TDR125【1993~2002年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
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- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
TDR125【1993~2002年】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で174%上昇。対3年前比で2%上昇し、対前年比では6%上昇しています。
最も高く売れるカラーリングは白/赤となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて12.9~21.1万円です。
TDR125【1993~2002年】 買取査定に役立つ車両解説
ヤマハ TDR125は、1989年から2002年にかけて生産された、2ストローク・ファンバイクの傑作である。前期型(3SH、3XE、3XD)は1989年から1992年、後期型(4GW、5AEなど)は1993年から2002年にかけて生産された。本記事では主に後期型について扱う。
1980年代末から1990年代初頭、ヨーロッパではアメリカ発祥の「スーパーバイカーズ」レースが人気を博していた。これは舗装路と未舗装路が混在するコースをオフロードバイクで走るもので、後の「モタード」ジャンルの原型となったムーブメントである。
こうした流れをいち早く捉え、ヤマハが世に送り出したのがTDRシリーズ(TDR250、TDR125)である。オフロードバイクの車体にオンロード性能を融合させ、あらゆる路面で高い運動性能を発揮するというコンセプトは、まさにスーパーバイカーズの精神を公道で具現化したものであった。その先進性から、TDRはモタードというジャンルが確立される以前にそのスタイルを体現した、先駆的な存在として知られている。
中でもTDR125は、当時125ccスポーツバイクの人気が高かったヨーロッパ市場、特にイタリアやフランスを主なターゲットとして開発・生産されたモデルであった。しかし、その先進的なコンセプトも時代の流れには逆らえず、2002年には排出ガス規制(EURO1)強化のあおりを受け、多くの2ストロークモデルと共に生産終了を余儀なくされた。
なお、日本では正規導入されなかったが、一部の輸入業者(レッドバロンなど)によって逆輸入車として販売され、知る人ぞ知る存在となっていた。
イタリアのベルガルダヤマハで生産された前期型に対し、日本の磐田工場で生産された後期型は、ヨーロッパの15馬力規制(A1クラス免許)に対応した仕様となっていたが、改造によりフルパワー化することも可能であった。フレームには高剛性のデルタボックスフレームを採用して優れたねじり剛性とクイックなハンドリングを生み出し、各部品を日本製にすることでコストを削減。「ライトバーナー」の通称でも知られ、より多くのライダーに受け入れられるマイルドさと信頼性を獲得し、ホイールはキャストホイールが標準となった。
TDR125の特徴として、現代のバイクと比較しても非常に軽量(後期型で乾燥重量128kg)であることが挙げられ、その軽さが圧倒的な運動性能を生み出す。ライディングポジションはオフロードバイクのもので、スタンディングでの操作も非常に容易である。そして足回りでは、タイヤにフロント18インチ、リア17インチという、オン・オフ問わず楽しめるアドベンチャー向けのサイズを採用している。フロントサスペンションは長いストローク量を確保した正立フォーク、リアには路面追従性に優れたリンク式のモノクロス・サスペンションを搭載し、ブレーキは前後ともにディスクブレーキが装備されている。さらに心臓部であるエンジンは、排気量124ccの水冷2ストローク単気筒クランクケースリードバルブで、パワフルな加速を実現する排気デバイスYPVSを備える。加えて、丸目2灯のヘッドライトも外観上の大きな特徴である。
その乗り味は非常に個性的である。低中速域では排気デバイスYPVSの恩恵で、2ストロークながら低回転域のトルクの谷が少なく、街乗りでも意外なほど扱いやすいのが特徴である。しかし、YPVSのバルブが開く6,000〜7,000rpmあたりからが本領発揮で、125ccとは思えない暴力的な加速がライダーを襲う。甲高い排気音と共にタコメーターの針が跳ね上がる感覚は、現代のバイクでは決して味わえない2ストロークだけの麻薬的な魅力と言える。総じて、軽量な車体とピーキーなエンジンが織りなす挙動は、まさに「乗りこなす」楽しみに満ちており、ライダーのスキルを試し、育ててくれる最高のトレーニングマシンであり、最高のオモチャなのである。
関連モデルとしては、コンセプトの元祖である直系の兄貴分TDR250、そしてエンジンのベースとなったヤマハを代表する2ストオフロードモデルDT125Rが挙げられる。外観にはTDM850の影響も見て取れる。
また、TDR125が登場した1990年前後は、2スト125ccが最も輝いていた時代であり、個性的な競合車も多く存在した。筆頭に挙げられるのは、イタリアのカジバ スーパーシティ125である。伝説のMito譲りの超強力なエンジンを搭載し、性能と過激さでTDRに真っ向から勝負を挑んだ。同じくイタリアのジレラ フリースタイル125は、スタイリッシュなデザインを武器に、おしゃれなファンバイクとしてTDRとは異なる魅力を放った。国内勢では、オフロード性能で勝負するライバルが多く、カワサキ KDX125SRはクラス最強のパワーで圧倒し、ホンダ CRM125Rはバランスの取れた走りと信頼性で対抗。スズキ TS125Rは扱いやすさを武器に、実用性を重視するユーザーから支持された。さらにヨーロッパでは、アプリリア トゥアレグ125が、ラリーレイドを彷彿とさせる「冒険バイク」という世界観で独自の地位を築いた。このように、性能、パワー、デザイン、信頼性といった、それぞれが異なる武器を持つライバルたちとの競争が、この時代の2スト125ccを熱く盛り上げていたのである。
さて、現在の中古市場においてTDR125は、その希少性から非常に高く評価されている。逆輸入車であり絶対的な個体数が少ない。その上、環境規制で絶滅した2ストロークエンジン、中でもYPVS付き高性能エンジンの価値は年々高騰している。レプリカでもオフロードバイクでもない「ファンバイク」という独特の立ち位置が、コアなファンに高く評価されているのも理由の一つである。こうした背景から、リセールバリューは非常に高い水準で安定しているモデルだと言える。したがって、もし売却を検討する場合、エンジンの状態(O/H歴など)、YPVSの作動、外装のオリジナル度などの要素が査定額を大きく左右する。
だからこそ、高く売るためには業者選びが非常に重要である。TDR125のような特殊な逆輸入2ストロークバイクは、一般的な買取業者ではその価値を正しく判断できず、「古い125ccバイク」として安く査定されてしまうリスクが非常に高いからである。すなわち、専門知識を持つ業者選びが高価買取の絶対条件となる。良い業者とは、2ストロークエンジン、特にYPVSの機構やメンテナンスに深い知識を持ち、TDR125の価値を熟知している業者である。同時に、車両の状態を細かくチェックし、プラス査定もマイナス査定も納得いく形で説明する誠実さや、このバイクの価値を理解し、本当に欲しがっているファンに届けられる高い販売力を持っていることも大切な条件である。
そこで、バイクパッションなら、80~90年代の2ストロークバイクや逆輸入車の買取実績で培った専門知識と、独自の販売網を活かし、お客様の大切なTDR125の真の価値を最大限に評価する。その希少性と唯一無二の楽しさを熟知しているからこそ、満足のいく高価買取を実現するものである。
もし、TDR125の売却を検討しているのであれば、バイクパッションに相談することが、満足のいく取引への近道となるかもしれない。まずはウェブサイトで手軽に試せる「10秒自動査定」で愛車の価値を確認するか、専門の査定士が直接うかがう「無料出張査定」を依頼してみてはいかがだろうか。
| 車名/型式/年式 | TDR125/5AN型/2000年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1993年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2120 (幅)840 (高さ)1295 (重さ)128 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)850 (最低地上高)270 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷2ストローク単気筒・15馬力(7,000回転)・20〜25km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・11リットル |
| 新車販売価格 | 4,575ユーロ |
| ジャンル | アドベンチャー |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 TDR125【1993~2002年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年2月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年02月06日
【状態別の買取相場】 TDR125【1993~2002年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年2月時点から 3 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
32.9万円
28.2万円
4台
平均
最低
取引
24.0万円
15.2万円
9台
平均
最低
取引
19.3万円
13.0万円
2台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
17.9万円
15.4万円
4台
※データ更新:2026年02月06日
【走行距離別の買取相場】 TDR125【1993~2002年】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年2月時点から 3 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 13.0万円 | 1台 |
| 平均 | 13.0万円 | ||
| 最低 | 13.0万円 | ||
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| 0.5〜1万km | 最高 | 34.8万円 | 4台 |
| 平均 | 31.7万円 | ||
| 最低 | 28.2万円 | ||
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| 1〜2万km | 最高 | 35.0万円 | 5台 |
| 平均 | 26.4万円 | ||
| 最低 | 20.2万円 | ||
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| 2〜3万km | 最高 | 27.2万円 | 5台 |
| 平均 | 22.8万円 | ||
| 最低 | 15.2万円 | ||
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※データ更新:2026年02月06日
【カラー別の買取相場】 TDR125【1993~2002年】
- ■ ■
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- ■ ■
- ■
- その他
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年2月時点から 3 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ | 22.8 万円 | 5台 | ![]() |
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| ■ | 19.3 万円 | 2台 | ![]() |
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| ■ | 34.2 万円 | 2台 | ![]() |
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| ■ | 25.1 万円 | 2台 | ![]() |
||
| ■ / ■ | 35.0 万円 | 1台 | ![]() |
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| ■ | 28.2 万円 | 1台 | ![]() |
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| その他 | 25.7 万円 | 2台 | ![]() |
||
※データ更新:2026年02月06日
【実働車の取引価格帯】 TDR125【1993~2002年】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年2月時点から 3 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年02月06日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
TDR125【1993~2002年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年02月06日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | TDR125【1993~2002年】 | 35.2万円 | 4.5点 | DE041000 | 11,029km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | TDR125【1993~2002年】 | 35.0万円 | 5.0点 | DE041000 | 9,689km | ■ |
| 3 | TDR125【1993~2002年】 | 33.8万円 | 5.0点 | DE041000 | 9,691km | ■ |
| 4 | TDR125【1993~2002年】 | 30.4万円 | 3.8点 | 3SH-006 | 8,597km | ■ / ■ |
| 5 | TDR125【1993~2002年】 | 28.4万円 | 4.7点 | DE041000 | 15,790km | ■ |
| 6 | TDR125【1993~2002年】 | 28.3万円 | 4.0点 | DE041000 | 8,240km | ■ |
| 7 | TDR125【1993~2002年】 | 27.3万円 | 4.0点 | 3SH-005 | 22,131km | ■ / ■ |
| 8 | TDR125【1993~2002年】 | 25.7万円 | 3.3点 | 3SH-007 | 20,136km | ■ |
| 9 | TDR125【1993~2002年】 | 25.1万円 | 3.8点 | 3SH-007 | 18,385km | ■ / ■ |
| 10 | TDR125【1993~2002年】 | 24.3万円 | 3.8点 | DE040000 | 19,909km | ■ / ■ |
| 11 | TDR125【1993~2002年】 | 23.3万円 | 4.0点 | 3SH-007 | 16,987km | ■ / ■ |
| 12 | TDR125【1993~2002年】 | 21.9万円 | 4.2点 | DE040000 | 21,297km | ■ |
| 13 | TDR125【1993~2002年】 | 20.1万円 | 3.8点 | 3SH-007 | 16,987km | ■ / ■ |
| 14 | TDR125【1993~2002年】 | 15.1万円 | 3.7点 | 3SH-007 | 20,926km | ■ / ■ |
| 15 | TDR125【1993~2002年】 | 12.9万円 | 2.8点 | 3SH-006 | 4,538km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





02月11日〜02月17日