ランナーST200【2009〜12年】毎週更新の買取査定相場
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- 上位20台の取引額
ランナーST200【2009〜12年】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で10%下落。対3年前比で49%上昇し、対前年比では64%上昇しています。
最も高く売れるカラーリングは赤となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて-0.7~9.1万円です。
ランナーST200【2009〜12年】 買取査定に役立つ車両解説

- ブラック 2004年
- 当時の新車価格
- 税抜 46.5万円 (税込48.8万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
2.4万円
- 現在の平均買取相場指標
-
2.4万円
- 上限参考買取率
- 5.2%
- 平均参考買取率
- 5.2%
ジレラ・ランナーST 200は、初代ランナーが1997年にデビューしてから10年以上を経た時点で、シリーズの「最終完成形」として2009年に投入された4-ストローク・スポーツ・スクーターである。前世代のVXR 200(2002年中頃〜2008年)を引き継ぎ、ランナー初代から続いてきた剥き出しトレリス・フレームと「半分バイク、半分スクーター」のコンセプトを継承しつつ、EURO 3対応、装備の充実、エルゴノミクスの改善という現代化路線へと舵を切った。
「ST」のバッジが示すのは、シリーズの中での「スポーツ・ツアラー」志向である。先行するFXR 180/FXR 180 SP世代が「都市部のショート・スプリント・スクーター」だったのに対し、ST 200はサーキット路や高速道路を含む幅広い走行シーンに対応する性格を与えられた。レッグシールドの再設計によりエルゴノミクスを改善し、塗装一体型の空力デフレクター、車体色に塗装されたフロント・サイドパネル、専用のティント付き高さ拡大ウィンドシールドを採用するなど、スポーツ性と一定のツーリング適性を両立させた構成が特徴である。
デザインの基本骨格はマラベーゼ・デザイン社のルチアーノ・マラベーゼが手掛けた初代を踏襲しており、剥き出しトレリス・フレーム、6本スポーク・ライトアロイ・ホイール、14インチフロント・13インチリアという異径構成が引き続き視覚的アイデンティティを支える。ジレラ・ブランドが発表した当時の数字では、1997年のデビュー以来ランナー・シリーズは累計36万台以上を販売しており、ST 200はその系譜の最終章を担う一台となった。
エンジンはピアジオ・グループの「LEADER」ユニット、水冷4-ストローク単気筒SOHC 4バルブ、排気量198ccを搭載する。最高出力18.77馬力(13.7kW)/8,750rpm、最大トルク17Nm/7,250rpmを発生する。触媒コンバーターと二次空気導入システム(SAS)を備え、EURO 3規制に適合する。供給方式はキャブレターで、当時のピアジオ4バルブ単気筒の最終世代に位置する。先代の2-ストローク世代(FXR 180系)と比較すると最高出力は若干低下したものの、低中速トルクと燃費・排ガス特性を改善し、長時間走行への適性を高めた構成である。
駆動方式はCVT(無段変速)と自動遠心式乾式クラッチの組み合わせ、最終駆動はVベルト式である。始動はセル式のみで、先代世代に存在したキック併設は廃止された。電子イモビライザー(プログラム済みキー方式)を標準装備し、車両盗難対策が強化されている。
車体は鋼管トレリス+プレスド・スチール構造のフレームを採用し、ランナー初代から続く露出デザインを踏襲する。フレーム設計は重心低下を狙ったレイアウトで、燃料タンクはセントラル・トンネル下に格納され、車体重量の中央集中化が図られている。シリーズ初期世代のFXR 180 SPが採用していた倒立フォークはST 200では採用されず、35mm油圧式テレスコピック正立フォークに変更された。リアは調整機構付きヘリカルスプリングとダブルエフェクト油圧ダンパーを組み合わせるツインショック構成となる。
ブレーキはフロント240mmディスク+2ピストン・キャリパー、リア220mmディスク+2ピストン・キャリパーを採用し、当時のスクーター・クラスとしてはトップレベルの制動力を確保する。ホイールは6本スポークのライトアロイ製スポーツ・デザインで、フロント14インチ/リア13インチの異径構成、タイヤサイズはフロント120/70-14、リア140/60-13。「真のスポーツバイクで採用されるサイズ」というメーカー主張通り、コーナリング限界と直進安定性のバランスを重視したセッティングである。
公称装備重量は135kgで、先代2-ストローク世代より20kg程度増加している。これは4-ストローク化と装備充実の必然的結果であり、ST 200の性格付けにも整合する変化である。
兄弟車として、シリーズ内に同じLEADER 4バルブ・エンジンの125cc版であるRunner ST 125が並列展開され、A1免許層を主要ターゲットとした。さらに2-ストローク50ccのSP 50、ダイレクト・インジェクションのPurejet 50、4-ストローク125ccのVX 125がシリーズを構成する。直接の先代はVXR 200(2002年中頃〜2008年)であり、ST 200は外装・装備・エンジン制御の現代化を施した発展形にあたる。
ライバル車として、200cc前後の中排気量スポーツ・スクーター市場には多数の競合が存在する。直接の競合はアプリリア・スポーツシティ200/スポーツシティ・キューブ200(同じピアジオ・グループ内)、スズキ・バーグマン200、キムコ・ダウンタウン200i、プジョーLXR 200、シム・ジョイライド200、ヴェスパ・グラントゥーリズモ200、アディヴァAD Treなどである。中でもスズキ・バーグマン200は実用性と汎用性で広い支持を集めており、ST 200の「スポーツ重視」という性格付けと明確に対比される存在であった。
ピアジオ・グループ内部の競合関係として、同じLEADER 4バルブ・ユニットを共有しながらより実用的なシルエットを持つピアジオ・カーナビ200、ヴェスパ・グラントゥーリズモ200などとも市場で重なる。ST 200はそれらに対して「露出トレリス・フレーム」「14インチ・フロントホイール」「スポーツ志向の幾何学」という機械的・視覚的差別化要素で独自性を訴求した。
モデルの変遷
1997年、ジレラ・ランナー50がシリーズ初代として欧州市場でデビュー。
1998年、2-ストローク125ccのFX 125が追加。
1999年、2-ストロークのFXR 180およびFXR 180 SPが追加投入。
2002年、4-ストローク125ccのVX 125、180ccのVXR 180が追加。同年中頃、VXR 180は198ccのVXR 200へ発展。LEADER 4バルブ・エンジン採用、イモビライザー標準装備。
2005年、シリーズ全体が第2世代へリスタイリング。SP 50、Purejet 50、VX 125の3モデルがまず展開された。
2006年春、改良型VXR 200が導入される。
2009年、ST 200がVXR 200の後継として登場。本記事の主役。フロントマスク、サイドパネル、レッグシールド、ウィンドシールドの再設計、新型6本スポーク・ライトアロイ・ホイール、EURO 3対応への移行が行われた。同時にRunner ST 125も並列展開される。
2010〜2012年、機械構成に大きな変更はなく継続販売。
2012年頃、ST 200の生産終了。これをもってジレラ・ランナー・シリーズの量産は事実上の終焉を迎える。
ジレラ・ブランド自体は2013年にロードバイク系の生産活動を停止し、現在では原付クラス・スクーターを中心とした限定的な存続状態となっている。ST 200は、その意味でジレラというブランドが量産二輪車市場に投入した最終世代モデルの一つとして位置付けられる。
市場動向と中古車としての価値
ST 200は、欧州市場(特に英国・イタリア・ドイツ・オーストリア)を中心に新車販売され、現在の中古市場にも一定の流通量が確保されている。一方、日本国内における正規輸入の規模は限定的で、現存個体の多くは並行輸入車両である。
欧州中古市場では、2011年式の価格推移が「初年度マイナス19%、2年目マイナス2%、3年目マイナス19%」という比較的大きな下落幅を示しており、スクーター・クラス全般と比較しても価格安定性は弱い。これは新車時の価格設定がやや高めであったこと、4-ストローク化以降のランナー・シリーズが先代の2-ストローク世代ほど熱狂的な支持を獲得できなかったこと、200cc前後のスポーツ・スクーター市場全体が縮小傾向にあったことなどが複合的に影響していると考えられる。
維持の観点では、LEADER 4バルブ・エンジンはピアジオ・グループ全体で長年使用された量産ユニットであり、消耗部品(駆動ベルト、ローラー、ブレーキパッド、エアフィルター、点火プラグ等)の供給は現在も比較的安定している。一方、ST 200固有の外装パネル、専用カラーのデカール、特定年式のメーター・ユニット等は新品入手が困難になりつつあり、レストア時の主要な障壁となる。冷却系のクーラント管理、ラジエター点検、イモビライザー関連の電装系トラブルが、購入時の重要なチェックポイントである。
ST 200は、ジレラ・ランナーというコンセプトが排ガス規制と現代化の波の中でどのような最終形を取り得たかを示す一台である。2-ストロークの圧倒的なピーク・パワー、倒立フォークの視覚的押し出し、軽量車体の機敏な運動性能──FXR 180 SPが代表する初代世代の魅力を完全に再現することはできないが、その代わりにEURO 3対応の現代的なクリーン性能、エルゴノミクスの改善、装備の充実、ツーリング適性の獲得という別の価値軸を提示した。
このバイクの本質的な意味は、「ランナーというブランド・コンセプトの延命と現代化の両立」を試みた最後の挑戦という点にある。露出トレリス・フレーム、14インチ・フロントホイール、軽量ライトアロイ・ホイール、スポーツ志向の幾何学といった、初代から受け継がれた視覚的・機械的アイデンティティを残しつつ、4-ストローク・LEADERエンジンと現代的な制御装備で時代要請に応える──この設計姿勢は、商業的成功の規模はともあれ、ブランドの哲学を放棄しなかった点で誠実な発展形である。
ライダーにとってのこのバイクの価値は、「ランナー・シリーズの正統な現代化形」を所有するという文脈に集約される。先代世代のような熱狂的な絶賛は得られなかったものの、トータルパッケージとしての完成度は実は最も高く、デイリーユースから中距離ツーリングまで対応する実用性は他のランナー世代を上回る。ジレラというブランドの最終量産世代モデルとして、その存在意義は静かに、しかし確実にある。
| 車名/型式/年式 | Gilera Runner ST 200 / M4640型 / 2009〜2012年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2009~2012年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)1840 (幅)750 (高さ)-- (重さ)135kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)815(最低地上高)-- |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4-ストローク単気筒SOHC 4バルブ・18.77馬力(8,750rpm) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル始動・キャブレター/8.7L |
| 新車販売価格 | 新車価格 488,000円(税込):2009年 |
| ジャンル | スクーター |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 ランナーST200
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年08月07日
【状態別の買取相場】 ランナーST200
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 2 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
12.2万円
12.2万円
1台
平均
最低
取引
7.3万円
2.4万円
13台
平均
最低
取引
5.6万円
5.6万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
4.0万円
0.1万円
14台
※データ更新:2026年08月07日
【走行距離別の買取相場】 ランナーST200
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 2 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 12.2万円 | 2台 |
| 平均 | 11.7万円 | ||
| 最低 | 11.2万円 | ||
| 0.5〜1万km | 最高 | 13.0万円 | 6台 |
| 平均 | 8.8万円 | ||
| 最低 | 4.2万円 | ||
| 1〜2万km | 最高 | 7.0万円 | 3台 |
| 平均 | 5.0万円 | ||
| 最低 | 2.4万円 | ||
| 2〜3万km | 最高 | 5.6万円 | 2台 |
| 平均 | 4.1万円 | ||
| 最低 | 2.6万円 | ||
|
不明 メーター改 |
最高 | 10.8万円 | 2台 |
| 平均 | 6.7万円 | ||
| 最低 | 2.6万円 | ||
※データ更新:2026年08月07日
【カラー別の買取相場】 ランナーST200
- ■
- ■
- ■
- ■ ■
- ■
- ■ ■
- その他
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年8月時点から 2 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 7.6 万円 | 4台 | |||
| ■ | 7.7 万円 | 3台 | |||
| ■ | 4.1 万円 | 3台 | |||
| ■ / ■ | 10.9 万円 | 2台 | |||
| ■ | 2.4 万円 | 1台 | |||
| ■ / ■ | 12.2 万円 | 1台 | |||
| その他 | 10.8 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年08月07日
【実働車の取引価格帯】 ランナーST200
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年8月時点から 2 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年08月07日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
ランナーST200【2009〜12年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年08月07日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | ランナーST200【2009〜12年】 | 13.2万円 | 3.8点 | M4640100 | 5,408km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ランナーST200【2009〜12年】 | 12.4万円 | 4.7点 | M4640100 | 3,866km | ■ / ■ |
| 3 | ランナーST200【2009〜12年】 | 11.4万円 | 4.3点 | M4640100 | 4,541km | ■ / ■ |
| 4 | ランナーST200【2009〜12年】 | 11.0万円 | 3.8点 | M4640100 | 8,187km | ■ |
| 5 | ランナーST200【2009〜12年】 | 10.8万円 | 4.0点 | M4640100 | 5,605km | ■ |
| 6 | ランナーST200【2009〜12年】 | 10.7万円 | 4.0点 | M4640100 | 5,614km | ■ / ■ |
| 7 | ランナーST200【2009〜12年】 | 8.1万円 | 4.3点 | M4640100 | 8,523km | ■ |
| 8 | ランナーST200【2009〜12年】 | 7.1万円 | 4.0点 | M4640100 | 13,821km | ■ |
| 9 | ランナーST200【2009〜12年】 | 6.7万円 | 4.2点 | M4640100 | 6,006km | ■ |
| 10 | ランナーST200【2009〜12年】 | 5.7万円 | 4.2点 | M4640100 | 11,090km | ■ |
| 11 | ランナーST200【2009〜12年】 | 5.5万円 | 4.0点 | M4640100 | 21,182km | ■ |
| 12 | ランナーST200【2009〜12年】 | 4.1万円 | 4.0点 | M4640100 | 8,403km | ■ |
| 13 | ランナーST200【2009〜12年】 | 2.5万円 | 3.8点 | M4640000 | 23,860km | ■ |
| 14 | ランナーST200【2009〜12年】 | 2.5万円 | 3.8点 | M4640100 | 13,207km | ■ |
| 15 | ランナーST200【2009〜12年】 | 2.3万円 | 3.8点 | M4640100 | 12,717km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています






