YA-3【1959年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- 走行距離別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
YA-3【1959年】 に関するこのページの内容
YA-3【1959年】 買取査定に役立つ豆知識
1959年に発売されたYA-3は、YA-2をモデルチェンジした機種です。Y=YAMAHA、A=123cc、3=3号機を意味するモデル名の通り、ヤマハ第1号機YA-1(1955年登場)から数えて3代目に当たります。
因みにYA-1の上位モデルとして同1955年にリリースされたYB-1は127cc、翌1956年に発売されたYC-1は174cc、翌々1957年登場のYD-1は247cc、後年1965年登場のYM1は305ccで各排気量別に1号機の記号が振られていますが、頭文字Yを引き継いでシリーズ化されていったのはYAとYDです。
さてYAシリーズ3代目の本機YA-3は先代YA-2(1957年登場)から以下のアップデートを受けての登場となりました。
・セルフスターターの採用
・キャブレター改良による燃費向上
・クランクケースカバーをめっきタイプからマット(つや消し)へ変更
・リアキャリアのデザイン変更、タンデムベルト代わりのバーを追加
などです。なお写真では右ミラーしかありませんが、当時はこれが一般的で、左ミラーはオプション(有料)でした。
エンジンとフレームには変更なく、空冷2スト単気筒・ピストンバルブ吸気123cc、最大出力6.5馬力/6,500回転、最大トルク9.4Nm/4,900回転を発生します。フレームはプレスのモノコックタイプでダウンチューブを廃し、シリンダー回りをすっきりとさせ、生産性と整備性を向上させています。
前後ホイールはスポークでチューブタイヤ、ブレーキはドラムを採用、フロントサスはリーディングリンクフォーク、リアサスはスイングアーム式です。リーディングリンクフォークとは、フォーク先端に「く」の字型の可動部分を設けてショックを吸収するもので、ブレーキング時にアンチノーズダイブ特性を持たせることができます。ヤマハでは【メイト】シリーズなどにも採用されていました。トランスミッションは4速です。
写真を見ると、タンデムステップはあっても、タンデムシートはなくキャリアがあるのみです。これは実用車としての策で、タンデムライダーがいる場合はキャリアの上に座布団などをつけて乗車します。何とも大らかな時代だったものです。
さて、YA-3のエンジンは2ストロークのため、給油はガソリンとオイルを一定割合で混ぜた「混合ガソリン」をタンクに給油しなければなりません。ガソリンとオイルを分離給油できるヤマハ独自の「オートルーブ」システムは、1964年発売の【YA6】が初めて採用しました。つまり、この時代の2スト旧車に乗るためには、給油前にガソリンとオイルを混ぜるなど一定の「儀式」が必要です。もっとも儀式は4スト車にもあり、チョークを引く、大排気量単気筒ならデコンプレバーで圧縮を抜く、などの動作が必要な車種もあります。「ケッチンを喰らう」などはもはや死語となってしまいました。
ライバルとしては、当時のホンダ【ドリームE】があげられます。
YA-3の買取相場ですが、コンディションや型式によっては200万円近い査定額も狙える1号機YA-1とまでは流石に行きませんが、ヤマハ発動機の黎明期に発売されたバイクゆえコンディションによってはある程度のプレミアムが付く可能性を孕んでいます。現存する個体が少なく中古市場に出てくること自体が稀少である故、適切な査定額を弾くには専門的な知識と経験が要求されます。YA-3のご売却やお乗り換えをお考えでしたら、買取査定はその中古価値に精通しているバイクパッションへ!
車名/型式/年式 | YA-3 / YA3型 / 1959年モデル |
---|---|
発売年月 | 1959nen |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)1870 (幅)705 (高さ)945 (重さ)103.5kg |
シート高・最低地上高(mm) | (シート高)- (最低地上高)150 |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷2ストローク単気筒・6.5馬力(6,500rpm)・-km/1L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフ/キック併用・キャブレター・11リットル |
新車販売価格 | 12.5万円 |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 YA-3【1959年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【状態別の取引額】 YA-3【1959年】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
6.2万円
6.2万円
1台
不動
平均
最低
取引
7.6万円
0.2万円
6台
【走行距離別の取引額】 YA-3【1959年】
【走行距離別買取額の目安】
不明 メーター改 |
最高 | 6.2万円 | 1台 |
平均 | 6.2万円 | ||
最低 | 6.2万円 | ||
【カラー別の取引額】 YA-3【1959年】
- ■ ■
【カラー別 平均買取額の目安】
■ / ■ | 6.2 万円 | 1台 |
【実働車の取引価格帯】 YA-3【1959年】
【取引価格帯と構成比】
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
YA-3【1959年】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年01月17日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | YA-3【1959年】 | 6.4万円 | 2.7点 | A-423 | 25,342km | ■ / ■ |
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【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています