KLX230R S 【2022~現行】毎週更新の買取査定相場
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KLX230R S 【2022~現行】 買取査定に役立つ豆知識
本格的なレース参戦とういうよりも私有地などのクローズドエリアでオフロードライドを気軽に楽しむことを目的に開発された「KLX230R」にバリエーションモデルが登場した。それが、2021年12月に国内仕様が発売された「KLX230R S」である。
ベースマシンのモデル名末尾に「S」の一文字が追加されているのみだ。そこで両モデルのマシン構造に大きな違いがないことは容易にイメージできるだろう。異なっているのは、本モデルがサスペンションセッティングの変更を施すことでシート高を下げ、足つき性を良くしているという点。つまり純正ローダウンモデルという位置づけだ。
2020年式から展開されてきた「KLX230R」は、シート高が925mmもあり、初心者が気軽にチャレンジできるサイズとは言い難いところがあった。そこにローダウン仕様の本モデルと設定することで、さらに多くのライダー層がオフロードライドを身近に感じてもらえることを狙ったと言えるだろう。
車体は、コンパクトスリムなマシン設計を実現するペリメターフレームを採用。搭載するエンジンは、ボア・ストロークが67mm×66mmの空冷OHC2バルブ単気筒ユニット。排気量232㏄の心臓部は、8,000回転で19馬力を発揮。最大トルクは6,000回転で20Nmに達する。ちなみに同系エンジンは公道仕様の「KLX230/S」にも搭載されているが、出力特性は異なっている。
なお本モデルはオフロード専用マシンとなるが、エンジン始動はセルフスターターのみで様々なシーンでもスムーズなスタートが可能。トランスミッションは6速リターン式。
足回りは、フロントにホイールトラベルをベースマシンから30mmショート化した22mm仕様の正立フォークをセット。そこに21インチホイールとディスクブレーキという組み合わせ。リヤはホイールトラベルを28mm縮小して223mmに設定したスイングアームとモノショックという構造。ホイールは18インチでディスクブレーキを装備する。
スタンダードモデルと異なっているのは、ホイールトラベルとシート高、そして車体サイドのグラフィックに「S」の文字が追加されているのみ。
デビュー以降の「KLX230R S」は、カラーチェンジを実施しながらラインアップを継続している。
なお、本モデルはオフロード専用モデルのため、ナンバー登録をして公道走行することはできない。
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車名/型式/年式 | KLX230R S /KLX230F型 /2022年モデル |
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発売年月 | 2021年12月 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,035mm 全幅 840mm 全高 1,175mm 重量 115kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 900mm 最低地上高 275mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4サイクル単気筒・19PS/8,000rpm |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・6.5L |
新車販売価格 | 52.8万円(税込) |
ジャンル | オフロード |