等が輸入代理店を務めた時期を含む)を通じて長年にわたり継続的に導入されてきた。原付二種エンデューロというジャンルが国内ではKawasaki KLX125/230やホンダCRF125F、往年のヤマハTT-R125/WR125Rといったモデルで細々と灯りを守ってきた中、ベータRR 4T 125はイタリアン・エンデューロの美意識を東洋の地に届け続けてきた稀有な存在である。
エンジンは4ストローク単気筒SOHC 4バルブ、排気量124.66cc、ボア×ストローク52.0×58.7mmという、ミナレリ(ヤマハ子会社)製の125ccユニットを長年にわたり使用してきた。初期モデル(2004〜2015年頃)は空冷仕様で、当時Betaは同じミナレリ製エンジンを姉妹モデルRE 125 4T(ストリート志向)とも共有していた。2016年に登場したLC(Liquid-Cooled、水冷)仕様は、ヤマハYZF-R125/MT-125系ロードスポーツにも採用されたラジエター付き水冷ユニットを搭載し、耐久性と出力特性を大幅に改善している。2021年のフルモデルチェンジではEuro 5対応の電子燃料噴射(Elldor製FIシステム)を採用し、キックとセルの併用始動から実質的にセル始動主体へと使い勝手を進化させた。最新のMY25/MY26ではさらに排出ガス制御を最適化した「Euro 5+」仕様へと進化しつつ、圧縮比12.5:1、電子点火(250W-14V)、湿式多板クラッチ、6速リターン式変速機、セカンダリ減速比17:63という基本構成を継承する。
出力特性は、A1免許適合の11kW(約15馬力)を上限とする控えめな設定である。しかしそのトルク特性は125ccのミナレリ・ヤマハユニットならではの「低回転から粘り、高回転までスムーズに吹け上がる」性格を備え、林道や登坂路でも扱いやすい仕上がりを実現している。旧空冷モデルではCVK30負圧キャブレターを搭載し、キャブレターセッティングによる調整の余地を残していたが、現行FI仕様ではメンテナンスの手軽さと寒冷地始動性が大きく改善された。
車体は、スチール製ダブルクレードル・フレームを軸に、Ø41mm油圧式テレスコピック・フォーク(初期は正立式、後期モデルは倒立式を採用)とリンク式プログレッシブ・モノショックの組み合わせで前後サスペンションを構成する。前輪トラベル265mm、後輪トラベル270mmという値は、本格エンデューロ機と同等の懐の深さを示し、ショック単体ストロークも131mmを確保する。ブレーキはフロントに260mmディスク+2ピストン浮動キャリパー(後期モデルはWaveディスク採用)、リアに220mmディスクを組み合わせる。MY25以降のRR 125 R仕様では前後連動ブレーキ(CBS)が新規採用され、都市部走行での安定性が向上した。ホイールは21インチフロント/18インチリアのフルサイズ・スポーク仕様、リムは前1.6×21、後1.85×18のいずれも36穴仕様のアルミ製である。タイヤは前90/90-21、後120/90-18のエンデューロ用ブロックパターンが標準装着される。
装備面ではLEDヘッドライト、透明樹脂製燃料タンク(残量を目視確認可能)、アルミ製アノダイズド・スイングアーム、アルミ製サイレンサー、エルガル製専用パーツなど、125ccクラスとしては異例の細部作り込みを見せる。全長2,145mm、全幅830mm、全高1,220mm、ホイールベース1,435mm、シート高920mm、最低地上高330mm、乾燥重量107kg、燃料タンク容量7.5リットル(リザーブ1.5L)という寸法・重量が、現行RR 125 Rの物理骨格を規定している。
社内での兄弟関係を見ると、RR 4T 125のシリーズには複数のバリエーションが存在する。最も近い関係にあるのが「RE 125 4T」で、同一エンジン・同一フレームをベースにブロックタイヤを控えめなオンオフ兼用タイヤに、サスペンションセッティングをよりオンロード寄りに振り替えたストリート志向モデルである。次いで、公道用スーパーモタード仕様の「RR Motard 125 R/T」が兄弟車として設定され、17インチのオンロードホイールと260mmディスクブレーキを組み合わせて舗装路での機動力に特化する。さらにMY25以降は、通常のRR 125 4Tライナップが「T(ツーリング/ベース)」「R(スポーツ/レース仕様)」「T X Special Edition(特別仕様)」の三段階に細分化され、購買層のニーズに応じて選択できる仕組みが整えられた。
社外のライバルとしては、ヨーロッパ市場において最も直接的な競合となるのが同じイタリアのファンティック(Fantic)が展開する「XEF 125/XMF 125」シリーズである。両社ともミナレリ・ヤマハ製水冷エンジンを共有しており、車体構成も酷似しているため、購入検討時には性格差での比較となる。フランスのリューによく(Rieju)「MRT 125」、スペイン系ゴーワン(GasGas)配下のブランドが手掛ける125エンデューロ、KTMの「EXC-F 125」(現在は生産終了)、Aprilia RX 125/SX 125なども競合カテゴリーに含まれる。オンロード寄りにキャラクターを比較するなら、KTM 125デューク、ホンダCB125R、ヤマハMT-125といったA1免許対応ネイキッドが検討対象に上がるが、これらとRR 4T 125とは本質的にジャンルが異なり、直接ぶつかることは少ない。
日本市場に絞って考えると、フルサイズ125ccオフロードという極めて狭いカテゴリーでの直接ライバルは実質的に存在しない。強いてあげれば、Kawasaki KLX125/230、ホンダCRF125F/150F、往年のヤマハTT-R125/WR125R、スズキ・ジェベル125/DR-Z125Lといった車種が候補に挙がるが、いずれも本格エンデューロというよりトレール寄りの性格であり、RR 4T 125のように「大排気量RRシリーズの縮小コピー的な佇まい」を持つ125は日本市場では唯一無二の存在である。この希少性こそが、RR 4T 125を選ぶ最大の動機と言っても過言ではない。
モデルの変遷(年次改良の系譜)
2004〜2005年(初代デビュー期): ベータが50cc RR Supermotardの成功を受けてラインナップを拡大し、125cc 4ストローク単気筒を搭載するRR 125 4Tを投入。エンジンはミナレリ・ヤマハ製空冷単気筒SOHCで、CVKキャブレター混合気供給、キック始動主体(セル併設)、5速変速機、キャリパー1ピストン仕様のフロント/リアディスクブレーキを装備した。
2008〜2010年(Enduro/Motard派生期): 同じエンジンプラットフォームをベースに、17インチホイールを装着したRR 125 Motardバージョンが本格的にラインナップ化。エンジン、フレーム、外装の共通化により製造コストを抑えつつ、顧客層の拡張が図られた。ヤマハMikuni 5NH1系のキャブレターは、この時期にわずかにセッティング変更を受けている。
2013年(新世代デジタルダッシュ期): 排気系とブレーキシステムに改良を加え、新設計デジタルダッシュボードを採用。フルデジタル液晶パネルに切り替わり、当時の海外メディアはRR 125 Motardを「小排気量スーパーモタードの新基準」と評した。ヤマハ製エンジンの信頼性と、ベータらしい繊細な車体作りが結実した完成度の高い年式である。
2016年(LC=水冷版投入期): 空冷仕様の限界を超えるべく、水冷ラジエター付きミナレリ製4ストローク125ユニットを搭載する「RR Enduro 4T 125 LC」が新登場。基本フレームこそ受け継ぎつつも、エンジン、電装系、燃料系が刷新された。従来の空冷モデル(後にAC=Air-Cooledと呼ばれる)は並行して継続販売され、価格帯を抑えたエントリーモデルとして市場を支えた。
2020〜2021年(フルモデルチェンジ・FI化・Euro 5対応期): 2021年モデルとして水冷ミナレリ4ストロークユニット+Elldor製電子燃料噴射(FI)の組み合わせがEuro 5対応版として全面投入された。フロントフォークはさらに剛性を高めた仕様に更新され、リンク式リアサスペンションのセッティングも見直された。日本市場では2020〜2021年頃に68万円台の税込価格で正式導入され、乾燥重量102kg、シート高925mmという寸法値が公式カタログに掲載された。
2023〜2025年(ラインナップ再編・CBS導入期): ラインナップが「RR 125 T」「RR 125 R」「RR 125 T X Special Edition」の三本立てへと再編された。RR 125 RはEnduro世界選手権に参戦するファクトリー機の意匠を継承する上位仕様として、赤フレーム、アノダイズド仕様アルミスイングアーム、透明樹脂燃料タンク、アルミサイレンサーを装備。MY25では前後連動ブレーキ(CBS)が新規採用され、都市部走行時の安全性を高めている。Euro 5+規制への適合も同時に達成され、シート高920mm、乾燥重量107kg、燃料タンク7.5Lという最新の主要諸元へと更新された。
市場動向と中古車としての価値
RR 4T 125は、新車販売時代においてもマスマーケット向けのモデルではなく、あくまで「原付二種免許で本格エンデューロを所有したい」という明確な意志を持つ限られたユーザー層に選ばれてきた車両である。ヨーロッパ本国、特にイタリア国内では若年層のライダーの登竜門として広く受け入れられている一方、日本市場では正規輸入代理店を通じた限定的な流通に留まり、年間販売台数は決して多くはなかった。それでも「入門者のためのオフロード決定版」と評する専門店(福岡SPEED Motor Garageなど)が地道にファンを育て、コアなユーザー層を築き上げてきた。
現在の中古市場において、RR 4T 125の流通量は決して多くない。国内での新車販売台数がそもそも限られていたことに加え、多くの個体が愛好家のもとで長期保有される傾向にあることが背景にある。
中古選びで押さえるべきポイントは三つある。第一に、エンジン系。ミナレリ・ヤマハ製水冷/空冷ユニットは基本的に堅牢だが、経年による冷却水系の劣化(水冷モデル)やキャブレター内部の劣化(キャブレター仕様)に注意が必要である。特に空冷モデルではエンジンオイル管理の履歴を確認したい。第二に、車体系。転倒による外装や樹脂タンク(後期モデル)のダメージ、フロントフォークインナーチューブの錆やオイル漏れは要チェックである。第三に、パーツ供給。ミナレリ製エンジン系のパーツは、ヤマハYZF-R125/MT-125系との共通部品が多いため入手性は比較的良好だが、フレームや外装、電装類はベータ純正部品となり、輸入代理店経由で取り寄せる必要がある。
このモデルの中古車としての魅力は、単に本格エンデューロが原付二種として維持できるという実用面だけではない。ヨーロッパ・イタリアン・エンデューロの美意識と精緻な作り込みを、国産バイクの相場に近い金額で手に入れられるという「文化的な価値」にこそ、その本質がある。ステータス性を求めるならこの車両は選ばれない。しかし、他人と違う本物のオフロードマシンを、自分の身の丈に合った運用範囲で愛用したい層にとって、これほど的確な選択肢はない。
ベータRR 4T 125の意義は、単純明快である。「原付二種の枠組みで、フルサイズ・フルスペックのイタリアン・エンデューロマシンを、身近な運用コストで所有する」という選択肢を、20年にわたり途切れることなく提供し続けてきたことだ。KTMは125クラスのEXC-Fを2000年代後半に生産終了とし、ハスクバーナもTE 125をラインナップから外して久しい中、ベータは頑なにRR 4T 125を継続生産し続けている。この一貫性そのものが、ブランドの姿勢を雄弁に語る。
走りの実力は、A1免許適合の15馬力という制限された出力の中で最大限に絞り出される、軽量107kgの車体を軽やかに動かす軽快感に集約される。フルサイズホイール、265/270mmのサスペンショントラベル、330mmの最低地上高がもたらす走破性は、林道や砂利路面での余裕を確保しつつ、920mmという飛び抜けて高いシート高が本格エンデューロ機としての気概を示す。舗装路での常用回転域での燃料消費は1.9L/100kmという数値も達成されており、実燃費でも50km/L前後を狙える経済性を持つ。
乗り手にとっての意味は、性能の数値ではなく、「本格オフロードマシンを、生活の中に無理なく組み込める形で所有できる」という一点に尽きる。国産トレール車のような気楽さと、KTM/ハスクバーナ大排気量エンデューロ機の気合いの中間にRR 4T 125は位置しており、その位置取りこそが唯一無二の魅力である。派手ではないが確かに本物である、というベータブランドの立ち位置を、この125ccの小さな車体は雄弁に体現している。オフロードを始めたい若手ライダー、そして重量級大排気量機から一段軽やかな道具を求めるベテランライダーの双方にとって、RR 4T 125は静かに応え続ける存在であり続けている。
| 車名/型式/年式 | Beta RR 4T 125(RR 125 4T)/ E20010型、EH1435型 / 2005年〜現行 |
|---|---|
| 発売年月 | 2005年~現行 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2145 (幅)830 (高さ)1220 (重さ)107 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)920mm (最低地上高)330mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ・約15馬力 |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル(現行)/セル+キック(旧型)・FI(現行、Elldor製)/キャブレター(〜2020)・7.5リットル |
| 新車販売価格 | 新車価格 399,600円(税込) |
| ジャンル | オフロード |
【2014年式】ベータ RR4T125毎週更新の買取査定相場
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- 走行距離別
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- 上位20台の取引額
【2014年式】ベータ RR4T125 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白/赤/黒となっています。
【2014年式】ベータ RR4T125 買取査定に役立つ車両解説
イタリア・ベータのRR 4T 125にとって、2014年モデルはある種の「静かな成熟期」を示す一年である。前年2013年の年式で排気系とブレーキシステム、デジタルダッシュボードといった実装面での大きな見直しを終えた直後にあたり、2014年式はその改良の効果を熟成させながら、細部の仕上げに手を加えた完成度の高い年式に位置づけられる。エンジンは長年信頼を積み重ねてきたミナレリ・ヤマハ製空冷4ストローク単気筒124.6ccを継続採用し、キャブレター混合気供給、5速リターン式変速機、フルサイズ21/18インチホイールという骨格は不変。この年式の意義は、水冷LC版が投入される2016年直前の「空冷モデルとしての最終熟成期」に位置することにある。フルサイズ・エンデューロマシンを原付二種免許で扱える稀有な選択肢として、日本市場でもコアなオフロード愛好家の指名買い対象であり続けた。カラーはベータ伝統の赤フレームに白/赤/青系のグラフィックを組み合わせた同社定番の配色を基本とし、Enduroモデルとしてのアイデンティティを明確に打ち出す。原付二種というカテゴリーに大排気量RRシリーズの意匠と作り込みをそのまま持ち込んだ、他に代えがたい存在感を放つ一台である。
2014年モデルは前年(2013年モデル)から主要メカニズムの変更なし。搭載されるエンジンは、ミナレリ・ヤマハ系の空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブ、排気量124.6ccを継続採用する。ボア×ストロークは54×54.5mm近辺のややスクエア寄り設計で、圧縮比は約9.5:1、混合気供給はミクニ製CVキャブレター(型式5NH1系)による負圧式である。始動はセルとキックの併用式、変速機は5速リターン式、湿式多板クラッチを介して駆動チェーンで後輪へと動力を伝達する。最高出力はA1免許適合の11kW(約15馬力)域で、低回転から粘り強く立ち上がるヤマハ系ユニットならではの穏やかで扱いやすい特性を持つ。潤滑はドライサンプ式、電装は12V/CDI点火という当時のイタリアン・エンデューロ125の標準的な構成である。
2014年式RR 4T 125の位置づけは、水冷LC版が投入される2016年直前の、空冷モデル最終熟成期にあたる。2005年の初代デビューから10年目の節目にあたるこの年式は、キャブレター+空冷という枯れた技術構成の完成度を、細部の作り込みと信頼性の積み重ねで押し上げた到達点として位置づけられる。以降の水冷LC版、FI化Euro 5対応版、CBS装着MY25版と時代とともに進化を続けるRR 4T 125シリーズの中で、空冷モデルは「機械式で自ら手を入れて維持する楽しみを持つ最後の年式」として、独自の存在価値を放つことになった。
乗り手にとっての意味は、大きく二つある。一つ目は、原付二種免許の枠組みで本格エンデューロマシンを維持できるという経済的実利。ファミリーバイク特約の対象となる車検不要の125ccカテゴリーでありながら、フルサイズホイールと本格サスペンション、大排気量RRシリーズと同じフレーム設計思想を持つ車体を所有できるという事実そのものが、この車両を選ぶ最大の動機となる。二つ目は、キャブレター+空冷という「触って理解できる」構成が、自分で整備しながら乗り続けたいDIY志向のオーナーにとって、長期所有の対象として最適である点だ。ミクニCVキャブレターのセッティング調整、空冷フィンの清掃、シンプルなCDI点火系のメンテナンス。これらを楽しめる層にとって、2014年式RR 4T 125は「機械と対話しながら乗る道具」として今なお魅力を失わない。他人と違うイタリアン・エンデューロを、身の丈に合った運用範囲で愛用したい層にとって、静かに応え続ける一台である。
| 車名/型式/年式 | Beta RR 4T 125(RR 125 4T、空冷仕様)/ E20010型 / 2014年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2014年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 大きな変更なし |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2110 (幅)820 (高さ)1215 (重さ)101 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)約900mm(ローダウン機構で約870mm) (最低地上高)約320mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブ・約15馬力 |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル+キック・キャブレター(ミクニ製CVK負圧式)・7.2リットル |
| 新車販売価格 | 新車価格 399,600円(税込) |
【2015年式】ベータ RR4T125毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
2026年07月30日時点から120ヵ月間
遡りましたが 【2015年式】ベータ RR4T125 の取引はありませんでした。
買取相場が類似する、型式や年式を下記からお選びください。
フリーダイヤル0120-819-118(年中無休8:00~22:00)では、
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【2015年式】ベータ RR4T125 の買取査定相場
【2015年式】ベータ RR4T125 買取査定に役立つ車両解説
2004年の初代デビュー以来、ベータのラインナップにおいて「原付二種でフルサイズ・エンデューロ」というニッチを守り続けてきたRR 4T 125。その2015年式は、10年以上にわたって基本設計を熟成させてきた空冷世代の完成期にあたる年式である。翌2016年には水冷エンジンを搭載した「RR Enduro 4T 125 LC」が投入され、シリーズは実質的にプラットフォームを世代交代することになるため、2015年式は空冷ミナレリ・ヤマハ製4ストローク単気筒エンジンを搭載した最後期のRR 4T 125という位置づけを持つ。エンジンは2013年に導入されたデジタルダッシュボード、改良ブレーキシステム、新設計エキゾーストといった主要装備がそのまま継承され、ベータらしい赤フレームを軸としたイタリアン・エンデューロの意匠美をまとった状態でカタログに残されている。
2015年モデルは、前年から主要メカニズムの変更なし。2013年に導入された装備刷新(デジタルダッシュボード、ブレーキシステム改良、新設計エキゾースト)を継承しつつ、水冷LC版が投入される直前の空冷世代の完成形として販売された年式にあたる。搭載エンジンは4ストローク単気筒SOHC 2バルブの空冷ユニットで、排気量124cc。ミナレリ(ヤマハ子会社)が設計・製造を担当し、ヤマハの125ccスクーターやトレール系にも展開されてきた実績豊富なプラットフォームである。燃料供給は負圧式CVK30キャブレターを介したガソリン給油、始動はキックスターターとセルスターターの併用式、変速機は5速リターン式に湿式多板クラッチを組み合わせる。出力はA1免許適合の11kW(約15馬力)を上限とする控えめな設定で、低回転から粘り強くトルクを発生する扱いやすい特性が特徴である。
2015年式ベータRR 4T 125の位置づけを一言で表せば、「空冷世代の完成期にあたる、最後期の熟成モデル」である。翌2016年には水冷LC版が投入されるが、その直前の空冷モデルは10年以上にわたる年次改良の積み重ねによって細部まで熟成されており、キャブレター仕様の素直なエンジン特性と、シンプルな空冷ユニットならではの整備性の良さを併せ持つ。ミナレリ・ヤマハ製の125ccエンジンは、ヤマハ系スクーター、YZF-R125/MT-125系への広範な展開実績があり、部品供給の面でも安心感が高い。水冷モデルへ移行するとFI化・ラジエター冷却水系の追加によって整備の要点が変わってくるため、「電子制御に頼らないシンプルな空冷キャブレター仕様のBeta 125を長く付き合っていきたい」という層には、この2015年式が最も推奨できる年式となる。
| 車名/型式/年式 | Beta RR 4T 125 / -- / 2015年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2015年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 大きな変更なし |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2090 (幅)810 (高さ)1200 (重さ)101 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)915〜945mm(調整式) (最低地上高)-- |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストローク単気筒SOHC 2バルブ・約15馬力 |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル+キック・キャブレター(CVK30負圧式)・7.2〜7.5リットル |
| 新車販売価格 | 新車価格 399,600円(税込) |
【2016年式】ベータ RR4T125毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2016年式】ベータ RR4T125 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白/赤となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は13.4万円が平均です。
【2016年式】ベータ RR4T125 買取査定に役立つ車両解説
2016年、ベータの原付二種エンデューロ「RR 4T 125」に大きな転換点が訪れる。それまで10年以上にわたり空冷ミナレリ・ヤマハ製4ストローク単気筒を搭載し続けてきた同シリーズが、ついに水冷ラジエター付きユニットへと動力系を刷新し、新たに「RR Enduro 4T 125 LC」として世代交代を果たしたのである。車名末尾の「LC」はLiquid-Cooled(水冷)を意味し、旧来の空冷モデル(後にACと呼ばれる)と明確に差別化された。エンジン単体で見れば、ヤマハYZF-R125やMT-125に搭載される水冷SOHC 4バルブ125ccユニットを、ベータ流のエンデューロ用車体骨格に組み込む形での投入であり、耐久性、出力特性、熱耐性のいずれもが一段引き上げられた。フレームはベータ伝統のスチール製ダブルクレードル構造を継承しつつ、水冷化に伴うエンジン搭載寸法の変更に対応した細部の再設計が施されている。ライディングポジション、フルサイズ21/18インチホイール、リンク式リアサスペンションといった本格エンデューロマシンとしての基本骨格はそのまま維持され、原付二種免許でフルスペックのイタリアン・エンデューロを所有できるという、RRシリーズの根幹的価値は微塵も揺らいでいない。カラーは伝統のベータレッドを軸とする赤白基調のグラフィックで、日本市場への正規導入も継続された。
2016年モデルは、前年(2015年空冷モデル)から動力系および冷却系の主要メカニズムが刷新されたフルモデルチェンジ年式にあたる。搭載エンジンは水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ、排気量124.66cc、ボア×ストローク52.0×58.7mm。ミナレリ(ヤマハの子会社)製のこの水冷ユニットはヤマハYZF-R125/MT-125にも採用実績のあるベースエンジンで、A1免許適合の11kW(約15馬力)を発揮する。圧縮比はおよそ11.5:1程度、混合気供給は当時の主流であったCVK30型負圧キャブレターによるもので、Euro 5対応FI化は次期2021年モデルを待つことになる。始動はセル主体でキックスターターも併設され、変速機は6速リターン式。湿式多板クラッチ、乾式チェーンドライブ、電子点火という基本構成である。
冷却系の刷新は本車最大のトピックである。空冷モデルではエンジン単体で放熱していたのに対し、水冷化に伴いフロント上部にラジエターを装着し、冷却水ポンプを介した強制循環冷却系を新設した。これによりエンジン内部温度の安定性が飛躍的に向上し、長時間の低速登坂や砂利路面での粘り強い走行時にも熱ダレによる出力低下を抑え込めるようになった。ヤマハR125系ユニット由来の高回転域の伸びやかさもより実用的な形で引き出されており、市街地から未舗装林道まで広い運用域で扱いやすい特性を得ている。
中古市場においてこの2016年式は、水冷化初年度のLC仕様として明確な世代区分を持つ一台となる。前年式までの空冷モデルとは動力系の思想が根本的に異なるため、購入検討時にはまず「AC(空冷)か LC(水冷)か」を明確に確認する必要がある。2016年以降のLC仕様は、水冷化による耐久性向上とヤマハR125系エンジン共通の高いパーツ入手性という現実的な利点も持ち合わせており、長期保有を見据えたユーザーにとって特に魅力的な選択肢である。派手ではないが確かなもの、そして本物であることに価値を見出す層にとって、この年式のRR 4T 125 LCは静かに応え続ける一台となる。
| 車名/型式/年式 | Beta RR Enduro 4T 125 LC / E20010型 / 2016年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2016年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 空冷ミナレリ製単気筒から水冷ミナレリ製単気筒SOHCへ換装 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2115 (幅)820 (高さ)1215 (重さ)102 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)925mm (最低地上高)-- |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク単気筒SOHC 4バルブ・約15馬力 |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル+キック・キャブレター(CVK30型)・約7.2リットル |
| 新車販売価格 | 新車価格378,000円(税込) |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 ベータ RR4T125 2014年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年7月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年07月24日
【状態別の買取相場】 ベータ RR4T125 2014年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
10.4万円
10.4万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年07月24日
【走行距離別の買取相場】 ベータ RR4T125 2014年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 5万km〜 | 最高 | 10.4万円 | 1台 |
| 平均 | 10.4万円 | ||
| 最低 | 10.4万円 | ||
※データ更新:2026年07月24日
【カラー別の買取相場】 ベータ RR4T125 2014年式
- ■ ■ ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ / ■ | 10.4 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年07月24日
【実働車の取引価格帯】 ベータ RR4T125 2014年式
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年07月24日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
ベータ RR4T125 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | ベータ RR4T125 | 45.8万円 | 6.8点 | EH1435N0 | 24km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ベータ RR4T125 | 25.0万円 | 3.8点 | EH1437M0 | 1,561km | ■ |
| 3 | ベータ RR4T125 | 18.0万円 | 4.5点 | E20010G0 | 0km | ■ / ■ |
| 4 | ベータ RR4T125 | 15.2万円 | 3.8点 | E20010G0 | 78km | ■ / ■ |
| 5 | ベータ RR4T125 | 10.6万円 | 3.8点 | E20010E0 | 61,829km | ■ / ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2014年式】ベータ RR4T125 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2014年式】ベータ RR4T125 | 10.6万円 | 3.8点 | E20010E0 | 61,829km | ■ / ■ / ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2015年式】ベータ RR4T125 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2016年式】ベータ RR4T125 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2016年式】ベータ RR4T125 | 18.0万円 | 4.5点 | E20010G0 | 0km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2016年式】ベータ RR4T125 | 15.2万円 | 3.8点 | E20010G0 | 78km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています







