1984年にホンダから発売されたCBX125カスタム。
‘82年を最終型としたCB125JXの後継モデルとして登場し、エンジンにはエンジンには83年に発売されたGB250クラブマンと同型の空冷4サイクルDOHC単気筒RFVCシステム付を採用、最高出力は15PS、燃費は64km／Lだった。
また、同時に兄弟車としてスポーツタイプのCBX125Fを発売している。
‘87年のモデルチェンジでは新たに排気音などの静謐性の向上を行うとともにカラーバリエーションの追加も行われ、カラーリングはオールブラックに変更、静謐性向上に伴い燃費は64km/L→57.2km/Lに低下した。
その後’92年にはカラーチェンジを行い、ブラックのカラーリングはそのままに燃料タンクにストライプを配し、ロゴも新デザインに変更した。
‘93年には最終型となるモデルチェンジがあり、エンジン特性及びギア変速比を変更、最高出力が15PS→13PSに低下。電装系ではプッシュキャンセル式ウインカースイッチ、MFバッテリーを採用、ボディカラーは引き続きブラックのカラーリングはそのままに、ストライプとロゴのデザイン及びカラーリングを変更した。
CBXシリーズでは唯一の125ccモデルだったCBX125Fの派生モデルとして登場した本CBX125カスタム。後継モデルは発売されていないが、CBシリーズではその後もCB125が継続して販売。兄弟車として併売されていたスポーツモデルのCBX125Fも’93年モデルを最終型として生産を終了している。
旧車を象徴する響きを持つCBXだが、シリーズの中で超が付くプレミアムを持つのはCBX1000とCBX400FそしてCBX550Fに限定される。その他（と言っては失礼だが）の排気量モデルは年式並みの評価で取引されているが、状態や年式によって価値が大きく変わるのは同様である。
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解説記事更新日：2021年04月08日

1984年4月、ホンダから発売されたCBX125カスタム。
ベンリィCB125JXを先代モデルに、兄弟車であるCBX125Fと同時に発売。エンジンは83年に先駆けて発売していたGB250クラブマンと同型の空冷4サイクルDOHC単気筒RFVCシステム付を採用、バルブ径の拡大を可能にし、燃焼効率と吸排気効率を向上したことで、最高出力は15PS、燃費は64km／Lとなった。
フレームにはセミダブルクレードルを採用。足廻りにはフロントに18インチホイール、リアに16インチホイールの小径ワイドタイヤを採用。
同時に兄弟車としてスポーツタイプのCBX125Fを発売している。
ロングツーリングにも適したアメリカンなクルーザーモデルとして発売されるが、ハーレーなどから想像するアメリカンとは少々異なり、スリムなボディにワイドハンドル、そして三段シートという出で立ちでいささかヤンチャな雰囲気を醸し出していた。
新車販売価格は28.9万円だった。
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解説記事更新日：2021年04月08日

1987年6月にマイナーモデルチェンジを行い発売された’87年モデル JC12型のCBX125カスタム
排気音の静謐性向上を行い、さらにカラーリングの変更が行われた’87年モデル。カラーリングは初期モデルのレッドを基調にしたクラシックなカラーリングから比べるとアメリカンらしいオールブラックに変更。
また、静謐性向上に伴い燃費は64km/L→57.2km/Lと低下している。
新車販売価格は28.9万円で初期モデルから据え置きだった。
映画「イージーライダー」の公開、そして1978年に発売したヤマハのXS650SPECIALの爆発的ヒットから始まった国産アメリカンブーム。ジャパニーズ＋アメリカンの造語でジャメリカンバイクなどとも呼ばれていた。
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解説記事更新日：2021年04月08日

1992年3月にカラーリングの変更を行い発売された’92年モデルのJC12型 CBx125カスタム。
オールブラックのボディはそのままに、新たに燃料タンクとサイドカバーにクラシックな雰囲気のピンストライプを施した。
新車販売価格は先代モデルから1万円値上がりした29.9万円だった。
角型ヘッドライトに鬼ハンの原型の様な幅広のハンドル、クラシカルなホイールなどが目を惹くポイントだが、それに加えてCBX125Fでは6速ミッションだったのに対しCBX125カスタムでは5速に変更されているのも特徴の1つだった。
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解説記事更新日：2021年04月08日

1993年2月にマイナーモデルチェンジを行い発売された’93年モデルのJC12型CBX125カスタム。
最終型となった本’93年の仕様変更では、エンジン特性及びギア変速比の変更を行い、それに伴い最高出力が15PS→13PSへと低下した。電装系ではプッシュキャンセル式ウインカースイッチとMFバッテリーを新たに搭載、ボディカラーは先代モデルから引き続きオールブラックを継続採用しつつ、ピンストライプのカラーリングとロゴのデザインを変更している。
新車販売価格は33.9万円だった。
同年に兄弟車であるCBX125Fも最終型となり、CBXの名を冠する最初で最後の125ccモデルの生産は終了となった。
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解説記事更新日：2021年04月08日