ベスパ 50ET2【1996~2005年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
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- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
ベスパ 50ET2【1996~2005年】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは銀となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて-0.7~5.0万円です。
ベスパ 50ET2【1996~2005年】 買取査定に役立つ車両解説
1996年、ベスパ誕生50周年を記念してET4と共にデビューした「ET2」は、50ccスクーターの世界にプレミアムな価値観を持ち込んだ。当時の欧州では若者の入門用として、日本では原付一種の免許で乗れる「最もエレガントなコミューター」として位置づけられた。 最大の存在意義は、ベスパの象徴である2ストロークエンジンの「弾けるような加速」と、現代的な「CVTオートマチック」を融合させたことにある。排ガス規制が厳格化する中で、2ストローク特有の官能的な走りを洗練されたスチールボディで包み込んだ、ブランドのプライドが詰まった一台である。
ET2の心臓部は、強制空冷2ストローク単気筒エンジンである。国産スクーターのような「実用性一辺倒」の味付けではなく、高回転まで回した時の軽快な排気音と、2ストロークならではのダイレクトなトルク感が魅力だ。 シャシーは上位モデルET4と共通のスチールモノコック。50ccエンジンに対してフレーム剛性が過剰なほど高いため、コーナーでのヨレが少なく、どっしりとした直進安定性を誇る。フロントの片持ちリンク式サスペンションは、ベスパらしい独特のピッチング挙動を見せるが、それがかえって「ベスパを操っている」という感覚を強く抱かせてくれる。
年式による大きな変更点は、2000年前後に行われたキャブレターおよび排ガス対策装置の仕様変更である。初期型(1996〜1999)は比較的パワー重視のセッティングだったが、後期型ではよりクリーンな燃焼を目指した調整が施された。また、外装面ではET4 150同様、後期モデルにおいてホワイトウインカーレンズの採用や、ミラーの質感変更などが行われ、モダンな印象を強めている。
当時のライバルは、ピアッジオ・グループ内のスポーツモデル「Gilera Runner 50」や、ホンダの「ジョルノ」などが挙げられる。 特に国産のジョルノ(2ストローク・5.6馬力・乾燥重量約64kg)と比較すると、ET2は乾燥重量が100kgを超えており、数値上の加速ではジョルノに譲る。しかし、大柄な車体と剛性の高いスチールボディが生む「走行時の高級感」と「所有欲」において、ET2の右に出る50ccスクーターは存在しなかった。
現在、中古相場は 2ストロークモデルの希少価値が高まっており、特に「50ccでありながら大型の車体」というミスマッチな魅力に惹かれるファンが多い。原付免許で乗れる本格的なベスパとして、現在も需要は安定している。走行距離よりも、マフラーの詰まりがないか、キャブレターのコンディションが良いかといった「エンジンの快調さ」が価格を左右する。
査定アップのポイント
キャブレターの整備性: 2ストローク車特有の始動性の難を克服すべく、キャブの清掃やオートチョークの交換がなされていると評価が高い。
純正アクセサリの完備: 125/150と共通のキャリアやトップケースは、50ccモデルでも大きな加点要素となる。
ボディコンディション: 転倒による凹みが修復され、オリジナルペイントの艶が残っている個体は、海外需要も含め高く評価される。
Vespa 50 ET2は、ベスパが「50ccであっても妥協しない」という姿勢を示した傑作である。2ストローク特有の生命感溢れる走りを、125ccクラスと共通の上質な車体で味わえるという贅沢は、現代の4ストローク50ccでは絶対に得られない。2005年の生産終了から時間は経ったが、今なお原付一種という枠組みの中で「最も豊かになれる一台」として、その価値を失っていない。
| 車名/型式/年式 | Vespa 50 ET2/C1200型、C1600型、C2610型、C3810型(年式による)/1996~2005年式 |
|---|---|
| 発売年月 | 1996~2005年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)1760mm (幅)670mm (高さ)1090mm (重さ)104kg |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)805mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷2ストローク単気筒・最高出力約4.5馬力・燃費不明 |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル/キック併用・キャブレター・9.0リットル |
| ジャンル | 2スト | スクーター |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 ベスパ 50ET2【1996~2005年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年03月06日
【状態別の買取相場】 ベスパ 50ET2【1996~2005年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
7.3万円
2.0万円
5台
平均
最低
取引
3.1万円
2.0万円
2台
平均
最低
取引
3.8万円
3.8万円
1台
不動
平均
最低
取引
1.8万円
0.1万円
10台
※データ更新:2026年03月06日
【走行距離別の買取相場】 ベスパ 50ET2【1996~2005年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 9.6万円 | 3台 |
| 平均 | 7.2万円 | ||
| 最低 | 4.0万円 | ||
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| 0.5〜1万km | 最高 | 13.0万円 | 1台 |
| 平均 | 13.0万円 | ||
| 最低 | 13.0万円 | ||
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| 1〜2万km | 最高 | 3.8万円 | 3台 |
| 平均 | 2.6万円 | ||
| 最低 | 2.0万円 | ||
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| 2〜3万km | 最高 | 4.2万円 | 1台 |
| 平均 | 4.2万円 | ||
| 最低 | 4.2万円 | ||
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※データ更新:2026年03月06日
【カラー別の買取相場】 ベスパ 50ET2【1996~2005年】
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業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 2.0 万円 | 2台 | ![]() |
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| - | 8.8 万円 | 2台 | ![]() |
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| ■ | 4.1 万円 | 2台 | ![]() |
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| ■ | 13.0 万円 | 1台 | ![]() |
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| ■ | 3.8 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年03月06日
【実働車の取引価格帯】 ベスパ 50ET2【1996~2005年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年3月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年03月06日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
ベスパ 50ET2【1996~2005年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年03月06日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | ベスパ 50ET2【1996~2005年】 | 13.2万円 | 3.8点 | C3810300 | 8,029km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ベスパ 50ET2【1996~2005年】 | 9.8万円 | 3.8点 | C1200000 | 1,216km | - |
| 3 | ベスパ 50ET2【1996~2005年】 | 8.2万円 | 3.8点 | C1200000 | 1,154km | - |
| 4 | ベスパ 50ET2【1996~2005年】 | 4.4万円 | 3.2点 | C2610000 | 22,006km | ■ |
| 5 | ベスパ 50ET2【1996~2005年】 | 4.2万円 | 4.2点 | C1200000 | 466km | ■ |
| 6 | ベスパ 50ET2【1996~2005年】 | 3.9万円 | 2.8点 | C1600000 | 17,025km | ■ |
| 7 | ベスパ 50ET2【1996~2005年】 | 2.1万円 | 3.5点 | C1600000 | 12,738km | ■ |
| 8 | ベスパ 50ET2【1996~2005年】 | 2.1万円 | 3.8点 | C1600000 | 13,845km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





03月11日〜03月17日