PW80【1983~2006年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 高く売れる型式・年式
- 買取相場の推移
- 型式・年式別|買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
PW80【1983~2006年】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で260%上昇。対3年前比で110%上昇し、対前年比では21%上昇しています。
最も高く売れるカラーリングは青、最も高く売れる年式は【4BC型】1995~2006年式となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて2.2~17.4万円です。
PW80【1983~2006年】 買取査定に役立つ車両解説

- ディープパープリッシュブルーソリッドE 4BC型【1995~2006年式】
- 当時の新車価格
- $1,299 (約15万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
17.2万円
- 現在の平均買取相場指標
-
12.1万円
- 上限参考買取率
- 114.7%
- 平均参考買取率
- 80.8%
YAMAHAの「PW80」は、キッズ向けオフロード入門モデルとして1983年3月に日本国内で発売が開始されました。名車「PW50」でバイクの楽しさを知った子供たちが、次なるステップとして選ぶ一台として開発された経緯があります。ターゲットは主に7歳から10歳程度の子供(体重40kg以下)とされており、自転車からの乗り換えでも違和感なく扱えるサイズ感と操作性が重視されました。「YZ予備軍のためのプレイバイク」というキャッチコピーの通り、当時のモトクロスレーサー「YZシリーズ」のイメージを踏襲した本格的なスタイリングが与えられています。発売当時の価格は12.9万円(北海道を除く)でした。以来、基本的な構成を大きく変えることなく長期間にわたり生産が続けられたロングセラーモデルであり、その信頼性と耐久性は世界中で高く評価されています。年式による大きなメカニズムの変更は少なく、主にカラーリングやグラフィックの変更で市場のトレンドに合わせてきました。これは、完成された基本設計がいかに優れていたかの証明でもあり、部品の入手性やメンテナンスの容易さというメリットにもつながっています。日本では2006年以降もカタログモデルとしてラインナップされ続け、2012年モデルなども存在しますが、基本的なキャラクターはデビュー当時から一貫して「親しみやすい入門機」であり続けました。
PW80の心臓部には、空冷2ストローク単気筒79ccエンジンが搭載されています。最高出力は4.8ps/5,500rpm、最大トルクは0.64kg-m/5,000rpmを発揮し、高回転でのパワーよりも扱いやすさを重視した特性となっています。特筆すべきは、YAMAHA独自の分離給油システム「オートルーブ」の採用です。これにより、ガソリンとオイルを混合する手間が省け、給油時の利便性が飛躍的に向上しました。トランスミッションには、クラッチレバー操作が不要な「自動遠心クラッチ式3段変速」が採用されています。発進や変速の際にエンストの心配がなく、左足のシフトペダル操作だけでギアチェンジが可能です。シフトパターンはN-1-2-3となっており、初心者でも直感的に操作できる設計です。これにより、子供たちはクラッチ操作に気を取られることなく、スロットルワークとバランス感覚の習得に集中できます。車体には、モトクロッサーYZシリーズ譲りのモノクロスサスペンションをリアに採用。フロントにはストローク110mmのテレスコピックフォークを装備し、悪路での走破性と快適な乗り心地を両立しています。タイヤサイズはフロント14インチ(2.50-14)、リア12インチ(3.00-12)で、小柄なライダーでも足つき性を確保しつつ、十分なオフロード性能を発揮します。安全面への配慮も徹底されており、初心者のスピードの出しすぎを抑制する「パワーリダクション・ブレード」がエキゾーストに装備されており、上達に合わせて取り外すことで本来のパワーを開放できる仕組みになっています。始動方式はキック式のみですが、軽量な車体と相まって始動は容易です。
最大のライバルはHondaの4ストロークモデル「CRF80F(旧XR80)」でしょう。2006年モデルの比較では、PW80の希望小売価格が1,299(約15万円)であったのに対し、CRF80Fは2,019(約23.4万円)と、価格面でPW80が圧倒的にリーズナブルでした。CRF80Fは5段変速のマニュアルクラッチを採用しており、より操作が複雑で「ミニレーサー」に近い性格を持っています。一方、PW80は3段変速の自動遠心クラッチで、より「プレイバイク」としての敷居の低さが際立っています。重量面でもPW80は乾燥重量126lbs(約57kg)、CRF80Fは乾燥重量154lbs(約70kg)とより軽量で、取り回しの良さが光ります。SUZUKIの「JR80」も直接的な競合で、2004年モデルでは、PW80が$1,249(約13.4万円)に対し、JR80は$1,699(約18.3万円)と、やはりPW80のコストパフォーマンスが目立ちます。JR80は5速ミッションを搭載しており、PW80よりもギアの選択肢が多い点が異なりますが、PW80の3速オートマチックは構造がシンプルで、メンテナンス性や初心者の学習曲線において優位性があります。PW80は、ライバルたちが「レースへのステップアップ」を意識した装備(マニュアルクラッチや多段変速)を持つ中で、徹底して「ファンライド」「イージーライド」に焦点を当てています。シート高635mmという数値は、足つきへの不安を解消し、初めて土の上を走る子供たちに絶大な安心感を与えます。
PW80は、その頑丈さと信頼性から、中古車市場でも安定した人気を誇ります。北米の市場データによると、中古車両は$600〜$1,800(約9万〜27万円)で取引されており、特に$1,000〜$1,400(約15万〜21万円)の価格帯が、手頃さと信頼性のバランスが取れたゾーンとして評価されています。「親子2代で乗れる」と言われるほどの耐久性があり、パーツの供給も潤沢であるため、レストアベースとしても人気があります。特に、子供がサイズアウトした後も、次の世代や他の家族へと受け継がれていくケースが多く、市場での流通は活発です。長年販売されたモデルであるため、年式よりも車両の状態が査定に大きく影響します。子供が使用する車両であるため、外装の傷や転倒歴は一般的ですが、エンジンの始動性やキャブレターの状態、オイル漏れの有無などがチェックポイントとなります。純正の状態を保っている車両は特に評価が高くなる傾向にあります。
なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。価格の換算は当時の相場、税率です。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
YAMAHA PW80は、子供向けのバイクという枠を超え、多くのライダーにとって「原点」とも呼べる特別な一台です。シンプルで壊れにくい2ストロークエンジン、操作に集中できる自動遠心クラッチ、そしてYZ譲りのスポーティなスタイルは、発売から数十年が経過した今でも色あせることがありません。お子様の成長と共に役目を終えたとしても、PW80が刻んだ家族の思い出と、ライダーとしての第一歩を支えた事実は、何物にも代えがたい価値があるでしょう。ガレージで眠っているPW80があればそれは、次の未来のライダーが待ち望んでいる「宝物」かもしれません。愛車の価値を正しく評価し、次なる冒険へと送り出すために、ぜひバイクパッションへご相談ください。誠意を持って査定させていただきます。
| 車名/型式/年式 | YAMAHA PW80 / 4BC / 1983-2012年 |
|---|---|
| 発売年月 | 1983年3月(日本国内) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 1983年式:全長1,540mm 全幅640mm 全高880mm・57kg(乾燥)/ 2012年式:全長1,540mm 全幅640mm 全高880mm・61kg(車両重量) |
| シート高・最低地上高(mm) | 全年式共通:635mm・185mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 全年式共通:空冷2ストローク単気筒(クランクケースリードバルブ)・1983年式:4.8ps @ 5,500rpm・燃費不明 / 2012年式:3.5kW (4.8ps) @ 5,500rpm・燃費不明 |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 全年式共通:キック式・キャブレター (Mikuni VM15)・4.9L |
| 新車販売価格 | 1983年式:12.9万円(日本国内仕様)/ 2004年式:$1,249(約13.4万円, 北米仕様)/ 2006年式:$1,299(約15万円, 北米仕様)/ 2012年式:169,050円(税込, 日本国内仕様) |
| ジャンル | キッズ向けバイク | オフロード コンペ競技用 |
実働車【型式・年式別】平均買取相場 PW80【1983~2006年】
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 3 年 間遡った数字
【型式別】平均買取額の目安
※データ更新:2026年03月27日
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 PW80【1983~2006年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年03月27日
実働車【型式・年式別|買取相場の推移】 PW80【1983~2006年】
-
【4BC型】1995~2006年式 -
【21W型】1983~1994年式
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)の推移
2026年3月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
| 対前年比 | 対10年前比 | 10年間の取引台数 | |
| 【4BC型】1995~2006年式 | +21 % | +260 % | 28台 |
| 【21W型】1983~1994年式 | - % | - % | 7台 |
※データ更新:2026年03月27日
【状態別の買取相場】 PW80【1983~2006年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 3 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
12.5万円
7.0万円
8台
平均
最低
取引
4.6万円
4.6万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
8.0万円
3.2万円
8台
※データ更新:2026年03月27日
【走行距離別の買取相場】 PW80【1983~2006年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年3月時点から 3 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
|
不明 メーター改 |
最高 | 17.2万円 | 9台 |
| 平均 | 11.6万円 | ||
| 最低 | 4.6万円 | ||
![]() |
|||
※データ更新:2026年03月27日
【カラー別の買取相場】 PW80【1983~2006年】
- ■
- ■ ■
- ■ ■
- ■ ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年3月時点から 3 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 12.1 万円 | 5台 | ![]() |
||
| ■ / ■ | 12.2 万円 | 2台 | ![]() |
||
| ■ / ■ | 4.6 万円 | 1台 | ![]() |
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| ■ / ■ | 15.2 万円 | 1台 | ![]() |
||
※データ更新:2026年03月27日
【実働車の取引価格帯】 PW80【1983~2006年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年3月時点から 3 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年03月27日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
PW80【1983~2006年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年03月27日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | PW80【1983~2006年】 | 17.4万円 | 3.7点 | 4BC-060 | 0km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | PW80【1983~2006年】 | 15.4万円 | 3.8点 | 4BC-074 | 0km | ■ |
| 3 | PW80【1983~2006年】 | 15.4万円 | 3.8点 | 4BC-041 | 0km | ■ / ■ |
| 4 | PW80【1983~2006年】 | 14.4万円 | 3.8点 | 4BC-051 | 0km | ■ / ■ |
| 5 | PW80【1983~2006年】 | 12.4万円 | 3.8点 | 4BC-107 | 0km | ■ |
| 6 | PW80【1983~2006年】 | 10.3万円 | 3.7点 | 4BC-041 | 0km | ■ / ■ |
| 7 | PW80【1983~2006年】 | 9.1万円 | 4.2点 | 4BC-075 | 0km | ■ |
| 8 | PW80【1983~2006年】 | 7.1万円 | 3.7点 | 21W-015 | 0km | ■ |
| 9 | PW80【1983~2006年】 | 4.7万円 | 3.3点 | 21W-016 | 0km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





03月29日〜04月04日