ハーレー X500【2024~現行】毎週更新の買取査定相場
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ハーレー X500【2024~現行】 に関するこのページの内容
ハーレー X500【2024~現行】 買取査定に役立つ豆知識
大排気量Vツインの強力なトルクで重量級のマシンを駆るというイメージが強い「ハーレー・ダビッドソン」だが、2024年ラインアップではそのブランドイメージを覆すかのような全く新しい世界戦略シリーズが展開された。それが水冷パラレルツインエンジンを搭載する「X」シリーズだった。デビューイヤーは2クラスの排気量でマシンを投入。そのうち、上位排気量に位置するのが本モデル「X500」である。
特筆すべきであろうポイントとして、この「X」シリーズは、ハーレーの本拠地である北米、そして大きなマーケットとなる欧州には展開されなかった点を挙げられる。さらに生産は中国の「浙江QJモータース」が行うことで、エントリーユーザーがアクセスしやすい価格帯に仕上げている。ちなみに過去には、生産拠点をインドに構えることでリーズナブル価格を実現し若者やアーバンユースの新規ライダー獲得を戦略に掲げて展開された「XG750ストリート」シリーズがあった。当時、100万円以下で購入できる廉価モデルというポジションではありつつも鉄製フェンダーやシートレールを採用するなど「ハーレー」らしい質感を何とか保持していた。一方、今回デビューした「X」シリーズは、フェンダー・サイトカバー・メーターカップ・ミラーなどがプラスチック製となっており、1つ1つのパーツ素材が吟味されてきたハーレーにおいて独特のシリーズである。
中国をメインとしたアジア市場向けの本機がお披露されたのは2023年3月のことで先駆けて中国市場向けの発表となった。なお日本向けのデビューモデルは、2023年10月に発売された。
新設計の専用フレームに搭載されるエンジンは、ボア・ストロークが69mm×66.8mmのキュービック型に近いDOHC4バルブ水冷パラレルツインユニットとなる。最高出力は8,500回転で47馬力を発生する。最大トルクは6,000回転46Nmというスペック。中速トルクを重視したセッティングでアーバンライドに適して出力特性となっている。
駆動系統はチェーンドライブと6速ミッションという構造を採用して、一般的なロードスポーツモデルの設計。既存のハーレーラインアップの中では特異なスタイルで存在感を放つ。
足回りは、フロントに大径50mmの調整式倒立フォークをセットして17インチのアルミキャストホイールを履く。ブレーキはダブルディスクに4ピストンキャリパーを組みわせる。リヤはスイングアームに調整式モノショックをセットして、フロントと同デザインのホイールを履く。ブレーキはシングルディスク&シングルピストンキャリパーという構造。安全装備はABSが標準装備となる。
全体的なスタイリングは「スポーツスター」モデルのデザインにインスパイアされたアメリカン・ロードスター仕様に仕上げられている。丸型ヘッドライトに丸型アナログシングルメーター、足元はミッドコントロールで操舵系にはミッドライズハンドルバーを組み合併せる。エルゴノミクスデザインに基づいた設計でライポジは快適だ。
ライバルモデルとしては、ホンダが2023年式で発売したスクランブラースタイルのロードスポーツ「CL500」が比較対象になるだろう。
192kgの車体に搭載されるエンジンはDOHC4バルブ水冷パラレルツインで、排気量は471cc。最高出力は8,500回転46馬力、最大トルクが6,250回転43Nmというスペック。シート高は本モデルより30mm低い790mmとなる。エンジン性能に関しては格段の差を感じるようなフィーリングの違いは無いだろうから、スタイルの好みやサイズ感で選択できるだろう。
なおデビューモデルとなった2024年式の「X500」国内向けは、4カラーバリエーションを設定。価格はいずれのカラーも83万9,800円(税込)で発売された。ちなみに下位排気量モデルで往年のトラックレーサー「XR750」をモチーフにしたデザインを採用する「X350」は、36馬力・31Nmというスペックで69万9,800円(税込)だった。
買替や売る際の買取査定は、2024~現行 X500 の中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | X500 /2024年モデル |
---|---|
発売年月 | 2023年10月 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,135mm 重量 208kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 820mm 最低地上高 153mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4サイクル並列2気筒・ 47HP/8,500rpm |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・13.1L |
新車販売価格 | 83万9,800円(税込) |
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【実働車の取引価格帯】 ハーレー X500【2024~現行】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 ハーレー X500【2024~現行】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 ハーレー X500【2024~現行】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
61.5万円
60.0万円
3台
平均
最低
取引
60.1万円
55.0万円
3台
平均
最低
取引
56.0万円
56.0万円
1台
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【実働車|過去60ヶ月の買取相場の推移】 ハーレー X500【2024~現行】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去60ヶ月の買取相場の推移】 ハーレー X500【2024~現行】
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
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ハーレー X500【2024~現行】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | ハーレー X500【2024~現行】 | 64.4万円 | 6.8点 | 4W5BK4R2 | 1km | ■ / ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | ハーレー X500【2024~現行】 | 63.2万円 | 8.0点 | 4W5BK6R2 | 1km | ■ |
3 | ハーレー X500【2024~現行】 | 61.7万円 | 7.5点 | 4W5BK4R2 | 542km | ■ |
4 | ハーレー X500【2024~現行】 | 61.2万円 | 6.5点 | 4W5BK9R2 | 130km | ■ / ■ |
5 | ハーレー X500【2024~現行】 | 60.2万円 | 7.8点 | 4W5BKXR2 | 341km | ■ |
6 | ハーレー X500【2024~現行】 | 56.1万円 | 6.2点 | 4W5BK4R2 | 1,014km | ■ |
7 | ハーレー X500【2024~現行】 | 55.1万円 | 7.2点 | 4W5BK0R2 | 2km | ■ |
【事故 不動 故障車】 ハーレー X500【2024~現行】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています