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データ最終更新:2024年04月19日

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CB750FOUR買取査定事例|エンジン要修理の1971年型K2

買取させて頂きましたのはCB750FOUR。1971年型のK2です。
当時物の外装は比較的綺麗であった一方で、クランクケース内のワンウェイの劣化で機能しないセルスターター・エンジンを開けての要修理となった多量のオイル漏れ・要オーバーホール判定となったリアサスペンションなど 重整備を必要とする故障も目立ち、2023年現在の相場に照らすと115万円が利益ぎりぎりの査定額となるところ、日本一バイクを売っている弊社直営販売店での再販も視野に120万円で買取致しました事例です。

CB750FOUR買取価格実例

事故不動
新車
  • 3

総合評点:3点

エンジン 3 車体フレーム 3 外装 4 電装保安部品 3 フロント周り 4 リア周り 3

【評価点の目安】
8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車
5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪
1点:事故不動
  • バイク名
  • CB750FOUR
  • 買取価格
  • 1,200,000円
  • 年式
  • 1971年型
  • 走行距離
  • 29,661km
  • 車台番号
  • CB750-208
  • カラー
  • プラネットブルーメタリック
  • エンジンの状態
  • シリンダーブロックから多量のオイル漏れ、セルスターターは故障で動作しません
  • 外観の状態
  • 各所に劣化が見られますが、目に付きやすい部位は50年前のマシンとしては比較的綺麗です
  • 損傷や事故転倒歴
  • 小傷が各所に多数あります
  • カスタムや改造
  • ハンドル社外品、マフラーK1仕様
  • 買取年月
  • 2022年2月3日
  • ジャンル
  • プレミアム旧車 絶版車

カスタムがプラスに CB750フォアK2の買取査定内容

「横浜店にあるハヤブサかCB1100の購入を考えているんだけど、先に売りたいバイクを見て欲しい」とのご依頼を受けて査定させて頂くことになったのはCB750FOUR。
モデルイヤーによって買取額が大きく変わってくるフォア。現場で確認させて頂いたフレーム番号から71年型のK2であることが確認できました。
「修理に出しては不調が再発しまた修理。。。最近は維持がしんどくなっていたので、乗出し110万円のハヤブサの購入資金になれば」と旧車ならではの苦労話と売却金額を明かしてくださったオーナー様。
はたして110万円とはCB750フォアK2にとって平均的な買取額なのでしょうか?まずは前提となる買取相場からご紹介させてください。

CB750FOUR K2の買取相場

Triumph最速時代に引導を渡し、HONDAを世界的メーカーへと飛躍させた世界最速マシンCB750FOUR。
歴史に名を刻む世界的名機として1969の登場からその価値は色褪せることなく濃度を増しています。
77年まで生産されたCB750フォアにおいて買取相場が最も高いのは登場69年の初期型K0。歴史を塗り替えた張本人である初期型としての来歴に加え、個体数が少ない稀少性がプレミアム価値を押し上げています。

旧いほど買取価値が高いCB750FOUR

右記表下記表の一番上は、業者間オークションにおける【年式別】の平均取引額です。

業者間オークションとは、販売業者の最大の仕入れ先であり買取業者の最大の転売先として年間に約20万台のバイクが取引される市場です
2023年2月現在で、市場データを直近1年間遡って集計した平均落札額を羅列すると、69年K0が156万円、70年K1が142万円、71年K2が110万円、72年K3が74万円、73年K4が97万円、75年K6が97万円といった具合。
イヤーモデルの更新に伴ってアップデートが重ねられたCB750FOURですが、当時の進化に逆行して中古の買取価値は旧い年式ほど高くなるという、見事なまでの逆転現象が生じています。 その理由は様々あるのでしょうが、時代を超えて共感を呼ぶ美しさが初期型ほど色濃く遺っていると言えば多くのオーナー様はご納得されるのではないでしょうか。

71年K2の相場変動

今回、買取させて頂きましたのは1971年型のK2です。
年式によって買取相場が異なる事実を鑑みて、K2に焦点を当ててブレークダウンしてみましょう。

先ずは右記表下記表の上から3番目のグラフを参考に、直近5年間の相場変動から見てみましょう。
2019年に80万円台であった平均落札額は、2021年には140万円まで急騰。70%の上昇を見せたこの期間に何があったかと言えば、その答えはコロナ禍。 生産と物流が滞り新車の供給が減少したことに加え、バイク通勤など需要が増えた事を受けて中古バイク全体の相場が対3年前比で約5割も急騰。その中で特に上昇したジャンルがNSRを筆頭とした2スト・レーサーレプリカと、Z系やCB系など旧来から高額で取引されていたプレミアム系の旧車。
需要が需要を呼び、Z2が業者間で800万円で取引されるなど正にバブル相場となっていました。しかしながら急騰した旧車相場は、異常な店頭小売価格に消費者が反応しなくなったことで弾けます。それが2022年夏以降のことで、2023年には 多くの旧車が2019年前の水準に戻しています。
CB750FOUR K2はどうかと言えば、同様の変動を踏襲しているものの反落曲線は緩やかで、2023年も尚、平均で100万円台にあり過去10年のスパンで見れば未だ高値圏の売り時です。 因みに登場69年モデルK0のメーカー希望小売価格は38.5万円、71年K2は39.5万円でありました。

続いては直近1年間の取引にフォーカスしてみましょう。

【評価点別】 CB750FOUR K2の業者間取引額
平均落札額 最高額 最低額 台数
4点
使用感や軽い難
149万円 150万円 148万円 2台
3点
難有
110万円 165万円 63万円 22台
2点
劣悪
75万円 90万円 60万円 2台
1点
不動車 事故車
44万円 66万円 13万円 15台
業者間オークションの取引履歴を2023年2月時点で12か月間遡った数字
直近1年間で26台の実働車と、15台の不動車 事故車が業者間で取引されたCB750FOUR K2。

取引台数に着目すると、評価点3(難有車両)が22台、評価点1(不動車 事故車)が15台と、2つの評価点に全体の9割超が集中しています。
その理由は点数が新車を8点満点とした減点方式で評価されることによります。
発売から50年超の歳月が経過しているモデルとあって、新車と比べれば目立つ使用感や不具合が出てくるのは致し方ないところで、1971年式並みの状態が3点であると言えます。 対して4点は71年モデルとしては相対的にかなり状態が良く綺麗であることが、その取引台数の少なさから伝わるかと思います。
また長らく保管(放置)されたまま不動車が多いのも旧車ならではと言えます。

状態が良いノーマル車ほど高額査定に

平均落札額に着目すると、評価点と落札額が連動しており、状態が良いほど高額落札に繋がることが示されています。
状態の良さとは各機能の状態が良く、見栄えも綺麗であることを指します。
評価点の高さは状態の良し悪しに留まらずオリジナル度の高さをも示しています。というのも社外品を装着していると、純正パーツの欠品扱いで減点対象となるからです。その傾向は高額パーツほど顕著になります。

カスタム比率が高くその傾向に特徴があるZ2やZ FX、ホンダではCBF400やHAWKなどはカスタム内容によって落札額が伸びるケースが認められますが、ノーマル比率が高いCB750FOURに関してはオリジナル度が高いほど 落札額が伸びる傾向にあります。
オリジナル度とは社外品の有無に限らず、塗装も当時物であることで、更に綺麗であることが好まれます。
汚い当時のフルオリジナル車と、凄く綺麗なオールペン(再塗装)車でどちらが価値があるかと言えば、未使用状態に近ければ登場から2期たった71年型K2においても断然フルオリジナルに価値があると言えます。
ただしフルレストアによってルーティンの軽整備で再販に回せるような状態の良い車両は確実に高額取引の対象となります。

再販に掛かる工数は買取額に直結

最大のボリュームゾーンである3点の落札額に着目すると、最高165万円に対して最低63万円と、同じ評価点ながら100万円以上の開きが存在します。その理由は再販に掛かるコストの差です。
評価点は車体の6部位を評価した上での総合評価になるので、同じ3点でも足回りの修理が必要な個体と、エンジンの修理が必要な個体ではそのコストは大きく変わります。
例えばエンジンからのオイル漏れによる減点でも、漏れている箇所によって、降ろさずに処置できるケースと、降ろしてシリンダーブロックと左右のクランクケースを割って処置する必要があるケースとでは工賃が大胆に変わります。
  • ▼業者間の落札額と状態の傾向
  • 150万円以上の4台
    状態の良い当時物のオリジナル車両、またはフルレストアの良好車
  • 130~140万円台の3台
    上記に比べ若干評価の下がる個体
  • 100~120万円台の9台
    年式並みの使用感や難が散見される個体
  • 60~90万円台の10台
    重整備となる難や強い使用感のある個体。カスタム車が3台
以上の買取相場を踏まえて、エンジンに難のあったCB750FOUR K2の査定内容と買取額についてご紹介させて頂きます。 (尚、上記の業者間市場における落札額は、買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額に相当するため、実際の買取額は95%相当となります)

CB750FOUR【年式別】業者間の平均落札額

CB750FOUR【年式別】業者間の平均落札額

【年式別】相場の推移

【年式別】相場の推移

【1971年 K2】相場の推移

【1971年 K2】相場の推移

【1971年 K2】業者間の取引価格帯

【1971年 K2】業者間の取引価格帯

【1971年 K2】評価点別の取引価格帯

【1971年 K2】評価点別の取引価格帯
買取業者の最大の転売先であり、販売業者の最大の仕入れ先として年間に約20万台のバイクが取引される業者間オークションの取引データ
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比較的綺麗なオリジナル外装は高い買取価値

先ずは車両の第一印象を左右する見た目の部分、外装から査定をはじめます。
71年型K2では4タイプのカラーリングが設定差されましたが、オーナー様の愛車はプラネットブルーメタリックです。
青系統には初期K0と70年K1に鮮やかなキャンディーブルーグリーンもありますが、プラネットブルーメタリックはシックな色合いです。

パッと見て50年以上前の車両としては先ず先ずの色艶を保持されています。
メッキ塗装の前後フェンダー・ブルー&ゴールドの2トーン塗装が入った燃料タンク・750Fourとwingロゴの入ったサイドカバー・当時らしいスティッチの入ったシートといった外装はフル純正品です。
車両に見られる使用感も全体的に均一であり、当時のメーカー塗装であると判断できます。
オールペンは外装とフレームを中心に行うケースが多く、純正キャブレターやメーターパネル等、素の使用感が残る箇所との対比で不自然に色艶が良い場合はオールペンが施されているケースが多いといえます。 比較的色艶の良いオリジナル外装はプラス査定です。

しかしながら、経年の劣化は各所に認められます。
例えば、錆で覆われているフェンダーの内側には、50年以上前の個体として素の状態が表れています。
その他、タンクの塗装剥げや色褪せ、タンク内の錆び、前後フェンダーの目立つ傷などです。
タンク内の錆びは進行すると、キャブレターに流れてたサビカスがジェットを詰まらせてエンジンが始動しなくなってしまいます。そのため再販に当たってはケミカルでの錆び除去とコーティングは必須となります。
所々で減点も入りましたが、総合的に見れば比較的綺麗なオリジナル外装の価値が大きく勝っており、外装の査定評価はCB750FOURとしては相対的に高い4点をお付けすることが出来ました。
プラネットブルーメタリックのオリジナル塗装を保持したCB750FOUR K2のタンク
錆で覆われているリアフェンダーの内側。50年以上前のマシンの素の状態が垣間見えます
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買取価値に響いた難有のエンジン

搭載している736ccの空冷4ストロークOHC4気筒エンジンは、8,000回転で最大67馬力を発生し最高時速は公称200km。
それまでの市販最速機であったTRIUMPHのTridentやBSAのRocket3のトップスピードを上回ったと言われ、市販車最高馬力を誇っていたHarleyのTriGlide(1207cc)を2馬力上回り、更には2気筒3気筒であったライバルに対し量産市販車としては初の4気筒。
二輪史に新たな1ページを加えたCB750フォア。そのエンジンは買取において最重要パーツに挙げられます。

始動する前に視認できる部分から査定をしていきます。
チェック項目はオイル漏れや外傷の有無、劣化の度合いです。
ポイントカバーはポリッシュされて光沢を放っている一方、腰下のクランクケースは塗装剥げや腐食が出ており使用感が強めです。
手の入りにくいヘッドカバーには塗装はげ、リザーブタンクレバーには錆が出ています。一方で目につきやすい部分はケアされていてパッと見て50年前のバイクであると認識できるようなヤレ感はなく比較的綺麗です。

残念であったのはシリンダーブロックからのオイル漏れ。
エンジン底部には長年のオイル漏れ痕がべっとりと付いています。
査定当初は滲み程度でしたが、エンジンを始動させるとオイルが循環して圧が掛かったオイルがポタリと垂れてくる状態。
このままでは再販できませんので、シリンダーブロック回りのパッキン&ガスケットの要交換判定に。作業自体はエンジンを降ろさずに可能ではありますが重整備には間違いなく部品代+工賃の修理費用は市価で7~10万円(フォア専門店に依頼した場合は20万円程度)。伴い買取価値を落とす結果に。

続いてエンジンを始動を試みますが、セルスイッチを押下しても始動しません。
「カチカチ」音ではなく「キュルキュル」音がすることからセルモーター自体は回っているようですが、「ドコドコ」といったクランキング音は発生せずクランク内は動いていません。
この症状はワンウェイの故障です。クランクケースカバーを開けてのワンウェイ交換が必要です。市価で2万円程度の修理費用になります。こちらも買取額の減額に。 ※右側下部の写真は買取後に弊社工場でワンウェイを交換作業した際の写真です。

セルでの始動が出来ないので、キックを踏み込んで試みますが始動しません。
「セルが使えないので、もっぱらキック始動ですが冬場は掛かりにくくて」とはオーナー様のお言葉。2月の早朝とあって外気は冷たく、4気筒のご機嫌は良くない様子です。
裏技として査定員が常備しているパーツクリーナーをエアクリに噴射させることでエンジン始動を確認。
アイドリングは安定していて白煙吹きもありません。CB750FOURではカムチェーンテンショナーが弱りヘッド付近から「シャラシャラ」音を発生させる 個体も散見されますが、異音も無く良好な吹け上りです。5速のギアも問題なく動作します。

要交換判定となったワンウェイ、要修理判定となったオイル漏れが大きな減点対象となりエンジンの評価は3点判定に。
エンジン底部には、拭いきれなかったオイル漏れの痕跡がべったりついています
買取後にクランクケースを開けてワンウェイの交換作業をしている修理の様子
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大きな瑕疵の無いフレーム

当時の市販車としては先進的であったダブルクレドール型フレームが採用されているCB750FOUR。
フレームに刻印されている車台番号CB750-で始まる数字は車種と年式を担保する唯一のシリアルナンバーです。登録(抹消)情報と機体を照合する唯一の識別番号であり、再登録や名変が出来る状態か否かは買取価値を大きく左右します。
オーナー様は所有者欄が空欄(ご自身所有)の車検証をお持ちでしたので、直ぐに現金買取できる状態です。 書類を紛失されている場合や所有者欄が購入したバイク店になっている場合などは、再登録できる状態にするための手続きに一手間掛かるため買取額のお支払いは当日に半額、残額は廃車手続き(車検残りの場合は名変)終了後となります。

フレームの査定では、重篤な損傷や修正痕の有無や、全体の使用感を見ていきます。
フレームが大きな衝撃を受けた場合、痕跡となって表れるのが接合部です。ネック部分などの接合部に皺が寄っていたり、塗装剥げが有ったりする場合は要注意です。
価値の高い旧車では痕跡隠しのために再塗装されている個体も珍しくないことから 入念に検分していきます。
残念ながらハンドルストッパーに曲がりが有ります。ハンドルも社外品に好感されていることからハンドル周りの衝撃を受けてストッパーが歪んだものと思われます。
ですが、フレーム回には目立った衝撃痕や修正痕もありません。ストッパーも大きくは歪曲していない点、ハンドルの切れ角は左右で大きく違わない点、前輪後輪のラインもある程度出ている点から、剛性を損なうようなダメージは受けていないと判定いたしました。

ただしダウンチューブ(エンジンの下を通るフレーム)が擦れて小さく凹んでいる他、メインフレームやシートレール(シート下を通るサブフレーム)に塗装剥げが目立ち、ステップやスタンドなど周辺接合部に曲りや強めの錆が認められます。
フレーム箇所所に認められる塗装剥げ
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要オーバーホール判定となったリアサス

足回りの査定では、機能部品であるサスペンションの状態を中心に、消耗品の劣化度合いや、各所の使用感を見てゆきます。
手が入りにくく細かい部品が多いことから劣化の出やすい足回りですが、50年前の車両としてはパッと見て比較的綺麗であり、日頃からオーナー様がケアされてこられたことが伝わってまいります。
細かい減点を挙げれば、至る所に錆びや傷が出ていますが大きく目立つ劣化はなく、フロントの足回りは4点判定に。

リアに関しましては、リアサスペンションのオイルシールが劣化しオイルが漏れているため要オーバホール判定に。費用的にはリプロパーツに交換した方が安いのですが、純正の安い出物があればそちらに交換する手もあります。
ひび割れが認められ要交換判定となったタイヤなども影響しリアの評価は3点判定に。
オイル漏れがあり要オーバーホール判定となったリアサスペンション
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カスタムによるプラス査定

登場から2期目の71年型K2ではエキゾーストに変更が加えられていています。初期型に付いていたのは型番の無い通称 無番マフラーで、K1に装着されていたのはHM300のマフラーですが、K2では型番がHM341に変更され排気音が先代比でマイルド化されました。
FOURのマフラーとして1番人気は無番マフラー、次いでHM300マフラー。オーナー様の愛機はHM300マフラーに変更されており、こちらはプラス査定に寄与いたしました。
またハンドルがフラットな形状の社外品に変更されていますが、ナナフォアらしいゆったりしたシルエットを演出する純正品の価値には及ばず。こちらはマイナス査定に。純正品付きであれば確実に買取価値が上がっていただけに残念です。
人気の高いHM300のK1を装着したCB750FOUR K2
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ポジティブな査定ポイント
  • 若干褪せていますが当時物の外装と塗装
  • 人気の高いK1マフラーを装着
ネガティブな査定ポイント
  • 難のあるエンジン(要修理のオイル漏れ、動作しないセルスターター)
  • 要オーバーホール(交換)判定のリアショック

総合評価と買取額

当時物のメーカー塗装と、大きなヤレ感の無い見た目は高評価となった一方、重整備が必要とされるエンジン状態や要オーバーホール判定となったリアサスペンションなどが大きな減点対象となったCB750フォアK2。

上段で触れた業者間オークションに出品した場合、想定される落札額は120万円前後です。
上記金額は買取業者にとっては転売額(販売業者にとっては仕入れ額)に相当しますので、出品手数料や運送費などの経費と儲けを差し引くと115万円が競争力の高い査定額となります。
踏まえて弊社が提示いたしました査定額は120万円。
相場的には赤字確定の金額ですが、修理単体での儲けを必要としない自社工場で市価よりも安価に修理できる強み、単店舗ベースでは日本で一番バイクを売っている弊社直営店での再販も視野に入れた精一杯の金額です。

「狙っていたハヤブサが乗出しで買えますね」とのオーナー様のお言葉を受けて買取のご成約となりました。 近くご購入対象として迷われているCB1100かハヤブサかを見比べるためにご来店して下さるとのこと。ご購入される暁には今回の買取を下取り扱いとしてサーボスさせて頂くことをお約束させて頂きました。
お売り下さったCB750フォアは弊社工場で再販に向けエンジンをバラして修理中でございます。その様子もご覧になって頂ければ嬉しく存じます。
今回は愛車のご売却を誠にありがとうございました。
買取した1971年当時のオリジナル外装を保持したCB750FOUR K2
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CB750フォアの買取相場

1971年モデルK2

【実働車】の業者間オークション市場における、買取時点直近12ヶ月間の落札データ

  • 取引台数: 68台
  • 平均価格: 1,109,692円
  • 最高価格: 1,650,000円
  • 最低価格: 602,000円

【事故車・不動車】の業者間オークション市場における、買取時点直近12ヶ月間の落札データ

  • 取引台数: 1台
  • 平均価格: 479,000円
  • 最高価格: 479,000円
  • 最低価格: 479,000円

相場情報:2022年2月3日時点

最新の相場情報は、10秒で買取相場が出る自動査定でチェックして頂けます。


上記金額は、買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札データであり、買取業者の転売金額です。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引される市場です。
買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
その事実が、業者間オークション市場の落札金額が買取業者の査定額の基準値である所以です。
査定現場での買取価格は下記の転売(落札)金額から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります。
査定現場での正味の買取額は、転売金額である落札額から5~10%を割り引いた金額が適正で競争力のある価格となります。
金額にすると単価の安い原付バイクで1万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正な割引額です。

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