FZR750R【1989年式】毎週更新の買取査定相場
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- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
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- 上位20台の取引額
FZR750R【1989年式】 に関するこのページの内容
FZR750R【1989年式】 買取査定に役立つ豆知識
1988年11月のパリショーで、ヤマハは開発コード「OW01」の元に設計されたフルカウルニューマシンを発表。それが、本モデル「FZR750R」である。
様々なバイクレースに参戦するためのベースマシンとして十分なポテンシャルを与えられたハイスペックモデルだ。1987~88年に鈴鹿8耐レースを2年連続で制したワークスマシン「YZF750」に投入されているノウハウを市販モデルにフィードバックしたワークスレプリカという位置づけになる。
車体は完全新設計のアルミ製デルタボックス型フレームを採用。軽量高剛性でダウンチューブを省いた構造は「YZF750」と同様のディテール。
そこに3点リジット架装されるパワートレインは、DOHC5バルブ水冷4サイクル並列4気筒エンジン。ボア・ストロークが、72.0mm×46.0mmのショートストロークユニットで、排気量は750ccとなる。内部にはチタンコンロッドや2本リングの採用、「FZR1000」と同サイズのBDST38キャブレターを組みわせるなど豪華な仕様。国内向けの最高出力は9,500回転で77馬力を発揮、最大トルクは7,500回転6.7kgmというスペック。海外仕様は121馬力のハイスペック仕様に仕上げられていた。トランスミッションには6速クロスを搭載。
足回りは、前後共にノーマル状態でも当時のレースで通用する設定を与えられていた。フロントサスペンションはインナーチューブが43mm径のテレスコピックフォークを装備。伸び側・圧側の減衰力とイニシャルが調整可能。内筒とステアリングシャフトはアルミ製で軽量高剛性を追求している。そこに中空2本スポークタイプの17インチホイールとラジアルタイヤをセット。ブレーキは320mmダブルディスクに異径ピストン4ポッドキャリパーを組合せる。
リアはアルミ製のスイングアームに市販車としては初採用となるオーリンズ製のモノショックを装備。フロントと同径の17インチホイールに170mmラジアルタイヤをセットして、210mmのシングルディスクブレーキとフローティングマウントキャリパーという構造。
比較モデルとしてはホンダが既に展開していた市販レースベースマシン、RC30こと「VRF750R」が直接ライバルとなる。1985~86年に世界耐久ロードレース2連覇を飾った「RVF750」のレプリカである。乾燥重量180kgの車体に搭載するDOHC4バルブ水冷V型4気筒748ccエンジンは、9,500回転で77馬力を発揮。最大トルクは7,000回転7.1kgmというスペックだった。足回りは、フロント17インチでリアは片持ちスイングアームに18インチという組み合わせ。対する本モデル「FZR750R」は乾燥重量が187kgと重く、スペック面ではライバルに一歩リードを許していた。また、価格は「VFR750R」が、148万円だったのに対して「FZR750R」は200万円と高額だった。
本モデルは高価な価格設定で500台限定という特別モデルとして発売されたが、予約抽選で完売するという世間の注目を集める1台となった。カラーラインアップは、「シルキーホワイト×ファインレッド」の1タイプのみで展開。
希少モデルということで中古バイク市場に現れた際には、新車価格を大幅に超える価格帯で取引される。
買替や売る際の買取査定は、1989年式 FZR750Rの中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | FZR750R /3FV型 /1989年モデル |
---|---|
発売年月 | 1989年4月 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長 2,100mm 全幅 705mm 全高 1,160mm 乾燥重量 187kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高 780mm 最低地上高 120mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4サイクルDOHC5バルブ並列4気筒・77PS/9,500rpm・42 km/L(60km/h走行時) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・19L |
新車販売価格 | 200万円 |
ジャンル | プレミアム旧車 絶版車 | レーサーレプリカ | ホモロゲーション バイク |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 FZR750R【1989年式】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 FZR750R【1989年式】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 FZR750R【1989年式】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
300.0万円
300.0万円
1台
平均
最低
取引
237.7万円
96.2万円
11台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去60ヶ月の買取相場の推移】 FZR750R【1989年式】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去60ヶ月の買取相場の推移】 FZR750R【1989年式】
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
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FZR750R【1989年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月19日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | FZR750R【1989年式】 | 422.7万円 | 4.3点 | 3FV-000 | 5km | ■ / ■ / ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | FZR750R【1989年式】 | 386.3万円 | 4.8点 | 3FV-000 | 2km | ■ / ■ |
3 | FZR750R【1989年式】 | 300.2万円 | 4.7点 | 3FV-000 | 3,174km | ■ / ■ |
4 | FZR750R【1989年式】 | 280.2万円 | 3.8点 | 3PG-000 | 26,557km | ■ / ■ / ■ |
5 | FZR750R【1989年式】 | 261.2万円 | 4.0点 | 3FV-000 | 11,933km | ■ / ■ / ■ |
6 | FZR750R【1989年式】 | 248.1万円 | 3.8点 | 3FV-000 | 14,759km | ■ / ■ / ■ |
7 | FZR750R【1989年式】 | 212.1万円 | 3.5点 | 3FV-000 | 967km | ■ / ■ / ■ |
8 | FZR750R【1989年式】 | 202.1万円 | 3.7点 | 3FV-000 | 8,010km | ■ / ■ |
9 | FZR750R【1989年式】 | 198.1万円 | 4.3点 | 3FV-000 | 12,839km | ■ / ■ / ■ |
10 | FZR750R【1989年式】 | 190.1万円 | 4.3点 | 3FV-000 | 4,625km | ■ / ■ |
11 | FZR750R【1989年式】 | 118.3万円 | 3.7点 | 3FV-000 | 15,490km | ■ / ■ |
12 | FZR750R【1989年式】 | 96.1万円 | 3.8点 | 3FV-000 | 19,206km | ■ / ■ |
【事故 不動 故障車】 FZR750R【1989年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月19日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています