ランナーVXR200【2002〜08年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
ランナーVXR200【2002〜08年】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で21%下落。対3年前比で19%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは赤/銀となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて-0.6~10.1万円です。
ランナーVXR200【2002〜08年】 買取査定に役立つ車両解説

- ブラック 2008年
- 当時の新車価格
- 税抜 50.3万円 (税込52.8万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
8.6万円
- 現在の平均買取相場指標
-
7.0万円
- 上限参考買取率
- 17.1%
- 平均参考買取率
- 13.9%
ジレラ・ランナーVXR 200は、シリーズ最大排気量を誇る4-ストローク・スポーツスクーターとして、2002年中頃に欧州市場で導入された。1999年にラインアップ入りした2-ストロークの最高峰FXR 180、2001年に追加された4-ストロークの先代VXR 180を経て、本車は「シリーズ史上最大の198cc」という排気量上限を実現したフラッグシップに位置付けられる。
開発の背景には、2-ストローク・エンジンに対する欧州排ガス規制の強化があり、ピアジオ・グループは大排気量2-ストローク・スクーターからの段階的撤退を選択した。VXR 200は、それまでFXR 180 SPが体現していた「ランナー・シリーズ最強モデル」のポジションを4-ストローク化された形で引き継ぐべく開発された、いわば「規制対応時代の頂点」モデルである。エンジンはピアジオ・グループ汎用の4-ストローク単気筒ユニット「LEADER」の198cc仕様を搭載し、シリーズ伝統の剥き出しトレリス・フレーム、二眼ヘッドライト、シャープなテールセクションといった意匠的アイデンティティを継承する。
日本市場には並行輸入を中心に導入された。「イタリアの駿風」「国内250ccクラスのスクーターをも凌ぐ駿足ハイスピードスクーター」というキャッチフレーズで紹介され、原付二種を超える排気量帯(軽二輪枠)に位置することから、自動二輪免許保有者向けの実用パフォーマンス・スクーターとして展開された。
エンジンは水冷4-ストローク単気筒SOHC 4バルブ、排気量198cc。ピアジオ・グループの汎用「LEADER」エンジン系譜の最大排気量仕様にあたる。最高出力は21馬力(15.3kW)/8,500rpm、最大トルクは17Nm前後/6,500rpm前後を発生する。供給方式はキャブレターで、駆動方式はCVT(無段変速)と乾式遠心クラッチの組み合わせ、最終駆動はVベルト式である。
イモビライザーをプログラム・キーと組み合わせて標準装備しており、当時のスクーターとしては盗難対策が一段強化された構成を持つ。同世代のVX 125、VXR 180と同様に、ピアジオ・グループの第一次世代Runnerプラットフォーム後期に属する設計である。
車体構造は、スチール製チューブのトレリス・フレームをプレス鋼で補強した骨格を採用する。フロントサスペンションは正立式テレスコピックフォーク、リアはエンジンユニットとスイングアーム一体構造を支える調整機構付きツインショック(4段階プリロード調整)で構成される。FXR 180 SPに採用されていた倒立フォークは本車には引き継がれておらず、より穏当な実用スポーツ仕様にチューンされている。
ブレーキはフロント・リア共にディスクで構成され、特にフロントの制動力はランナー・シリーズ伝統の高い完成度を維持する。ホイールはアルミ製キャスト14インチ前後構成(後にリアが13インチ仕様も存在)で、当時のスクーター・クラスとして大径寄りの設定により直進安定性と走破性を確保する。
公称乾燥重量は123kg、車両重量は129kg前後とされる。燃料タンク容量は8.7L。最高速度は欧州各メディアで108〜120km/hの範囲で報告されており、シリーズ伝統の高速安定性を備える。
兄弟車として、シリーズ内には4-ストロークの先代VXR 180(2001〜2002年、本車により置き換え)、同世代のVX 125(後の日本仕様VX 125 RST含む)、2-ストロークの兄弟SP 50、Purejet 50、そして後継世代となるRunner ST 200(2009年以降)が並ぶ。ピアジオ・グループ内では、同じ198cc LEADERユニットを共有するピアジオX9 200、ベスパGT 200、アプリリア・スポーツシティ200などが姉妹関係にある。
ライバル車として、欧州市場では同時期のヤマハXMAX 250、キムコ・スーパーディンク125/200、ホンダSH200、ピアジオX8 200などのスポーツスクーター群が直接競合する位置に立った。VXR 200は出力21馬力という数値だけを見れば中堅クラスに留まるが、123kgという軽量車体と組み合わせたパワーウェイトレシオによって、より大排気量の250ccクラス・スクーターに迫る加速性能を実現していた点が差別化要素となっていた。
日本市場における直接的な競合は、軽二輪枠(126〜250cc)のスクーター群──ヤマハ・マジェスティ125〜250、ホンダ・フォルツァ、スズキ・スカイウェイブ系などである。これら国産大型スクーターが「ツアラー的快適性」を主眼に据えていたのに対し、VXR 200は「軽量・スポーティ・イタリアン・デザイン」という独立した立ち位置を取った。
モデルの変遷
1997年、ジレラ・ランナー50がシリーズ初代として欧州市場でデビュー。
1998〜1999年、2-ストローク125ccのFX 125、180ccのFXR 180、FXR 180 SPが順次追加され、シリーズの2-ストローク路線が確立。
2001年、4-ストロークのVX 125、VXR 180がラインアップに追加。シリーズの4-ストローク化が始まる。
2002年中頃、4-ストロークの先代VXR 180を置き換える形で、198cc仕様のVXR 200が導入される。本車はシリーズ史上最大排気量モデルとして登場し、同時に2-ストローク・大排気量モデル(FXR 180、FXR 180 SP)の段階的終焉を象徴する世代交代を担う。
2003年、機械構成に大きな変更なく継続販売。50ccモデルにダイレクト・インジェクション仕様Purejet 50が追加される。
2005年、シリーズ全体が第2世代へ大幅リスタイリングを受ける。VXR 200も外装の更新を受け、より角張ったボディワークと刷新されたフロントマスクが採用された。日本市場ではこの世代以降が中心的に流通する。
2006〜2008年、機械構成は基本的に継承され、カラーリングの追加・変更が行われる。イモビライザー標準装備は継続。
2008年、VXR 200の生産・販売を終了。
2009年、後継として第2世代を基盤とするRunner ST 200が導入され、VXR系列の系譜を引き継ぐ。
VXR 200は約6年間の販売期間において、シリーズの「4-ストローク・フラッグシップ」という独自カテゴリーを成立させた象徴的モデルとして位置付けられる。
VXR 200は、「2-ストロークから4-ストロークへ」という時代の転換期に、ランナー・シリーズが提示した一つの解答である。先行するFXR 180 SPが体現していた「2-ストローク・スポーツスクーターの極北」という性格を、規制対応時代の4-ストローク化された文脈の中でいかに継承し、再解釈するか──このバランス感覚こそが本車の本質である。21馬力という出力数値、108〜120km/hという最高速度は、絶対値だけを見れば先代の2-ストローク勢に肩を並べる程度に留まる。しかし、123kgという軽量車体、ピアジオ・グループの確立された4-ストローク・ユニットの信頼性、そしてランナー伝統のトレリス・フレーム構造が組み合わさることで、「スポーツ性と実用性の同居」という独自の到達点に至っている。
ライダーにとっての価値は、純粋な性能数値ではなく「2-ストローク時代の暴力的な楽しさを離れ、4-ストロークの安定性と扱いやすさを得た代わりに、シリーズの DNA を維持し続けたこと」という、過渡期世代ならではの文脈に集約される。最高出力の発生回転数(8,500rpm)も2-ストローク勢より遥かに穏やかで、街中での扱いやすさと長距離巡航での疲労軽減という実利を獲得した。「先代FXR 180 SPほどの興奮はない」「持続的な高速走行に最も適している」というシリーズ評論家たちのコメントは、本車の性格を端的に物語っている。
シリーズ史上最大排気量という記録性、そして第2世代Runner ST 200への橋渡しを担った歴史的位置付けが組み合わさり、現在もコレクター層・大排気量スクーター愛好層を中心に一定の支持を保ち続けている。商業的成功を超えた「ピアジオ・グループ4-ストローク・スクーター進化史の重要な一章」として、その存在意義は失われていない。
| 車名/型式/年式 | Gilera Runner VXR 200 / M2400型、M4640型 / 2002〜2008年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2002~2008年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)1900 (幅)750 (高さ)-- (重さ)123kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)820 (最低地上高)-- |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4-ストローク単気筒SOHC 4バルブ・21馬力(8,500rpm) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル始動・キャブレター/8.7L |
| 新車販売価格 | 新車価格 528,000円(税込):後期型 |
| ジャンル | スクーター |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 ランナーVXR200
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年7月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年07月17日
【状態別の買取相場】 ランナーVXR200
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
6.4万円
2.4万円
11台
平均
最低
取引
4.8万円
4.2万円
2台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
4.2万円
0.2万円
10台
※データ更新:2026年07月17日
【走行距離別の買取相場】 ランナーVXR200
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 8.6万円 | 1台 |
| 平均 | 8.6万円 | ||
| 最低 | 8.6万円 | ||
| 0.5〜1万km | 最高 | 4.2万円 | 1台 |
| 平均 | 4.2万円 | ||
| 最低 | 4.2万円 | ||
| 1〜2万km | 最高 | 9.8万円 | 4台 |
| 平均 | 5.9万円 | ||
| 最低 | 3.6万円 | ||
| 2〜3万km | 最高 | 7.8万円 | 5台 |
| 平均 | 6.1万円 | ||
| 最低 | 2.4万円 | ||
| 3〜5万km | 最高 | 8.0万円 | 2台 |
| 平均 | 6.7万円 | ||
| 最低 | 5.4万円 | ||
※データ更新:2026年07月17日
【カラー別の買取相場】 ランナーVXR200
- ■ ■
- ■ ■
- ■
- ■
- ■
- ■ ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ | 5.2 万円 | 4台 | |||
| ■ / ■ | 8.5 万円 | 3台 | |||
| ■ | 7.0 万円 | 2台 | |||
| ■ | 3.9 万円 | 2台 | |||
| ■ | 8.0 万円 | 1台 | |||
| ■ / ■ | 4.2 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年07月17日
【実働車の取引価格帯】 ランナーVXR200
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年7月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年07月17日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
ランナーVXR200【2002〜08年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月17日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | ランナーVXR200【2002〜08年】 | 10.0万円 | 4.2点 | M4640000 | 12,031km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ランナーVXR200【2002〜08年】 | 8.8万円 | 3.8点 | M2400004 | 2,671km | ■ |
| 3 | ランナーVXR200【2002〜08年】 | 8.2万円 | 3.7点 | M4620000 | 38,554km | ■ |
| 4 | ランナーVXR200【2002〜08年】 | 8.0万円 | 4.2点 | M4640000 | 19,717km | ■ / ■ |
| 5 | ランナーVXR200【2002〜08年】 | 8.0万円 | 4.2点 | M4640000 | 19,717km | ■ / ■ |
| 6 | ランナーVXR200【2002〜08年】 | 7.1万円 | 4.0点 | M2400002 | 24,890km | ■ / ■ |
| 7 | ランナーVXR200【2002〜08年】 | 5.5万円 | 4.2点 | M2400004 | 27,418km | ■ |
| 8 | ランナーVXR200【2002〜08年】 | 5.5万円 | 3.7点 | M2400004 | 16,060km | ■ / ■ |
| 9 | ランナーVXR200【2002〜08年】 | 5.5万円 | 3.2点 | M2400002 | 32,179km | ■ |
| 10 | ランナーVXR200【2002〜08年】 | 4.9万円 | 3.8点 | M2400004 | 17,849km | ■ / ■ |
| 11 | ランナーVXR200【2002〜08年】 | 4.1万円 | 3.3点 | M2400002 | 7,968km | ■ / ■ |
| 12 | ランナーVXR200【2002〜08年】 | 3.5万円 | 3.7点 | M2400002 | 11,331km | ■ / ■ |
| 13 | ランナーVXR200【2002〜08年】 | 2.3万円 | 3.8点 | M2400002 | 29,599km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています







