ビモータ SB3【1979~82年】毎週更新の買取査定相場
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- 過去5年間の買取相場の推移
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ビモータ SB3【1979~82年】 に関するこのページの内容
ビモータ SB3【1979~82年】 買取査定に役立つ豆知識
ビモータ初のコンプリートマシンとして登場したSB2に続き、スズキエンジン搭載モデル第3弾となったのが、1980年にリリースされたSB3。正統派レーサースタイルのフェアリングを装着したモデルが主流であった中、カフェレーサー仕様のオリジナルカウルを装着したタンブリーニ時代を象徴するモデルのひとつです。
先代にあたるSB2はGS750のエンジンを搭載していましたが、それから4年の歳月の中で生まれたGS1000の空冷4ストローク997ccエンジンに置き換えられ、ビモータ独自のチューニングによって最高出力86PS/8,500rpmになっているのが大きな違い。敢えてベースモデルよりもピークパワーを抑えた一方、中低速域での力強さと高回転域での伸びの良さを重視した出力特性となっており、耐久性の底上げと実戦的な加速力を強化した仕様。この独自チューニングのエンジンは1982年以降のモデルからで、1979年から1981年までに製造されたフレームナンバーの個体はフレームのみをビモータが提供する「キットバイク」として扱われ、エンジンは購入したオーナーが自前で調達するという方式。そのため、79年から81年にかけてのイヤーモデルとそれ以降のイヤーモデルとでは全くの別物だと考えて差し支えないでしょう。ちなみに、82年末ごろに組み立てられたわずかな個体は、GS1000の年次改良に伴って耐久性が強化されたエンジンをベースに、さらなるチューニングが施されており、こちらの方の最高出力は90PS/8,830rpmとよりパワフル。1981年までのキットバイク形式販売で336台、それ以降は66台分が製造販売されたSB3の総製造台数は402台しかありませんが、シルバー&レッドのカラーリングではなく、わずか9台しか製造されなかったホワイト&レッドのカラーに赤のスピードブロックが配された個体であれば、このスペシャルエンジンが搭載されたモデルである可能性は極めて高いと言えます。
その独自チューニングを施したエンジンを搭載するのは、SB2と同じくクロームモリブデン鋼製パイプを用いたビモータオリジナルのトレリスフレームで、鮮やかな赤で彩られたクロモリパイプがエンジンを包み込むようにして車体を形成。重さと負荷がかかる箇所を三角形に配置したことで非常に強靭な骨格を実現しているのが見所で、フレームとエンジンの一体感を高めるため、円錐形のジョイントを用いた分割式でエンジンをマウントしており、メンテナンス性こそ悪いものの車体の安定感はオリジナルとは比べ物にならないほど高められております。その見事なボディにマルゾッキ製38mm径フロントフォーク、ショックアブソーバーにプログレッシブスプリングを組み込んだユニークなシングルショックリアサスペンション、先代から継承した「コアキシャル・スイングアーム(同軸ピボット・スイングアーム)」とを組み合わせ、キング・オブ・カフェレーサーと称された素晴らしいコーナリングマシンに仕上げられております。マルゾッキ製フォークは硬く、荒れた路面では乗りづらさを感じてしまうことは否定できませんが、カンパニョーロ製のマグネシウムホイールとミシュラン製タイヤによる路面追従性は極めて高く、吸い付くような安定感でコーナリングの快感を乗り手にもたらすことでその不満を解消してくれるでしょう。現役当時、最大のライバルと言われていたのは6気筒エンジンを擁するホンダ・CBX(CBX1000)でしたが、それよりも遥かに軽いボディによるパワーウェイトレシオの優位性、限界値が極めて高い優れた車体によるアドバンテージは殊の外大きく、高価すぎる点以外ではその他マシンを大幅に上回るマシンであったことは異論を待たないところ。
現在の中古バイク市場においては、タンブリーニ時代を象徴する記念碑的な立ち位置であること、生産台数のほとんどがキットバイクであったため日本市場では許されなかった当時の社会的事情などが関係し、完全に組み立てられた後期の個体の一部が輸入車としてわずかな台数のみ出回っている、というのが実情です。世界的にも評価が高い名車だけに、おいそれと中古バイク市場に出てくる機会そのものが乏しいモデルですが、中古バイク業界最大のマーケットである業者間オークションの取引記録には不動車ながらも1件のデータが残されており、実動車として復活させるには多大なコストを要する車両状態ながらも120万円で落札に至っており、海外メーカー製絶版車の中でもステータスの高いモデルであることが伺い知れるでしょう。実走行が可能な実動車であれば、これを上回る価格となることは必然であり、程度状態のよい個体ならば200万円以上の評価額にも期待できます。
タンブリーニ製マシンの特色が濃厚で世界的にも評価の高いビモータ・SB3で高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、職人による手作業で組立てされた特殊性への理解、前述の通り最初期のキットバイク形式から組み立て販売形式に変化したことに伴う仕様に関する造詣の深さ、ベースモデルのGS1000に由来するエンジンの違いとコンディションを正確に見抜ける目利き力、ビモータを含む海外メーカー製絶版車に関する最新の相場知識など、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。
ビモータ・SB3の買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は希少な海外モデルの価値にも精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | SB3/SB3型/1982年モデル(※画像・スペック共) |
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発売年月 | 1979年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,112×全幅660×全高1,240mm・乾燥重量202kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高750mm・最低地上高--mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークDOHC2バルブ並列4気筒・86PS/8,500rpm・--km/L(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・15リットル |
新車販売価格 | $7,000~(※1979年当時・車体のみでの販売価格) |
ジャンル | プレミアム旧車 絶版車 | スーパースポーツ |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 ビモータ SB3【1979~82年】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 ビモータ SB3【1979~82年】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 ビモータ SB3【1979~82年】
【状態別買取額の目安】
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120.0万円
120.0万円
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- 事故 不動車
- 実働車
【事故 不動 故障車走行距離別の取引額】ビモータ SB3【1979~82年】
【走行距離別買取額の目安】
1〜2万km | 最高 | 120.0万円 | 1台 |
平均 | 120.0万円 | ||
最低 | 120.0万円 | ||
- 事故 不動車
- 実働車
【事故 不動 故障車カラー別の取引額】ビモータ SB3【1979~82年】
- ■ ■
【カラー別 平均買取額の目安】
■ / ■ | 120.0万円 | 1台 |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 ビモータ SB3【1979~82年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去10年間の買取相場の推移】 ビモータ SB3【1979~82年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
ビモータ SB3【1979~82年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年09月13日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【事故 不動 故障車】 ビモータ SB3【1979~82年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年09月13日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | ビモータ SB3【1979~82年】 | 120.2万円 | 0点 | 6162ワカ | 14,968km | ■ / ■ |
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【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています