DT200R 【1984~89年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 型式別 平均取引額
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 年式別|買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
- 買取実例
DT200R 【1984~89年式】 に関するこのページの内容
DT200R 【1984~89年式】 買取査定に役立つ豆知識
「ウィークエンドモトクロッサー」と銘打たれて登場したデュアルパーパスマシン、それが1984年3月に発売された「DT200R」である。
ヤマハ「DT」シリーズは1968年の「DT-1」を皮切りに異なる排気量で複数ラインアップを展開してきたが、本モデルは125ccクラスの扱いやすさと250ccクラスのパワーを兼ね備えたモデルとして投入された。
車体はセミダブルクレードルフレームにリードバルブの水冷2ストローク単気筒195㏄エンジンを搭載。最高出力は8,500回転で30馬力を発揮。そして、乾燥重量は何と100kgを切る99kgに収まっている。パワーウェイトレシオ換算すると当時の2ストスポーツ「RZ250」よりも優れた数値となる。
足回りはフロントにテレスコピック正立フォークを装備し21インチホイールに当時としてはまだ珍しかったディスクブレーキを組み合わせた。リアはアルミ製スイングアームにリンク式モノクロスショックを装着。ホイールサイズは18インチでブレーキはドラム仕様だった。
デビュー翌年には初めてのマイナーチェンジを実施しエンジンの仕様変更で最高出力が32馬力まで引き上げられた。さらにミッションのギヤ比の変更やクラッチの容量アップにより操作フィーリングが向上しレースでの戦闘力もアップした。モトクロッサー「YZ」シリーズのノウハウをフィードバックした形でサスペンション仕様も熟成されフロントフォークはインナー41mmの大径タイプを採用しストロークアップも実施。シート高は850mmから885mmへ高くなった。
以降もマイナーチェンジを実施しながら展開されていくが、1988年には初のフルモデルチェンジを実施。エンジンが従来のピストンリードバルブからクランクケースリードバルブに変更。冷却系統を強化するためにデュアルラジエターを新たに採用。装備面の変更もあり乾燥重量は107kgへ増加していたが最高出力はさらに向上し33馬力を発揮した。
以降はカラーチェンジを実施しながら1989年モデルまで展開され生産終了に至った。
なお、2世代目の3ET型は弟分モデルの「DT125R」と外装パーツは共用している部分も多く入手もし易い。
買替や売る際の買取査定は、DT200Rの中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | DT200R/-/1984年 |
---|---|
発売年月 | 1984年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長・全幅・全高 2150・820・1190 乾燥重量 99 |
シート高・最低地上高(mm) | シート高850 最低地上高290 |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷2ストローク単気筒・30ps・50.0km/1L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キックスターター・キャブレター・10L |
新車販売価格 | 32.9万円 |
ジャンル | 2スト | オフロード |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 DT200R 【1984~89年式】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 DT200R 【1984~89年式】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 DT200R 【1984~89年式】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
18.8万円
14.0万円
5台
平均
最低
取引
22.0万円
12.2万円
7台
不動
平均
最低
取引
24.7万円
4.3万円
22台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去60ヶ月の買取相場の推移】 DT200R 【1984~89年式】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去60ヶ月の買取相場の推移】 DT200R 【1984~89年式】
【平均買取相場の変動】
取引台数
- 事故 不動車
- 実働車
実働車【年式別|買取相場の推移】DT200R 【1984~89年式】
- 【3ET型】1988~89年式
- 【37F型 】1984~88年
【平均買取相場の変動】
対前年比 | 対3年前比 | 2024年の取引台数 | |
【3ET型】1988~89年式 | +42 % | +20 % | 2 台 |
【37F型 】1984~88年 | -12 % | +26 % | 5 台 |
事故 不動 故障車【年式別|買取相場の推移】DT200R 【1984~89年式】
- 【3ET型】1988~89年式
- 【37F型 】1984~88年
【平均買取相場の変動】
対前年比 | 対3年前比 | 2024年の取引台数 | |
【3ET型】1988~89年式 | -4 % | +115 % | 6 台 |
【37F型 】1984~88年 | -5 % | +22 % | 1 台 |
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
DT200R 【1984~89年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月19日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | DT200R 【1984~89年式】 | 40.8万円 | 3.3点 | 3ET-008 | 34,661km | ■ / ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | DT200R 【1984~89年式】 | 31.4万円 | 3.5点 | 3ET-005 | 34,788km | ■ |
3 | DT200R 【1984~89年式】 | 24.0万円 | 3.5点 | 37F-074 | 2,958km | ■ |
4 | DT200R 【1984~89年式】 | 21.8万円 | 3.5点 | 37F-073 | 2,950km | ■ / ■ |
5 | DT200R 【1984~89年式】 | 20.0万円 | 4.0点 | 37F-006 | 13,200km | ■ / ■ |
6 | DT200R 【1984~89年式】 | 19.1万円 | 3.2点 | 3ET-008 | 17,819km | ■ |
7 | DT200R 【1984~89年式】 | 17.3万円 | 3.0点 | 37F-003 | 11,784km | ■ / ■ |
8 | DT200R 【1984~89年式】 | 17.1万円 | 3.2点 | 37F-000 | 15,657km | ■ |
9 | DT200R 【1984~89年式】 | 17.1万円 | 3.3点 | 37F-000 | 15,656km | ■ |
10 | DT200R 【1984~89年式】 | 15.1万円 | 3.5点 | 37F-052 | 22,326km | ■ / ■ |
11 | DT200R 【1984~89年式】 | 13.9万円 | 3.8点 | 37F-055 | 11,453km | ■ / ■ |
12 | DT200R 【1984~89年式】 | 12.1万円 | 3.2点 | 37F-000 | 15,973km | ■ |
【事故 不動 故障車】 DT200R 【1984~89年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月19日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | DT200R 【1984~89年式】 | 51.2万円 | 0点 | 3ET-003 | 44,776km | ■ / ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | DT200R 【1984~89年式】 | 50.8万円 | 0点 | 3ET-004 | 881km | ■ / ■ |
3 | DT200R 【1984~89年式】 | 46.1万円 | 0点 | 3ET-011 | 8,416km | ■ |
4 | DT200R 【1984~89年式】 | 37.3万円 | 0点 | 3ET-012 | 7,701km | ■ |
5 | DT200R 【1984~89年式】 | 36.4万円 | 0点 | 3ET-004 | 16,623km | ■ / ■ |
6 | DT200R 【1984~89年式】 | 35.0万円 | 0点 | 3ET-002 | 15,942km | ■ |
7 | DT200R 【1984~89年式】 | 33.5万円 | 0点 | 3ET-004 | 20,699km | ■ |
8 | DT200R 【1984~89年式】 | 30.1万円 | 0点 | 3ET-004 | 14,684km | ■ |
9 | DT200R 【1984~89年式】 | 29.0万円 | 0点 | 3ET-001 | 15,735km | ■ / ■ |
10 | DT200R 【1984~89年式】 | 26.3万円 | 0点 | 3ET-002 | 5,525km | ■ |
11 | DT200R 【1984~89年式】 | 25.1万円 | 0点 | 3ET-007 | 8,877km | ■ |
12 | DT200R 【1984~89年式】 | 22.4万円 | 0点 | 3ET-010 | 26,947km | ■ |
13 | DT200R 【1984~89年式】 | 21.2万円 | 0点 | 3ET-000 | 12,016km | ■ |
14 | DT200R 【1984~89年式】 | 19.6万円 | 0点 | 3ET-003 | 18,973km | ■ / ■ |
15 | DT200R 【1984~89年式】 | 18.2万円 | 0点 | 3ET-010 | 26,947km | ■ |
16 | DT200R 【1984~89年式】 | 12.8万円 | 0点 | 37F-006 | 9,748km | ■ / ■ |
17 | DT200R 【1984~89年式】 | 11.7万円 | 0点 | 3ET-008 | 993km | ■ |
18 | DT200R 【1984~89年式】 | 10.0万円 | 0点 | 37F-035 | 10,399km | ■ / ■ |
19 | DT200R 【1984~89年式】 | 7.5万円 | 0点 | 37F-002 | 7,371km | ■ |
20 | DT200R 【1984~89年式】 | 7.4万円 | 0点 | 37F-035 | 0km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
DT200R 【37F|1984~88年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
- 買取実例
DT200R 【37F|1984~88年】 に関するこのページの内容
DT200R 【37F|1984~88年】 買取査定に役立つ豆知識
初代「DT200R」となる37F型は、「ウィークエンド・モトクロッサー」というコンセプトのもとに1984年に登場。125ccバイク並みの扱いやすさと250cc並みのパワーを兼ね備えるオフロードモデルとして市場に投入された。ちなみに兄弟モデルとして下位排気量の「DT125R」も同年に発売された。
そのコンセプト通り、公道での日常ユースをこなしつつ、時にはコースで活躍するのに十分な性能を持ち合わせていた。乾燥重量は99kgと軽量で、エンジンは水冷2ストローク単気筒195ccを搭載。最高出力は8,500回転で30馬力をたたき出していた。ヤマハ独自のパワーバルブシステム(YPVS)やエナジーインダクションシステム(YEIS)といった2ストロークエンジン用に開発されたテクノロジーを採用することで実現できたスペックだ。
足回りは、フロントが240mmでリアが210mmとロングストロークのサスペンションを装着。リアのスイングアームはアルミ製。ブレーキはフロントがディスクでリアはドラム仕様。泥や水はねが頻発する悪路走行を想定されたオフロードマシンでディスクブレーキを採用するのは当時としては珍しいことだった。
デビュー翌年には最初のマイナーチェンジを実施し、圧縮比6.2から6.4へ変更や燃焼室形状の最適化も図られ、最高出力はさらにパワーアップして32馬力となった。1987年にもマイナーチェンジを実施しカラーリングや装備面の仕様変更が加えられた。翌年の1988年に後継モデルとなる3ET型にフルモデルチェンジされた。
売る際の買取査定は、37F型 DT200Rの価値に精通しているパッションに!
車名/型式/年式 | DT200R/37F型/1984年モデル |
---|---|
発売年月 | 1984年3月 |
前型式からの主な変更点 | ニューモデル |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,150mm 全幅820mm 全高1,190mm 乾燥重量99kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高850mm 最低地上高320mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷2サイクル単気筒・30PS/8,500rpm・50km/L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック・キャブレター・10L |
新車販売価格 | 32.9万円 |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 DT200R 【37F|1984~88年】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 DT200R 【37F|1984~88年】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 DT200R 【37F|1984~88年】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
18.8万円
14.0万円
5台
平均
最低
取引
15.9万円
12.2万円
4台
不動
平均
最低
取引
8.3万円
4.3万円
6台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去60ヶ月の買取相場の推移】 DT200R 【37F|1984~88年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去60ヶ月の買取相場の推移】 DT200R 【37F|1984~88年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
DT200R 【37F|1984~88年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月19日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | DT200R 【37F|1984~88年】 | 24.0万円 | 3.5点 | 37F-074 | 2,958km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | DT200R 【37F|1984~88年】 | 21.8万円 | 3.5点 | 37F-073 | 2,950km | ■ / ■ |
3 | DT200R 【37F|1984~88年】 | 20.0万円 | 4.0点 | 37F-006 | 13,200km | ■ / ■ |
4 | DT200R 【37F|1984~88年】 | 17.4万円 | 3.0点 | 37F-003 | 11,665km | ■ / ■ |
5 | DT200R 【37F|1984~88年】 | 17.2万円 | 3.2点 | 37F-000 | 15,499km | ■ |
6 | DT200R 【37F|1984~88年】 | 17.1万円 | 3.3点 | 37F-000 | 15,656km | ■ |
7 | DT200R 【37F|1984~88年】 | 15.1万円 | 3.5点 | 37F-052 | 22,326km | ■ / ■ |
8 | DT200R 【37F|1984~88年】 | 14.1万円 | 3.8点 | 37F-055 | 11,227km | ■ / ■ |
9 | DT200R 【37F|1984~88年】 | 12.3万円 | 3.2点 | 37F-000 | 15,657km | ■ |
【事故 不動 故障車】 DT200R 【37F|1984~88年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月19日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | DT200R 【37F|1984~88年】 | 13.2万円 | 0点 | 37F-006 | 9,366km | ■ / ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | DT200R 【37F|1984~88年】 | 10.4万円 | 0点 | 37F-035 | 9,991km | ■ / ■ |
3 | DT200R 【37F|1984~88年】 | 7.9万円 | 0点 | 37F-002 | 7,081km | ■ |
4 | DT200R 【37F|1984~88年】 | 7.8万円 | 0点 | 37F-035 | 0km | ■ |
5 | DT200R 【37F|1984~88年】 | 7.1万円 | 0点 | 37F-070 | 1,768km | ■ |
6 | DT200R 【37F|1984~88年】 | 4.4万円 | 0点 | 37F-007 | 6,931km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
DT200R 【3ET|1988~89年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
- 買取実例
DT200R 【3ET|1988~89年式】 に関するこのページの内容
DT200R 【3ET|1988~89年式】 買取査定に役立つ豆知識
ウィークエンドモトクロッサーとして世に送り出された「DT200R」は1988年のモデルチェンジで2代目となる3ET型へ進化した。
全体的なフォルムは従来モデルを踏襲しており、兄弟モデル「DT125R」と並べてみても非常によく似た姿だった。しかしながらメカニカル面においては大きく進化しており、より競技専用モデルのYZシリーズのノウハウが取り入れられた。
パワートレインは、従来のピストンリードバルブからクランクケースリードバルブに変更された。最高出力は8,500回転33馬力と、従来モデルの37F型1987年モデルの32馬力からさらにパワーアップしている。1984年当時の初代モデルが30馬力であったことを考えると、僅か4年の間に段階的ではあるが1割も最高出力が向上したことになる。
さらに今回のモデルチェンジで大きな変化を遂げたのは冷却機構だ。水冷2ストロークエンジンを搭載する「DT200R」は本モデルでデュアルラジエターを採用した。公道使用可能モデルとして日常ユースを楽しむことはもちろん、エンデューロレースなどハードな環境でも、より安心して乗れる仕様へパワーアップしている。「公道を走れるエンデューロマシン」が、本モデルの開発コンセプトであったというのも頷ける仕上がりだ。
さらにサスペンションの仕様変更やホイールベースの延長なども施されている。従来モデルは乾燥重量が99kgという軽さがウリだったが、今回のモデルチェンジで装備の変更等もあり107kgへ増えている。
カラーラインアップは、ホワイト×レッドとブラック×イエローの2パターン展開されたが、翌年の1989年にはさらにスカイブルーが追加され3カラー設定となった。「DT200R」のその後は、モデルチェンジは実施されず販売終了に至った。
売る際の買取査定は、3ET型 DT200Rの価値に精通しているパッションに!
車名/型式/年式 | DT200R/3ET型/1988年モデル |
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発売年月 | 1988年6月 |
前型式からの主な変更点 | エンジン仕様変更・デュアルラジエター採用 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,165mm 全幅840mm 全高1,260mm 乾燥重量107kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高885mm 最低地上高320mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷2サイクル単気筒・33PS/8,500rpm・56km/L(50km/h走行時) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック・キャブレター・10L |
新車販売価格 | 36.9万円 |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 DT200R 【3ET|1988~89年式】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 DT200R 【3ET|1988~89年式】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 DT200R 【3ET|1988~89年式】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
30.3万円
19.0万円
3台
不動
平均
最低
取引
30.8万円
11.9万円
16台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去60ヶ月の買取相場の推移】 DT200R 【3ET|1988~89年式】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去60ヶ月の買取相場の推移】 DT200R 【3ET|1988~89年式】
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
DT200R 【3ET|1988~89年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月19日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 40.8万円 | 3.3点 | 3ET-008 | 34,661km | ■ / ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 31.4万円 | 3.5点 | 3ET-005 | 34,788km | ■ |
3 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 19.2万円 | 3.2点 | 3ET-008 | 17,639km | ■ |
【事故 不動 故障車】 DT200R 【3ET|1988~89年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月19日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 51.2万円 | 0点 | 3ET-003 | 44,776km | ■ / ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 50.8万円 | 0点 | 3ET-004 | 881km | ■ / ■ |
3 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 46.1万円 | 0点 | 3ET-011 | 8,416km | ■ |
4 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 37.3万円 | 0点 | 3ET-012 | 7,701km | ■ |
5 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 36.4万円 | 0点 | 3ET-004 | 16,623km | ■ / ■ |
6 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 35.0万円 | 0点 | 3ET-002 | 15,942km | ■ |
7 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 33.5万円 | 0点 | 3ET-004 | 20,699km | ■ |
8 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 30.1万円 | 0点 | 3ET-004 | 14,684km | ■ |
9 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 29.0万円 | 0点 | 3ET-001 | 15,735km | ■ / ■ |
10 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 26.3万円 | 0点 | 3ET-002 | 5,525km | ■ |
11 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 25.1万円 | 0点 | 3ET-007 | 8,877km | ■ |
12 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 22.4万円 | 0点 | 3ET-010 | 26,947km | ■ |
13 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 21.2万円 | 0点 | 3ET-000 | 12,016km | ■ |
14 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 19.6万円 | 0点 | 3ET-003 | 18,973km | ■ / ■ |
15 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 18.2万円 | 0点 | 3ET-010 | 26,947km | ■ |
16 | DT200R 【3ET|1988~89年式】 | 11.7万円 | 0点 | 3ET-008 | 993km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています