V11 コッパイタリア【2003~04年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 高く売れる型式・年式
- 買取相場の推移
- 型式・年式別|買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
V11 コッパイタリア【2003~04年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは赤/銀、最も高く売れる年式は2004年式となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は20.6万円が平均です。
V11 コッパイタリア【2003~04年】 買取査定に役立つ車両解説

- トリコロール 2003年式
- 当時の新車価格
- 14,590USD (約157万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
69.4万円
- 現在の平均買取相場指標
-
50.3万円
- 上限参考買取率
- 44.2%
- 平均参考買取率
- 32.0%

- トリコロール 2004年式
- 当時の新車価格
- 14,590USD (約157万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
69.4万円
- 現在の平均買取相場指標
-
50.3万円
- 上限参考買取率
- 44.2%
- 平均参考買取率
- 32.0%
モトグッツィV11コッパイタリアは、マンデッロ・デル・ラーリオの老舗イタリアンメーカーが2003年から2004年にかけてリリースした、V11シリーズの中でも特別な意味合いを持つ限定スペシャルモデルである。このマシンを正確に理解するためには、そのルーツとなるV11シリーズ全体の系譜を辿る必要がある。
V11シリーズの原点は1997年のミラノモーターショーに遡る。そこで発表されたV11スポルトは、財政難にあったメーカーの事情から市販化が遅れ、実際に生産ラインに乗ったのは1999年のことだった。エンジンは1100スポルト譲りのユニットを採用し、ジュリオ・チェーザレ・カルカーノが設計したものを源流とする。そして2001年にはアプリリアによる買収が成立。この年を境にV11系統の派生モデルの拡充に拍車が掛かり、そのラインアップのひとつとして2004年に登場したのがコッパイタリアである。
コッパイタリアが生まれた直接的な背景は、2003年にイタリアのロードスターカップで開催された全国ネイキッドバイク選手権へのモトグッツィの参戦にある。そのレーシングアクティビティを称えるべく製作された記念モデルが、このコッパイタリアだ。V11コッパイタリアはV11ル・マンシリーズとは異なるスポーツ系の血統であるV11をベースとしながら、イタリア国旗のトリコローレをまとったレーシングリバリーを纏い、筋肉質な1リッタークラスのVツインエンジンを誇示する特別な存在として位置づけられた。その市場でのポジショニングは、ピュアなコレクターズアイテムでありながら公道走行可能なレースレプリカという、二重の価値軸を持つものだった。
車体構成においてコッパイタリアの骨格を成すのは、モノビームスチールフレームである。ホイールベースは1,490mm、レーキ角は25度、トレールは103mmで、保守的ながらも確実なコーナリング安定性を生み出す設計となっている。シート高は800mm、全長2,150mmというディメンションは、エルゴノミクスよりも機能美を優先したイタリアンスポーツの美学を体現している。 エンジンは排気量1,064cc、ボア×ストローク92mm×80mmの空冷90度VツインOHV2バルブ構成。圧縮比は9.8:1に設定され、最高出力91馬力/7,800rpm、最大トルク94Nm/6,000rpmを発生する。トランスミッションは6速、最終減速はシャフトドライブ方式を採用する。
コッパイタリアを他のV11バリアントから際立たせる最大の特徴が、その装備品の質の高さだ。ブレンボ・ゴールドラインブレーキ、フロント・リア・ステアリングダンパーに及ぶオーリンズトリプルサスペンションキットが標準装備として奢られており、これにオプション設定された約2,000ドルのエキゾーストシステムを加えれば、ファクトリーレーサーに肉薄するスペックが完成する。具体的にはフロントに43mmアジャスタブル・オーリンズ倒立テレスコピックフォーク、リアにはカンチレバースイングアームとアジャスタブル・オーリンズモノショックの組み合わせ。ブレーキはフロント2×320mmブレンボORO製ステンレスフローティングディスク+4ピストンキャリパー、リア282mmステンレス固定ディスク+2ピストンキャリパーという構成で、圧倒的な制動力を確保している。車重は乾燥重量で226kgとなっており、最高速度は214km/hを記録する。
外装面ではウィンドスクリーン、燃料タンク、パッセンジャーシートカバーにイタリア国旗の緑・白・赤のストライプを配置。ハンドルバーはブロンズゴールドカラーの仕上げとし、マニエッティ・マレッリ16Mインジェクションボックスを採用。丸型ヘッドライトを小型カウルに組み込み、その上にスモールウィンドスクリーンを備えたスタイリングは、他のV11バリアントと共通しながらも、このトリコローレカラースキームによって一線を画す。
年式ごとの変遷については、V11コッパイタリアは2003年モデルとして初登場し、その後2004〜2005年モデルへと継続された。ただし市場への本格的な供給は2004年モデルが中心であり、米国市場へのエクスポートはわずか40台にとどまったとされるほどの希少な存在であった。2003年モデルと2004年モデルの間に劇的なスペック変更はなく、オーリンズサスペンション、ブレンボ・ゴールドシリーズのブレーキという高品位仕様が一貫して維持された。なお同時期の派生モデルとして、コッパイタリアはV11カフェスポルトと機械的にはほぼ同等であり、両者の差異はカラーリングとコンセプトにあると言っても過言ではない。また2004年にはV11ル・マン・ネロコルサが追加されており、このブラックアウト仕様はダークでアグレッシブな演出を好むライダーに向けた別種の選択肢として機能した。
モデルライフの終盤については、2004年にV11スポルトとV11ル・マン(標準モデル)が廃番となり、2005年にはバッラビオ、ロッソコルサ、カフェスポルトが生産終了を迎えた。コッパイタリアもこの流れの中で姿を消している。V11ファミリーは1999年から2006年という約7年間の長きにわたって生産が続けられたが、そのDNAはその後のモトグッツィのスポーツモデル開発に精神的な礎として引き継がれた。
ライバル車種として名前が挙がるのは、同時代の欧州製Vツインスポーツネイキッドカテゴリに属するドゥカティ・モンスター1000S、BMWのR1100S、そしてトライアンフ・スピードトリプルである。ドゥカティ・モンスター1000SはV11よりも軽量でハンドリングに鋭さがある一方、メンテナンスコストが高い傾向にある。BMWのR1100Sはテレレバー前輪システムとツーリング適性に秀でているが、キャラクターの個性という点ではやや平凡。トライアンフ・スピードトリプルはパワーと機敏なシャシーが魅力だが、V11が持つメカニカルな魂の深さには及ばない、と評される。V11コッパイタリア最大の個性は、縦置き90度Vツインとシャフトドライブの組み合わせが生み出す独特の鼓動感と車体挙動にある。横置き水冷エンジンを主流とするライバルとは根本的に異なるフィーリングは、優劣の問題ではなく哲学の違いで、それ自体が付加価値として機能している。
V11コッパイタリアは、レース参戦の栄光を市販車というかたちで結晶化させた一台だ。卓越したコンポーネントで武装しながらも、どこか工芸品的な佇まいを湛えるこのマシンは、効率や汎用性とは無縁の、純粋な情熱の産物である。限られた生産台数と市場流通量の少なさが、今日ではコレクターズバリューをさらに高めている。モトグッツィというブランドが持つ、妥協を許さないイタリア的感性の結晶として、V11コッパイタリアはその短いモデルライフを超えた存在感を今なお放ち続けている。
買替や売る際の買取査定は2003〜2004年式モト・グッツィV11コッパイタリアの中古価値に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | Moto Guzzi V11 Coppa Italia / KTB01型/2003〜2004年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2003年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2150mm 幅810mm 高さ1170mm 重さ226kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高800mm最低地上高178mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV1064ccV型2気筒・91馬力(7800回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・20.7リットル |
| ジャンル | カフェレーサー | ネオクラシック |
【2003年式】V11 コッパイタリア毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2003年式】V11 コッパイタリア の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは赤/銀となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は20.6万円が平均です。
【2003年式】V11 コッパイタリア 買取査定に役立つ車両解説

- トリコロール
- 当時の新車価格
- 14,590USD (約157万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
55.6万円
- 現在の平均買取相場指標
-
54.8万円
- 上限参考買取率
- 35.4%
- 平均参考買取率
- 34.9%

- トリコロール
- 当時の新車価格
- 14,590USD (約157万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
55.6万円
- 現在の平均買取相場指標
-
54.8万円
- 上限参考買取率
- 35.4%
- 平均参考買取率
- 34.9%
モトグッツィV11コッパイタリア(2003年式)は、1921年創業のイタリアの名門モトグッツィが誇るV11シリーズの歴史において、きわめて特別な文脈から生まれた一台である。V11シリーズは1997年のミラノモーターショーで初披露されたが、当時の会社の財政難により発売が遅れ、1999年に市販モデルとして正式ローンチされた。ロードスター・セグメントに位置し、複数のバリエーションを展開するなかでコッパイタリアはその集大成的存在として誕生した。
コッパイタリアは、2003年のイタリアン・ネイキッドバイク選手権(ロードスターカップ)へのモトグッツィの参戦を記念して生産された、V11シリーズのなかでも最も希少なバリエーションのひとつだ。レースへのオマージュとして仕立てられたその性格は、車体の隅々にまで徹底されている。
コッパイタリアの基幹を成すのは、排気量1,064cc・空冷4ストローク90度Vツイン・縦置きエンジンで、OHV・気筒あたり2バルブ構成を採用する。圧縮比は9.8:1に高められ、最高出力91馬力(7,800rpm)、最大トルク94Nm(6,000rpm)を発生させる。この縦置きVツインという独自レイアウトは、モトグッツィが何十年にもわたって守り続けてきた伝統的アーキテクチャであり、低中回転域から豊かなトルクを引き出すことで、ライダーに他のVツインとは一線を画する鼓動感をもたらす。
車体装備面ではV11カフェスポルトをベースに、イタリア国旗の緑・白・赤のトリコロールカラーリングを大胆にあしらい、高めのゴールドアノダイズドハンドルバー、ビキニフェアリング、カーボンファイバー製フロントフェンダーおよびスターターモーターカバーを追加。サスペンションはフロント・リア・ステアリングダンパーすべてをオーリンズで統一した。具体的には、フロントに43mmのオーリンズ倒立フォーク(コンプレッション調整機能付き)、リアにはカンチレバースイングアームとモノショックを組み合わせる。ブレーキはフロントに320mmフローティングダブルディスク+ブレンボ4ポッドキャリパー、リアに282mmシングルディスク+2ポッドキャリパーを装備。ブレーキはブレンボORO(ゴールドシリーズ)を採用し、従来比でより確実でシャープな制動フィールを実現している。ホイールは3スポークのブラック仕上げアルミ合金製。燃料供給はマニェーティ・マレッリIAWマルチポイント順次噴射式フューエルインジェクションが担い、点火もマニェーティ・マレッリIAW電子デジタル式を採用する。車体寸法は全長2,150mm、ホイールベース1,490mm、シート高800mm。乾燥重量は226kgで、燃料タンク容量は20.7リットルを確保する。
このコッパイタリアは、限定生産のトリコローレシルバー・レッド・グリーンカラーで供給されたスポーツバイクの至高の一台として、マンデッロ・デル・ラーリオのファクトリーが誇る最新の90度Vツインにクロスオーバーパイプを追加し、圧縮比を9.8:1に引き上げた仕様だ。
モデルライフにおける2003年式の立ち位置を見ると、この年式は「2002-03」モデルとして記録されており、コッパイタリアの初年度にあたる。その後、2004年式以降はリアサスペンションがSachs BogeからオーリンズモノショックへアップグレードされるとともにMagnetti Marelli 16M インジェクションボックスを採用するなど熟成が加えられ、2004〜2005年のモデルイヤーまで生産が継続された。コッパイタリアはV11ファミリーのなかでも最高峰の装備仕様を誇るモデルであり続け、その後V11シリーズ全体が2006年に生産終了を迎えることで、このスペシャルエディションの伝説は完結した。
同時代のライバルとしては、Cycle World誌がBMW R1150R ロックスター リミテッド80とコッパイタリアを直接比較テストに取り上げている。BMWがABSリンク式パワーアシストブレーキによる安全性能を武器とするのに対し、コッパイタリアはブレンボ従来型キャリパーによる優れたタッチとフィードバックを持ち、経験豊富なライダーがより高い満足感を得られる選択肢と位置付けられた。また同排気量帯のデュカティ モンスターS4(ドライブトレインはVツインという共通点を持ちつつも水冷Lツインで軽量)や、トライアンフ スピードトリプル955iなども同クラスに並ぶ競合だった。これらと比べてコッパイタリアの最大の差別化点は、縦置きVツインが生む独自の鼓動感と車体への反トルク挙動、そして純イタリア製コンポーネントを惜しみなく投入した機能美にある。1,064ccエンジンが刻む滑らかで予測しやすいパワーバンドは、過激な山と谷のないトラクタブルな出力特性をもたらし、長距離ライドでも疲弊しない扱いやすさを実現している。
モトグッツィV11コッパイタリア2003年式は、ひとつの競技シーズンへの参戦を記念するにとどまらず、マンデッロ・デル・ラーリオが100年以上にわたって培ってきたモーターサイクル製造哲学のエッセンスを凝縮した一台だ。オーリンズ、ブレンボ、マニェーティ・マレッリという欧州最高峰のコンポーネントを惜しみなく与えられ、トリコロールをまとったこのマシンは、スペックシートでは語り切れない豊かな個性と希少性を持つ。これらのバイクはすでに価値が上昇しており、今後もさらなる評価を得ていくだろうという見方もある。時代を超えてコレクターや愛好家を惹きつけ続けるその存在感は、数字を超えたところにグッツィの真髄があることを静かに、しかし確かに証明している。
買替や売る際の買取査定は2003年式モト・グッツィV11コッパイタリアの中古価値に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | Moto Guzzi V11 Coppa Italia / KTB01型/2003年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2003年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2150mm 幅810mm 高さ1170mm 重さ226kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高800mm最低地上高178mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV1064ccV型2気筒・91馬力(7800回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・20.7リットル |
【2004年式】V11 コッパイタリア毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2004年式】V11 コッパイタリア の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは赤/銀となっています。
【2004年式】V11 コッパイタリア 買取査定に役立つ車両解説

- トリコロール
- 当時の新車価格
- 14,590USD (約157万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
69.4万円
- 現在の平均買取相場指標
-
48.5万円
- 上限参考買取率
- 44.2%
- 平均参考買取率
- 30.9%

- トリコロール
- 当時の新車価格
- 14,590USD (約157万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
69.4万円
- 現在の平均買取相場指標
-
48.5万円
- 上限参考買取率
- 44.2%
- 平均参考買取率
- 30.9%
V11コッパイタリアを語るには、まずモトグッツィV11というプラットフォームそのものの来歴を押さえておく必要がある。V11は1997年のミラノ・モーターショーで発表されたロードスターだが、当時のモトグッツィが置かれていた厳しい経営状況から、実際の市場投入は1999年まで持ち越された。このモデルのデザインと機械的構成の背景として、グッツィはデザイナーのルチアーノ・マラベーゼに依頼し、1100スポルトのエンジンを核とした新たなモデルを作り上げることを命じた。マラベーゼはフォルムのみならず、ヴェルデ・レニャーノ(ライムグリーン)とレッドアクセントというカラーリングまで決定し、それこそがこのデザインにとって「正当な色」だと定義した。V11というネームは1970年代のV7スポーツ~ル・マン系譜の直系に当たり、V7の「エボリューション」としての位置づけを持つ稀有なスポーツバイクだ。そのフレームはデイトナ「Dr.ジョン」のアーキテクチャから派生しており、Vツインを縦置きに搭載する伝統的な構成を現代の文脈へと再解釈したものだった。
コッパイタリアは、そのV11ファミリーの中でも明確な記念碑的意義を持って誕生した。2003年後半にモトグッツィがリリースしたV11コッパイタリアは、2003年のイタリアン・ネイキッド・バイク選手権(ロードスター・カップ)へのモトグッツィの参戦を記念して作られたリミテッド・エディションだ。参戦の成果としてロードスター・カップのナショナル・ネイキッド・バイク選手権において優秀な成績を収めたことを祝うべく、このモデルは市販された。販売期間は2003年から2004年にかけてと短く、現存台数の少なさがそのレア度を物語っている。
車体の構成という観点では、コッパイタリアはV11カフェスポルトのフォーマットを踏襲しながらも、競技へのオマージュとしてファクトリーレベルの上質なコンポーネントを標準装備した点で際立っている。エンジンはボア92mm×ストローク80mmの1,064cc・4ストロークOHV空冷90度Vツイン。圧縮比は9.8:1に設定され、最高出力91hp(67.9kW)を7,800rpmで、最大トルク95Nm(70.1lb-ft)を6,000rpmで発生する。ミッションは6速、クラッチはドライダブルディスク式で油圧作動、最終減速は伝統のシャフトドライブ。このパワートレーンはV11シリーズ全体に共通するものだが、コッパイタリアではそれに組み合わされるコンポーネント群が別次元のものとなった。
ここがこのモデルの核心だ。コッパイタリアにはブレンボ・ゴールドライン・ブレーキ、オーリンズ製フォーク・ショック・ステアリングダンパーが奢られ、さらにオプションの約2,000ドル相当のエキゾーストも設定された。サスペンションは、フロントに43mm径の倒立調整式オーリンズ・テレスコピックフォーク、リアにはカンチレバー式スイングアームと組み合わされた調整可能なオーリンズ・モノショックという構成で、前後ともにオーリンズで統一されている。ブレーキはリアに282mmフローティングディスク+2ピストンキャリパー、フロントに2枚の320mmステンレス固定ディスク(フロントは4ピストンのブレンボ・ゴールドライン)という構成だ。ビジュアル面ではウィンドスクリーン、燃料タンク、シートカバーにイタリア国旗を象徴するグリーン・ホワイト・レッドのトリコロールストライプが配され、ブロンズカラーのハンドルバーにホイールは3スポーク・ブラック仕上げのアルミキャスト。サイレンサーは2本出しデュアル構成で、コンパクトかつマッシブな印象を形成する。
2004年式が2003年式コッパイタリアからどう変わったかという点については、そもそもの販売時期が2003年後半〜2004年初頭と非常に短い期間であり、実質的には同じモデルである。つまり2004年モデルは2003年式と同一にしており、あえて年式で分けたなかでの言い方としては“キャリーオーバー”という表現が正しい。
モデルライフ全体での立ち位置についても触れておきたい。V11の生産は1999年から2006年まで続いたが、コッパイタリアはその後期フェーズに相当する2003〜2004年のみに限定的に製造された。2004年時点でアプリリア・グループ(アプリリア、モトグッツィ、ラベルダ)はスクーター大手のピアッジョグループに売却される交渉が進行中であり、グッツィの先行きは不透明な状況にあった。コッパイタリアはV11シリーズの「フィナーレ」を飾る上質な限定モデルとして、ブランドのアイデンティティと誇りを高らかに示した1台だったと言えるだろう。その後、V11はV7の精神を引き継ぐ形でラインナップから姿を消し、グッツィは別の方向へと舵を切ることになる。
ライバルという観点では、競合の主軸はキャラクターと価格帯を共有する欧州製ネイキッドに絞られる。ドゥカティ・モンスターS4Rは液冷Lツインで100ps超を発揮し、トリリスフレームとシングルサイドスイングアームで武装した同価格帯の強敵。トライアンフ・スピードトリプルは3気筒955ccで120psを発生し、軽快なハンドリングで知られる。対してコッパ・イタリアの差異は明確だ——縦置きVツインのパルスフィールと伝統のシャフトドライブ、そしてV11シリーズの中でもとりわけ上質なコンポーネント群が奢られた、希少性と仕上がりの高さにある。乾燥重量約226gはライバルと比べても少し重く、91psという数字もスペック上は見劣りするが、1,064ccの大排気量から引き出される太いトルクキャラクターとシャフトドライブならではのスロットルレスポンスは、他のどのバイクとも異なるものだ。
V11コッパイタリアは、速さの競争から一線を画したところに存在する。イタリアン・ネイキッドの血統、ルチアーノ・マラベーゼの手になるプロポーション、オーリンズ×ブレンボのファクトリースペック、そしてトリコロールに彩られた限定性——この4要素が一体となった時、それは「量産バイク」の範疇を超えた何かになっている。V11コッパイタリアはグッツィが誇りをもって市場に送り出した、ひとつの時代の完成形だ。
買替や売る際の買取査定は2004年式モト・グッツィV11コッパイタリアの中古価値に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | Moto Guzzi V11 Coppa Italia / KTB01型/2004年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2004年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | なし(キャリーオーバー) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2150mm 幅810mm 高さ1170mm 重さ226kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高800mm最低地上高178mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV1064ccV型2気筒・91馬力(7800回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・20.7リットル |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 V11 コッパイタリア 2004年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年6月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年06月19日
【状態別の買取相場】 V11 コッパイタリア 2004年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年6月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
69.4万円
69.4万円
1台
平均
最低
取引
43.3万円
33.4万円
4台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年06月19日
【走行距離別の買取相場】 V11 コッパイタリア 2004年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年6月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 1〜2万km | 最高 | 69.4万円 | 3台 |
| 平均 | 57.6万円 | ||
| 最低 | 50.8万円 | ||
![]() |
|||
| 3〜5万km | 最高 | 36.2万円 | 1台 |
| 平均 | 36.2万円 | ||
| 最低 | 36.2万円 | ||
![]() |
|||
| 5万km〜 | 最高 | 33.4万円 | 1台 |
| 平均 | 33.4万円 | ||
| 最低 | 33.4万円 | ||
![]() |
|||
※データ更新:2026年06月19日
【カラー別の買取相場】 V11 コッパイタリア 2004年式
- ■ ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年6月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ | 48.5 万円 | 5台 | ![]() |
||
※データ更新:2026年06月19日
【実働車の取引価格帯】 V11 コッパイタリア 2004年式
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年6月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年06月19日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
V11 コッパイタリア【2003~04年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年06月19日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | V11 コッパイタリア【2003~04年】 | 69.6万円 | 4.8点 | KTB0104M | 15,704km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | V11 コッパイタリア【2003~04年】 | 55.8万円 | 4.5点 | KTB0103M | 20,450km | ■ / ■ |
| 3 | V11 コッパイタリア【2003~04年】 | 54.2万円 | 4.5点 | KTB0103M | 13,513km | ■ / ■ |
| 4 | V11 コッパイタリア【2003~04年】 | 52.8万円 | 4.3点 | KTB0104M | 15,669km | ■ / ■ |
| 5 | V11 コッパイタリア【2003~04年】 | 51.0万円 | 4.5点 | KTB0104M | 15,675km | ■ / ■ |
| 6 | V11 コッパイタリア【2003~04年】 | 36.3万円 | 4.0点 | KTB0104M | 41,403km | ■ / ■ |
| 7 | V11 コッパイタリア【2003~04年】 | 33.5万円 | 3.8点 | KTB0104M | 65,621km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2003年式】V11 コッパイタリア 上位20台の取引額 (データ更新:2026年06月19日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2003年式】V11 コッパイタリア | 55.8万円 | 4.5点 | KTB0103M | 20,450km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2003年式】V11 コッパイタリア | 54.2万円 | 4.5点 | KTB0103M | 13,513km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2004年式】V11 コッパイタリア 上位20台の取引額 (データ更新:2026年06月19日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2004年式】V11 コッパイタリア | 69.6万円 | 4.8点 | KTB0104M | 15,704km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2004年式】V11 コッパイタリア | 52.8万円 | 4.3点 | KTB0104M | 15,669km | ■ / ■ |
| 3 | 【2004年式】V11 コッパイタリア | 51.0万円 | 4.5点 | KTB0104M | 15,675km | ■ / ■ |
| 4 | 【2004年式】V11 コッパイタリア | 36.4万円 | 4.0点 | KTB0104M | 40,985km | ■ / ■ |
| 5 | 【2004年式】V11 コッパイタリア | 33.6万円 | 3.8点 | KTB0104M | 64,958km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています




