RG50ガンマは、1982年に発売されました。【RGガンマ】と聞くと、誰もが1983年に発売された【RG250ガンマ】を思い浮かべますが、意外なことに50のほうが1年発売が早いのです。
RG50ガンマは2スト単気筒49cc、何と水冷！のエンジンは7.2馬力を発生し、6速ミッションを搭載していました。他には、ANDF、フルフローターサス、スリット入りの油圧ディスクブレーキ、エアプレーンタイプタンクキャップなど、装備だけ見るととても50ccとは思えないほどです。
89年モデルまではハーフカウルを搭載していましたが、90年からはフルカウルのみの設定、
ホイールは6本スポークキャストが3本スポークとなっています。
その後94年までカラーリング変更、95年に最終型となり、カラーリングは《スペシャルホワイトNo.3×ダイナミックブルーNo.4》《ブラック×アーバングレーメタリック》が設定されました。
80年代といえば250ccや400ccクラスでレーサーレプリカの嵐が吹き荒れた年代ですが、50ccの世界でもそれは同様で、ライバルの【RZ50】も同時期に販売されていました。
装備、性能、価格、どれを取っても当時のバイクブームがいかに過激だったかが分かるというものです。
そんな、80年代の残照を宿すRG50ガンマの売却をお考えでしたら、買取査定はその中古価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2021年08月31日

1982年にスズキから新登場したRG50Γ(ガンマ)の初期モデル。
RG50Eからフルモデルチェンジを受けて登場した本車。エンジンには新設計アルミシリンダーを採用した水冷2ストローク単気筒ピストンリードバルブを搭載、最高出力は7.2PS/8,000rpm、最大トルクは0.66kg-ｍ／7,500rpmを発揮した。
フレームには高張力鋼管角形パイプのダブルクレードルフレーム型を採用、足回りにはANDF(アンチノーズダイブフォーク)、フルフローターサス、油圧ディスクブレーキを採用した。
ボディカラーにはスーパーホワイト、マーブルピュアーレッド、マーブルカナディアンブルー、ブラック、スターダストシルバーメタリックの5色を設定。
新車販売価格は18.9万円だった、
1984年にはマイナーチェンジを受け最高出力の発生回転数が8,000rpm→7,200rpmに低下、最大トルクは0.66kg-m/7,500rpm→0.72kg-m/7,000rpmとなっている。
カラーバリエーションにはスーパーホワイト、マーブルピュアーレッド、ブラックの3色を設定。
1985年モデルでは新形状のフロントカウルを採用、ウインカーが小型化された。
カラーバリエーションにはスーパーホワイト、マーブルピュアーレッド、ブラックの3色を設定。
初期モデルのRG50Γだけが持つ特徴的なパーツが通称奴凧カウルと呼ばれる個性的なフォルムのテールカウルだ。ちなみにフロントカウルもイカっぽいと言われることが多いがあくまで個人の意見である。
売却や買い替えをお考えなら買取査定は是非【Suzuki RG50Γ 1982年モデル】 の中古価値に精通しているバイクパッションへ！

解説記事更新日：2021年11月07日

カラーチェンジを受けて発売された1986年モデルのRG50Γ。
カラーバリエーションにはスーパーホワイト、マーブルピュアーレッド、ブラックの3色を設定。
新車販売価格は先代モデルから据え置きの18.9万円。
1987年にもカラーチェンジを受け、カラーバリエーションはホワイト×ブルー、ブラック×レッドの2色に設定。新車販売価格は変わらず18.9万円だった。
同年にはスペシャルカラーモデルとしてフルカウルを装着したウォルターウルフモデルが登場。新車販売価格は21.8万円だった。
1988年にはマイナーモデルチェンジを受けて特徴的なテールカウルのデザインを変更、ANDF(アンチノーズダイブフォーク)は廃止され、カラーバリエーションはブルー×ホワイトとレッド×ホワイトの2色を設定。また、同年6月にはバリエーションモデルとしてブラックのフルカウル仕様が追加された。
売却や買い替えをお考えなら買取査定は是非【Suzuki RG50Γ 1986年〜1988年モデル】 の中古価値に精通しているバイクパッションへ！

解説記事更新日：2021年11月07日

マイナーモデルチェンジを受けて発売された1990年モデルのRG50Γ。
新たにホイールを中空3本スポークタイプのアルミキャストホイールに変更。タイヤも新しい扁平タイヤを採用し、マフラーはチャンバータイプとなった。
また、リアのタイヤサイズが18インチから17インチに小径化している。
カラーバリエーションにはブルー×ホワイト、アーバングレーメタリックの2色を設定。
新車販売価格は22.9万円だった。
翌1991年にはカラーチェンジを受けてカラーバリエーションはブラック×ピンク、アーバングレーメタリックの2色を設定。
1994年にもカラーチェンジを受けてカラーバリエーションをダイナミックブルーNo.4、ブラックの2色に変更。
1995年のカラーチェンジではカラーバリエーションにスペシャルホワイトNo.3×ダイナミックブルーNo.4、ブラック×アーバングレーメタリックの2色を設定した。
RG50Γはこの1995年モデルを最終型として生産を終了。1980年代後半から続いたRG50の系譜に幕を閉じた。
売却や買い替えをお考えなら買取査定は是非【Suzuki RG50Γ 1990年〜1995年モデル】 の中古価値に精通しているバイクパッションへ！

解説記事更新日：2021年11月07日