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レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】

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レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】毎週更新の買取査定相場

レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】 買取査定に役立つ車両解説

【車両解説】レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】
レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】

タイ王国のバイクメーカーであるGPXが、日本の軽二輪市場へ投入した意欲作がGPX Legend 250 TWIN III(レジェンド ツイン)です。2019年の日本市場参入以来、同社は優れた費用対効果と独自のデザイン性を武器に市場占有率を拡大してきました。特にこのLegendシリーズは、ネオクラシックと呼ばれる区分において、国産車にはない独自の立ち位置を築いています。2025年現在、新車価格が約60万円という設定は、高騰する250ccクラスにおいて依然として魅力的ですが、購入後の資産価値については慎重な見極めが必要です。Legend 250 TWIN IIIの機械的特性と市場価値を、収集された事実情報に基づいて記述します。

GPXはタイ国内でHonda、Yamahaに次ぐ第3位のシェアを持つメーカーとしての地位を確立しており、その成長スピードと柔軟な開発体制には定評があります。日本市場向けに投入されたLegend 250 TWINシリーズは、2020年の初代モデル発売以降、短期間で改良が重ねられてきました。初代はセパレートハンドルを採用したカフェレーサースタイルでしたが、前傾姿勢のきつさが指摘されると、翌2021年にはバーハンドル化したII型へと即座に移行しました。そして2022年、足回りを中心に大幅な性能向上を図った現行モデル、Legend 250 TWIN IIIが登場します。このIIIへの進化は、小規模な変更の枠を超え、ユーザーが求めるクラシックな世界観を完成させるための重要な改良となりました。

心臓部には、排気量234ccの空冷4ストローク並列2気筒エンジンが搭載されています。このエンジンの最大の特徴は、近年のスポーツモデルで主流の180度クランクではなく、360度クランクを採用している点です。2つのピストンが同時に上下するこの構造は、等間隔で発生する力強い爆発と、その間のタメにより、独特の重厚な鼓動感を生み出します。物理的には振動が発生しやすい構造ですが、バランサーの調整により不快な振動を抑えつつ、ライダーにエンジンの息吹を伝える味付けがなされています。最高出力は約16馬力と控えめですが、数値的な速さよりも、低回転域から湧き上がるトルクと、空冷エンジン特有の機械的な駆動音を含んだサウンドを楽しむことに主眼が置かれています。また、大型のオイルクーラーを標準装備することで、空冷エンジンの弱点である熱対策も考慮されており、日本の夏の渋滞など過酷な環境下でも油温を安定させる工夫が施されています。

最大の特筆事項は、足回りの劇的な進化です。リアサスペンションには、タイの世界的ブランドであるYSS製のG-Seriesショックアブソーバーが標準装備されました。黄金色に輝くリザーバータンクは、内部に窒素ガスを封入しており、激しい動きの中でもオイルが泡立つキャビテーション現象を抑制し、安定した減衰力を発揮します。これは装飾部品ではなく、走行性能を底上げする本格的な機能部品です。また、ホイールは先代のキャストホイールからワイヤースポークホイールへと変更されました。チューブタイヤとなるためパンク修理などの維持管理の手間は増えますが、メッキの輝きがもたらすクラシックな美観は、このバイクのキャラクターを決定づける重要な要素となっています。

フロント周りの装備も、クラスを超えた豪華さを誇ります。フォークには倒立式が採用されており、剛性の確保と共に、視覚的な迫力を演出しています。ブレーキはフロントにダブルディスクを採用しており、車重やパワーを考慮すれば過剰な性能とも言える装備ですが、このメカニカルな密度感が所有欲を刺激します。これらの装備は、実用性以上に見た目の高級感として市場価値を持ちますが、一方でインナーチューブの点錆やディスクの摩耗は、その価値を大きく損なう要因となるため、中古車査定においては厳しく確認される箇所となります。特に倒立フォークはインナーチューブが下側にあるため、飛び石傷などが錆の原因になりやすく、日頃の状態維持が資産価値を左右します。

機能面での改良も見逃せません。IIIでは、クラッチスプリングの本数が従来の4本から6本へと増やされ、クラッチの圧着力が強化されました。これにより、先代モデルで一部指摘されていたクラッチの滑りや、停車時にニュートラルに入りにくいといった症状が大幅に改善されています。外観のクラシックさを深めつつ、内部機関の熟成を進めるというGPXの開発姿勢は、ユーザーの声を真摯に受け止めるメーカーとしての誠実さを示しています。これらの改良点は、中古車選びにおいてもIIかIIIかを分ける決定的な判断材料となります。II以前のモデルを購入検討する場合は、このクラッチ周りの対策が施されているかどうかが、乗り出し後の快適性を大きく左右することになります。

市場における競合車との比較では、絶対王者であるHonda Rebel 250(レブル)との差異が明確です。Rebel 250は水冷単気筒エンジンによる高い信頼性と軽快な走りが魅力ですが、GPXは空冷2気筒エンジンの造形美と鼓動感で対抗しています。人と同じバイクには乗りたくない、より機械的な味わいが欲しいという層にとって、GPXは魅力的な選択肢となります。また、同じく空冷単気筒エンジンを搭載するイギリスブランドのMUTT MOTORCYCLESと比較すると、価格競争力でGPXに分があります。MUTTの主力モデルであるMONGREL 250(モングレル)やHILTS 250(ヒルツ)が70万円台後半から80万円台という価格帯であるのに対し、GPXは2気筒エンジンや豪華な足回りを備えつつ約60万円で購入可能です。MUTTがファッション性とブランドストーリーを重視するのに対し、GPXは装備の豪華さと価格のバランスで勝負しており、より実利的な選択肢として映るでしょう。

兄弟車のLegend 150Fi(399,300円)も150ccであるため高速道路の走行は可能ですが、250ccのTWIN IIはより余裕のあるトルクと車体サイズにより、高速巡航時の安定性と快適性において優位性があります。

しかし、排気量設定に起因する弱点も存在します。車名は250ですが実際の排気量は234ccであり、日本の軽二輪規格の上限である249ccに対して約15ccの不足があります。このわずかな差は、高速道路での追い越し加速や登坂路での余裕の無さとして現れます。また、品質面においても、国産車と比較するとゴム部品の劣化やメッキパーツの耐候性に課題が残る場合があります。特に青空駐車の個体は短期間で見栄えが悪化しやすく、これが再販価値を下げる大きな要因となっています。整備に関しても、正規取扱店以外では部品供給や作業を断られることがあり、販路の限定性が買取価格の足枷となっています。部品供給網は年々改善されていますが、国産車のような即納体制とは異なり、修理期間が長期化する可能性も考慮する必要があります。

日本国内仕様の本モデルは、灯火類の調整やナンバープレートステーの適合などが行われた正規輸入車です。中古車市場においては、この正規輸入車であることが買取の最低条件となります。並行輸入車や個人輸入車は部品供給のルートが確保できないと判断され、大幅な減額あるいは買取不可となる可能性があります。したがって、売却時には正規ディーラーで購入したことを証明する点検整備記録簿や保証書の有無が、査定額を左右する重要な要素となります。購入時には、安価な並行輸入車に飛びつくのではなく、購入後の保守が保証された正規車両を選ぶことが、結果的に総保有費用を抑えることに繋がります。

2025年現在における買取相場の現実は、所有者にとって厳しいものとなっています。新車価格は原材料費高騰や円安の影響で上昇していますが、中古車の買取相場はそれに連動せず、下落傾向にあります。具体的には、業者間オークション等のデータに基づく平均的な買取相場は12万円から15万円程度で推移しており、状態が良い高年式車両でも上限は18万円前後です。これは対3年前比で約61%の下落率であり、輸入車特有の初期価値の減少幅の大きさを物語っています。市場には新車価格の上昇に伴う中古相場の高騰を期待する向きもありますが、実際には信頼性への懸念から業者が在庫を抱えることへの不安を重く見ており、買取価格は低く抑えられています。

一方で、販売店での中古車販売価格は諸費用込みで60万円を超える個体も見られ、買取価格と販売価格の差が非常に大きいのが特徴です。これは、GPXを扱う店舗が限られており、在庫回転率や整備費用が高く見積もられているためです。Legend 250 TWIN IIIは、YSS製サスペンションや360度クランクエンジンなど、価格以上の装備と体験を提供してくれるモデルですが、資産として見た場合には価値の減少が早い消費財としての側面が強いと言えます。そのため、短期間での乗り換えを前提とするよりも、長く乗り続けてその価値を使い倒すスタイルが適しています。

GPX Legend 250 TWIN IIIを売却する際は、一般的な買取店ではなく、GPXの取り扱いに長けた専門店や、輸入車の価値を理解している業者を選ぶことが不可欠です。一般的な相場観では評価されにくいTWIN IIIならではの装備や状態の良さを正当に伝えることで、相場の上限に近い価格を引き出せる可能性があります。特にYSSサスペンションやスポークホイールの状態、そして正規輸入車であることの証明は、査定額アップの強力な材料となります。バイクパッションでは、GPXを含む海外モデルの買取にも精通した専門スタッフが、あなたの愛車の価値を最大限に評価いたします。

解説記事更新日:2025年11月26日

【スペック・仕様】
車名/型式/年式 GPX Legend 250 TWIN III / - / 2022年-現行(2025年時点)
発売年月 2022年3月(国内)
車両サイズ(mm)・重量(kg) 2022年-2025年式:全長2,040mm 全幅785mm 全高1,120mm・156kg(装備)
シート高・最低地上高(mm) 790mm・180mm(共通)
エンジン機構・最高出力・燃費 空冷4ストロークSOHC並列2気筒 2バルブ・約12kW (16ps) @ 8,000rpm・不明
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 セルスターター式・GPX-Fi・14.5L
新車販売価格 2022年式:542,300円(税込, 国内仕様)/ 2025年式:594,000円(税込, 国内仕様)
ジャンル ネイキッド
【ライバル・兄弟車】最新買取相場

実働車|過去10間の買取相場の推移】 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】

【平均買取相場の変動】

対前年比
-29
% down

【2025年間 vs 2026年】

対3年前比
-39
% down

【2023年間 vs 2026年】

対10年前比
-
%

【2016年間 vs 2026年】

年間平均
取引台数
2

過去10年間の取引台数÷10

レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】の平均買取相場は、対3年前比で-39%下落。対前年比では-29%下落しています。長期的に下落基調で、直近で大きく下げています。早めの売却が高額査定に繋がりそうです。

※データ更新:2026年03月06日

【状態別の買取相場】 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】

最高額
平均落札額
最低額
【評価点】
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カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年3月時点から 2 間遡った数字

【状態別買取額の目安】

8
新車
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
7
超極上
最高
平均
最低
取引
22.2万円
20.6万円
19.0万円
3台
6
極上
最高
平均
最低
取引
22.0万円
19.9万円
18.0万円
3台
5
良好
最高
平均
最低
取引
20.4万円
17.5万円
13.0万円
8台
4
軽い難
最高
平均
最低
取引
13.6万円
13.6万円
13.6万円
1台
3
難有
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
2
劣悪
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
1
事故
不動
最高
平均
最低
取引
4.9万円
4.9万円
4.9万円
1台
レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】において。直近24カ月間で、最も平均買取相場が高いのは7点(超極上)のコンディションとなっています。 これは未使用に近い車両が最も高く売れることを示しています。8点(未使用車)よりも相場が高い場合はカラーリングや時々の需給が影響している可能性があります。

※データ更新:2026年03月06日

【走行距離別の買取相場】 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】

最高額
平均落札額
最低額
バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年3月時点から 2 間遡った数字

【走行距離別買取額の目安】

0〜4999km 最高 22.2万円 7台
平均 19.3万円
最低 16.6万円
0.5〜1万km 最高 22.0万円 8台
平均 17.5万円
最低 13.0万円
レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】において。直近24カ月間で最も平均買取相場が高いのは0〜4999kmの走行距離区分となっています。

※データ更新:2026年03月06日

【カラー別の買取相場】 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】

【カラー別 平均買取額の目安】

17.5 万円 5台
18.3 万円 3台
19.3 万円 3台
17.8 万円 2台
22.0 万円 1台
16.6 万円 1台
レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】において。直近24カ月間で、中古市場で最も多く取引されているカラーは白系です。最も平均買取相場が高いのは青系、次いで黒系となっています。

※データ更新:2026年03月06日

実働車の取引価格帯】 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】

【取引価格帯と構成比】

最高
22 ~ 23
万円
%
13
構成比
最多
19 ~ 20
万円
%
20
構成比
最低
13 ~ 14
万円
%
13
構成比
レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】において。業者間取引額(買取業者の転売額)のボリュームゾーンは19 ~ 20万円で20%の構成比となっています。最高価格帯は22 ~ 23万円でその構成比は13%です。

※データ更新:2026年03月06日

自動査定の金額】は査定現場での実際の買取額です。
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。

【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年03月06日)

バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
落札額 評価点 車台番号 走行距離 カラー
1 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】 22.4万円 7.2点 SYA509NB 4km
2 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】 22.2万円 6.3点 SYA509NB 5,599km
3 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】 20.8万円 6.3点 SYA509NB 0km
4 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】 20.6万円 5.2点 SYA509NB 5,485km
5 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】 19.8万円 5.8点 SYA509PB 213km
6 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】 19.1万円 6.5点 SYA509NB 305km
7 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】 19.1万円 5.0点 SYA509NB 180km
8 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】 18.7万円 5.3点 SYA509PB 9,262km
9 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】 18.1万円 5.8点 SYA509NB 668km
10 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】 17.9万円 4.7点 SYA509NB 5,253km
11 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】 17.5万円 5.0点 SYA509NB 9,512km
12 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】 16.5万円 4.7点 SYA509NB 6,823km
13 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】 16.5万円 5.2点 SYA509NB 3,499km
14 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】 13.5万円 4.3点 SYA509NB 5,401km
15 レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】 12.9万円 4.5点 SYA509NB 6,607km
No Data
レジェンド250ツインⅢ【2022~現行】において。業者間取引(買取業者の転売額)で、直近24カ月間に最高値を付けたのは22.4万円でグレー系・走行距離4km・評価7.2点の車両です。

【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)

【走行距離】単位はkm

上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

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