Vストローム1000は、最初に2002年に海外向けにアドベンチャーツアラーとして発売されました。エンジンは水冷4ストV型2気筒DOHC 4バルブエンジンで、フューエルインジェクションを搭載、アルミフレームを採用して207kgの乾燥重量を実現しています。
このモデルはハーフカウルを装着しており、全体の雰囲気やアップマフラーからは、アドベンチャーよりツアラーに近いテイストを持っているのが分かります。
そして2014年にフルモデルチェンジされ、「ワイルド＆スマート」なデザインコンセプト、「くちばし」のついたカウル、異形2灯ヘッドライト、ABS標準装備など、アドベンチャーモデルとして一気に進化しました。同時に日本国内での販売も開始されています。
スズキ車として初のトラクションコントロールを搭載したことも大きく、オンからオフまでのあらゆるシーンでの走破性を高めています。スクリーンは高さや角度調整が可能で、長距離や高速走行での疲労を軽減しています。
2017年に再度マイナーチェンジを受け、フロントカウル周囲のデザインが変更されました。同時に、制動時の姿勢を安定させる「モーショントラック・ブレーキ」を採用しています。
また平成28年度国内新排出ガス規制に対応するため、最大出力が100から99馬力へ、最大トルクが10.5から10.2kgf・mへダウンしています。
スポークホイールの「XT」シリーズが追加されたのも2017年です。
Vストロームは、スリムなV型2気筒エンジンでスリムさと低速トルクを実現しつつ、スズキのアドベンチャーフラッグシップモデルとして確実な進化を遂げています。
2020年には【Vストローム1050】にモデルチェンジされましたが、エンジンは同じ1,036ccのものが使われています。
Vストローム1000の買替や売却をお考えなら買取査定はその中古価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2021年10月18日

Vストローム1000は2002年に海外向けにアドベンチャーツアラーとして発売され、2014年にフルモデルチェンジして国内販売されました。海外販売も継続されています。
2014年からの特徴は、
・デザインコンセプトは「ワイルド＆スマート」
・アドベンチャーモデルらしい「くちばし」のあるカウル
・縦2灯の異形ヘッドライト
・ABS標準装備
・フロント倒立フォーク、リアモノサス
・エンジンは4スト水冷DOHCV型2気筒
・スズキ車初のトラクションコントロールシステム搭載
「くちばし」は一見他社アドベンチャーの真似に見えますが、原点は1980年代後半にスズキが製造していたオフ車【DR750】（＝愛称は「怪鳥」）です。またスズキ車らしく軽量化に力を入れ、1000ccながら乾燥228kgを達成。Vツインのスリムな車体ともあいまってオンからオフを爽快に駆け抜けます。
カラーリングは、《キャンディダーリングレッド》、《グラススパークルブラック》、《パールグレッシャーホワイト》で、2016年に《マットフィブロイングレーメタリック》と《ミスティックシルバーメタリック》が追加されました。
2014年から16年モデルの式V-Strom1000の売却をお考えでしたら、買取査定はバイクの価値に精通しているバイクパッションに！　お見積もりだけでもご相談ください。

解説記事更新日：2021年08月26日

2017年式のVストローム1000はフルモデルチェンジを受けています。
・Vストローム650と共通のデザイン
・ブレーキング時の姿勢を安定させる「モーショントラック・ブレーキシステム」を採用
・平成28年度国内新排出ガス規制に対応
・そのため最大出力が8千回転で100馬力から8千回転で99馬力へ、最大トルクが10.5から10.2kgf・mへダウン
などの変更がされています。
カラーリングは、《チャンピオンイエロー№2》、《グラススパークルブラック》、《パールグレッシャーホワイト》です。
大きな変更はありませんが、もともとリッタークラスのアドベンチャーとしては装備232kgと軽量であり、トラクションコントロールも搭載していることから、あらゆるシーン＆路面での走破性は高いです。
また2018年式では、
・《オールトグレーメタリックNo.3》のカラーリングを追加
・スポークホイール仕様の【Vストローム1000 XT】を発表、並行販売
しています。
V型2気筒エンジンは、トルクを稼いで車体幅をスリムにしており、Vストローム1000はスズキのアドベンチャーフラッグシップモデルとしてバリエーションを増やしてライダーのニーズに応えています。
2017～18年式V-Strom1000の売却をお考えでしたら、買取査定はその中古価値に精通しているバイクパッションに！　お見積もりだけでもご相談ください。

解説記事更新日：2021年09月07日

Vストローム1000は、最初に2003年に海外向けに発売されました。
2008年までのモデルはツアラーと言えるもので、V型2気筒のDOHCエンジンを搭載し、ハーフカウル、3本スポークキャストホイールと、オンロードのツーリングモデルを思わせる作りとなっています。
2014年にフルモデルチェンジ、世界的なアドベンチャースタイルの「くちばし」があるカウルとして、最大出力は97から100馬力に向上しました。
2014年モデルの特徴は、
・「ワイルド＆スマート」なデザインコンセプト
・縦2灯の異形ヘッドライト
・ABS標準装備
・フロント倒立フォーク、リアモノサス
・スズキ車初のトラクションコントロールシステム搭載
で、アップマフラーは一般的なダウンタイプに変更され、先代モデルよりオフロードを含めた使用を考慮していることが伺えます。全体のスタイリングも先代よりかなりアグレッシブとなり、「攻める」気にさせる雰囲気が高まっています。
2019年に最終モデルとなりましたが、2003年から19年までの変更はカラーリング変更がメインです。
なお次期モデルは2020年発売の【Vストローム1050】で、エンジンも排気量も同一です。
2003年～19年式V-Strom1000の買替や売却をお考えでしたら、買取査定はその中古価値に精通しているバイクパッションに！

解説記事更新日：2021年10月21日