V11 スクーラ 【2002年式】毎週更新の買取査定相場
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- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
V11 スクーラ 【2002年式】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは赤となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて7.6~17.2万円です。
V11 スクーラ 【2002年式】 買取査定に役立つ車両解説
モトグッツィV11スクーラは、2002年にイタリアのマンデッロ・デル・ラーリオで生まれた限定生産モデルである。「スクーラ」とはイタリア語で「暗い・黒い」を意味し、その名の通り漆黒のボディと高性能パーツで武装したスペシャルエディションとして市場に登場した。このマシンのルーツを辿るには、まず1997年のミラノモーターショーまで遡る必要がある。
V11スポルトは1997年のミラノモーターショーで発表されたが、当時のモトグッツィは財政難に陥っており、実際の生産開始は1999年までずれ込んだ。この時代のグッツィは、経営危機と品質問題を抱えながらも、伝統の縦置き90度Vツインエンジンを核とした独自のロードスターというコンセプトを守り続けていた。転機となったのは2001年だ。2001年にアプリリアがモトグッツィを買収し、以後フレームの補強や品質管理の刷新が一気に進んだ。アプリリア傘下に入ったことで、グッツィは資金と技術の両面で大きな恩恵を受けることになる。 2001年にはフレームが補強されて高速安定性が向上し、ホイールベースも1,490mmへと拡大された。また、エキゾーストポート間の排圧バランスを取るための小型パイプがオルタネーター下に追加されている。この改良を経た基盤の上に、翌2002年、スクーラは誕生する。
スクーラはV11ベースモデルに高性能パーツ群と漆黒のペイントスキームを組み合わせ、限定生産で仕上げたモデルであり、製造台数は世界限定で700台のみがデリバリーされた。コンセプトは明快で、V11スポルトという既成のプラットフォームをベースに、サスペンション・ブレーキ・軽量素材の三本柱でグレードアップし、市場における「プレミアム・ネイキッド」としての地位を確立することだった。当時の欧州Vツインネイキッド市場でドゥカティ・モンスターが圧倒的な存在感を示す中、グッツィはシャフトドライブと空冷Vツインというオールドスクールな個性を武器に、真の愛好家へ向けてこのマシンを投じたのである。
車体構成の要となるエンジンは、1,064ccの空冷4ストローク90度Vツインで、ボア×ストローク92mm×80mm、圧縮比9.5:1。ウェーバー・マレッリ製フューエルインジェクションを採用し、最高出力91hp(67.9kW)を7,800rpmで、最大トルク94Nmを6,000rpmで発生する。この基本スペック自体はベースモデルと共通だが、スクーラを別格たらしめたのはシャシーとパーツ選定にある。
フロントにはチタンナイトライドコーティングを施したオーリンズ倒立フォーク(43mm径)を装着し、リアには全調整式のオーリンズモノショック、さらにオーリンズのステアリングダンパーも奢られている。サスペンション全系をオーリンズで統一した仕様は、同時代の競合他車と比較しても際立った贅沢さだった。カーボンファイバー製のサイドパネル、フロントフェンダー、タンクトッププロテクター、マフラーカバー、そして専用のビキニフェアリングが装備される。また、よりダイレクトな応答を目指してシングルディスク乾式クラッチとアルミニウム製フライホイールが採用されたが、このユニットについては通常より高い故障率が報告されている。マットブラックに統一されたボディカラーは、まさにステルス戦闘機を連想させる攻撃的なオーラを纏っており、当時のネイキッドバイク市場においても異彩を放つビジュアルアイデンティティを確立した。
フロントブレーキは320mmダブルディスクに4ピストンキャリパー、リアは282mmシングルディスクに2ピストンキャリパー。ホイールベース1,490mm、シート高800mm、車両重量は215kgを超える。大柄ではあるが、オーリンズサスペンションが全域でしっかりと車体を支え、重量を感じさせない素直なハンドリングをもたらしたと各レビューは伝えている。
年式・バリエーションという観点では、スクーラは2002年モデルとして登場し、2003年をもって生産を終了している。V11ファミリー全体の変遷を見ると、2001年には「ル・マン」「ロッソ・マンデッロ」「ネイキッド」が、2002年には「テンニ」(ル・マンのハイスペック限定版)とスクーラが登場。2003年以降もV11ファミリーは多彩な派生モデルを生み出し、スクーラの翌年に登場したカフェスポーツもオーリンズサスを採用した限定モデルであり、スクーラが打ち出した「高性能コンポーネントを纏ったスペシャルV11」という方向性を引き継ぐ形となっている。V11の後継としてグッツィが用意したのはブレヴァ1100やグリーゾであり、より現代的なシャシーとエンジニアリングへと世代を交代していった。
競合という観点では、スクーラの価格設定はベースモデルのV11スポルトより大幅に高い設定だった。直接的な競合として名が挙がるのはトライアンフ・スピードトリプルやドゥカティ・モンスターS4であるが、スクーラがネイキッドバイクとしてカウントされるべきか、スポーツツアラーとして見るべきかという問い自体が難しいほど独自のポジションに立つマシンだった。同時代にはBMW R1150RやドゥカティMH900Eなども限定プレミアムモデルとして市場に並んでいた。スクーラは前述のモデル達とは一線を画す、よりライダーの能動的な関与を求める個性的なキャラクターを持つと評されていた。
スクーラの真価は、スペックシートや価格の比較論では測れないところにある。1921年創業という長い歴史を持つブランドが、財政再建という逆境の中で生み出した渾身の限定モデルであり、世界限定700台という希少性、オーリンズで固めたサスペンション、カーボンパーツが醸し出す漆黒のオーラ、そして横置きVツインとは異なるグッツィ独自のトルク特性――これらが一体となって、V11スクーラは単なる「上位グレード」を超えた、乗り手を選ぶ孤高のオートバイとして今日も語り継がれている。量産車が席巻する市場において、このような存在が生まれ得たこと自体が、あの時代のイタリアンモーターサイクルシーンの豊かさを証明していると言えるだろう。
買替や売る際の買取査定は2002年式モト・グッツィV11スクーラの中古価値に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | Moto Guzzi V11 Scura / KS00002型/2002年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2002年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2150mm 幅785mm 高さ1090mm 重さ221kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高800mm最低地上高178mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV1064ccV型2気筒・91馬力(7800回転) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・22リットル 燃費18km/1L |
| ジャンル | ビキニカウル標準 | カフェレーサー | ネオクラシック |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 V11 スクーラ
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年6月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年06月05日
【状態別の買取相場】 V11 スクーラ
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年6月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
32.6万円
16.4万円
9台
平均
最低
取引
31.8万円
31.8万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
13.5万円
10.1万円
3台
※データ更新:2026年06月05日
【走行距離別の買取相場】 V11 スクーラ
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年6月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0.5〜1万km | 最高 | 41.4万円 | 1台 |
| 平均 | 41.4万円 | ||
| 最低 | 41.4万円 | ||
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| 1〜2万km | 最高 | 49.2万円 | 3台 |
| 平均 | 41.7万円 | ||
| 最低 | 35.6万円 | ||
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| 2〜3万km | 最高 | 41.0万円 | 4台 |
| 平均 | 27.4万円 | ||
| 最低 | 16.4万円 | ||
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| 3〜5万km | 最高 | 17.4万円 | 1台 |
| 平均 | 17.4万円 | ||
| 最低 | 17.4万円 | ||
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不明 メーター改 |
最高 | 31.8万円 | 1台 |
| 平均 | 31.8万円 | ||
| 最低 | 31.8万円 | ||
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※データ更新:2026年06月05日
【カラー別の買取相場】 V11 スクーラ
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業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年6月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 27.5 万円 | 4台 | ![]() |
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| ■ | 36.1 万円 | 2台 | ![]() |
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| ■ | 45.1 万円 | 2台 | ![]() |
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| ■ | 35.6 万円 | 1台 | ![]() |
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| ■ / ■ | 17.4 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年06月05日
【実働車の取引価格帯】 V11 スクーラ
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年6月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年06月05日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
V11 スクーラ 【2002年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年06月05日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | V11 スクーラ 【2002年式】 | 49.4万円 | 4.3点 | KS00002M | 14,407km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | V11 スクーラ 【2002年式】 | 41.6万円 | 4.3点 | KS00002M | 9,644km | ■ |
| 3 | V11 スクーラ 【2002年式】 | 41.2万円 | 4.2点 | KS00002M | 24,219km | ■ |
| 4 | V11 スクーラ 【2002年式】 | 40.6万円 | 4.3点 | KS00002M | 18,993km | ■ |
| 5 | V11 スクーラ 【2002年式】 | 35.8万円 | 4.7点 | KS00002M | 17,251km | ■ |
| 6 | V11 スクーラ 【2002年式】 | 33.3万円 | 3.7点 | KS00002M | 24,941km | ■ |
| 7 | V11 スクーラ 【2002年式】 | 31.9万円 | 3.7点 | KS00002M | 1,093km | ■ |
| 8 | V11 スクーラ 【2002年式】 | 19.1万円 | 3.7点 | KS00002M | 25,909km | ■ |
| 9 | V11 スクーラ 【2002年式】 | 17.5万円 | 3.7点 | KS00002M | 33,777km | ■ / ■ |
| 10 | V11 スクーラ 【2002年式】 | 16.5万円 | 3.7点 | KS00002M | 24,940km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています




