990デューク【2024~現行】毎週更新の買取査定相場
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990デューク【2024~現行】 買取査定に役立つ豆知識
KTMはネイキッドスポーツ「DUKE」シリーズのデビューから30周年を迎える2024年ラインナップで、新型ミドルクラス「DUKE」を展開した。それが本モデル「990 DUKE」である。日本国内向けは同年7月に発売された。
2024年の「DUKE」シリーズは、「125」、「250」、「390」が新型となり、さらに新たなフラッグシップの「1390 スーパーデュークR EVO」が登場するなどラインアップの大幅刷新が行われた。
その中でデビューした本モデルだが、シャシーは新開発のスチール製トレリスフレームにアルミ製サブフレームを組合せる構造を採用する。そこにマウントされるパワーユニットは、ボア・ストロークが92.5mm×70.4mmのDOHC4バルブ水冷並列2気筒エンジンとなる。既存モデルの「890 DUKE R」のLC8cユニットをベースにしつつ排気量は947ccまで拡大。最高出力は9,500回転で123馬力を発生する。最大トルクは6,750回転103Nmというスペック。ライディングモードは、「スポーツ」・「ストリート」・「レイン」の3タイプに加えて、オプションで「パフォーマンス」・「トラック」も用意された。
足回りは、フロントに43mm径の調整式WP製APEX倒立フォークを装備して17インチアルミキャストホイールと300mmのダブルディスクブレーキを組合せる。キャリパーは4ピストンタイプのラジアルマウント仕様。リヤは新設計の湾曲型アルミ製スイングアームにプリロード調整可能なWP製のAPEXモノショックをセット。ブレーキは240mmディスクとシングルピストンキャリパーという構造。
実用装備面では、新たにフルカラーの5インチTFT液晶モニターが採用されて直感的な操作が可能となった他、USB-C電源ソケットも標準装備でアクセサリーの電源確保が容易となっている。
また特徴的なフロントフェイスのヘッドライトは内蔵センサーで光量が自動調整されるポジションライトとデイタイムランニングライトを装備。シャープなレンズ形状で、これまで以上にアグレッシブなオーラを放っている。
ライバルモデルとしては、ドゥカティから展開される2気筒エンジンのハイスペックネイキッド「ストリートファイター V2」が比較対象になるだろう。
車体はアルミ製モノコックフレームに955ccの水冷L型ツイン「スーパークアドロ」を搭載する。最高出力は10,750回転153馬力で、最大トルクが9,000回転101.4Nmという仕様。重量は193kgで本モデルより14kg重い。パワーウェイトレシオは「ストリートファイター V2」が優れていた。
なおデビューモデルとなった2024年式「990 DUKE」の日本仕様は、「ブラック」の1カラーのみの導入で179.9万円(税込)で発売された。
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車名/型式/年式 | 990 DUKE /2024年モデル |
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発売年月 | 2024年7月 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | ホイールベース 1,476mm 重量 190kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 825mm 最低地上高 195mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4サイクル並列2気筒・123PS/9,500rpm |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・14.8L |
新車販売価格 | 179.9万円(税込) |
ジャンル | ストリートファイター |