Gilera サトゥルノ350【1987~88年】毎週更新の買取査定相場
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Gilera サトゥルノ350【1987~88年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは赤となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて4.5~30.5万円です。
Gilera サトゥルノ350【1987~88年】 買取査定に役立つ車両解説
ジレラ・サトゥルノは、1940年から1960年にかけて生産された500cc OHV単気筒スポーツの名跡であり、戦後イタリアのクラブレース文化を支えた象徴的なバイクである。一度途絶えたこの名前を、ピアジオ傘下となったジレラが1980年代後半に蘇らせた──それが本車「ヌオーヴォ・サトゥルノ」である。1985年のミラノショーで発表された350ccダコタ(液冷DOHC4バルブ単気筒・トゥースドベルト駆動カム)のエンジンを土台に、新たに用意されたスチールトレリスフレームに収めた本格カフェレーサーとして1987年ミラノショーでヴェールを脱いだ。
プロトタイプはショー直後の1987年12月20日に開幕した東京モーターショーへ空輸され、伊藤忠商事系列の「メガショー」で日本市場へ披露された。当時の日本では大型単気筒スポーツのカルト的ブームが起きており、サトゥルノはまさにそこを狙った一台であった。設計はジレラのサンドロ・コロンボ技師と日本人技術者N・ハギワラの共同によるイタリア=日本の協業プロジェクトとして始動し、1988年末に欧州各国でも正式に一般販売へと移行している。
エンジンは348.8cc・液冷4ストローク単気筒DOHC4バルブを搭載する。ボア×ストロークは80×69.4mm、圧縮比9.5:1、デロルトPHM36PSキャブレターを単装し、点火はレブリミッター付きCDI、セルスターターを備える。出力は33馬力/7,500rpm、最大トルク3.3kgf-m/6,250rpm、変速機は5速。カムシャフトはトゥースドベルト駆動、クランクから直接ギア駆動されるバランサーシャフトを内蔵し、湿式多板クラッチを採用する。
車体はヌオーヴォ・サトゥルノ専用設計のスチール製トレリスフレームに、エキセントリック式チェーン調整機構を持つアルミ製スイングアームを組み合わせる。フロントは40mmマルゾッキ正立フォーク(ストローク120mm)、リアはマルチアジャスト機構付きマルゾッキ製シングルショック(ストローク130mm)。ブレーキはフロントに300mmフローティングディスク+ブレンボ・ゴールドライン4ポットキャリパー、リアに240mmディスク+デュアルピストンキャリパーを採用。ホイールはマルヴィック製キャストアルミ(3本中空スポーク)で前後17インチ、タイヤは110/70と140/70(VRレンジ)。
外装はハーフフェアリング、クリップオンハンドル、シングルシート、レーシングタイプのフューエルタンクを備え、ステップ・リアブレーキレバー・シフトレバー・キックスターターはすべてアルミ製で軽量化を徹底。サイドスタンドのみ(センタースタンドなし)、エキゾーストは黒仕上げの集合管がシート下右側からシングルサイレンサーへ抜ける典型的カフェレーサー構成。エンジンはフレームに吊り下げ式に懸架されており、整備性も高い。
同社内の兄弟車として、まずベース車両であるジレラ・ダコタ350/500(オフロード/デュアルパーパス)が存在する。サトゥルノはこのダコタ系列のエンジン群をストリートスポーツ仕様に再構成した派生であり、後にはダコタの569ccに拡大した「XRT」も登場している。サトゥルノ自体も同年中に500(492cc・44馬力/7,000rpm)が追加され、シリーズ化された。
ライバルとしては、当時の大型単気筒ロードスポーツ・カフェレーサーが直接の競合となる。ヤマハSRX-400/600、ホンダXBR500およびGB500、後発ではあるがスズキ・グース350/250なども同じ市場層を狙った。とくに日本市場ではこれら国産勢が極めて強く、サトゥルノは「イタリア製手作り単気筒」という希少性を武器に対抗する立場であった。欧州ではBMW F650など水冷シングルのアドベンチャー寄りモデルも視野に入るが、純粋なカフェレーサーという観点では、サトゥルノに直接並ぶ存在は同時代に多くない。
市場動向と中古車としての価値
サトゥルノ350は当初から大量生産を前提としない少量生産モデルであり、現存数は欧州・日本ともに限定的である。とくに日本市場では1980年代末〜1990年代初頭に正規および並行輸入で持ち込まれた個体が今も存在するが、純正部品供給は途絶えている分野が多く、消耗品・ゴム部品・電装系は流用や復刻に頼るのが実情である。
中古相場は車両状態によって大きく振れる。フェアリング・タンクの再塗装履歴、マルゾッキフォークのオーバーホール歴、デロルトキャブの再セッティング歴の有無は査定に直結する。とくにマルヴィック製3本中空スポーク・ホイールは破損時の代替が事実上不可能に近く、無事に残存している個体は明確なプレミアム対象となる。日本国内では「グーバイク」「バイクブロス」等で目にする頻度は少なく、見つけた場合は迷う前に動くべき希少車という認識が一般的である。
ヌオーヴォ・サトゥルノ350は、「単気筒スポーツとは何を提供できるのか」という問いに対する1980年代末イタリアの回答である。馬力は33psと、同時代のレプリカ系マルチに比べれば数値的には控えめだが、トレリスフレームに吊られた水冷DOHC4バルブシングルの直接的なフィーリング、マルゾッキとブレンボ・ゴールドラインの組み合わせが描く挙動、そしてマルヴィック・ホイールやアルミ削り出しレバー類が示す手仕事の質感は、数字では測れない価値をライダーに返す。
イタリア人技師と日本人技師の共同設計、東京での発表、欧州への逆輸入展開という出自そのものが、サトゥルノ350の物語性を一層深くしている。乗って気持ちよく、所有して誇らしい、見て美しい──このシンプルな三拍子が、復活初年度のヌオーヴォ・サトゥルノ350の本質である。
| 車名/型式/年式 | Gilera Saturno 350(Nuovo Saturno Bialbero)/ NH01型、10052型 / 1987〜88年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1987~1988年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)-- (幅)-- (高さ)-- (重さ)145kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)-- / (最低地上高)-- |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク単気筒DOHC 4バルブ・33馬力(7,500rpm) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル始動・キャブレター(デロルトPHM36PS)/21L |
| 新車販売価格 | 新車価格 880,000円 |
| ジャンル | カフェレーサー | ハーフカウル |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 サトゥルノ350
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年07月31日
【状態別の買取相場】 サトゥルノ350
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
33.8万円
21.2万円
7台
平均
最低
取引
30.0万円
30.0万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
18.7万円
6.5万円
5台
※データ更新:2026年07月31日
【走行距離別の買取相場】 サトゥルノ350
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 50.3万円 | 3台 |
| 平均 | 38.9万円 | ||
| 最低 | 31.2万円 | ||
| 1〜2万km | 最高 | 44.0万円 | 4台 |
| 平均 | 31.4万円 | ||
| 最低 | 21.2万円 | ||
|
不明 メーター改 |
最高 | 24.0万円 | 1台 |
| 平均 | 24.0万円 | ||
| 最低 | 24.0万円 | ||
※データ更新:2026年07月31日
【カラー別の買取相場】 サトゥルノ350
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業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年8月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 27.2 万円 | 3台 | |||
| ■ | 40.8 万円 | 2台 | |||
| ■ / ■ | 35.2 万円 | 1台 | |||
| ■ | 44.0 万円 | 1台 | |||
| ■ / ■ | 24.0 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年07月31日
【実働車の取引価格帯】 サトゥルノ350
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年8月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年07月31日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
Gilera サトゥルノ350【1987~88年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月31日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | Gilera サトゥルノ350【1987~88年】 | 50.5万円 | 3.8点 | NH01-000 | 3,939km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | Gilera サトゥルノ350【1987~88年】 | 44.2万円 | 4.0点 | NH01-002 | 17,005km | ■ |
| 3 | Gilera サトゥルノ350【1987~88年】 | 35.4万円 | 4.0点 | NH01-002 | 1,461km | ■ / ■ |
| 4 | Gilera サトゥルノ350【1987~88年】 | 31.4万円 | 4.0点 | NH01-003 | 2,296km | ■ |
| 5 | Gilera サトゥルノ350【1987~88年】 | 30.6万円 | 3.8点 | NH01-005 | 11,529km | ■ |
| 6 | Gilera サトゥルノ350【1987~88年】 | 30.1万円 | 3.0点 | 100527R | 19,536km | ■ |
| 7 | Gilera サトゥルノ350【1987~88年】 | 24.1万円 | 3.8点 | NH01-004 | 15,375km | ■ / ■ |
| 8 | Gilera サトゥルノ350【1987~88年】 | 21.3万円 | 3.8点 | NH01-003 | 10,195km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています








