TXTプロ250【2004~14年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
TXTプロ250【2004~14年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは赤/黒となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は5.0万円が平均です。
TXTプロ250【2004~14年】 買取査定に役立つ車両解説
GASGAS TXT PRO 250は、トライアル世界で高い評価を獲得していたスペイン産マシンのひとつであり、その走りは“軽さと制御性の両立”を戦略として明確に打ち出した一台であった。
GASGASは1985年にカタルーニャで創業し、トライアル分野に深く根ざした技術蓄積を続けてきたブランドであるが、2000年代初頭にはTXTシリーズを中心にプロ/レプリカ系の充実を図り、ワークスライダーのフィードバックをダイレクトに反映させる体制を築いていたことがTXT PRO 250の完成度に直結している。GASGASは軽量スチールフレームやきめ細かなサスペンションセットアップ、そして2ストロークのレスポンス設計に長けており、TXT PROはそのアプローチをそのまま市販車に落とし込んだモデルであった。
エンジンは247.7cc、単気筒2ストロークのリードバルブ吸気、ピーク出力は約25馬力/8,000rpm、最大トルクは約22Nm/6,500rpmで、このサイズの2ストロークとしては低回転域の扱いやすさと、必要なときに回る“鋭さ”のバランスが取れており、セクション内での半クラッチワークや微速コントロールを要求されるトライアル競技で扱いやすいキャラクターに調整されていた。冷却は水冷、点火はデジタルCDI、潤滑はプレミックス(混合給油)で、キャブレター式の素朴なセッティングが整備性の面でもライダーに安心感を与えた。シャシーはクロモリ鋼のシングルクレードルタイプで、フロントには38mm径の倒立フォーク、リアは可変プログレッシブリンクを介したモノショックという組合せで、接地感とトラクション制御を重視したジオメトリーが採用されていた。車重はトライアル車としては平均的で、燃料タンク容量は約3リットルと短時間勝負の競技特化仕様だ。
開発と設計思想を遡れば、TXT PROシリーズはプロユースのフィードバックを受けて着実にブラッシュアップされてきた経緯がある。ガスガスはワークスマシンでの勝利をブランド価値へと変換することに長け、1990年代から2000年代にかけて世界選手権での実績を積み重ねることで、市販モデルに高性能パーツやリファインを落とし込んでおり、2004年のTXT PRO 250も、当時のワークスライダーが求める“軽快さ”と“瞬発性”を維持しながら、クラブレースやスクールで使える耐久性と扱いやすさを両立させる方向でチューニングされていた。レースでの成功は限定版“Raga”や“Replica”といった上位モデルの存在にも表れており、限定仕様ではマグネシウムケース、専用ショック、専用キャブレターなどを装備して差別化を図っていた。
同クラスのライバルとしては当時、MontesaのCotaシリーズ、とりわけ4RTの登場で話題になっていた4ストローク勢や、BetaのRevシリーズ、Shercoの各モデルが挙げられる。2ストロークで言えばBetaやShercoは軽快な回転レスポンスと取り回しの良さで火花を散らしており、4ストローク勢はトラクションとスムーズさで独自の支持層を持っていた。モンテッサCota 4RTは燃料噴射や4ストローク特有のトルク特性でセクション攻略の新たな選択肢を提示したが、TXT PRO 250は“瞬時の加速感”と“軽さを活かしたフロントの持ち上げ”で対抗していたと見るのが妥当であろう。セクション走破においては、軽い車体で素早く姿勢を作れるTXTは狭い路面や段差の連続するセクションで有利に働く一方、深いグリップや荒れた路面での一定速度維持では4ストローク勢の優位点が目立った。
実際の運用面でTXT PRO 250の強みは、整備性の良さと拡張性にあった。キャブ仕様ゆえに実戦でのセッティング変更は簡単な工具と感覚で済ますことができ、スペアパーツの入手性やシンプルな電装系はクラブマンやスクールライダーにも支持される理由になっていた。サスペンションやスプロケット比、ギア比調整による“味付け”の振れ幅も大きく、舗装路での移動から競技会場での繊細なセッティングまで、1台で幅広く対応できる柔軟性を備えているのはTXTシリーズ共通の美点であろう。
2004年モデルを語るとき、忘れてはならないのは“文化”としてのトライアルとGASGASの関係だ。カタルーニャやスペイン北東部は古くからトライアル文化が根付いており、地域の熟練職人や小ロットの開発がマシンに反映されていた。TXT PRO 250はその土地の知恵とレースでの厳しい要求を受けて磨かれた実戦的な道具であり、乗り手の技術を素直に反映する“拡張性の高い乗り物”であった。古い年式であっても、基本がしっかりしていれば現代のコースでも十分に戦えるポテンシャルを秘めているのがこの世代の魅力だ。
まとめると、GASGAS TXT PRO 250は“GASGAS由来のトライアルらしさ”を濃縮したマシンであり、軽量な車体、扱いやすい2ストローク特性、そしてワークス由来の装備流用によって高い実戦力を持っていた。競合の4ストローク勢とはキャラクターが明確に異なり、セクションの種類やライダーの好みによって有利不利が分かれるが、トライアルの基本である姿勢制御と瞬発力を求めるならTXT PRO 250は未だに魅力的な選択肢であろう。
以下に、2004年初期モデル〜2014年最終モデルの目立った仕様変更を抜粋。
2004年:TXT PRO 250 初出。ワークスフィードバック反映のプロ仕様ラインナップが継続。
2005年:排気エルボー形状の変更などで低速レスポンス改善。
2007年:フレーム仕上げをクロームからブラックベースへ変更、プラスチック類とサブフレームの刷新。ハンドリングや取り回しの改良を謳うモデルチェンジ。
2009年:Raga Replica に大幅な外装・軽量パーツ投入(マグネシウムケース、チタンエキゾーストや専用サイレンサー等)。シャシー・機械部に改良。
2012年:年次改良は主にエルゴノミクスと耐久性向上が中心。電子制御の大改革はこの時点では限定的。
2014年:従来の2ストロークTXTシリーズは成熟期に入り、以降は限定モデルや継続販売が続くも生産を終了。以後の大きな世代交代はブランド再編や提携(後年のKTMグループによる企業買収など)に伴って進むことになった。
中古市場においてGASGAS TXT PRO 250は、トライアルモデルとして極めて完成度の高い一台であり、軽量な車体とリニアな2ストローク特性によって、今なお高い評価を受け続けています。極低速域での繊細なスロットルコントロールと、岩場や段差での鋭いフロントリフト性能は、現行モデルと比較しても遜色のない実力を備えており、トライアル愛好家はもちろん、これから競技を始めたいエントリー層からも安定した需要があるのが特徴です。中古市場では玉数が少ないこともあり、状態の良い車両は比較的高値で取引される傾向にあります。
バイクパッションでは、GASGAS TXTシリーズをはじめ、Montesa Cota、Beta REV、Shercoなどのトライアルモデルにも精通した専門知識を持つ査定スタッフが状態や年式、カスタム内容まで余すところなく査定額に還元し、オーナー様の熱いご期待に最大限お応えいたします!「最近は練習に行く機会が減ってしまった」「最新モデルへのステップアップを考えている」「ガレージを整理したい」そうお考えのオーナー様にとって、今こそがベストな売却タイミングです。GASGAS TXT PRO 250のご売却や買替をお考えでしたら、買取や下取り査定はその中古価値に精通しているバイクパッションにお任せください!
| 車名/型式/年式 | TXT PRO 250 / 2004年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2004年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (ホイールベース) 1,330(重さ)70 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)665 (最低地上高)- |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷2ストローク単気筒・25馬力/8,000rpm |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック・キャブレター・3L |
| 新車販売価格 | 米国向け$7,329(値段は2013年モデル) |
| ジャンル | トライアル バイク |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 TXTプロ250【2004~14年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年03月06日
【状態別の買取相場】 TXTプロ250【2004~14年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
16.1万円
5.0万円
3台
平均
最低
取引
24.0万円
10.0万円
2台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
5.0万円
5.0万円
1台
※データ更新:2026年03月06日
【走行距離別の買取相場】 TXTプロ250【2004~14年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
|
不明 メーター改 |
最高 | 38.0万円 | 5台 |
| 平均 | 19.3万円 | ||
| 最低 | 5.0万円 | ||
![]() |
|||
※データ更新:2026年03月06日
【カラー別の買取相場】 TXTプロ250【2004~14年】
- ■ ■
- ■ ■
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ | 21.4 万円 | 3台 | ![]() |
||
| ■ / ■ | 27.2 万円 | 1台 | ![]() |
||
| ■ | 5.0 万円 | 1台 | ![]() |
||
※データ更新:2026年03月06日
【実働車の取引価格帯】 TXTプロ250【2004~14年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年3月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年03月06日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
TXTプロ250【2004~14年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年03月06日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | TXTプロ250【2004~14年】 | 38.2万円 | 3.3点 | TG3003H0 | 0km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | TXTプロ250【2004~14年】 | 27.4万円 | 4.0点 | TG2503E0 | 0km | ■ / ■ |
| 3 | TXTプロ250【2004~14年】 | 16.4万円 | 4.2点 | GG2502E0 | 0km | ■ / ■ |
| 4 | TXTプロ250【2004~14年】 | 10.2万円 | 3.3点 | GG2502H0 | 0km | ■ / ■ |
| 5 | TXTプロ250【2004~14年】 | 5.2万円 | 3.8点 | GG2502E0 | 0km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





03月11日〜03月17日