K1200RS 【1997~2006年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 高く売れる型式・年式
- 買取相場の推移
- 型式・年式別|買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
- 買取実例
K1200RS 【1997~2006年式】 の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で33%下落。対3年前比で7%下落し、対前年比では8%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは白、最も高く売れる年式は2006年式となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて2.2~16.3万円です。
K1200RS 【1997~2006年式】 買取査定に役立つ車両解説
BMWが誇るスポーツツアラーのK1200RSは、1997年から2005年にかけて生産されたモデルです。日本では1997年6月に販売が開始されました。「フライングブリック(空飛ぶレンガ)」の愛称で親しまれたKシリーズ伝統の縦置きエンジンの最終進化形として登場しました。それまでドイツ本国で採用されていた100馬力の自主規制を自ら打ち破り、BMW史上初となる100馬力オーバーのエンジンを搭載した革新的な一台です。日本仕様も初期から130馬力のフルパワーで導入され、日本のライダーの間でも大きな話題を呼びました。歴代の角張ったデザインから一新され、空力を意識した丸みを帯びたグラマラスなスタイリングを採用しています。2001年式ではマイナーチェンジを実施し、アッパーカウルのデザイン変更によって風防効果を高め、ハンドルの位置を高く、ステップを低くすることでライディングポジションをよりアップライトにリセッティングしました。これにより、ライダーの疲労を軽減し、ツーリング性能を一段と高める狙いがありました。新世代の横置きエンジンを搭載したモデルへと切り替わるまで、BMWのフラッグシップスポーツとして確固たる存在感を示しました。アウトバーンでの超高速巡航も難なくこなす極上の安定感と快適性を備えており、大人の余裕を持って長距離の旅を安全に楽しみたいライダーに最適なモデルです。販売終了から年月が経過した現在でも、その唯一無二となる縦置きエンジンの重厚な乗り味を求めるファンは多く、中古車市場においても色褪せない名車として確固たる存在意義を放ち続けています。
先代モデルからの最大の進化は、車体構成の全面的な刷新です。新開発のアルミキャストブリッジフレームを採用し、フロントサスペンションには独自のテレレバー、リアにはシャフトドライブを内蔵した片持ち式のパラレバーを装備。急ブレーキ時の前のめりな姿勢(ノーズダイブ)を抑えつつ、高い剛性と極めて優れた直進安定性を獲得しています。エンジンは水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒の1171ccを搭載。シリンダーを左に寝かせ、右側にクランクシャフトを配置する特異な縦置きレイアウトにより、低重心化と整備性の高さを両立しています。電子制御燃料噴射(FI)を採用したセルフ始動式で、最高出力は130ps(8,750rpm)、最大トルクは11.9kgf・m(6,750rpm)を発揮。初めて6速マニュアルトランスミッションを採用し、6速をオーバードライブ設定とすることで高速巡航時の静粛性と燃費の向上を実現。90km/h走行時の燃費は20.4km/Lを誇り、約21Lの燃料タンクと合わせて長距離の旅をしっかりサポートします。2001年式のマイナーチェンジでは、前後連動のEVOブレーキシステムとパーシャリーインテグラルABSが標準装備となり、制動時の安全性とコントロール性が劇的に進化。強大なパワーを持ちながらも、ライダーの体格に合わせてシート高を770mmと800mmの2段階で調整できる機構を備え、グリップヒーターなどの快適装備も充実。スーパースポーツの過激さとは異なる、大人の余裕で長距離を安全に移動するための技術が詰め込まれた至高のツアラーです。
「K1200RS」は、K75から続くK100、K1100、K1200、K1300、K1600と進化していく「Kシリーズ」に属しており、同シリーズにはエンジン形式や排気量が異なる関連モデルや後継機など多様なバリエーションが存在します。兄弟車としては、2003年に当モデルをベースとして登場した「K1200GT」が挙げられます。より大型の電動スクリーンやボディ同色のパニアケース、クルーズコントロールやシートヒーターなどを標準装備し、ツアラーとしての性格をさらに色濃くした上級派生モデルです。発売当時の希望小売価格は、「K1200RS(後期型・単色)」が210万円だったのに対し、上位派生モデルの「K1200GT」は232万円でした。一方、他メーカーのライバル車であるホンダの「CBR1100XXスーパーブラックバード(2001年国内仕様)」は110万円という価格設定です。当時の物価水準や所得を考慮すれば、国産ライバル車の約2倍となる200万円超の価格は非常に高価であり、まさに憧れのプレミアムモデルと言える存在でした。スペック面では、「CBR1100XXスーパーブラックバード(1996年海外仕様)」は最高出力164psを発揮し、ヤマハの「FJR1300AS(2022年モデル)」は最高出力147psを発揮します。装備重量で比較した場合、「CBR1100XXスーパーブラックバード(2001年国内仕様)」が256kg、「FJR1300AS(2022年モデル)」が296kgであるのに対し、「K1200RS」は290kgと大柄な部類に入ります。国産車が最高出力やスピード、価格面で優位性を示す一方で、「K1200RS」は高い安定感とテレレバーが生み出す上質な乗り心地でライダーの疲労を最小限に抑えるという、独自の設計思想で明確な個性を放っています
長距離を快適に走れるツアラーとして、多くのベテランライダーから高い支持を集め続けてきました。後継機や上位グレードの登場により販売台数は減少傾向をたどったものの、過去の中古車市場では前期型が70万〜100万円未満、後期型が110万円を超える価格帯で取引されていた時期もあり、BMWのラインナップの中でも比較的探しやすい人気モデルでした。バイクパッションにおける過去の買取事例では、走行距離が約6,000kmで軽い不調や劣化が見られる2002年式が34.5万円で買取された実績があります。また、業者間オークション市場の平均買取相場データでは、実働車の取引台数は17台で、平均落札価格は約30.2万円で推移していました。事故車や不動車であっても平均で約12.3万円の価値が認められており、部品取りやベース車両としての需要も根強く存在しています。新車当時の価格からすると落ち着いた相場になっていますが、その唯一無二の乗り味を求めるファンが絶えないため、底堅い価値を保っています。
なお、これらの価格や買取相場は2026年執筆時点のデータに基づいた参考値です。価格は当時の相場、税率です。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
BMW K1200RSは、独自のエンジンレイアウトと洗練された車体構成によって、いつまでも色褪せることのない上質なツーリング体験を提供してくれる名車です。大切にメンテナンスされ、数々の道を共に駆け抜けてきた愛車には、中古車市場において確かな資産価値が眠っています。長年連れ添った頼れる相棒の価値を正確に評価し、次のライダーへとしっかりと受け継ぐためにも、まずはバイク買取専門業者のバイクパッションへご相談いただき、無料査定をお試しになってみてはいかがでしょうか。
| 車名/型式/年式 | BMW K1200RS / - / 1997-2005年 |
|---|---|
| 発売年月 | 1997年6月(日本) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 1997年式: 全長2,250mm 全幅850mm 全高1,200mm・乾燥重量 不明 装備重量290kg / 2001年式: 全長2,215mm 全幅850mm 全高1,200mm・乾燥重量 不明 装備重量290kg |
| シート高・最低地上高(mm) | 1997, 2001年式共通: 770/800mm・最低地上高 不明 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 1997, 2001年式共通: 水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ・130ps @ 8,750rpm(欧州仕様は100ps)・20.4km/L(90km/h走行時) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | 1997, 2001年式共通: セルスターター式・電子制御式燃料噴射(モトロニックMA2.4)・約21L |
| 新車販売価格 | 1997年式 発売時価格:単色 208万円, ツートーン 213万円(税抜, 日本国内仕様)/ 2001年式 発売時価格:単色 210万円, ツートーン 215万円(税抜, 日本国内仕様) |
| ジャンル | ツアラー |
【1997年式】K1200RS毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
- 買取実例
【1997年式】K1200RS の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは黄となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて3.8~11.2万円です。
【1997年式】K1200RS 買取査定に役立つ車両解説

- アルピンホワイトメタリック/オリエントブルーメタリック
- 当時の新車価格
- 税抜 215万円 (税込225.8万円)
- 現在の上限買取相場指標
- ー
- 現在の平均買取相場指標
- ー
- 上限参考買取率
- ー
- 平均参考買取率
- ー
1997年、BMW Motorradはそれまでの伝統と自主規制を打ち破る旗艦モデルとして「K1200RS」を市場へ投入した。1983年のK100に端を発する直列4気筒「縦置きクランク」エンジン、通称「フライング・ブリック(空飛ぶレンガ)」の系譜を受け継ぎつつも、最高出力を大幅に引き上げたフラッグシップ・スポーツツアラーである。前身にあたるK1100RSは、質実剛健なツーリング性能と俊敏性を兼ね備えた名車であったが、最高出力は100馬力枠に収められていた。それに対しK1200RSは、BMWが長年にわたり遵守してきたドイツ国内での100馬力自主規制枠を自主的に撤廃。自らの殻を打ち破る同社としては初の100馬力オーバーである、30馬力という高出力域に踏み込んだ歴史的意欲作として位置づけられる。超高速巡航領域での絶対的なパワーと安定性を備え、欧州の高速ツアラー市場における絶対的地位を揺るぎないものにするべく誕生したマシンなのである。
メカニズムの革新はエンジンのみにとどまらない。シャシー構造には、旧来の鋼管トレリスフレームを捨て去り、高剛性なアルミキャスト製ブリッジフレームを新たに採用した。サスペンションシステムには、フロントにテレレバー、リアにパラレバーを組み合わせ、BMW独自の足回りを誇る。テレレバーはブレーキング時のノーズダイブを驚異的なレベルで抑え込み、高速域でのフルブレーキでも車体姿勢を水平に保つ挙動安定性を実現した。また、直列4気筒1,171ccエンジンは、シリンダーブロックを横に倒した状態で車体底部に低く縦置き配置され、低重心化に大きく寄与している。トランスミッションは6速へと多段化され、シャフトドライブを介してリアタイヤへスムーズかつダイレクトに動力を伝達するシステムが構築された。
1997年のデビュー年式モデルは、まさに「K1200RS」の原点であり、その独自の車体構成と初期型のキャラクターが凝縮されたモデルである。心臓部である水冷DOHC4バルブ直列4気筒エンジンは、ボア70.5mm×ストローク75.0mmのロングストローク設計が施され、最高出力130PS/8,750rpm、最大トルク11.9kg-m/6,750rpmを叩き出す。低中速域から太く滑らかなトルクを発生させつつ、高回転域まで淀みなく吹け上がるフィーリングは、旧来の100馬力規制モデルとは一線を画すものであった。電子制御燃料噴射装置にはボッシュ製Motronic MA2.2を採用し、あらゆる気候や高度下で精緻な燃焼制御を行う。1997年式の初期型において特筆すべきは、ライダーへの適合性を高めた緻密なポジション調整機構群である。シート高は770mmと800mmの2段階で調整可能であり、ハンドル位置、ステップ位置、さらにはウインドスクリーン角度にいたるまで、ライダーの体格や走行シチュエーションに応じた細やかなセッティングを可能とした。前後ディスクブレーキと相まって過酷な状況下でも極めて安定した制動力を発揮した。290kgに達する装備重量を持つ重厚な車体でありながら、ひとたび走り出せば低重心設計とテレレバーの卓越した接地感によって、重量を意識させない軽快なハンドリングと強固な直進安定性を両立していたのが1997年式最大の特徴である。
この1997年式K1200RSは、K1200シリーズの基盤を築いたファーストモデルとして、モデルライフ全体における設計の原点という重要な立ち位置を占めている。発売後も大筋のシャシーやエンジン構造はそのまま維持され、2001年のマイナーチェンジにおいてはフロントフェイスの意匠変更とそれによる若干ながらのアップライトポジションや、ブレーキ制御をさらに進化させたEVOブレーキ+サーボ付きインテグラルABSの導入が行われ、よりロングランでの快適性と安全性が向上されている。しかし、130PSを発生する縦置き4気筒というパワートレインの骨格と、圧倒的なハイスピード巡航能力というコンセプトそのものは1997年のデビュー時点で完成されており、2005年に横置き4気筒エンジンを搭載した新世代のK1200Sへとバトンタッチするまで、8年間にわたりBMWのハイスピード・ツアラーの象徴として引き継がれていったのである。
市場において1997年式K1200RSが対峙したライバルは、当時のメガスポーツ/ハイスピードツアラーの頂点に君臨していたホンダ CBR1100XX スーパーブラックバードやカワサキ ZZ-R1100といった国産メガスポーツ勢であった。国産勢が300km/hに迫る最高速や160PS〜175PSオーバーの圧倒的スペックを売りとし、約100万〜130万円程度の価格帯で展開していたのに対し、K1200RSは新車価格で200万円を超える価格設定(日本国内での当時価格)がなされていた。絶対的な加速力や最高速においては国産メガスポーツに譲るものの、K1200RSの真価は全天候・超長距離走行における圧倒的な疲労の少なさと走破性にある。テレレバーによる姿勢変化の少ないブレーキング、シャフトドライブによるメンテナンスフリー性、優れた防風性能からくる快適性は、純粋な最高速競争とは異なる「メガ・スポーツツーリング」という独自の概念を提示し、ライバルとは完全に異なる価値観を誇示していた。
1997年式BMW K1200RSは、同社が旧来の枠組みを打ち破り、真のハイパワースポーツツーリング領域へと踏み出した歴史的転換点となる一台である。パワーの解放とBMW独自の高度なシャシー技術が高次元で融合したこのマシンは、時を経た現在においても、縦置き直列4気筒エンジン時代の最高峰として強い存在感を放ち続けている。
買替や売る際の買取査定は1997年式 BMW K1200RSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW K1200RS/0544型/1997年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1997年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2215mm 幅850mm 高さ1200mm 装備重量290kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高770/800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク直列4気筒8バルブ1170cc・130馬力(8750回転)・20.4km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・21リットル |
| 新車販売価格 | (税込)225.7万円 |
【1998年式】K1200RS毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
- 買取実例
【1998年式】K1200RS の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは黄となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて10.4~14.9万円です。
【1998年式】K1200RS 買取査定に役立つ車両解説

- ダークイエロー/アークティックグレイ
- 当時の新車価格
- 税抜 215万円 (税込225.8万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
13.6万円
- 現在の平均買取相場指標
-
13.6万円
- 上限参考買取率
- 6.3%
- 平均参考買取率
- 6.3%
BMWにおける「Kシリーズ」は、伝統的な水平対向2気筒(ボクサー)エンジンとは異なる革新的なアプローチとして、1983年のK100登場以来、同社のプレミアム・ツアラー路線を強力に牽引してきた。その系譜の中で、1997年に発表され世界の市場を席巻したBMW K1200RSは、単なる既存モデルのマイナーチェンジを超えた「BMW史上最強のハイスピード・スポーツツアラー」という明確なポジショニングを持って誕生したマシンである。
先代にあたるK1100RSは、1092ccの直列4気筒エンジンを搭載した実用的なツアラーであったが、市場ではホンダ CBR1100XX ブラックバードやカワサキ ZZ-R1100(ZXR1100)といった国産メーカーのフラッグシップ機が時速300kmに迫る超高速ツアラー市場を形成していた。これに対抗し、BMW従来の「実用性とツーリング性能」に「圧倒的なメガスポーツ性能」を融合させるべく開発されたのが本機である。
その最大のアップグレード要素とマシンの骨格を成すのが、完全に一新されたパワーユニットと新設計の車体構造だ。パワーユニットには、排気量を1,171ccまで拡大した水冷DOHC4バルブ直列4気筒エンジンを搭載。それまでBMWがドイツ自粛規制(100馬力自主規制)のために頑なに守ってきた最高出力の壁を打ち破り、BMWのロードモデル史上初となる130馬力(8,750rpm)を叩き出す怪物を生み出した(本国仕様などでは100馬力規制版も存在したが、日本国内正式導入仕様は130馬力フルパワー)。このエンジンはクランクシャフトを車体進行方向に対して縦方向に配置し、シリンダーブロックを横倒しにして低重心化を図る「縦置き4気筒(通称:フライング・ブリック=空飛ぶレンガ)」レイアウトを堅持しつつ、極めて滑らかで密度の高い吹け上がりを実現した。
車体構成における最大の革新は、フレーム構造の全面的な刷新にある。従来の鋼管パイプフレームを打ち捨て、BMWのモーターサイクルとしては初となる剛性の高い「Cast Aluminum Frame(キャスト・アルミダイキャスト製高剛性フレーム)」を採用した。これにより130馬力のハイパワーと時速240kmを超える超高速域での安定性を完全に受け止める骨格が完成した。足回りには、フロントにテレレバーサステンテーション、リアにはドライブシャフトの癖を打ち消すパラレバサスペンションを完備。ブレーキング時のノーズダイブを徹底的に排除し、巨体でありながら高い追従性と安心感をライダーに提供する。
1998年式はK1200RSの「第1世代前期型(1997〜2000年式)」の真っ只中にあたるピュアな初期仕様モデルであり、デビュー年に当たる前年式とは実質な仕様変更はない。この初期仕様における最大の特色は、後年のモデルチェンジ(2001年以降の後期型)と比較して、よりスポーティなライディングポジションとデザインを与えられていた点だ。フロントのカウル造形は比較的シェイプされており、アッパーカウルやウインドシールドがコンパクトに引き締まっている。ポジションに関しても、ハンドル位置がやや低く、ステップ位置が高めに設定されており、高速巡航だけでなくコーナリングでのスポーツ性を色濃く反映させていた(2001年以降のモデルではツーリング性を高めるためカウルが大型化し、ハンドル高が上げられステップが下げられる)。
1998年式は、モデルライフ全体において「K1200RSという新時代の扉を開いた旗手」としての強烈な立ち位置を持つ。この初代1998年式で確立された1,171cc縦置き4気筒、アルミキャストフレーム、テレレバー/パラレバーの組み合わせは、2000年まで基本構造を変えずに生産された。その後、2001年のマイナーチェンジでEVOブレーキやパーシャリー・インテグラルABS(前レバー操作で前後連動、ペダルでリアのみ作動)の導入、ウインドプロテクション強化といった熟成が進められ、2005年まで続くロングセラーとなった。さらには、このプラットフォームをベースにラグジュアリーツアラーの最高峰「K1200GT」へと発展・継承されていくことになり、1998年式はそのすべての原点となったのである。
市場におけるライバル車種としては、当時のメガスポーツ/ハイスピードツアラー市場を席巻していたホンダ・CBR1100XX ブラックバード(160馬力超)やカワサキ・ZZ-R1100(147馬力)が直接の競合となった。当時の新車価格において、国産ライバル勢が100万〜120万円前後であったのに対し、1998年式のBMW K1200RSは国内新車価格で単色208万円(税抜)、ツートーンカラーで213万円(税抜)という破格のプレミアム価格が設定されていた。
ライバルとの明確な差異は「超高速域での圧倒的な疲労感の少なさと走破性」にある。国産ライバルがチェーンドライブとテレスコピックフォークを採用し、純粋な最高速や加速性能を追い求めていたのに対し、K1200RSはシャフトドライブを採用してメンテナンスフリー化を実現し、テレレバーによる急制動時の姿勢変化の少なさを提供した。また、パニアケースの装着を前提とした強固なフレームレイアウトや高度なエルゴノミクス調整機構、標準装備のABSなど、横風や雨天といった過酷な条件下でもライダーの疲労を最小限に抑え込みながら時速200kmオーバーで巡航し続ける「グランドツアラーとしての絶対的な完成度」において、国産勢とはまったく異なる独自の価値を提示していた。
1998年式BMW K1200RSは、伝統的なBMWのツアラー哲学に130馬力という強靭な心臓と超攻撃的なスポーツシャシーを注入した、歴史的なエポックメイキング・マシンである。それまでの「頑丈だがおとなしい」というBMWのイメージを鮮烈に覆し、超高速域での圧倒的な安定感と究極の快適性を高い次元で融合してみせたそのパッケージングは、今なおプレミアム・スポーツツアラーの名車として強い存在感を放ち続けている。
買替や売る際の買取査定は1998年式 BMW K1200RSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW K1200RS/0544型/1998年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1998 年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし(キャリーオーバー) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2215mm 幅850mm 高さ1200mm 装備重量290kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高770/800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク直列4気筒8バルブ1170cc・130馬力(8750回転)・20.4km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・21リットル |
| 新車販売価格 | (税込)225.7万円 |
【1999年式】K1200RS毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
- 買取実例
【1999年式】K1200RS の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で15%下落。対3年前比で17%上昇し、対前年比では8%上昇しています。
最も高く売れるカラーリングは白となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて2.2~6.1万円です。
【1999年式】K1200RS 買取査定に役立つ車両解説

- チタンシルバー/パシフィックブルー
- 当時の新車価格
- 税抜 215万円 (税込225.8万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
16.8万円
- 現在の平均買取相場指標
-
16.0万円
- 上限参考買取率
- 7.8%
- 平均参考買取率
- 7.4%
1980年代初頭、BMWモトラッドは伝統の空冷水平対向2気筒(ボクサー)エンジンからの脱却と多気筒化を図り、「縦置き直列エンジン(縦置きクランク)」とシャフトドライブを組み合わせた「Kシリーズ」を投入した。その血統を進化させ、1997年に次世代のメガスポーツツアラーとして彗星のごとく姿を現したのがK1200RSである。
この飛躍的なパフォーマンスを支える車体構成も、先代から完全に一新された。エンジンは排気量を1,171ccまで拡大し、ボア・ストローク比を70.5mm×75.0mmに設定したロングストローク設計を採用。制御系には電子制御燃料噴射と点火制御を統合管理するモトロニックMA2.4が投入された。さらに車体骨格には、BMWの二輪車史上で初となる鋳造アルミニウム製の分割構造フレームが採用された。高剛性なアルミフレームが縦置き4気筒パワーユニットを強固に包み込み、高速域での絶大な直進安定性を実現している。足回りにおいては、フロントにR1100シリーズで実績を上げた「テレレバー」サスペンションをKシリーズとして初導入した。ブレーキング時の激しいノーズダイブ(前沈み)を構造的に抑制し、フルブレーキ時でも路面追従性と操舵性を高度に保つこのメカニズムは、重量級の超高速ツアラーにとって不可欠な要素となった。リアには、スロットルオン・オフ時の挙動変化を抑える片持ち式の「パラレバー」リアスイングアームとシャフトドライブが組み合わされ、トランスミッションには高速巡航時の静粛性と燃費性能を高める6速オーバードライブギアが搭載された。
このマシンの革新性を決定づけたのは、縦置き水冷直列4気筒エンジンを水平近くまで前傾させて極めて低い位置に搭載した独自の低重心レイアウトである。この車体構成により、装備重量280kgを超える巨体でありながら、ひとたび走り出せば重量感を一切感じさせない軽快なハンドリングと、矢のように突き進む超高速巡航性能を実現した。さらに、調整可能なハンドル位置、ステップ位置、シート高、ウインドシールドを備え、ライダーの体格や好みに応じた理想のライディングポジションを提供した。
初期型(1997年〜2000年生産モデル)のなかで3年目にあたる1999年式モデルは、デビュー当初の先進的な基本構造をそのまま引き継ぎつつ、目に見えない成熟度を高めた「前期型の完成形」と呼ぶべき立ち位置にある。1998年式から1999年式へのモデルチェンジにおいては、エンジンや基本シャシーのスペック数値に大きな変更はない「キャリーオーバーモデル」と言える。
1999年式を含む前期型モデルは、2000年まで生産された後、2001年に大規模なマイナーチェンジ(フェイスリフト)を迎える。2001年以降の後期型では、フロントカウル形状の大型化、ポジションのさらなるアップライト化、そしてサーボモーターアシストを備えた「EVOブレーキ(インテグラルABS)」への刷新が行われ、よりツアラー寄りのキャラクターへシフトしていった。そのため、サーボアシストのない自然なダイレクト感のあるブレーキタッチと、ダイナミックで引き締まったスポーティなカウルデザインを併せ持つ1999年式をはじめとする初期型デザインは、純粋な「RS(レーシング・スポーツ)」らしさを追及したモデルとして独自の価値を保持し続けた。このK1200RSで培われたプラットフォームは、後に完全なツアラーへ振ったK1200GTへと受け継がれていく。
当時、1990年代末期のメガスポーツ市場では、ホンダのCBR1100XXブラックバード(1,137cc/164馬力)やカワサキのZZR1100(1,052cc/147馬力)といった国産の最高速重視型マシンがライバルとして君臨していた。これら国産ライバルが300km/hに迫る絶対的な最高速と強烈な加速力を売りとしたのに対し、K1200RS(最高速度約245km/h)は最高出力スペックでは一歩譲るものの、アプローチの方向性は明確に異なっていた。K1200RSの真価は、シャフトドライブによるメンテナンスフリー性、テレレバーがもたらす超高速域でのパニックブレーキ時にも乱れない車体安定性、電熱グリップや cruise control(クルーズコントロール)といった充実したツーリング装備、そして何より全天候型ロングツアラーとしての疲労軽減性能にあった。当時の価格帯も国産メガスポーツより一段高価なプレミアムゾーンに位置していたが、悪天候や長距離走行になればなるほど発揮される圧倒的な疲労感の少なさと走破性において、独自の地位を築いていたのである。
1999年式BMW K1200RSは、圧倒的なアウトバーン巡航性能と先進の電子制御・足回り技術を完璧なパッケージで融合させた、BMWモトラッドの技術的金字塔である。国産メガツアラーとは一線を画す「どんな長距離も快適かつハイスピードで走り切る」という孤高の設計思想は、現代のアドベンチャーやグランドツアラーにも通ずるBMWの真骨頂であり、時代を超えて語り継がれるべき名車であると言える。
買替や売る際の買取査定は1999年式 BMW K1200RSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW K1200RS/0544型/2001年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 1999年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし(キャリーオーバー) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2215mm 幅850mm 高さ1200mm 装備重量290kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高770/800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク直列4気筒8バルブ1170cc・130馬力(8750回転)・20.4km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・21リットル |
| 新車販売価格 | (税込)225.7万円 |
【2000年式】K1200RS毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
- 買取実例
【2000年式】K1200RS の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは青/銀となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて7.9~16.3万円です。
【2000年式】K1200RS 買取査定に役立つ車両解説

- チタンシルバー/パシフィックブルー
- 当時の新車価格
- 税抜 215万円 (税込225.8万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
16.2万円
- 現在の平均買取相場指標
-
16.2万円
- 上限参考買取率
- 7.5%
- 平均参考買取率
- 7.5%
BMWのフラッグシップ・スポーツツアラーとして君臨したK1200RSの根底には、ブランドが誇る革新技術の歴史が脈々と流れている。1983年に登場したK100以来、BMWのKシリーズは水冷直列エンジンを車体底面に横たわらせる「縦置きクランク(コンパクトドライブシステム)」という独自のレイアウトを堅持してきた。前代モデルにあたるK1100RS(1992年登場)は、伝統の縦置き4気筒にパラレバーサスペンションを組み合わせ、長距離巡航性能に優れたスポーツツアラーとして高い評価を獲得していた。しかし、1990年代中盤に入ると、世界的な超高速ツアラー市場の競争が過熱し、より高次元な出力性能と圧倒的な走行安定性が求められるようになった。これに応える形で1997年に登場したのが初代K1200RS(海外発表1996年)である。
先代K1100RSからの最大のアップグレードは、排気量を1092ccから1171ccへと拡大し、最高出力130馬力を絞り出す新設計のDOHC4バルブエンジンを搭載した点にある。さらに、フロント足回りには伝統の正立フォークに代わり、ブレーキング時のノーズダイブを飛躍的に低減する独自機構「テレレバー」を新たに採用。リアシスシステムにはシャフトドライブの癖を打ち消す「パラレバー」を熟成させて組み合わせることで、超高速域における圧倒的な車体安定性と操縦性を両立させた。
車体構造の核となるフレームには、エンジンを強度部材として活用する高剛性な高圧鋳造アルミ高剛性フレーム構造を採用。さらにエンジン本体をラバーマウントすることで、4気筒特有の不要な高周波振動がライダーへ伝達するのを徹底的に防いでいる。外観においては、空気抵抗を極限まで削減したフルカウリングを纏い、可変式のウインドスクリーンやシート高調整機構、位置を数段階に変更できるハンドルやステップなど、人間工学(エルゴノミクス)に基づいた細やかなフィッティング機能を標準装備した。これにより、サーキット走行に耐えうるスポーツ性と、大陸横断を可能にする快適性のハイブリッドを実現したのである。
ここで注目すべきは、モデルライフ中期にあたる「2000年式」の仕様と立ち位置である。K1200RSの生産期間は1997年から2005年までに及ぶが、そのモデルライフは大きく分けて2001年のビッグマイナーチェンジを境とする「前期型(1997年〜2000年)」と、アッパーカウル形状の刷新やEVOブレーキ・パーシャリーインテグラルABSへの変更を受けた「後期型(2001年〜2005年)」に大別される。すなわち、2000年式は「前期型」の最終進化形(熟成型)にあたる年式である。
2000年式モデルにおける技術的仕様を前年式(1999年式)と比較すると、基本骨格やエンジンスペック(最高出力130ps/8,750rpm、最大トルク11.9kg-m/6,750rpm)、制御系であるモトロニックMA2.4インジェクションシステム、およびABS II(第2世代ABS)などの車体・電装の基幹構造はそのまま継承されている。1997年の初期型発売以来、仕様そのものに変更点は記されてはいないが、細かな製造精度の向上やECUのマッピング最適化、熱害対策などの細かな熟成が進められてきた結果、2000年式は「初代デザインとABS IIシステムを組み合わせた完成形」として市場に供給された。2001年以降の後期型では、ブレーキ倍圧装置付きのインテグラルABSが導入され、レバー操作に対する効き味が非常に強力かつシャープになった反面、整備性やダイレクトなタッチ感を好む層からは、自然なフィーリングを持つABS II世代の最終年式(2000年式)をあえて高く評価する声も存在する。モデルライフ全体の中で2000年式は、初期デザインの美しさと機械的信頼性の高さを高度に融合させた過渡期の金字塔であり、この熟成されたプラットフォームがあったからこそ、後に登場する究極の長距離ツアラー「K1200GT」への派生や後期型への円滑なバトンタッチが可能となったのである。
当時、市場においてK1200RSと凌ぎを削ったライバル車種としては、ホンダの「CBR1100XX スーパーブラックバード」やカワサキの「ZZR1100」といった国産メガスポーツ勢が挙げられる。新車価格において、国産ライバル車が100万円〜130万円台であったのに対し、K1200RSの国内販売価格は税抜208万円(単色)〜213万円(ツートーン)と圧倒的なプレミアムセグメントに位置していた。スペック上の絶対的な最大出力や最高速度の数値(300km/h超を標榜する国産勢)においてはライバルに一歩譲るものの、K1200RSの最大の差異は「超高速域での疲労度の圧倒的な少なさ」と「安全性能」にある。テレレバーによるフルブレーキング時の車体安定性、シャフトドライブによるメンテナンスフリー性、高度な空力保護、そして全天候型の標準装備ABSなど、単なる最高速競争ではなく「いかに安全に、疲れることなく高速で目的地へ移動できるか」というグランドツアラーとしての本質的価値において、ライバルを画然と引き離していた。
2000年式BMW K1200RSは、縦置き4気筒という伝統のアキテクチャが到達した一つの熟成点であり、BMWが誇る独創的な足回り技術と人間工学が見事に調和した孤高のマシンである。数値上のスペックのみを追うのではなく、過酷な長距離走行においてライダーを支え続けるその無骨なまでの設計思想は、現代のプレミアムツアラーの基礎を築いた名車として、今なお色褪せない輝きを放ち続けている。
買替や売る際の買取査定は2000年式 BMW K1200RSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW K1200RS/0544型/2000年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2000年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし(キャリーオーバー) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2215mm 幅850mm 高さ1200mm 装備重量290kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高770/800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク直列4気筒8バルブ1170cc・130馬力(8750回転)・20.4km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・21リットル |
| 新車販売価格 | (税込)225.7万円 |
【2001年式】K1200RS毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
- 買取実例
【2001年式】K1200RS の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは水色となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は3.2万円が平均です。
【2001年式】K1200RS 買取査定に役立つ車両解説
BMWが誇るフラッグシップツアラーとして、ハイスピード巡航性能と圧倒的な安楽さを高次元で融合させたメガスポーツツアラー、それがK1200RSである。1980年代初頭に登場したK100シリーズをルーツに持つKシリーズは、それまでの伝統であった水平対向2気筒(ボクサー)エンジンとは一線を画し、水冷直列4気筒エンジンを横倒しにして車体縦方向に配置する「コンパクト・ドライブ・システム」を採用して世界を驚かせた。その後、16バルブ化や排気量拡大を経て熟成が進み、1997年に満を持してデビューしたのがK1200RSの前期型モデル(1997年〜2000年型)であった。
前身となるK1100RSから大幅な刷新を図った前期型は、排気量を1171ccまで拡大し、最高出力130馬力を獲得。さらにフロントにはテレレバーサスペンション、リヤにはパラレバーサスペンションを組み込み、剛性の高いアルミキャストフレームを採用することで、超高速域における抜群の直進安定性を実現した。
このK1200RSが劇的な進化を遂げ、モデルライフ最大の転換期を迎えたのが2001年式モデルである。2001年におけるマイナーチェンジは単なる年式変更にとどまらず、内外装および制御技術に及ぶビッグフェイスリフトであった。
最大の特徴であり変更点となるのが、新開発のブレーキシステム「EVOブレーキ」と「パーシャリー・インテグラルABS」の新規採用である。従来型のABS IIから進化したこのシステムは、サーボアシスト(電動パワーアシスト)を組み込むことで、手元レバーの小さな入力でも強力かつ繊細な制動力を発揮する。パーシャリータイプでは、ハンドブレーキレバーを操作した際に前後輪へ最適な制動力が配分され、フットブレーキペダル操作時にはリヤブレーキのみが独立して作動する仕様となっており、スポーツ走行時の細かなスピードコントロール性と緊急時の圧倒的な制動安定性を両立させた。
車体デザインおよび空力性能のブラッシュアップも2001年式モデルの中核をなす。フロントのアッパーフェアリング(カウル)形状が再設計され、従来型よりもわずかにワイドかつ大型化された。これにより、ライダーの肩周りや腕に押し寄せる走行風が大幅に軽減され、超高速巡航時の静粛性と防風性能が劇的に向上している。また、フロントウインカーがカウル一体型のクリアレンズデザインへと刷新され、よりモダンでスタイリッシュな洗練された表情を獲得した。
さらに人間工学(エルゴノミクス)に基づいたポジション設定の最適化も2001年式の重要な改良点である。ハンドルバーの位置が高く手前へと引き直されるとともに、ステップ位置はわずかに下げられ、従来型に比べてよりアップライトで体への負荷が少ないライディングポジションへと改められた。元来備わっていた「シート高の2段階調整(770mm/800mm)」や「ハンドル・ステップ位置の可変機構」と組み合わされることで、ライダーの体格や好みに応じたきめ細やかなフィット感を提供し、長距離ツーリングにおける疲れにくさを極限まで高めている。
1997年から2005年まで続いたK1200RSのモデルライフにおいて、2001年式は「前期型(1997〜2000年)」から「後期型(2001〜2005年)」へと引き継ぐ完成形としての重要な立ち位置を占めている。2001年に実施された車体構造・ブレーキ・エルゴノミクスのマイナーチェンジによって完成されたパッケージングは、その後のK1200RSの基本骨格として最終年式まで継承された。また、この2001年式で磨き上げられた高い防風性と快適性のプラットフォームは、2003年に登場する派生高級グランドツアラー「K1200GT」の開発基盤としても直接的に受け継がれていくこととなった。
当時、市場で火花を散らしていたライバル車種としては、1999年登場のスズキ・GSX1300Rハヤブサや1996年登場のホンダ・CBR1100XX スーパーブラックバードといった国産メガスポーツ勢が挙げられる。価格面においては、国産ライバルモデルと比べても格段に高価格な超プレミアムセグメントに位置していた。性能面では、最高速度300km/hオーバーを狙うハヤブサやCBR1100XXが170馬力超を誇ったのに対し、K1200RSは130馬力と純粋な最高速競争からは一線を画していた。
ライバルとの決定的な差異は、BMWが追求した「超長距離をいかに快適かつ安全に走り抜けるか」というグランドツアラーとしての徹底した思想にある。フロントサスペンションにノーズダイブを著しく軽減するテレレバーを採用し、駆動系にはメンテナンスフリーでスムーズなトルク伝達を実現するパラレバー付きシャフトドライブを搭載。これらに強力なサーボ付インテグラルABSや可変ポジション機構を統合させた車体構造は、国産メガスポーツにはない唯一無二の全天候型ハイスピード巡航性能を実現していた。
2001年式BMW K1200RSは、縦置きクランク水冷直列4気筒という伝統のパワーユニットに最新の電子制御ブレーキと熟成されたエアロダイナミクスを融合させ、ハイスピードツアラーの概念を一段上の次元へと押し上げた名車である。圧倒的な安心感とともにどこまでも走り続けられるその揺るぎない走破性は、今なおプレミアムメガツアラーの金字塔として強い存在感を放ち続けている。
買替や売る際の買取査定は2001年式 BMW K1200RSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW K1200RS/0547型/2001年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2001年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | カウル形状変更、EVOブレーキ&インテグラルABS搭載 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2215mm 幅850mm 高さ1200mm 装備重量290kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高770/800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク直列4気筒8バルブ1170cc・130馬力(8750回転)・20.4km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・21リットル |
| 新車販売価格 | (税込)225.7万円 |
【2002年式】K1200RS毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
- 買取実例
【2002年式】K1200RS の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で47%下落。対3年前比で26%下落し、対前年比では22%下落しています。
最も高く売れるカラーリングは水色となっています。
【2002年式】K1200RS 買取査定に役立つ車両解説

- ドルフィンブルー
- 当時の新車価格
- 税抜 215万円 (税込225.8万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
16.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
11.9万円
- 上限参考買取率
- 7.4%
- 平均参考買取率
- 5.5%
1980年代初頭、BMWは伝統の水平対向2気筒(ボクサー)エンジンに加え、新たな縦置き直列エンジン「コンパクト・ドライブ・システム」を搭載したKシリーズを旗揚げした。その系譜において、1997年に旗艦モデルとして誕生したのが初代K1200RSである。それまでのBMWのイメージを覆す最高出力130psを発揮する1,171cc水冷直列4気筒DOHC4バルブエンジンを搭載し、超高速域での圧倒的な巡航性能と高い安定性を提示した。2001年、K1200RSは初の大規模なフェイスリフトを受け後期型へと移行する。そして今回取り上げる2002年式モデルは、その熟成された後期型マイナーチェンジ仕様をそのまま継承・定着させた完成度の高い年式として市場に君臨した。
車体構造における最大の特徴は、一般的なフレーム構造とは一線を画す高剛性キャストアルミフレームと、縦置きエンジンレイアウトの採用である。クランクシャフトが車体前後方向に向いて配置されることで、大排気量4気筒でありながら車体のスリム化と低い低重心化を実現した。サスペンションには、フロントに制動時のノーズダイブを抑える独自のテレレバー機構、リアには駆動力を効率よく路面に伝えるパラレバー機構を装備する。さらに、ライダーの体格や好みに応じてハンドル位置、ステップ位置、シート高、さらにはスクリーン角度まで微調整可能なマルチアジャスタブル機構を備えており、長距離走行における疲労軽減を追求した構成となっている。
2001年にはビッグマイナーチェンジが導入され、2000年までのを前期型、本年度を含む2001年からは後期型と呼ばれるようになり、市場でも明確に区切られるようになった。前年までの前期型(1997~2000年式)と比較した際、最も大きな変更点はブレーキシステムの大幅進化にある。従来のABS2から、新開発の「EVOブレーキ」とサーボアシスト付「パーシャリー・インテグラルABS」へと完全更新された。フロントブレーキレバーを握ると前後輪に最適な制動力が配分される一方で、リアブレーキペダルは後輪のみに作用するため、コーナリング中の繊細な速度調整が可能となった。また、電動サーボによる強力な制動力と高いコントロール性能を獲得した点は、安全面における劇的な進化である。
外観およびポジション関連の変更点も著しい。アッパーフェアリングの造形が変更されて一まわり大型化し、風防性能が飛躍的に向上した。ウインカーレンズのデザイン刷新や、フロントフェンダーの形状見直しも行われている。ライディングポジションに関しては、ハンドル位置が前年以前より高く設定され、ステップ位置がわずかに低く移設されたことで、よりアップライトでリラックスした姿勢での長距離巡航が可能となった。過度な前傾姿勢を強いていた前期型に比べ、グランドツアラーとしての実用性を極限まで高めた仕様となっている。なお、エンジン本体の基本スペック(最高出力130ps/8,750rpm、最大トルク11.9kg-m/6,750rpm)や285kg(装備重量)という車重スペックは維持されつつも、過飾を削ぎ落とした高い熟成度を備えている。
前述のようなビッグマイナーを前年に実施した2002年型は、実質的にはキャリーオーバーの年式となり、明確に仕様としての変更点はない。その事実を踏まえたうえでモデルライフにおける2002年式の立ち位置を整理すると、本モデルはK1200RSというプロダクトが持つ完成形の絶頂期にあたる。2001年に受けた大規模マイナーチェンジの熟成期として2002年式は安定した高い評価を獲得し、この熟成されたプラットフォームとウインドプロテクション技術は、直後の2003年に登場する派生超高速ツアラー「K1200GT」へとダイレクトに引き継がれていくこととなる。つまり、2002年式K1200RSは、その後のBMWツアラーラインナップの技術的礎を築いた重要なブリッジモデルであったと言える。
当時のライバル車種としては、ホンダCBR1100XXスーパーブラックバードやカワサキZZR1200、スズキGSX1300R ハヤブサといった国産のメガスポーツ群が挙げられる。新車価格において、K1200RS(後期型)は単色で210万円(税抜)、ツートーンカラーで215万円(税抜)という価格帯に位置しており、100万〜120万円台であった国産ライバル勢と比較すると圧倒的なプレミアムモデルであった。最高速や絶対的な加速性能のスペック数値においては300km/hオーバーを標榜する国産勢に譲るものの、K1200RSの真価は別のベクトルにあった。それは、高速道路での圧倒的な直進安定性、天候に左右されない確かな制動力を提供するインテグラルABS、そして長距離を走り切ってもライダーを疲弊させない緻密なエルゴノミクス設計である。単なるスペック勝負ではなく、実使用領域における「疲労なき超高速巡航」という独自の価値において、ライバルを寄せ付けない独壇場を築き上げていた。
2002年式BMW K1200RSは、縦置き4気筒エンジンが持つ強靭なトルクと独自の足回り機構、そして進化した電子制御ブレーキが融合した、BMW伝統のツアラー哲学を極限まで高めた名車である。時を経た現在においても、その類まれなる巡航性能と重厚な走行フィーリングは色褪せることがない。
買替や売る際の買取査定は2002年式 BMW K1200RSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW K1200RS/0547型/2002年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2002年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし(キャリーオーバー) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2215mm 幅850mm 高さ1200mm 装備重量290kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高770/800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク直列4気筒8バルブ1170cc・130馬力(8750回転)・20.4km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・21リットル |
| 新車販売価格 | (税込)225.7万円 |
【2003年式】K1200RS毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
- 買取実例
【2003年式】K1200RS の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は12.0万円が平均です。
【2003年式】K1200RS 買取査定に役立つ車両解説
1997年に登場したBMW K1200RSは、BMW Motorradが従来の「お堅いツアラーメーカー」というパブリックイメージを覆し、本格的なフラッグシップ・スポーツツーリング市場へ足を踏み入れた画期的なマシンであった。先代にあたるK1100RSから大幅な刷新を図り、新設計の1,171cc水冷直列4気筒DOHCエンジンを横置きではなく、伝統の縦置き(クランクシャフトが前後方向を向くレイアウト)かつエンジンブロックを左側に寝かせる独自のレイアウトで搭載した。この縦置4気筒プラットフォームに、独自の車体制御技術であるフロントのテレレバーサスペンションとリアのパラレバーサスペンションを組み合わせ、130psという高出力と高速巡航時の圧倒的な走破性を獲得した。
2001年にはマイナーチェンジ(フェイスリフト)が実施され、K1200RSは熟成の後期型へと移行する。ライディングポジションはハンドル位置が高く、フットステップがわずかに低い設定へと見直され、より快適で長距離走行に適したアップライトなエルゴノミクスを獲得した。フロントカウルおよびウインドシールドのデザインも刷新され、ウインドプロテクション性能がさらに高められている。制動系には制動力と制動フィーリングを飛躍的に高めた「EVOブレーキ」が新開発され、さらに前後連動制御を加えた「インテグラルABS(パーシャリーインテグラル)」が全車に標準装備された。
この後期型シャシーと最新ブレーキシステムを引き継ぎ、成熟を極めたモデルとして市場に供給されたのが2003年式BMW K1200RSである。2003年式モデルは、1997年のデビュー以来蓄積されてきたメカニカルな熟成をすべて盛り込んだ完成形としての立ち位置を持つ。
2003年式K1200RSの車体構造およびパワートレインの構成を精査すると、その卓越したエンジニアリングが浮き彫りになる。パワーユニットにはボア70.5mm×ストローク75.0mmのロングストローク設計を持つ排気量1,171ccの水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒エンジンを採用し、燃料供給には高度な電子制御マルチポイントインジェクションであるMotronic MA 2.4を組み合わせている。これにより最高出力130ps/8,750rpm、最大トルク11.9kg-m(117Nm)/6,750rpmという強力かつフラットな出力特性を発揮する。足回りには、フロントに径35mmフォークとセントラルスプリングストラットから構成されるテレレバー機構を配し、リアには片持ち式スイングアームに単筒式モノショックを組み合わせたパラレバー機構を装備する。駆動系は6速リターン式トランスミッションを経由し、パラレバー内に納められたシャフトドライブによって後輪へと確実にパワーを伝達する仕様となっている。
制動系には前述の通り径320mmダブルディスクにEVOキャリパーを組み合わせたフロントブレーキと、径285mmシングルディスクのリアブレーキを配し、前後連動型のパーシャリーインテグラルABSによって圧倒的な制動力を確保した。車格においては約20.5リットルの燃料タンク容量を備え、装備重量は約285kgに達する重厚な車体構成となっているが、770mmと800mmの手動2段階調整機構を備えたシート設計によって足つき性の確保と良好な居住性を両立している。当時の日本仕様における新車価格は、ツートーンカラー設定モデルで約215万円(税抜き)というプライスが設定されていた。
2003年式は前年(2002年式)からのドラスティックな変更点こそ伴わないものの、各種電子制御(Motronic ECU)の高度なチューニングと細部の組み込み精度、ビルドクオリティの向上によってメカニカルノイズの低減やスムーズな出力特性が追及された。特にEVOブレーキとパーシャリーインテグラルABSの統合システムは、レバー操作時にフロント操作だけでリアにも最適化された制動力が配分され、急ブレーキ時でもフロントサスペンションの落ち込み(ノーズダイブ)をテレレバー機構が相殺するため、雨天や超高速域からのフルブレーキにおいても圧倒的な安心感を提供する。
モデルライフ全体において、2003年式K1200RSは「縦置きクランクKシリーズ」の熟成と終焉を予告する過渡期かつ頂点として位置づけられる。同時期に大型フルツアラーのK1200GT(初代)が登場していたため、そのツーリング領域の役割をGTに橋渡ししつつ、2005年には横置き直列4気筒エンジンを搭載した新世代のK1200SやK1200Rへと血統が受け継がれていくこととなった。
2003年当時のライバル車種としては、ホンダ・CBR1100XX スーパーブラックバードやスズキ・GSX1300Rハヤブサ、カワサキ・ZX-12Rなどの国産「メガスポーツ」勢、およびツアラー性能に振ったヤマハ・FJR1300が挙げられる。新車価格面では、国産メガスポーツが110万〜140万円前後であったのに対し、K1200RSは210万〜215万円強というプライスゾーンに位置しており、明確な高級旗艦モデルとして異彩を放っていた。
ライバルとの最大の差異は「絶対的スペックの数値」ではなく「疲労なく長距離を超高速巡航できるシャシーテクノロジーと快適性」にある。国産メガスポーツが最高速300km/hオーバーや170ps超の最高出力を誇ったのに対し、K1200RSは130psという数値にとどまる。しかし、強固なアルミフレーム構造、加減速時の車体姿勢の変化を最小限に抑えるテレレバー/パラレバー機構、シャフトドライブによるチェーンメンテナンスフリーの利便性、さらに長時間の乗車を想定した調整可能なシート高やハンドル位置設定により、天候や路面状況を問わず数百キロメートルを安全に駆け抜ける能力においてはライバルの追随を許さなかった。
2003年式BMW K1200RSは、縦置4気筒エンジンが持つ独特のフィーリングとBMW伝統のシャシー制御が高次元で融合した、孤高のプレミアム・スポーツツーリングマシンである。時代の変遷の中で新世代エンジンへとタクトを渡す直前のモデルでありながら、そのクラフトマンシップと卓越した長距離巡航性能は、今なおオートバイ史において特別な存在感と価値を放ち続けている。
買替や売る際の買取査定は2003年式 BMW K1200RSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW K1200RS/0547型/2003年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2003年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし(キャリーオーバー) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2215mm 幅850mm 高さ1200mm 装備重量290kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高770/800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク直列4気筒8バルブ1170cc・130馬力(8750回転)・20.4km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・21リットル |
| 新車販売価格 | (税込)225.7万円 |
【2004年式】K1200RS毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
- 買取実例
【2004年式】K1200RS の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白/紺となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて5.2~10.5万円です。
【2004年式】K1200RS 買取査定に役立つ車両解説

- アルピンホワイトメタリック/オリエントブルーメタリック
- 当時の新車価格
- 税抜 215万円 (税込225.8万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
9.2万円
- 現在の平均買取相場指標
-
9.2万円
- 上限参考買取率
- 4.3%
- 平均参考買取率
- 4.3%
BMWの伝統的な縦置き4気筒エンジン「フライング・ブリック(飛ぶレンガ)」を搭載したプレミアム・スポーツツーリングモデル、K1200RSは、1997年にK1100RSの後継機として市場に投入された。鋼管フレームにテレスコピックフォークを組み合わせた先代K1100RSに対し、K1200RSは完全新設計のアルミキャストブリッジフレームを投入し、フロントにはボクサーツインで実績を重ねていたテレスコピック・レバー統合サスペンション「テレレバー」をKシリーズとして初めて採用した。リアにはシャフトドライブのトルクライズ現象を抑える「パラレバー」を配し、車体構成の全面的な近代化を果たしたマシンである。この構造転換により、制動時のノーズダイブを大幅に抑制しつつ、超高速域での圧倒的な直進安定性と快適性を両立させた。
パワーユニットには、車体低部に水平に寝かせて縦置き配置された水冷DOHC16バルブ直列4気筒1,171ccエンジンを搭載する。最高出力96kW(130PS)/8,750rpm、最大トルク117N・m(11.9kgf・m)/6,750rpmを発揮し、低重心設計が生み出す安定した運動性能と力強いトルク特性を誇る。ミッションは6速マニュアルで、トップギアは高速巡航時の静粛性と燃費性能を高めるオーバードライブ設定とされた。さらに、ライダースペースには緻密な人間工学(エルゴノミクス)に基づいた多段階調整機構が備わっている。シート高は770mmと800mmの2段階、フットステップも2段階、ハンドルバーの位置やアングル、スクリーン角度に至るまでライダーの体格や好みに合わせて無段階あるいは段階的に調整可能であり、長距離走破における疲労低減性能を徹底的に追及した車体構成となっている。
2004年式モデルは、1997年から2005年まで生産されたK1200RSのモデルライフにおいて、技術的・熟成の頂点に位置するほぼ最終完成型である。K1200RSは2001年に大きなフェイスリフト(後期型への移行)を実施しており、ウインドプロテクション効果を高めるためにアッパーカウル形状がワイド化され、ポジションが従来よりややアップライト(ハンドル位置を高く、ステップ位置を低く)へと変更された。あわせてブレーキシステムには、フロントレバー操作時に前後連動し倍圧サーボアシストが働く「EVOブレーキ」および「パーシャリーインテグラルABS」が標準装備された。2004年式は公式な仕様としての変更点はないが、前述の改良機構が完全に成熟し、ボッシュ製電子制御インジェクション「Motronic MA2.4」のエンジンマネジメント制御が極限まで洗練されている。極低回転域から高回転域に至るまでのスロットルレスポンスの滑らかさと排出ガス浄化性能が高められ、初期型で見られたドンツキ感や微振動が徹底的に抑え込まれた。また、2004年式ではハザードランプやグリップヒーター、12Vヘラー電源ソケットといったロングツーリングに不可欠な快適装備の熟成が極まり、高い品質感を誇る。ボディカラーにはパシフィックブルー/アルピンホワイトなどの流麗なツートーンカラーリングがラインナップされ、磨き上げられたアルミフレームの質感と相まって優美なスポーツツアラーラースタイルを完成させている。
モデルライフ全体の中で捉えると、この2004年式は縦置き4気筒「フライング・ブリック」エンジンを搭載するKシリーズ・スポーツツアラーとしての最終章にあたる。翌年の2004年秋から2005年にかけて、BMWは前傾55度の横置き直列4気筒エンジンとデュオレバーサスペンションを新たに採用した新世代スーパースポーツK1200Sを投入する。これにより、縦置きエンジンレイアウトは大きな転換点を迎えることとなったが、2004年式K1200RSは伝統の縦置きレイアウトが持つ滑らかな吹き上がり、優れた重量バランス、熟成されたメカニカル耐久性を極限まで高めたモデルとして、後のフラッグシップツアラーK1200GT(縦置き最終型)や次世代Kシリーズへとその思想と技術を脈々と引き継いでいった。
当時の市場におけるライバル車種としては、ホンダのCBR1100XXスーパーブラックバードやカワサキのZZ-R1100/ZZ-R1200、ヤマハのFJR1300といったメガスポーツおよび大排気量ツアラーが挙げられる。価格面では、110万〜130万円前後であった日本製の国産メガスポーツ勢に対し、K1200RSは200万円を超える高価格帯に位置していた。スペック上の最高出力においても、150〜160馬力オーバーを誇る国産勢に比べ、K1200RSは130馬力と控えめな数値であった。しかし、K1200RSの真価は純粋な最高速や出力スペックではなく、テレレバーがもたらすノーズダイブのない絶大な制動安心感、サーボアシスト付インテグラルABSによる圧倒的な全天候型安全性能、メンテナンスフリーのシャフトドライブ、そして計算し尽くされた可変エルゴノミクス構造にあった。アウトバーンを200km/h超で何時間も巡航しても疲労を感じさせない圧倒的な走破性こそが、ライバルとの最大の差別化要因であった。
2004年式BMW K1200RSは、ドイツの質実剛健なエンジニアリング哲学と長距離ツアラーとしての理想が高度に結実した、縦置き4気筒時代の最高傑作と呼ぶにふさわしい名車である。
買替や売る際の買取査定は2004年式 BMW K1200RSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW K1200RS/0547型/2004年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2004年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし(キャリーオーバー) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2215mm 幅850mm 高さ1200mm 装備重量290kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高770/800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク直列4気筒8バルブ1170cc・130馬力(8750回転)・20.4km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・21リットル |
| 新車販売価格 | (税込)225.7万円 |
【2005年式】K1200RS毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
2026年07月27日時点から120ヵ月間
遡りましたが 【2005年式】K1200RS の取引はありませんでした。
買取相場が類似する、型式や年式を下記からお選びください。
フリーダイヤル0120-819-118(年中無休8:00~22:00)では、
過去5年間遡った相場データをお伝えすることが出来ます。お気軽にお電話くださいませ。
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取実例
【2005年式】K1200RS の買取査定相場
【2005年式】K1200RS 買取査定に役立つ車両解説
BMW Motorradにおける「Kシリーズ」のルーツは、1983年に登場したK100にまで遡る。それまでボクサー(水平対向2気筒)エンジンをアイデンティティとしてきた同社が、水冷直列4気筒エンジンを横に寝かせて縦方向に配置する画期的なレイアウト「フライング・ブリック(空飛ぶレンガ)」を採用し、世界に衝撃を与えた。その進化の決定版として1997年に誕生したのが初代K1200RSである。当時の欧州自主規制枠の上限であった100馬力を叩き出すハイパワーエンジンを搭載し、BMW史上最高速を誇るプレミアム・スポーツツアラーとして市場にポジショニングされた。先代となるK1100RSからの最大のアップグレードは、排気量を1,171ccへと拡大したエンジン構造の全面刷新にとどまらず、足回りに四輪サスペンションの技術を応用したフロントサスペンション「テレレバー」を本格採用した点にある。これにより、ブレーキング時のノーズダイブを徹底的に排除し、超高速域での圧倒的な安定性を誇るツアラーへと正統進化を遂げた。
K1200RSのアイデンティティは、高剛性の高圧ダイキャスト製アルミキャストブリッジフレームと、縦置き水冷DOHC4バルブ直列4気筒エンジンとの融合にある。クランクシャフトが車体の前後方向に配置されているため、シャフトドライブとの相性が極めて良く、駆動損失の少ないダイレクトな力強さを生み出す。フロントのテレレバーおよびリアのパラレバーサスペンションは、路面からの強い衝撃をいなしつつ車体の挙動変化を抑え、重量級ボディを感じさせないしなやかなフットワークを実現している。また、ライディングポジションはハンドル高やステップ位置、シート高が手動で微調整できるマルチアジャスタブル構造となっており、ハイペースな峠道からアウトバーンでの超高速巡航まで対応する柔軟性を備えていた。
2005年式モデルを理解するうえで不可欠なのは、K1200RSが2001年に実施したビッグマイナーチェンジの完成形であり同モデルの最終生産モデルという事実だ。2001年の刷新では、アッパーフェアリングの形状変更によるウインドプロテクション能力の向上、ポジション設定の若干のアップライト化(ハンドル高の上昇およびステップ位置の下降)が図られ、ツアラーとしての完成度が極限まで引き上げられた。同時にブレーキシステムも大きく進化し、油圧サーボアシストを備えた「EVOブレーキ」および、レバー操作で前後ブレーキが連動する「パーシャリーインテグラルABS」が標準装備となった。
最終生産年となった2005年式のメカニズムおよび諸元は、前年式(2004年式)からの大きな変更を伴わないキャリーオーバー(継続生産仕様)である。最高出力130馬力/8,750rpm、最大トルク117N・m/6,750rpmを発生する1,171ccエンジン、ボッシュ製Motronic MA2.4インジェクション、乾式単板クラッチ、6速トランスミッション、21リットルの燃料タンク容量、装備重量約290kgという主要諸元は完全に引き継がれている。前年式からの差異は新車ラインナップにおけるカラーリング展開や一部のグラフィック整理にとどまり、成熟しきった完成体としてカタログに名を連ねた。
2005年式は、縦置き4気筒「縦K」エンジンを搭載するK1200RSの最終イヤーモデル(ラストイヤー)である。BMWの生産ラインは、新世代の横置き直列4気筒エンジンを前傾55度で搭載するハイパーメガスポーツ「K1200S」(167PS発揮)や、フロントにデュオレバーサスペンションを採用した完全新規プラットフォームへとシフトしていった。ただし、日本国内および世界市場においては、2005年にK1200Sが投入された後も、2005年中に生産・出荷されたK1200RSの最終ロットが「2006年モデル」あるいは「2006年流通在庫車」として実質的にディーラー店頭で並行販売・登録された実績が存在する。これは、実績ある縦置きエンジンの滑らかなフィーリングと重厚なツーリング性能を極めた「完成型」を求める根強いファンに応える形となり、次世代の「K1200GT(横置き)」へバトンを繋ぐ架け橋となった。
価格帯や性能面において当時のK1200RSが凌ぎを削ったライバルは、ホンダ・CBR1100XX スーパーブラックバード、ヤマハ・FJR1300、カワサキ・ZZR1200といった国産超高速ツアラー陣である。これら国産勢が140〜160PS台の圧倒的パワーと290〜300km/hクラスの最高速、チェーン駆動による軽快感を武器にしていたのに対し、K1200RSはカタログスペック上の130PSこそ控えめに見えたものの、全く異なるアプローチで独自の地位を築いていた。その差異の筆頭が「テレレバーサスペンション」と「サーボ付インテグラルABS」である。超高速域からのフルブレーキング時でも車体がピタリと平行を保ち、極上の安定感を発揮する足回りは国産勢には真似のできない芸芸であり、メンテナンスフリーなシャフトドライブやパニアケースとの一体設計も含め、全天候・超長距離を極限の疲れの少なさで走り抜ける性能において他を寄せ付けなかった。
2005年式BMW K1200RSは、20年にわたり熟成された「縦置き4気筒・Kシリーズ」が到達した一つの完成形である。時代が横置き高回転エンジンへと舵を切る直前、重厚な機械感と妥協なき高速巡航性能を高次元で融合させたその作り込みは、今日においても大いなる魅力を放ち続けている。
買替や売る際の買取査定は2005年式 BMW K1200RSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW K1200RS/0547型/2005年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2005年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2215mm 幅850mm 高さ1200mm 装備重量290kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高770/800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク直列4気筒8バルブ1170cc・130馬力(8750回転)・20.4km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・21リットル |
| 新車販売価格 | (税込)225.7万円 |
【2006年式】K1200RS毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
2026年07月27日時点から120ヵ月間
遡りましたが 【2006年式】K1200RS の取引はありませんでした。
買取相場が類似する、型式や年式を下記からお選びください。
フリーダイヤル0120-819-118(年中無休8:00~22:00)では、
過去5年間遡った相場データをお伝えすることが出来ます。お気軽にお電話くださいませ。
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取実例
【2006年式】K1200RS の買取査定相場
【2006年式】K1200RS 買取査定に役立つ車両解説
BMWのフラッグシップ・スポーツツアラーとして一時代を築いたK1200RSは、いわゆる「フライング・ブリック(空飛ぶレンガ)」と称された縦置き水冷直列4気筒エンジンを搭載する伝統のKシリーズにおいて、その完成形として君臨したマシンである。初代K100RSから続く縦置きフラットフォーの血統を引く直系のルーツを持ち、先代にあたるK1100RSから大幅な進化を遂げて1997年に登場した。先代K1100RSが鋼管フレームと伝統のインバーテッドフォークを踏襲していたのに対し、K1200RSではBMWの二輪車として初となる高剛性な高圧鋳造アルミキャスト・ブリッジフレームを採用。さらにフロントサスペンションには、ブレーキ時のノーズダイブを大幅に抑制する独自のテレレバーシステムをKシリーズとして初めて導入した。リアにはドライブシャフトを内蔵した片持ち式のパラレバーを装備し、足回りとフレーム構造の双方で次元の違う車体剛性と快適性を獲得したのである。また、当時のドイツ国内における100馬力自主規制をメーカー自らが撤廃し、BMW史上初となる最高出力130馬力を引き出した記念すべきプレミアムモデルでもあった。
車体構成において最大の特徴となるのは、クランクシャフトを車体進行方向と平行に配置し、シリンダーブロックを左側に水平近くまで寝かせた横倒し状の縦置きエンジンレイアウトである。この独特の配置は車体全体の低重心化に大きく寄与し、装備重量で285kgにおよぶ重量級の車体を感じさせない優れた取り回し性と超高速巡航時の圧倒的な直進安定性を与えていた。2001年には大規模なフェイクリフト(マイナーチェンジ)が施され、風洞実験に基づいて再設計されたアッパーフェアリングによってウインドプロテクション能力が強化されるとともに、ハンドル位置が高く、ステップ位置が低くリセッティングされて長距離走行時の負担が一段と軽減された。同時にブレーキシステムにはサーボアシスト機能を持つEVOブレーキおよびパーシャリーインテグラルABS(フロント操作で前後連動、リアは独立)が新たに組み込まれ、安全性能と制御性の飛躍的な向上を果たしている。
「2006年式」という年式位置づけについて正確に理解するためには、K1200RSの生産・供給モデルライフの全貌を整理する必要がある。厳密な実質生産期間としては1997年から2005年までとされているが、グローバル市場および日本市場における新車の流通在庫・登録年式(いわゆるモデルイヤー)として「2006年式」のK1200RSが存在している。
2006年式モデルにおける車体スペックやメカニズム上の特徴は、最終完成型として熟成し尽くされた2001年以降のモデル(後期型)の仕様を完全にそのまま引き継ぐものである。前年式(2005年式)からの機能的な変更点やメカニズムの刷新は一切存在せず、技術仕様や装備内容は同等に保たれている。1171ccの水冷DOHC4バルブ直列4気筒エンジン、電子制御燃料噴射装置モトロニックMA2.4、乾式単板クラッチ、6速トランスミッションといったパワートレイン群は完全に確立されたクオリティを維持していた。また、可変式のシート高調整機能や2段階に手動調整可能なウインドスクリーン、ライダーの好みに応じてポジションを変更できるステップおよびハンドルの微調整機構など、極上のグランツーリスモとしての利便性も完璧な状態で引き継がれている。前年式からの差異がない理由としては、すでにBMWの生産ライン自体は完全に新世代の横置きエンジン搭載モデルへとシフトしていた時期であり、2006年式のK1200RSはカタログモデルの終焉間際に市場へ出荷・登録された「縦置きKシリーズの最終流通在庫・最終仕上げ世代」であったためである。
モデルライフ全体におけるこの2006年式という立ち位置は、まさに一つの時代を築き上げた「縦置きエンジンKツアラーの終幕(ラストイヤー)」そのものである。BMWは2005年に新開発の横置き直列4気筒エンジンを搭載した超ハイパワースポーツ「K1200S」を世に送り出し、翌2006年春には同じ横置きエンジンプラットフォームを採用した次世代グランドツアラー「K1200GT(新世代型)」を本格導入した。これにより、1983年の初代K100から20年以上続いてきた縦置き4気筒「フライング・ブリック」の系譜は、この2006年式のK1200RSの最終流通をもって市場から完全にフェイドアウトし、新世代の横置きエンジンへとバトンを渡すこととなったのである。
この時代のK1200RSに対するライバル車種としては、ホンダCBR1100XXスーパーブラックバードやヤマハのFJR1300といった国産メガツアラー群、さらにはドゥカティのST4sなどが直接の競合となった。新車価格においてK1200RS(後期型)は約215万円(税抜き)と、国産の競合ツアラーと比較して高価格帯に位置するプレミアムな存在であった。ライバル車種との最大の差異は、何よりもその「極めて高い超高速域での巡航安定性」と「独自の車体テクノロジー」にある。国産のライバル車がテレスコピックフォークによる一般的な挙動を持つのに対し、K1200RSはテレレバー機構によって激しいフルブレンキング時でも車輪の接地性を失わず、ノーズダイブを起こさずに車体を水平に保ったまま安全に減速・コーナリングへ移行できる。また、縦置きクランク特有の低重心バランスとシャフトドライブによる高い耐久性、そしてサーボ付きインテグラルABSによる驚異的な制動性能は、雨天や長距離走行といった過酷な環境下でライダーに与える安心感において、他の追随を許さない圧倒的な差分を生み出していた。
2006年式BMW K1200RSは、革新的な横置きエンジン時代への移行期において、伝統の縦置き直列4気筒レイアウトが到達した最高峰の熟成と信頼性を具現化した最後の存在である。重厚かつ低重心なエンジンがもたらす独特のビート感と、どこまでも滑らかに高速道路を走り抜ける巡航性能は、いまなおBMWのクラシック・ファンから名車として高く評価され続けている。まさに、二輪車の歴史に深く刻まれた一期一会の「空飛ぶレンガ」の集大成と言えよう。
買替や売る際の買取査定は2006年式 BMW K1200RSの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW K1200RS/0547型/2006年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2006年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 特になし |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2215mm 幅850mm 高さ1200mm 装備重量290kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高770/800mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストローク直列4気筒8バルブ1170cc・130馬力(8750回転)・20.4km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・21リットル |
| 新車販売価格 | (税込)225.7万円 |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 K1200RS 2000年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年7月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年07月24日
【状態別の買取相場】 K1200RS 2000年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年7月時点から 2 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
16.2万円
16.2万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
13.5万円
10.4万円
3台
※データ更新:2026年07月24日
【走行距離別の買取相場】 K1200RS 2000年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年7月時点から 2 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 2〜3万km | 最高 | 16.2万円 | 1台 |
| 平均 | 16.2万円 | ||
| 最低 | 16.2万円 | ||
※データ更新:2026年07月24日
【カラー別の買取相場】 K1200RS 2000年式
- ■ ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年7月時点から 2 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ | 16.2 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年07月24日
【実働車の取引価格帯】 K1200RS 2000年式
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年7月時点から 2 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年07月24日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
K1200RS 【1997~2006年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 40.2万円 | 4.3点 | 0544J5WZ | 1,746km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 19.0万円 | 4.0点 | 0547JX1Z | 42,205km | ■ |
| 3 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 17.0万円 | 3.8点 | 0544J6XZ | 7,817km | ■ / ■ |
| 4 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 16.8万円 | 3.8点 | 0544J8VZ | 33,244km | ■ |
| 5 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 16.4万円 | 4.2点 | 0544JXYZ | 22,735km | ■ / ■ |
| 6 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 16.1万円 | 4.3点 | 0547J42Z | 37,428km | ■ |
| 7 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 15.9万円 | 4.0点 | 0544J4XZ | 46,199km | ■ |
| 8 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 15.7万円 | 4.3点 | 0544J7XZ | 23,207km | ■ / ■ |
| 9 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 15.7万円 | 3.8点 | 0544J3XZ | 19,594km | ■ / ■ |
| 10 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 15.3万円 | 4.0点 | 0544JXWZ | 30,700km | ■ |
| 11 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 14.9万円 | 3.3点 | 0547J62Z | 76,783km | ■ |
| 12 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 14.9万円 | 3.8点 | 0544J5XZ | 29,996km | ■ / ■ |
| 13 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 14.5万円 | 4.3点 | 0544JXXZ | 59,170km | ■ |
| 14 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 14.1万円 | 3.8点 | 0544J6XZ | 44,181km | ■ |
| 15 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 13.9万円 | 3.8点 | 0547JX2Z | 55,394km | ■ |
| 16 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 13.4万円 | 3.8点 | 0544J4WZ | 60,355km | ■ / ■ |
| 17 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 12.6万円 | 4.0点 | 0544J9VZ | 67,283km | ■ |
| 18 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 12.0万円 | 3.8点 | 0544J8XZ | 63,289km | ■ |
| 19 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 11.6万円 | 3.7点 | 0547J62Z | 69,630km | ■ |
| 20 | K1200RS 【1997~2006年式】 | 11.6万円 | 4.0点 | 0547J62Z | 78,517km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【1997年式】K1200RS 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【1997年式】K1200RS | 16.8万円 | 3.8点 | 0544J8VZ | 33,244km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【1997年式】K1200RS | 13.0万円 | 4.0点 | 0544J9VZ | 64,645km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【1998年式】K1200RS 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【1998年式】K1200RS | 40.2万円 | 4.3点 | 0544J5WZ | 1,746km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【1998年式】K1200RS | 15.4万円 | 4.0点 | 0544JXWZ | 30,390km | ■ |
| 3 | 【1998年式】K1200RS | 13.8万円 | 3.8点 | 0544J4WZ | 57,989km | ■ / ■ |
| 4 | 【1998年式】K1200RS | 11.2万円 | 3.2点 | 0544JXWZ | 61,970km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【1999年式】K1200RS 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【1999年式】K1200RS | 17.0万円 | 3.8点 | 0544J6XZ | 7,817km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【1999年式】K1200RS | 16.0万円 | 4.0点 | 0544J4XZ | 45,733km | ■ |
| 3 | 【1999年式】K1200RS | 15.8万円 | 3.8点 | 0544J3XZ | 19,396km | ■ / ■ |
| 4 | 【1999年式】K1200RS | 15.8万円 | 4.3点 | 0544J7XZ | 22,972km | ■ / ■ |
| 5 | 【1999年式】K1200RS | 15.2万円 | 3.8点 | 0544J5XZ | 29,105km | ■ / ■ |
| 6 | 【1999年式】K1200RS | 14.7万円 | 4.3点 | 0544JXXZ | 57,998km | ■ |
| 7 | 【1999年式】K1200RS | 14.3万円 | 3.8点 | 0544J6XZ | 43,307km | ■ |
| 8 | 【1999年式】K1200RS | 12.3万円 | 3.8点 | 0544J8XZ | 61,428km | ■ |
| 9 | 【1999年式】K1200RS | 8.7万円 | 3.3点 | 0544J2XZ | 67,927km | ■ |
| 10 | 【1999年式】K1200RS | 0.3万円 | 3.3点 | 0544J8XZ | 19,450km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2000年式】K1200RS 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2000年式】K1200RS | 16.4万円 | 4.2点 | 0544JXYZ | 22,735km | ■ / ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2001年式】K1200RS 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2001年式】K1200RS | 19.0万円 | 4.0点 | 0547JX1Z | 42,205km | ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2002年式】K1200RS 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2002年式】K1200RS | 16.2万円 | 4.3点 | 0547J42Z | 37,050km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2002年式】K1200RS | 15.2万円 | 3.3点 | 0547J62Z | 74,503km | ■ |
| 3 | 【2002年式】K1200RS | 14.2万円 | 3.8点 | 0547JX2Z | 53,749km | ■ |
| 4 | 【2002年式】K1200RS | 12.0万円 | 3.7点 | 0547J62Z | 66,900km | ■ |
| 5 | 【2002年式】K1200RS | 12.0万円 | 4.0点 | 0547J62Z | 75,437km | ■ |
| 6 | 【2002年式】K1200RS | 10.5万円 | 4.2点 | 0547J02Z | 125,315km | ■ |
| 7 | 【2002年式】K1200RS | 9.3万円 | 4.0点 | 0547J72Z | 61,085km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2003年式】K1200RS 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2003年式】K1200RS | 11.4万円 | 4.0点 | 0547JX3Z | 72,981km | ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2004年式】K1200RS 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2004年式】K1200RS | 9.4万円 | 3.8点 | 0547J54Z | 61,383km | ■ / ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2005年式】K1200RS 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2006年式】K1200RS 上位20台の取引額 (データ更新:2026年07月24日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

















