フィオレ (Fiore)【2010〜12年モデル】毎週更新の買取査定相場
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- 上位20台の取引額
フィオレ (Fiore)【2010〜12年モデル】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は1.6万円が平均です。
フィオレ (Fiore)【2010〜12年モデル】 買取査定に役立つ車両解説
フィオレは、ヤマハがタイを中心とするASEAN市場向けに送り出した小型FIスクーターである。イタリア語で「花」を意味する車名が示すとおり、通勤の実用一辺倒ではなく、軽快さと可愛らしさを備えた日常の足として企画された。同社の人気小型スクーター、フィーノの成功を再現しようという狙いが随所に感じられる一台だ。
その素性を最もよく表すのが、全長1795mmという際立ったコンパクトさである。フィーノよりもさらに一回り小さい寸法と、乾燥93kg・装備98kgという軽量な車体は、街中での取り回しの軽さに直結する。派手な動力性能ではなく、扱いやすさと燃費、そして親しみやすいデザインを価値の中心に据えた、肩の力を抜いて付き合える小型スクーターである。日本国内での正規販売はなく、逆輸入という形で少数が持ち込まれるにとどまった。
動力源は空冷4ストロークSOHC単気筒113ccで、ボア50mm×ストローク57.9mmという明確なロングストローク型の設定と、9.3という穏やかな圧縮比が示すとおり、高回転の鋭さよりも低中速の扱いやすさと燃費を重んじたユニットである。燃料供給にはヤマハのYMJet方式のスマート燃料噴射を採用し、当初から電子制御化されているのが特徴だ。滑らかな走り出しと良好な燃費が持ち味で、最高速はおおむね100km/h手前に達する。始動はセルフスターターによる。
車体は12インチのホイールに前後とも90/90-12のタイヤを組み合わせ、前テレスコピックフォークと後ユニットスイングで支える。キャスター角26.5°・トレール91mm・最低地上高115mmという素直な設定ながら、軽量ゆえに路面のうねりでは操舵がやや神経質になり、荒れた舗装ではっきりと落ち着きを欠く場面もある。燃料タンクは4.4リットルと小ぶりで、給油サイクルは短めになる。凝った機構は持たないものの、電子制御の恩恵で燃調は安定しており、街乗りの道具としての完成度は高い。制動は前輪ディスク・後輪ドラムという、このクラスの標準的な構成をとる。
同じヤマハの小型スクーターでは、フィオレが手本とした兄貴分のフィーノがまず挙げられ、より装いを凝らしたグランドフィラーノや、実用色の濃いミオといった姉妹車がキャラクターの近い存在として並ぶ。そのなかでフィオレは、フィーノ譲りの軽快さとコンパクトさを、電子制御FIによる燃費の良さと組み合わせた点に独自性がある。
他社に目を向ければ、タイ市場ではホンダ スクーピーiやズーマーXといった個性派の小型スクーターが直接の競合にあたり、日本の逆輸入市場では実用重視のスズキ アドレスV125あたりと購買層が重なる。速さや積載で競うこれらに対し、フィオレはあくまで軽さとデザイン、燃費で勝負する性格だ。裏を返せば、動力に余裕を求める乗り手や、荒れた路面を多く走る用途には不向きで、街中を軽やかに流す使い方でこそ本領を発揮する一台と言える。
フィオレは、登場時点から電子制御燃料噴射を備えた新設計のモデルとして送り出された。キャブレターから始まって後にFI化した多くの先行スクーターとは異なり、最初からYMJet方式のスマートFIを核に据えている点が、この車の世代的な特徴である。同時期のヤマハがASEAN市場で進めた燃費・排出ガス性能の底上げが、そのまま商品の骨格に織り込まれている。
日本市場向けの正規展開はなく、現地仕様のまま逆輸入されたため、国内で見られる個体はおおむね2010年代前半のモデルに集中する。基本構成を大きく変える節目は乏しく、短い供給期間のなかで素性を保ったまま流通したモデルだと言ってよい。派手なモデルチェンジの物語を持たないぶん、仕様の見極めはシンプルで、年式やカラーによる差を押さえておけば十分である。
フィオレの魅力は、絶対的な性能ではなく「軽く、扱いやすく、燃費がよい」という基本性能の高い完成度にある。フィーノ譲りのコンパクトな車体と、当初から備えた電子制御FIの安定した燃調は、街中を気楽に流す日常の足として過不足のない満足を返してくる。デザインの親しみやすさも相まって、所有する楽しさを日常に持ち込める一台だ。
一方で、選ぶうえでは割り切りが要る。12インチゆえの荒れた路面での落ち着きのなさ、小ぶりなタンクによる給油サイクルの短さ、そして逆輸入車ならではの部品供給の細さは、あらかじめ理解しておきたい点である。速さや積載、長距離の快適性を求める乗り物ではなく、軽さと燃費、コンパクトさを愛でる小型スクーターとして眺めたとき、この車の価値は素直に立ち上がってくる。中古で検討するなら、現車の状態と部品を確保できる伝手を優先して見極めたい。
| 車名/型式/年式 | ヤマハ フィオレ(Fiore)/ SE564型 / 2010〜2012年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2010〜2012年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)1795 (幅)685 (高さ)1030 (重さ)93(乾燥重量) |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)745 (最低地上高)115 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒・出力公表なし・−− |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・FI・4.4リットル |
| 新車販売価格 | タイ価格 46000バーツ 約120,000円(実勢レート2.6円/THB) |
| ジャンル | スクーター |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 フィオレ
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年10月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年10月23日
【状態別の買取相場】 フィオレ
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年10月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
9.0万円
9.0万円
1台
平均
最低
取引
4.5万円
2.0万円
3台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
1.6万円
1.6万円
1台
※データ更新:2026年10月23日
【走行距離別の買取相場】 フィオレ
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年10月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 9.0万円 | 1台 |
| 平均 | 9.0万円 | ||
| 最低 | 9.0万円 | ||
| 1〜2万km | 最高 | 7.4万円 | 3台 |
| 平均 | 4.5万円 | ||
| 最低 | 2.0万円 | ||
※データ更新:2026年10月23日
【カラー別の買取相場】 フィオレ
- ■
- ■ ■
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年10月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 8.2 万円 | 2台 | |||
| ■ / ■ | 2.0 万円 | 1台 | |||
| ■ | 4.2 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年10月23日
【実働車の取引価格帯】 フィオレ
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年10月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年10月23日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
フィオレ (Fiore)【2010〜12年モデル】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年10月23日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | フィオレ (Fiore)【2010〜12年モデル】 | 9.2万円 | 4.7点 | SE564111 | 505km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | フィオレ (Fiore)【2010〜12年モデル】 | 7.6万円 | 4.0点 | SE564111 | 11,341km | ■ |
| 3 | フィオレ (Fiore)【2010〜12年モデル】 | 4.4万円 | 3.7点 | SE564111 | 18,604km | ■ |
| 4 | フィオレ (Fiore)【2010〜12年モデル】 | 2.2万円 | 4.0点 | SE564111 | 17,745km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています









