XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 取引価格帯
- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】 に関するこのページの内容
XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】 買取査定に役立つ豆知識
XTZ750スーパーテネレは、1989年に発売された輸出専用モデルです。「テネレ」とはパリダカールラリーの難所テネレ砂漠からきています。大きな特徴は、ラリーに出場できるバイクを市販車としてリメイクしたもので、レーサーが先行で市販車へフィードバックという手法。いわばオフ車におけるレプリカマシンの手法です。
ヤマハの資料によれば、開発コンセプトは4つ。
1.長時間走っても快適であること
2.ハイパワー&ハイスピードで走れること
3.サバンナ、林道を安心して走れること
4.市街地走行の機能も備えること
特徴は、
・エンジンは水冷4スト360度クランク並列2気筒各5バルブ
ボア×ストロークは87mm×63mmというショートストロークエンジン
・最大出力は70馬力/7.500回転
・ダブルクレードルフレーム
・リアモノサス
・角型1灯式ヘッドライト
・ヘッドライトからラジエターカバー、サイドカバーまで一体化したカウル
・フロントディスクガード、エンジンアンダーガード、ハンドルスイッチカバー、フォークブーツなど徹底したボディカバー
・フロント21+リア17インチスポークホイール
・26リットルタンク
・ドライサンプ
写真を見ると、まるで重戦車のような印象を受けますが、乾燥重量は195kgと軽量に作られています。ライバルはホンダの【アフリカツイン750】で、こちらは水冷V型2気筒です。
そして1990年のパリダカで2位を獲得、91年にはXTZ750ベースのYZE750Tで 1~3位を独占するという快挙をなしとげました。ヤマハには【XT500】で1979年の第1回パリダカで1位・2位入賞、第2回で1位~4位入賞という輝かしい戦績もあります。
91年にマイナーチェンジ、丸目2灯ヘッドライトを採用、カラーリングは白地に赤
93年、カラーリング(赤)とグラフィック変更
95年、カラーリング変更(黒)
98年にヤマハはパリダカから撤退、XTZ750も97年の製造でモデルを終えました。その思想とスタイリング、名前は、現在の【XT1200Zテネレ】に引き継がれています。
実際の走りは、26リットルのタンクは頼りがいがあるものの、重心が高くブレーキが弱いことが欠点のようです。レア車でもありますが、大きく頑丈そうな車体からは、かつてヤマハがパリダカに賭けた夢が感じられるというものです。
XTZ750スーパーテネレの買替や売却をお考えでしたら買取査定はその中古価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | XTZ750スーパーテネレ / -型 / 1993年モデル |
---|---|
発売年月 | 1989年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2285 (幅)815 (高さ)1355 (重さ)195 |
シート高・最低地上高(mm) | (シート高)865 (最低地上高)220 |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークDOHC並列2気筒・70PS(7,500rpm)・38.7km/1L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・26リットル |
新車販売価格 | 輸出モデルのためデータなし |
ジャンル | アドベンチャー |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
25.9万円
17.2万円
6台
平均
最低
取引
13.3万円
12.2万円
3台
不動
平均
最低
取引
13.2万円
9.9万円
3台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去60ヶ月の買取相場の推移】 XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去60ヶ月の買取相場の推移】 XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】 | 46.6万円 | 3.8点 | 3LD-067 | 42,939km | ■ / ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】 | 27.2万円 | 3.5点 | 3LD-038 | 19,035km | ■ / ■ |
3 | XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】 | 26.8万円 | 4.2点 | 3LD-100 | 13,585km | ■ |
4 | XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】 | 20.6万円 | 3.5点 | 3LD-006 | 15,354km | ■ / ■ |
5 | XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】 | 18.0万円 | 3.8点 | 3LD-092 | 29,100km | ■ |
6 | XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】 | 17.3万円 | 3.8点 | 3LD-105 | 781km | ■ / ■ |
7 | XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】 | 14.9万円 | 3.2点 | 3SCS01TA | 20,812km | ■ |
8 | XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】 | 13.1万円 | 3.2点 | 3LD-064 | 115,202km | ■ / ■ |
9 | XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】 | 12.3万円 | 3.5点 | 3LD-006 | 70,596km | ■ / ■ |
【事故 不動 故障車】 XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年04月26日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】 | 16.4万円 | 0点 | 3LD-093 | 16,997km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】 | 13.6万円 | 0点 | 3LD-037 | 0km | ■ / ■ |
3 | XTZ750スーパーテネレ【1989~97年式】 | 10.1万円 | 0点 | 3LD-037 | 20,452km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています