TXT プロ 300【2002~16年】毎週更新の買取査定相場
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- 上位20台の取引額
TXT プロ 300【2002~16年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白/黒となっています。
TXT プロ 300【2002~16年】 買取査定に役立つ車両解説
GASGAS TXT PRO 300は、2000年代のトライアルという狭くて刃のようなジャンルにスペインの赤い雄が放った一撃であった。
軽量化とシャープなパッケージングを最優先に設計され、従来のTXTシリーズからさらにスリム化されたエンジンとシャシーの統合によって、セクションの狭い岩場や急斜面での取り回しを根本から変えることを目的としていた。2002年モデルのTXT PROは概ね69kg前後という300クラスの中でもかなりの軽量ボディを実現しており、この軽さが意味するのは単なる重量数値の改善ではなく、アクセルワークとクラッチワークに対するライダーのフィードバックが鋭敏になること、また瞬時の姿勢修正がしやすくなるという実戦的なアドバンテージであった。
設計の中核には「スリムなパワーユニット」と「効率的な変速機構」があり、2002年のPROレンジは独特な6速ギアボックスを採用していた。このギアボックスは実用性を高めるために歯数の組み方やケース形状が工夫されており、車体幅の削減とギア比の使い勝手を両立させている。さらにクラッチには車用ユニットに近い考え方を持ち込んだ構造が採られ、トライアル競技で要求される滑らかな半クラッチ操作と耐久性が狙われていた。こうした機械的アプローチは、ライダーがセクション内での微調整を行う際の信頼感を向上させ、結果としてミスを減らす効果をもたらす。
吸排気やエアボックス周りにもTXT PROならではの手が入れられ、フロントフェンダーから容易にアクセスできる新形状のエアフィルターボックスが導入され、メンテナンス性の向上だけでなく吸気経路の効率化によって低中回転のトルク特性を整えられている。トライアルはセクション内での極低回転域の粘りが勝敗を分ける競技であるからして、こうした細かな改良は実際の競技性能に直結した。加えて、点火系やフライホイール慣性の調整に関するアフターマーケットパーツがPRO系統で長年にわたり流通している事実は、初期モデルの設計が長期に渡って互換性と改良余地を担保していたことを示している。
当時のGASGASというブランドは、トライアルに深く根を下ろしつつもエンデューロやモトクロスへも手を伸ばしていた若々しい技術集団であった。1985年の創業以来、トライアル領域で積み重ねたノウハウがPROシリーズに注ぎ込まれ、スペイン北部の工場での量産体制と現場のフィードバックが開発へ如実に反映されていた。特筆すべきは、当時のGASGASが「競技力と市販車の整合」を強く意識していた点で、トップライダーの要求を速やかに市販モデルへと還元することを重視しており、これはTXTシリーズが長年にわたりレースシーンで存在感を示すことができた要因でもあった。
兄弟車やライバル車関係もこのバイクを理解するために重要だ。GASGAS自身のラインナップではTXT(従来型)とPROの差別化が明確になり、排気量バリエーション(125〜300cc)が揃えられていたことで、ライダーは用途や好みに応じて最適な一台を選ぶことが可能であった。一方で当時のライバルとしては、Montesa CotaやBeta、後にはShercoなどが挙げられ、それぞれが独自のパッケージングとパワーデリバリー哲学を持っていた。Montesaは歴史的な信頼性とトルク特性で、Betaは繊細なシャーシチューニングで、Sheryl は積極的な技術投入で応戦しており、2000年代前半のトライアル市場は技術競争と細かな差別化の時代でもあった。
総じて、GASGAS TXT PRO 300は「競技指向の実用車」であり、軽量化とメンテナンス性、そして実戦で効くパワーデリバリーを三位一体にまとめ上げた秀逸なモデルであった。トライアルの本質である“いかにしてラインを繋ぐか”という問いに対し、TXT PROはマシン側からの回答を用意したモデルであり、当時のライダーにとってはまさに即戦力の一台であった。
以下は2002年初期モデルから2016年最終モデルまでの目立った仕様変更を抜粋
2002年 : TXT PRO シリーズ導入。従来のTXTからのスリム化、約8kgの軽量化、新形状エアフィルターボックス、独自の6速ギアボックスとクラッチ構造を採用。
2003年〜2006年 : レースフィードバックを受けた継続的な改良。エンジン周りや吸排気、点火系の細かなチューニングや部品互換性の維持が図られ、アフターマーケットパーツの流通によってユーザーセッティングの幅が拡大。
2007年〜2013年 : TXT PRO 系列は継続モデルとして改良を重ねつつ販売。各年で車体剛性調整や吸気系の改良、点火系の更新(Kokusan点火など)等、競技性能向上のためのマイナーチェンジが散発的に発生。パーツ互換性は広く保たれ、2002年型からの流用部品も多い。
2014年〜2016年 — TXT PRO 系はさらに熟成され、2016年型まで継続。2010年代中盤には車体・エンジンともに細部の熟成を経て、現代的なセッティングと信頼性向上を図った最終型がラインナップされた。
中古市場においてGASGAS TXT PRO 300は、トライアルモデルの中でもとりわけ高い操縦性と実戦的なパワーフィーリングを兼ね備えた人気車種です。軽量な車体と粘り強い低速トルクは、ビギナーからエキスパートまで幅広いライダーに愛されてきました。特にTXT PROシリーズは競技志向の設計が施されており、操作系のレスポンスや車体バランスの完成度が高いことから、現在でも安定した中古需要を維持しています。
また、国内では流通台数が多くないため、状態の良い個体や純正パーツが揃っている車両は希少性が高く、高評価につながりやすい傾向にあります。定期的な整備が行われている車両、純正外装や専用パーツが揃っている個体は、とくにプラス査定が期待できるでしょう。社外マフラーやチャンバー、強化クラッチ、アルミパーツなどのカスタムが施されている場合も内容次第では評価対象となります。
バイクパッションでは、GASGAS TXTシリーズをはじめ、欧州製オフロード、トライアルモデルの買取実績があり、専門スタッフが状態や年式、カスタム内容まで余すところなく査定額に還元し、オーナー様の熱いご期待に最大限お応えいたします!「最近はトライアルに行く機会が減ってしまった」「エンデューロや他ジャンルへステップアップしたい」「ガレージの整理をしたい」そうお考えのオーナー様にとって、今はTXT PRO 300を手放す絶好のタイミングです。GASGAS TXT PRO 300 のご売却や買替をお考えでしたら、買取や下取り査定はその中古価値に精通しているバイクパッションにお任せください。
| 車名/型式/年式 | TXT PRO 300 / 2013年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2013年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2,045 (幅)825 (高さ)1,130 (重さ)67 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)650 (最低地上高)- |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷2ストローク単気筒 |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック・キャブレター・2.4L |
| 新車販売価格 | 米国向け$7,529 |
| ジャンル | トライアル バイク |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 TXT プロ 300【2002~16年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年03月06日
【状態別の買取相場】 TXT プロ 300【2002~16年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
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取引
0.0万円
0.0万円
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平均
最低
取引
0.0万円
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0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
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平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
36.8万円
36.8万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
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平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年03月06日
【走行距離別の買取相場】 TXT プロ 300【2002~16年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
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不明 メーター改 |
最高 | 36.8万円 | 1台 |
| 平均 | 36.8万円 | ||
| 最低 | 36.8万円 | ||
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※データ更新:2026年03月06日
【カラー別の買取相場】 TXT プロ 300【2002~16年】
- ■ ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ | 36.8 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年03月06日
【実働車の取引価格帯】 TXT プロ 300【2002~16年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年03月06日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
TXT プロ 300【2002~16年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年03月06日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | TXT プロ 300【2002~16年】 | 37.0万円 | 3.8点 | TG3003M0 | 0km | ■ / ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





03月10日〜03月16日