ビジョン110 (VISION)毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
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- 表示金額について
- 上位20台の取引額
ビジョン110 (VISION) の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて1.2~8.7万円です。
ビジョン110 (VISION) 買取査定に役立つ車両解説
Honda VISION 110(ビジョン)は、2011年の欧州市場発売以来、都市交通に特化した経済性と軽量性を追求した110ccスクーターです。日本国内では正規販売されておらず、同一エンジン・フレームを採用したDio 110が専用モデルとして展開されています。2021年の第2世代フルモデルチェンジでは排気量拡大と2kg軽量化を両立し、欧州都市部での利便性を極限まで高めた現代的コミューターです。
VISION 110の歴史は、2011年9月の欧州市場向けエントリーレベルスクーターとしての登場にさかのぼります。開発コンセプトは、経済的で軽量な都市交通に特化したコミューターであり、イギリス、イタリア、スペイン、ベトナム等で高い人気を誇っています。製造拠点は当初中国でしたが、現在はベトナム製が主流となっています。Hondaの戦略として、日本市場では同一エンジン・フレームを採用したDio 110を専用展開することで、各地域のニーズに対応した最適化を図っています。欧州の石畳路面や狭い市街地での取り回しを重視した設計が特徴的です。
年式別変遷では、まず2011年から2015年の初代モデルが108cc空冷単気筒エンジンを搭載し、前後14インチホイールを採用していました。スチールチューブ・アンダーボーンフレームを採用し、車重102kg、燃料タンク容量5.2Lの基本パッケージが確立されました。英国市場での価格は£1,800(約38万円)に設定され、エントリーモデルとしての位置付けが明確でした。この時期のエンジンは、コストパフォーマンスを重視した従来型設計でした。2016年から2020年の第1世代メジャーアップデートでは、強化されたスマートパワーであるeSP(enhanced Smart Power)エンジンを採用し、アイドリングストップ機構を追加しました。最も重要な変更点は、フロントホイールの14インチから16インチへの大径化です。これは欧州の石畳路面での走行安定性向上を目的としており、段差や路面の凹凸を乗り越えやすくし、直進安定性を向上させています。同時にEURO4規制にも対応し、環境性能も向上しています。2021年には発売以来最大規模の刷新が行われました。エンジンは完全新設計となり、排気量を108ccから109.5ccに拡大し、ボア47mm×ストローク63.1mmのロングストローク化を実現しています。圧縮比も9.5:1から10:1に向上し、燃費が5%向上しました。フレームも強化されたスマートアーキテクチャフレームであるeSAF(enhanced Smart Architecture Frame)を導入し、プレス鋼のレーザー溶接構造により2kg軽量化(102kg→100kg)と剛性バランス最適化を両立しています。スマートキーシステムとLCDインストルメントパネルも採用され、利便性が大幅に向上しています。2025年モデルではEURO5+規制に準拠し、USB-Cソケットをフロント収納部に追加しました。新色としてPearl Snowflake WhiteとCandy Luster Redが追加されています。技術面では前年の仕様を継承し、成熟したパッケージとなっています。
VISION 110の専用装備は基本的に単一グレード展開となっており、欧州市場では統一仕様です。ベトナム市場では「Standard」「Sport」の2グレード展開がありますが、Sport仕様の詳細装備差は不明です。標準装備としてスマートキーシステム、LCDインストルメントパネル、シート下収納容量17.7L(フルフェイスヘルメット収納可能)、連動制動システムであるCBS(Combined Braking System)を備えています。
国内外仕様の比較では、VISION 110は日本国内では正規販売されておらず、代わりに同一エンジン・フレームを採用したDio 110が展開されています。最も重要な違いはホイールサイズで、VISION 110は2016年以降フロント16インチ・リア14インチを採用しているのに対し、Dio 110は前後14インチを維持しています。これは、欧州の石畳路面での安定性を重視するVISION 110と、日本の渋滞路での機敏な取り回しを重視するDio 110の設計思想の違いを表しています。
兄弟車・ライバル比較では、英国市場での価格比較において、VISION 110が£2,299(約49万円)と最も低価格に設定されています。競合車種では、124.9ccのHonda PCX125が約130kgで約£3,100(約65万円)、同じく124.9ccのHonda SH125iが約135kgで約£3,500(約74万円)、124ccのYamaha NMAX125が約131kgで約£3,200(約68万円)となっており、VISION 110は価格面で明確な優位性を持っています。車重も100kgと最軽量、シート高785mm、最低地上高175mmであり、燃費52.6km/Lもクラストップレベルです。一方、最高速度は89km/hと125ccクラスより控えめに設定されており、都市内利用に特化した性格を示しています。
弱点・注意点として、報告されている主な故障傾向にスターターモーターやベンディクス機構の始動不良があり、特に長期放置後に発生しやすくなっています。燃料系統では、長期間放置後の始動困難や燃料ポンプ・フィルター詰まりが報告されています。アイドリングストップ機能による負荷でバッテリー劣化が早まる傾向もあります。メンテナンス面では、2〜3ヶ月の放置で燃料系統に問題が発生する可能性があり、長期保管時は燃料スタビライザーの使用が推奨されます。ユーザーからの不満点として、リアサスペンションの硬さ、35〜40mph以上での加速不足、一部のヘルメットはシート下収納に入らないケースが報告されています。
買取相場と市場評価では、英国市場での中古相場は、2011〜2015年モデルが£900〜£1,300(約19〜27万円)、2016年以降の低走行車が£1,300〜£2,000(約27〜42万円)、高年式・良状態車が£2,000〜£2,300(約42〜49万円)となっています。ユーザーからの高評価点として、燃費性能(実測47〜50km/L)、Honda品質の信頼性、軽量で取り回しやすい車体、低維持費が挙げられています。日本国内では正規販売されていないため、バイクパッション内にVISION 110専用の買取相場データは確認できません。一方、基本オイル交換を怠らなければ9万km走行の報告例もあり、耐久性の高さが評価されています。
なお、これらの価格や買取相場は2025年執筆時点のデータに基づいた参考値です。日本円換算は当時のレートです。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
Honda VISION 110は、欧州市場での14年間の進化を通じて、都市交通に最適化された完成度の高いスクーターに仕上がっています。2021年の第2世代での排気量拡大と軽量化、16インチフロントホイールによる安定性向上、そして圧倒的な価格競争力により、欧州エントリーモデル市場での地位を確固たるものにしています。日本国内では入手困難ですが、Hondaの技術力と欧州ニーズを反映した設計思想は、現代スクーターの一つの理想形を示しています。欧州仕様車両の買取査定は、ぜひバイクパッションまでお問い合わせください。
| 車名/型式/年式 | Honda VISION 110 / NSC110 / 2011年〜2025年(現行) |
|---|---|
| 発売年月 | 2011年9月(欧州) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 2011年式:全長 全幅 全高不明・102kg(装備)/ 2025年式:全長1,925mm・全幅686mm・全高1,125mm・100kg(装備) |
| シート高・最低地上高(mm) | 2011年式:不明 / 2025年式:785mm・175mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒(共通)・2011年式:108cc・出力不明・燃費不明 / 2025年式:109.5cc・6.4kW(8.7PS)@ 7,500rpm・52.6km/L(WMTCモード) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフスターター(ACGスターター)(共通)・2011年式:燃料供給装置不明・5.2L / 2025年式:PGM-FI(電子制御燃料噴射)・4.9L |
| 新車販売価格 | 2011年式:£1,800(約34万円、イギリス仕様)/ 2025年式:£2,299(約49万円、イギリス仕様)/ €2,290(約42万円、イタリア仕様)/ 31,890,000 VND(約19万円、ベトナム仕様Standard)※日本国内仕様なし |
| ジャンル | スクーター |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 ビジョン110 (VISION)
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年02月27日
【状態別の買取相場】 ビジョン110 (VISION)
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
6.1万円
4.0万円
4台
平均
最低
取引
4.8万円
4.8万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
5.2万円
2.2万円
8台
※データ更新:2026年02月27日
【走行距離別の買取相場】 ビジョン110 (VISION)
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 6.6万円 | 1台 |
| 平均 | 6.6万円 | ||
| 最低 | 6.6万円 | ||
![]() |
|||
| 2〜3万km | 最高 | 9.4万円 | 3台 |
| 平均 | 6.1万円 | ||
| 最低 | 4.0万円 | ||
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|
不明 メーター改 |
最高 | 4.4万円 | 1台 |
| 平均 | 4.4万円 | ||
| 最低 | 4.4万円 | ||
![]() |
|||
※データ更新:2026年02月27日
【カラー別の買取相場】 ビジョン110 (VISION)
- ■
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 5.7 万円 | 4台 | ![]() |
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| ■ | 6.6 万円 | 1台 | ![]() |
||
※データ更新:2026年02月27日
【実働車の取引価格帯】 ビジョン110 (VISION)
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年3月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年02月27日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
ビジョン110 (VISION) 上位20台の取引額 (データ更新:2026年02月27日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | ビジョン110 (VISION) | 9.6万円 | 4.0点 | JF3304CY | 20,433km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ビジョン110 (VISION) | 6.8万円 | 3.7点 | JF3317DY | 4,722km | ■ |
| 3 | ビジョン110 (VISION) | 5.0万円 | 3.2点 | JF3308CY | 23,686km | ■ |
| 4 | ビジョン110 (VISION) | 4.6万円 | 3.8点 | JF3306CY | 16,624km | ■ |
| 5 | ビジョン110 (VISION) | 4.2万円 | 4.0点 | JF3313DY | 26,002km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





03月05日〜03月11日