スカウト Sixty【2016~24年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- 走行距離別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
スカウト Sixty【2016~24年】 に関するこのページの内容
スカウト Sixty【2016~24年】 買取査定に役立つ豆知識

バート・マンローが駆って世界最速の栄光を掴み取った伝説的な名車であるIndian Scout(インディアン スカウト)を現代に蘇らせた2015年に続き、ポラリス傘下入りを果たした新生インディアンのラインナップに加わることとなった”若きインディアン”とでも言うべき存在が、2016年リリースの『Indian Scout Sixty(インディアン スカウト シックスティ)』。前年デビューの新生スカウトのスタイリングを完全継承し、いくつかのアレンジによって独自の味付けがほどこされた弟分にあたる一台です。
最大の特徴はエンジンのダウンサイジング化にあり、兄貴分・スカウトが総排気量1,1133ccの水冷Vツインを搭載していたのに対し、本機スカウトシックスティは総排気量999ccの水冷Vツインを搭載。端数を除いて60立方インチ(60ci/60キュービックインチ)となった排気量にちなみ、車名にSixtyと付することで弟分であることがインディアン公式によって明確化されたモデルとしてデビューを飾りました。自動車産業ではメジャーな製造手法になったダウンサイジングですが、アメリカ製バイクとしては非常に珍しく、日本での初お披露目の場となった2016年1月の『札幌モーターショー2016』では、新車販売価格153万円(税込み)というリーズナブルさもあってクルーザーファンからの注目を一身に集めました。
エンジンこそサイズダウンしたものの、兄貴分と全く同じ全長2,311×全幅880×全高1,207mmの車体を与えられたフルサイズマシンであり、アンダー1,000ccクラスのクルーザーとしては大柄な部類。ただし、これはあくまでも数値上だけでの話しであり、鍛造アルミ製フレームによるしなりを抑えた高剛性ぶりと乾燥重量246kgという軽さに驚かされる仕様となっており、前後16インチホイールによる軽快なハンドリング、低重心で安定感のあるマスバランスによる運動性能の高さに舌を巻かされるという充実ぶりで、前年の兄に続きとんでもなく優秀な弟分がクルーザー市場に登場したと言えるでしょう。最大トルク88Nm/5,800rpmと兄貴分に比べて控えめなパワーではあるものの、排気量が小さい分エンジンフィールは兄貴よりも滑らかに回るような印象があり、ピークトルクを発生する5,800回転まで実に自然で素直なパワー感なのが好印象。5速ミッション化したことで荒々しさよりも扱いやすさと十分なパンチ力とのバランスに重きを置いたかのような出力特性となっており、大型二輪免許取立ての小柄なライダーでも何ひとつ不安を覚えずに乗りこなせるほどフレンドリーな味付けに仕上げられております。
パッと見た感じは兄貴分と見分けがつかないほど精巧な再現度ですが、間近で見るとヘッドライトナセルがブラックアウトされていたり、ソロシートの後方がホールド性を高めるべくやや跳ねが強めになっている点やABSの標準化など細かい箇所で相違点あり。A前年登場の兄貴分に対する反響の大きさにより、デビュー初年度の2016年モデルから豊富なアクセサリーが用意されるなど、期待の大型ルーキーらしい大々的なセールスプロモーションが展開され、レザー製サドルバッグやタイプの異なるハンドルバーなどで好みのカスタマイズが可能な点も数寄者にはたまらないポイントのひとつ。そつなくまとめられた車体と軽快なハンドリングに良く回るエンジンと、H-D・XL883Nアイアンとは多くの要素で競合する好敵手となり、本国アメリカを中心に世界各国の主要マーケットで切磋琢磨の関係を続け、2021年の日本国内販売終焉を迎えるまで多くのファンを獲得しました。
2020年にはプラットフォームを共有するボバー仕様の『Scout Bobber Sixty(スカウト ボバー シックスティ)』も登場し、今後もアンダー1,000ccクラスを盛り上げていくことが大いに期待される中、インディアン公式による日本市場向け販売終了のアナウンスによってファンは少々寂しい思いをさせられてしまったものの、スポーツスター一辺倒であった同カテゴリに及ぼした影響は殊の外大きく、世界の主要マーケットにも良い刺激を与えた功労者と言っても過言ではないモデルのひとつです。それから3年の歳月が流れた2024年11月に入り、ベースモデルのスカウトが1,250ccの新型水冷Vツイン搭載でフルモデルチェンジ実施となったことを機に、日本市場でも『Scout Sixty Classic(スカウト シックスティ クラシック)』の名にて2025年モデルでの復活が予告され、同時デビューの姉妹車『Scout Sixty Bobber(スカウト シックスティ ボバー)』と共に市場をさらに盛り上げることに大きな期待が寄せられることとなりました。
以下、第1世代となったMSA型スカウトシックスティ 各年式ごとのカラーリングとなります。
・2016年…サンダーブラック/パールホワイト/インディアンモーターサイクルレッド
・2017年…サンダーブラック/パールホワイト/インディアンモーターサイクルレッド/サンダーブラック&スターシルバー
・2018年…サンダーブラック/インディアンモーターサイクルレッド/ポリッシュドブロンズ/サンダーブラック&チタニウムメタリック
・2019年…サンダーブラック/ホワイトスモーク/ルビーメタリック/スターシルバーオーバーサンダーブラック
・2020年…サンダーブラック/バーガンディメタリック/パールホワイト&チタニウムメタリック
・2021年…ルビーメタリック/(以下、本国仕様車)ストームブルー
現在の中古バイク市場においては、手を出しやすい価格設定と優れた運動性に扱いやすいパワーなどが好評を博し、日本市場におけるインディアン製モーターサイクルの普及を高める役割を果たしたモデルらしく、玉数はそこそこありといった状況。年間で20万台におよぶ中古バイクが取引され、名実ともに中古バイク業界最大のマーケットである「業者間オークション」の取引記録を見てみますと、走行距離3000km弱から3万km強まで様々な状態の個体が出品されており、2024年秋時点での平均取引価格はおおよそ71万円。取引の中心が2017年までのモデルであることを踏まえるとかなりのリセールバリューであり、新生スカウトシリーズらしく評判の高さによって高い相場水準を維持していることが伺える内容だと言えるでしょう。使用感が強めに出ている個体が大多数を占めているのが現状で、フルノーマルの低走行車など強めのアピールポイントがある車両は高値がつく公算も高く、ニューモデルへの乗り換え・買い替え、あるいは高額での売却を希望されるオーナー様にとっては十分な期待値を有しており、買取査定だけでも受けてみるだけの価値は大いにございます。
新生スカウトシリーズの末弟にしてアンダー1,000ccクラス市場に多大な影響を及ぼした風雲児となったインディアン・スカウトシックスティシリーズで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、長い歴史を誇るスカウトシリーズに関する正しい知識と理解、大排気量クルーザーの中でも際立った個性による相場事情、目まぐるしく変動する最新の相場事情への精通、並びにそれらを反映した買取価格を提示できる誠実さ、業者間オークションなどへの転売だけではなく自社店舗による直販体制などを駆使した様々な販路によって利益が出せる業者であることがもっとも肝要だとされており、販売力の差が買取価格に直結するもっとも大きなファクターとまで言われております。弊社バイクパッションはそのどちらをも満たしており、特にH-D製ビッグツインを含む海外メーカー製バイクに関しても単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。多くの派生モデルを生み出し、今や新生インディアンの全モデルの中でも中核を成すモデルだけに、その真価を知る弊社だからこそ可能な高額買取にてオーナー様のご期待にお応えさせていただくことをお約束いたします。
インディアン・スカウトシックスティシリーズの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は海外モデルの価値にも精通しているバイクパッションに!

車名/型式/年式 | Indian Scout Sixty(インディアン スカウト シックスティ)/MSA型/2016年モデル(※画像・スペック共) |
---|---|
発売年月 | 2016年1月 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,311×全幅880×全高1,207mm・乾燥重量246kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高643mm・最低地上高135mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒・88Nm/5,800rpm・--km/L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・12.5リットル |
新車販売価格 | 153万円~156万円(2016年当時・税込) |
ジャンル | クルーザー アメリカン | ボバースタイル |

【実働車|過去5年間の買取相場の推移】 スカウト Sixty【2016~24年】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年6月時点から 5 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】



【2024年間 vs 2025年】



【2022年間 vs 2025年】
取引台数

過去5年間の取引台数÷5
※データ更新:2025年06月13日

【状態別の取引額】 スカウト Sixty【2016~24年】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年6月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
72.2万円
58.0万円
5台

平均
最低
取引
65.3万円
46.2万円
3台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

※データ更新:2025年06月13日

【走行距離別の取引額】 スカウト Sixty【2016~24年】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格
2025年6月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
0〜4999km | 最高 | 85.2万円 | 1台 |
平均 | 85.2万円 | ||
最低 | 85.2万円 | ||
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|||
0.5〜1万km | 最高 | 90.8万円 | 1台 |
平均 | 90.8万円 | ||
最低 | 90.8万円 | ||
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1〜2万km | 最高 | 82.8万円 | 3台 |
平均 | 72.6万円 | ||
最低 | 65.2万円 | ||
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|||
3〜5万km | 最高 | 58.8万円 | 3台 |
平均 | 54.3万円 | ||
最低 | 46.2万円 | ||
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※データ更新:2025年06月13日

【カラー別の取引額】 スカウト Sixty【2016~24年】
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買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年6月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
■ | 69.8 万円 | 4台 | ![]() |
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■ | 64.5 万円 | 2台 | ![]() |
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■ | 90.8 万円 | 1台 | ![]() |
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■ | 58.0 万円 | 1台 | ![]() |
※データ更新:2025年06月13日

【実働車の取引価格帯】 スカウト Sixty【2016~24年】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格帯
2025年6月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】






※データ更新:2025年06月13日

買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

スカウト Sixty【2016~24年】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年06月13日)



落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | スカウト Sixty【2016~24年】 | 91.0万円 | 4.3点 | MSA111G3 | 9,216km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | スカウト Sixty【2016~24年】 | 85.4万円 | 4.8点 | MSA115G3 | 2,759km | ■ |
3 | スカウト Sixty【2016~24年】 | 83.0万円 | 4.7点 | MSA113G3 | 10,830km | ■ |
4 | スカウト Sixty【2016~24年】 | 70.0万円 | 5.0点 | MSA113G3 | 10,854km | ■ |
5 | スカウト Sixty【2016~24年】 | 65.4万円 | 5.2点 | MSA114G3 | 13,913km | ■ |
6 | スカウト Sixty【2016~24年】 | 58.9万円 | 4.3点 | MSA117G3 | 32,886km | ■ |
7 | スカウト Sixty【2016~24年】 | 58.1万円 | 4.7点 | MSA116G3 | 35,692km | ■ |
8 | スカウト Sixty【2016~24年】 | 46.3万円 | 4.2点 | MSA117G3 | 33,949km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
