Indian ロードマスター【2014~現行】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- 走行距離別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
- 買取実例
Indian ロードマスター【2014~現行】 に関するこのページの内容
Indian ロードマスター【2014~現行】 買取査定に役立つ豆知識

2019年秋にポラリスジャパンが設立されたことにより、今では日本でもその名を知られるようになったインディアン製モーターサイクル。フラットトラックスポーツの『FTR1200』が注目を集めたことにより、かつての高級感のある大排気量クルーザー専門メーカー…といった印象は薄れ気味になりましたが、旧来のインディアン製モーターサイクルのイメージそのままの威容を誇るのが、同社きっての巨躯が自慢のRoad Master(ロードマスター)シリーズ。
『ロードマスター』という名称は1947年から1953年までにかけて製造されていた『Chief Road Master(チーフ ロードマスター)』に起因するもので、ポラリス傘下入り後の2013年復刻モデルとして販売を開始した新生チーフシリーズのプラットフォームを用いて復活したのがTRAの型番を与えられた本機"新生"ロードマスターということになります。敢えて「チーフ」の冠を外したのは、ラグジュアリークルーザーという性格のロードマスターが持つキャラクター性とイメージを重視したもので、現代的なバガーマシンとなった新生チーフシリーズとは異なる高級クルーザーとしての道を歩み続けるという表明の一環でもあり、恵まれた巨躯と豪華装備の数々が最大の特徴。
過去のインディアン製モーターサイクルの数々が装着してきた大型フェアリングは、造形をそのままにヘッドライトからフォグランプ、果てはトランク内照明に至るまで全てをLED化。これにはフラグシップクルーザーの象徴である重厚な作りのウォーボンネットフロントフェンダーライトも同様で、近代モーターサイクルに求められるものへと変更。ライダーを向かい風から守りきるための大柄なロアフェアリング、車体後部に鎮座ましましとするトップケース、およびその下左右に設けられたハードタイプサドルバッグ、電動ウインドシールド、グリップ/シートヒーターを装着し、グランドツアラーとしての装備を惜しみなく与えられた豪華さが目を惹くモデルです。一体型エアボックス付き鋳造アルミフレームによる直進安定性を重視しつつ、美しいカーヴを描く外装類でドレッシーに仕上げられていることに目を奪われがちですが、主要装備に関してもまさしく一級品揃い。大型フェアリング内側に設けられているのは電子式スピードメーターとタコメーターを連結させた一体型形状のもので、オド&トリップはもちろん瞬間燃費/平均燃費/燃料範囲、リアルタイムクロックに外気温/ギアポジション表示、フロントおよびリアタイヤ空気圧からエンジン稼働時間・エンジンオイル寿命率・平均速度、果てはバッテリー電圧にラジオ情報表示、車両トラブルコード読み出しまでを表示可能な多機能ぶり。オーディオシステムもAM/FMラジオをはじめ、Bluetoothおよびスマートフォン対応入力付き200ワットステレオによるパッケージで、パッセンジャー向けのリアスピーカーまで完備するという徹底ぶり。加えてセキュリティ対策と利便性向上のためにキーレスイグニッション採用など、最新鋭装備がこれでもか!とおごられている点に新生インディアンの意気込みが感じられます。
これほどの豪華装備を組み込んだ車体のサイズは全長2,656×全幅1,012×全高1,572mm・乾燥重量406kgとこれまた規格外ですが、その巨体を十全に動かすためのパワーユニットも見所満載。旧き佳きサイドバルブエンジンを彷彿とさせる空冷Vツインは、101.0×113.0mmのボア×ストロークで総排気量1,811ccとなった新型OHV『Thunder Stroke111(サンダーストローク111)』。発表時期の2014年末と言えば、ビッグツインの雄であるハーレーダビッドソンが『Project Rushmore(プロジェクトラッシュモア)』を掲げ、ツーリングファミリーを中心に大幅な改革を実施していた時期でもありますが、新生ロードマスターは空冷OHV2バルブという古い設計ながら、最大トルク138.9Nm/3,000rpmという極太トルクでH-Dのビッグツイン群を圧倒。以下に挙げるライバル『FLHTK Electra Glide Ultra Limited(FLHTK エレクトラグライド ウルトラ リミテッド)』のスペックと比較してみるとその差は明らか。
・車名/車体寸法(全長×全幅×全高)/最大トルク/装備重量/小売価格(各15年モデル)
FLHTK エレクトラグライド ウルトラ リミテッド(TwinCooledツインカム103ci搭載機)/2,600×960×1,440mm/127Nm/412kg/366万円~
Indian ロードマスター/2,656×1,012×1,572mm/138.9Nm/421kg/26,999US$~(当時レートで約324万円)
英語の「Master」という単語には様々な意味合いがありますが、その中には「征服する」「最高位保持者」というものも含まれており、チーフシリーズから独立させるという意気込み通りの威風堂々たる内容でデビューを飾ったと言っても過言ではありません。日本市場へは当時のインディアン製モーターサイクル取り扱いを行っていたホワイトハウスオートモービルが慎重な姿勢であったことなどによりマイナーな存在でしたが、2019年暮れにポラリスジャパンが設立されたことで正式に導入開始。その翌年となる2020年モデルからは新生チーフシリーズと同じく排気量を1,890ccへと拡大した新エンジン『サンダーストローク116』が導入されフルモデルチェンジ。イヤーモデル毎に以下のカラーリング変更を実施しつつ、2024年秋現在に至るまで旗艦モデルのひとつとしてファンを獲得しております。
・2015年モデル…サンダーブラック・インディアンレッド・インディアンレッド&アイボリークリーム
・2016年モデル…サンダーブラック・ブルーダイヤモンド・インディアンレッド&アイボリークリーム・スチールグレー&サンダーブラック
・2017年モデル…サンダーブラック・バーガンディメタリック・スチールグレー&サンダーブラック・サンダーブラック&アイボリークリーム・ウィローグリーン&アイボリークリーム
・2018年モデル…サンダーブラック・バーガンディメタリック・パールホワイト&スターシルバー・ポリッシュドブロンズ&サンダーブラック&シルバー ピンストライプ
・2019年モデル…サンダーブラック・バーガンディメタリック・パールホワイト&スターシルバー・ポリッシュドブロンズ&サンダーブラック・スチールグレースモーク&サンダーブラックスモーク
・2020年モデル…サンダーブラックパール・バーガンディメタリック・パールホワイト&チタンメタリック・チタニウムスモーク&サンダーブラックスモーク・レイダーブルー&パールホワイト・ダートトラックスモーク&サンダーブラックスモーク・コースタルグリーン&アイボリークリーム・ルビーメタリック&パールホワイト・
・2021年モデル…サンダーブラックパール・マルーンメタリック&クリムゾンメタリック・アルミナジェイド&サンダーブラック・アリゾナターコイズ&パールホワイト・ブルースレートスモーク&ブラックスモーク・ブラックアズールクリスタル&ステルスグレー&アズールクリスタル・
・2022年モデル…ブラックメタリック・マルーンメタリック&クリムゾンメタリック
・2023年モデル…ブラックメタリック・シルバークォーツメタリック&ブロンズパールメタリック
・2024年モデル…ブラックメタリック・ブラックメタリック&チタニウムメタリック・スピリットブルーメタリック&シルバークォーツメタリック
また、2017年からは上質なクロムパーツをあしらった『ロードマスター クラシック』、2018年には世界限定生産モデル『ロードマスターエリート』、2019年にはファン待望のダークホース仕様車『ロードマスター ダークホース』、も派生し、2021年モデルではロードマスタークラシックが名称変更で『ロードマスター リミテッド』としてラインナップに登場。多彩なカラーリングとバリエーションモデルにより、本国アメリカにおけるラグジュアリークルーザーの主役級として、前述のライバルであるH-D・FLHTK エレクトラグライド ウルトラ リミテッドを含むビッグツイン群とのシェア争いを繰り広げております。
現在の中古バイク市場においては、デビューからしばらくの間は日本市場での普及が進まなかったため、一部の好事家向けのマイナー車種といった立ち位置に甘んじていましたが、2020年よりポラリスジャパンが本格的に導入を開始したこと、並びに同社のスポーツモデルとして登場したFTR1200などが大きく注目を集めたことにより、認知度を大きく高めることに。2020年以前は年間で20万台にも及ぶ中古バイクが取引される業界最大のマーケットである「業者間オークション」の場でも、平均取引価格は100万円を上回らない範囲内で推移していたものの、年々シェアを拡大する話題作を発表するインディアン製モーターサイクルの認知度が高まるに合わせ評価額が上向きになりました。日本未導入の期間も長かったため、流通台数はそこまで多くはありませんが、2019年から2024年秋の現時点までにおける平均取引価格は128万円にまで上昇しており、できるだけ高く売りたいとお考え中のオーナー様にとっては絶好の好機到来だと言えるでしょう。ここで注意しておきたいのは為替レートなどの変動で、近年の物価高騰を受けて各メーカーが新車販売価格を軒並み引き上げていることなどを踏まえると、今後はサンダーストローク116搭載前までの従来モデルとの評価額差が大きくなることが予想されており、なるべく早いうちに買取査定を受けることが良い結果につながります。
名門・チーフシリーズからの独立を果たし、多彩なカラーリングとバリエーションモデルでファンを獲得しているラグジュアリーツアーのロードマスターシリーズで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、チーフシリーズとのコンセプトの違いやそのルーツなどに関する正しい知識と理解、大排気量クルーザーの中でも際立った個性による相場事情、目まぐるしく変動する最新の相場事情への精通、並びにそれらを反映した買取価格を提示できる誠実さ、業者間オークションなどへの転売だけではなく自社店舗による直販体制などを駆使した様々な販路によって利益が出せる業者であることがもっとも肝要だとされており、販売力の差が買取価格に直結するもっとも大きなファクターとまで言われております。弊社バイクパッションはそのどちらをも満たしており、特にH-D製ビッグツインを含む海外メーカー製バイクに関しても単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。
インディアン・ロードマスターシリーズの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は海外モデルの価値にも精通しているバイクパッションに!

車名/型式/年式 | Road Master(ロードマスター)/TRA型/2015年モデル |
---|---|
発売年月 | 2014年12月(※2015年モデルとして販売開始) |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,656×全幅1,012×全高1,572mm・乾燥重量406kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高673mm・最低地上高140mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV2バルブV型2気筒(Thunder Stroke111)・138.9Nm/3,000rpm・--km/L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・20.8リットル |
新車販売価格 | US$26,999~28,199 (2015年北米モデル/当時レートで約324~338万円) |
ジャンル | クルーザー アメリカン | フル装備ツアラー |

【実働車|過去5年間の買取相場の推移】 Indian ロードマスター【2014~現行】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年5月時点から 5 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】



【2024年間 vs 2025年】



【2022年間 vs 2025年】
取引台数

過去5年間の取引台数÷5
※データ更新:2025年05月09日

【状態別の取引額】 Indian ロードマスター【2014~現行】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年5月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
137.1万円
120.6万円
4台

平均
最低
取引
111.4万円
111.4万円
1台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

※データ更新:2025年05月09日

【走行距離別の取引額】 Indian ロードマスター【2014~現行】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格
2025年5月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
0.5〜1万km | 最高 | 160.0万円 | 5台 |
平均 | 132.0万円 | ||
最低 | 111.4万円 | ||
![]() |
※データ更新:2025年05月09日

【カラー別の取引額】 Indian ロードマスター【2014~現行】
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買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年5月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
■ / ■ | 150.0 万円 | 2台 | ![]() |
||
■ | 120.6 万円 | 1台 | ![]() |
||
■ / ■ | 127.8 万円 | 1台 | ![]() |
||
■ | 111.4 万円 | 1台 | ![]() |
※データ更新:2025年05月09日

【実働車の取引価格帯】 Indian ロードマスター【2014~現行】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格帯
2025年5月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】






※データ更新:2025年05月09日

買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

Indian ロードマスター【2014~現行】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年05月09日)



落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | Indian ロードマスター【2014~現行】 | 160.2万円 | 5.0点 | TRAAA9G3 | 5,072km | ■ / ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | Indian ロードマスター【2014~現行】 | 140.2万円 | 4.8点 | TRAAA6G3 | 7,296km | ■ / ■ |
3 | Indian ロードマスター【2014~現行】 | 128.0万円 | 5.2点 | TRAAA4G3 | 6,824km | ■ / ■ |
4 | Indian ロードマスター【2014~現行】 | 120.8万円 | 4.7点 | TRAAA7F3 | 5,850km | ■ |
5 | Indian ロードマスター【2014~現行】 | 111.6万円 | 3.8点 | TRAAA7G3 | 7,610km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
