T250【1966~72年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
T250【1966~72年式】 に関するこのページの内容
T250【1966~72年式】 買取査定に役立つ豆知識
T250は、2ストエンジンを搭載したオンロードモデルです。1966年から69年にかけて(海外向けには72年まで)製造販売されました。スズキの2ストモデルというと【GT380】や【GT750】が有名ですが、TシリーズはGTシリーズの一世代前の名前です。
T250の特徴は、
・空冷2スト2気筒・ピストンバルブエンジンを搭載
・最大出力は30.5馬力/8,000回転
・6速ミッション
・前後ドラムブレーキ
などで、初期型の66年式は以前のモデル【T21】の車名をT250に変更したのみで、仕様は同一です。
2ストエンジンで面倒なエンジンオイル給油は、自動給油方式CCIを採用。サイドカバーには誇らしげに「CCI」と書かれています。
また写真を見ると分かりますが、キックペダルは車体左(クラッチ)側にあります。2スト250ccですから踏力自体も軽く、キックが左にあればサイドスタンドを上げてすぐ始動できます。
67年にスタイリングを一新、タンクラバーを廃止した新デザインのタンクは底面がフラットで、下部にストライプが入っています。またスピードとタコが一体式だったメーターは分離型に変更されています。
尚、海外向けにはではT250 Hsurler(ハスラー)として展開されとり、
69年に、キャブレターのアップデート、シート小変更(鋲付に)
70年に、タンク形状の刷新、フロントフォークのアップデート(ブーツ廃止)、シート形状変更(スチールスリット付き)、バリエーション機「T 250 II スクランブラー」を投入
71年に、ワイドタイヤ採用、ハンドル形状変更(ブレース廃止)
72年に、ハンドルと計器類にアップデートが入り
生産終了となっています。
ライバルとしてあげられるのは、
ヤマハ【DX250】 30馬力/7,500回転 19.6万円
カワサキ【250 A1】 31馬力/8,000回転 18.7万円
ホンダ【CB250セニア】 27馬力/10,000回転 21.2万円
などです。
T250の国内向け価格は18.7万円でしたから、性能も価格もカワサキ250A1とほぼ互角、DX250は350ベースの新設計でやや高額、4ストのホンダCB250セニアは製造コストもあって最高値となっています。
驚くのは、半世紀以上も前のバイクが意外に高性能なことです。軒並みリッター100馬力を超えています。もっとも現在に比べたら排ガス規制、騒音規制共に緩く、エンジンが思う存分性能を発揮していた時代だとも言えるのです。
T250の買取相場は旧車ブームの波に乗って特に2020年以降で上昇。買替や売却をお考えでしたら買取査定はその中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | T250 / T250型 / 1969年モデル |
---|---|
発売年月 | 1966年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)1975 (幅)820 (高さ)1080 (重さ)148 |
シート高・最低地上高(mm) | (シート高)800 (最低地上高)155 |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷2ストローク2気筒・30.5馬力(8,000回転)・-km/1L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック・キャブレター・12リットル |
新車販売価格 | 18.7万円 |
ジャンル | 2スト | プレミアム旧車 絶版車 |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 T250【1966~72年式】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 T250【1966~72年式】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 T250【1966~72年式】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
48.0万円
27.0万円
2台
平均
最低
取引
34.5万円
27.0万円
2台
不動
平均
最低
取引
14.7万円
6.0万円
4台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 T250【1966~72年式】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 T250【1966~72年式】
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
T250【1966~72年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月19日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | T250【1966~72年式】 | 69.2万円 | 3.5点 | T250-385 | 10,822km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | T250【1966~72年式】 | 42.2万円 | 3.5点 | T250-370 | 18,070km | ■ / ■ |
3 | T250【1966~72年式】 | 27.2万円 | 2.8点 | T250-333 | 31,332km | ■ |
4 | T250【1966~72年式】 | 27.2万円 | 3.7点 | T250-168 | 23,978km | ■ |
【事故 不動 故障車】 T250【1966~72年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月19日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | T250【1966~72年式】 | 25.1万円 | 0点 | T250-445 | 11,595km | ■ / ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | T250【1966~72年式】 | 17.3万円 | 0点 | T250-350 | 20,426km | ■ |
3 | T250【1966~72年式】 | 10.8万円 | 0点 | T250-409 | 28,461km | ■ |
4 | T250【1966~72年式】 | 6.2万円 | 0点 | T250-384 | 8,344km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています