R1200Cモントーク 【2003~04年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 高く売れる型式・年式
- 買取相場の推移
- 型式・年式別|買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
R1200Cモントーク 【2003~04年式】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングはグレー、最も高く売れる年式は2004年式となっています。
R1200Cモントーク 【2003~04年式】 買取査定に役立つ車両解説

- サファイアブラックメタリック 2003年式
- 当時の新車価格
- 税抜 199万円 (税込209万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
35.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
33.3万円
- 上限参考買取率
- 17.6%
- 平均参考買取率
- 16.7%

- シャンパンメタリック 2003年式
- 当時の新車価格
- 税抜 199万円 (税込209万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
45.2万円
- 現在の平均買取相場指標
-
43.8万円
- 上限参考買取率
- 22.7%
- 平均参考買取率
- 22.0%

- アークティックブルーメタリック 2004年式
- 当時の新車価格
- 税抜 199万円 (税込209万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
31.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
31.0万円
- 上限参考買取率
- 15.6%
- 平均参考買取率
- 15.6%
BMWが誇る水平対向2気筒「ボクサーエンジン」を搭載し、アメリカン・クルーザー市場への本格参入を果たした「R1200C」シリーズ。その系譜のなかで、モデルライフ後半の2003年から2004年にかけて投入された異色かつ極めて完成度の高い派生モデルが「R1200Cモントーク(Montauk)」である。BMWは1997年、映画『007』での華々しいデビューとともにR1200Cを市場へ送り出した。当時、クルーザー市場を独占していたハーレーダビッドソンなどのVツイン勢に対抗するため、BMWは独自のテクノロジーとデザイン言語を融合させたネイキッド・クルーザーのポジションを狙ったのである。その後、ラグジュアリーな大型カウルとパニアケースを装備したツアラー仕様の「R1200CL」(2002年)が登場するが、このCLが持つ重厚な足まわりと、標準型R1200Cの軽快なネイキッドスタイルをクロスオーバーさせるという、新しいコンセプトから誕生したのがモントークであった。つまり、先代や標準モデルからの単なる「置き換え」ではなく、クルーザーとしての存在感と安定感を決定的に高めるための、マッスルかつクラシックなアップグレード機という立ち位置を確保したのである。
モントークを象徴する最大の特徴は、その圧倒的な存在感を放つフロントマスクと足まわりの構成にある。標準モデルがスマートな細身のフロントタイヤを奢っていたのに対し、モントークは150/80-16という極太のフロントタイヤを装着した。これに伴い、BMW独自のフロントサスペンション機構である「テレレバー」のフォーク幅が拡張され、肉厚で強固なフロントエンドへと刷新されている。さらに、ヘッドライトにはR1200CLから踏襲された、縦型に配置された変則的なデュアル・ヘッドライトが採用され、インストルメントパネルも同様にCLのデザインが移植されたことで、一目でモントークと識別できる強烈な個性を獲得した。心臓部には1170ccの空油冷4ストローク水平対向2気筒エンジンが鎮座するが、2004年モデルにて点火システムが「ツインスパーク」へと進化を遂げている。これにより低回転域でのトルクの粘り強さと燃焼効率が向上し、最高出力61馬力、最大トルク98Nmという数値以上に、クルーザーとして極めて扱いやすく豊かな乗り味を実現した。ブレーキシステムには、軽いレバー操作で強大な制動力を発揮するEVOブレーキシステムが奢られ、2004年に投入されたインテグラルABS(前後連動アンチロック・ブレーキ・システム)との組み合わせにより更にグレードアップされ、極太タイヤのグリップ力を余すことなく路面に伝える高い安全性を確保している。
年式ごとの変遷に目を向けると、モントークの実質的なライフサイクルは2003年の発売から2005年初めまでという短い期間に凝縮されている。2003年モデルとして市場に投入された初期型は、シングルスパーク仕様であったが、翌2004年モデルではツインスパークエンジンへのアップグレードや新世代ABSの搭載といった改良が行われた。モントーク自体の派生というよりも、R1200Cシリーズ全体の最終章として、2004年には全世界でわずか350台のみが限定生産された記念碑的なスペシャルモデルが発表され、コレクターズアイテムとしての価値を高めることとなった。
しかし、モントークが属するR1200Cシリーズのモデルライフは唐突に終焉を迎える。2004年、当時のBMWモトラッド社長であったヘルベルト・ディースは、1170ccで61馬力を発生するこのボクサーエンジンが、より大排気量化・高出力化を求める当時のクルーザー市場のトレンドに適合しなくなってきたこと、そして排ガス規制への対応を含めた今後の発展性に限界があることを理由に、クルーザー市場からの一次撤退とR1200Cシリーズ全体の生産終了を発表した。モントークはその短い生涯の中で大がかりなマイナーチェンジを受ける時間を与えられず、後継機となる直接的なボクサーツイン・クルーザーがすぐに用意されることもなかった。BMWが再びこのセグメントに本格復帰を果たすには、2020年に1800ccの巨大なボクサーエンジンを引っ提げて登場する「R18」シリーズの誕生まで、実に16年もの歳月を待たねばならなかったのである。
当時の市場におけるライバル車種としては、ハーレーダビッドソンの「FXSTD ソフテイル・デュース」や、国産勢ではカワサキの「VN1500 ミーンストリーク」などが挙げられる。日本国内におけるモントークの新車価格は200万円を超える水準(約209万円)であり、これはハーレーのビッグツインモデルと同等、あるいはそれ以上のプレミアムな価格設定であった。これらライバルたちとの決定的な差異は、パワーユニットの形式と足まわりのハンドリング特性にある。ハーレーやカワサキがV型2気筒エンジン特有の「ドコドコ」とした強烈な縦振動と爆発感をアイデンティティとしていたのに対し、モントークの水平対向2気筒は、左右のピストンが振動を打ち消し合うスムーズな回転フィールを特徴とし、長距離巡航における疲労感を劇的に軽減させた。さらに、ライバルが一般的なテレスコピックフォークを採用して直進安定性を重視していたのに対し、モントークはテレレバーサスペンションのおかげで、クルーザーでありながらブレーキング時のフロントの沈み込み(ノーズダイブ)がほとんどなく、ワインディングでも並みのスポーツバイクを凌駕するほどの軽快かつニュートラルなコーナリング性能を発揮した。巨体でありながら卓越したハンドリングと最高峰の安全性を備えるという点で、モントークは既存のクルーザーの概念を完全に覆す異質な存在だったのである。
BMW R1200Cモントークは、アメリカン・クルーザーの様式美に敬意を払いつつも、BMWが持つ独自のエンジニアリング精神を頑なに貫き通して作られた、妥協なき結晶であると言える。その特異なスタイリングと短い生産期間ゆえに、当時は知る人ぞ知る名車という位置づけであったが、ボクサーエンジンで巡航するあの独特の浮遊感と、破綻のない強靭な足まわりがもたらす安心感は、今なお色褪せることはない。普遍的なVツインクルーザーとは一線を画し、我が道を往く孤高のセッティングを具現化したモントークは、BMWモトラッドの歴史において、強烈な輝きを放ち続ける偉大なマイルストーンなのである。
買替や売る際の買取査定は2003〜2004年式 BMW R1200Cモントークの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1200Cモントーク/0405型/2003〜2004年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2003年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2580mm 幅1480mm 高さ1075mm 装備重量273kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高790mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗2気筒8バルブ1170cc・61馬力(5000回転)・20.7km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・17.5リットル |
| 新車販売価格 | (税込)208.9万円 |
| ジャンル | クルーザー アメリカン |
【2003年式】R1200Cモントーク毎週更新の買取査定相場
年間に約20万台のオートバイが取引される業者間オークション市場の取引履歴(買取相場の前提データ)を
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【2003年式】R1200Cモントーク の買取査定相場
【2003年式】R1200Cモントーク 買取査定に役立つ車両解説
BMWが二輪車市場において紡いできた歴史の中で、1997年に登場した「R1200C」シリーズは極めて異色であり、同時に挑戦的な存在であった。それまで同社が培ってきたツアラーやスポーツバイクのノウハウとは異なる、本格的なクルーザー市場への参入を目的に開発されたこのシリーズは、ヘッドデザイナーであるデビッド・ロブの手によって独自の造形美を与えられた。映画『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』での華々しいアクションシーンへの起用や、ニューヨークのグッゲンハイム美術館で開催された「アート・オブ・ザ・モーターサイクル」展への選出など、その高いデザイン性と市場におけるポジショニングは当初から大きな注目を集めていたのである。この伝統的なアメリカンクルーザーの様式にBMW独自のテクノロジーを融合させたR1200Cファミリーに、2003年、極めて個性的でマッシブなバリエーションモデルとして追加されたのが「R1200Cモントーク」であった。
R1200Cモントークの開発におけるベースとなったのは、前年の2002年に発表された超大型ラグジュアリーツアラー「R1200CL」である。R1200CLは大型のフェアリングやパニアケースを備えた重厚なツアラーであったが、モントークはそのラグジュアリーツアラーが持つ極太の足回りと強固なフロントエンドの構成を受け継ぎつつ、大仰な装備をすべて削ぎ落とすことで、クルーザー本来の軽快さと力強さを前面に打ち出したマシンとして誕生した。先代にあたる標準型のR1200Cクラシックと比較すると、車体の構成やディテールには明らかなアップグレードと意匠変更が施されている。最大の特徴は、フロントホイールサイズを従来の18インチから16インチへと小径化し、そこに150/80-16という異例の太さを持つチューブレスタイヤを組み合わせた点にある。これに合わせてフロントフォークの幅が広げられ、ワイドでボリュームのあるフロントマッドガードが装着されたことにより、標準型とは一線を画す圧倒的な存在感と筋肉質なスタイリングを手に入れた。さらに、ハンドルバーに固定された小型のウィンドシールドが標準装備となり、実用的な防風効果をライダーに提供するとともに、フロントマスクのアイデンティティを確立している。
この2003年式というタイミングは、R1200Cのモデルライフ全体において「完成期」であり、同時に「最終章」の始まりという極めて重要な立ち位置にあった。BMW Motorradは、2004年をもってR1200Cシリーズ全体の生産を終了することを決定したからである。そのため、2003年に登場したモントークは、BMWが第一世代のクルーザー路線で培った技術のすべてを投入した集大成的なイヤーモデルとなった。翌年の2004年には生産終了を記念した350台限定の特別仕様車(コメモラティブモデル)が発売され、それを最後にR1200Cの血統は途絶えることになる。その後、BMWは長きにわたりクルーザー市場から撤退し、2020年に巨大な1,800ccエンジンを引っ提げて登場する「R18」シリーズまで、約16年もの間、ボクサーエンジンを搭載したクルーザーの後継モデルが世に現れることはなかった。
当時の市場において、R1200Cモントークのライバルと目された車種には、ハーレーダビッドソンの「ソフテイル・デュース(FXSTD)」や、カワサキの「VN1600ミーンストリーク」、ホンダの「VTX1300S」などが挙げられる。新車価格が約199万円(当時の国内税抜価格)というプレミアムな価格設定であったモントークに対し、これらのライバル勢はいずれも大排気量のV型2気筒エンジンを搭載し、アメリカンクルーザーの王道を往くスタイリングとパワーを武器にしていた。性能面での比較において、モントークの61馬力という数値は、1,400cc〜1,600ccオーバーの排気量を持つライバルたちに対して絶対的なパワーや排気量のスペックで見劣りすることは否めない。しかし、ライバルとの決定的な差異であり、モントーク最大の強みとなったのは、その卓越したシャシー構成と走りのクオリティにある。一般的なアメリカンクルーザーが正立または倒立のテレスコピックフロントフォークを採用するのに対し、モントークはBMW独自のサスペンションシステムである「テレレバー」をフロントに採用していた。これにより、ブレーキング時における前沈み(ノーズダイブ)を極限まで抑制し、クルーザー特有のロングホイールベースでありながら、信じられないほどのコーナリング安定性と路面追従性を実現したのである。また、インテグラルABSによる先進的な安全性や、メンテナンスフリーかつダイレクトな駆動を可能にするシャフトドライブの採用も、チェーンドライブやベルトドライブを用いる他のクルーザーにはない独自の技術的アドバンテージであった。
2003年式のBMW R1200Cモントークは、BMW Motorradがクルーザーという未知のジャンルに挑み、その歴史の到達点として生み出した記念碑的な名車である。伝統的なアメリカンスタイルに対するBMW流の回答であり、独自のテレレバーサスペンションやツインスパークエンジンがもたらす走りの質感は、今なお色褪せることのない個性を放っている。市場のトレンドに迎合するのではなく、あくまで自社のエンジニアリング哲学を貫き通して作られたその佇まいは、生産終了から年月を経た現在においても、異端でありながら至高のボクサープレジャーを提供する孤高の存在として、モーターサイクル史にその名を刻み続けている。
買替や売る際の買取査定は2003年式 BMW R1200Cモントークの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1200Cモントーク/0309型/2003年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2003年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2580mm 幅1480mm 高さ1075mm 装備重量273kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高790mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗2気筒8バルブ1170cc・61馬力(5000回転)・20.7km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・17.5リットル |
| 新車販売価格 | (税込)208.9万円 |
【2004年式】R1200Cモントーク毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2004年式】R1200Cモントーク の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングはグレーとなっています。
【2004年式】R1200Cモントーク 買取査定に役立つ車両解説

- サファイアブラックメタリック
- 当時の新車価格
- 税抜 199万円 (税込209万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
35.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
33.3万円
- 上限参考買取率
- 17.6%
- 平均参考買取率
- 16.7%

- シャンパンメタリック
- 当時の新車価格
- 税抜 199万円 (税込209万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
45.2万円
- 現在の平均買取相場指標
-
43.8万円
- 上限参考買取率
- 22.7%
- 平均参考買取率
- 22.0%

- アークティックブルーメタリック
- 当時の新車価格
- 税抜 199万円 (税込209万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
31.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
31.0万円
- 上限参考買取率
- 15.6%
- 平均参考買取率
- 15.6%
BMWが1997年に投入した「R1200C」は、アメリカン・クルーザー市場という伝統的かつ強固なシェアを持つカテゴリーへ果敢に挑んだ異色作である。チーフデザイナーのデビッド・ローブが手がけた独創的なスタイリングと、BMWの伝統たるボクサーツイン(水平対向2気筒)エンジンを融合させたこの基本モデルは、映画『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』への起用や美術館での展示など、市場で強烈な存在感を放った。しかし、BMWは単なるハーレー・ダビッドソンの模倣ではなく、独自のツーリング思想を具現化するための進化を模索し続けた。その結実として2003年秋に2004年型モデルとして追加され、R1200Cファミリーの第4の刺客となったのが「R1200Cモントーク」である。モントークは、先行して登場したフルドレス・ツアラー「R1200CL」が持つ重厚な足まわりや機能的アップグレードを継承しつつ、大柄なフェアリングやサイドケースを取り払った、いわば「CLのストリップダウン(ネイキッド)版」という明確な市場ポジショニングを持って誕生した。
このマシンのキャラクターを決定づけているのは、先代や標準型R1200Cから大幅に変更された車体構成である。フロントセクションには、R1200CL譲りのワイドなテレレバーフォークが移植され、フロントタイヤには150/80-16というクルーザーとしては異例の極太タイヤを装着している。ホイールには専用の5本スポーク・キャストアルミホイールが採用され、ワイヤースポーク仕様の標準型とは一線を画すモダンかつ力強い足まわりを構築した。さらに、縦に2基配置された独特なスタック型デュアルヘッドライト、専用設計のワイドなハンドルバー、風圧を軽減する小型ウインドシールドが装備され、標準型よりも筋肉質で個性的なフロントマスクを獲得している。サスペンション構造はボクサーエンジンを強度部材として活用する3ピース複合フレームを踏襲しながらも、リアには積載量やタンデムに合わせて手元で容易にプリロード調整が可能な油圧調整ノブ付きのWAD(ストローク依存型ダンピング)ショックアブソーバーを配し、快適な巡航性能を担保している。
2004年式モデルにおける最も重要な、かつメカニズムにおける最大の特徴は、パワーユニットの電子制御および点火システムの刷新にある。排気量1,170ccの空空油冷4ストローク2気筒ボクサーエンジンという基本骨格や、最高出力61馬力(5,000rpm)、最大トルク98Nm(3,000rpm)というスペック数値自体に変りはない。しかし、この2004年式から「ツインスパーク(1気筒あたり2本のプラグ)」点火システムが新たに導入された。これにより燃焼効率が劇的に向上し、従来型で指摘されることのあった低回転域でのスロットルレスポンスの鈍さが解消され、高回転域まで淀みなく吹け上がる緻密なエンジン特性へと進化した。加えて制動面ではこの年式から「フルインテグラルABS」が採用され、245kgの車体を余裕を持って減速させる絶対的な制動力を獲得している。
モデルライフ全体における2004年式の立ち位置を俯瞰すると、それは「R1200Cシリーズの完成形にして最終章」という極めて重要な局面にあたる。BMWは1997年から続いたクルーザー戦略の総仕上げとしてこのモントークを投入したが、翌2004年末をもってR1200Cシリーズ全体の生産終了を決定した。当時のBMWモトラッド社長であったヘルベルト・ディースは、61馬力のボクサーエンジンが当時の大排気量化・高出力化へ傾倒していたクルーザー市場のトレンドにそぐわなくなったこと、そして排ガス規制への適応やさらなる排気量拡大といった発展性において、当時の空油冷ボクサーの設計限界に達したことを生産終了の理由に挙げている。2004年式としてのモントークの系譜は、2005年登録向けの限定記念モデル(世界限定350台)の生産を最後に幕を閉じ、BMWは一度クルーザー市場から撤退することになる。この時培われた水平対向エンジンによるクルーザーの思想は、十数年の時を経て2020年に登場する「R18」シリーズへと引き継がれるまで、BMWの歴史の中で孤高の遺産として眠り続けることとなった。
当時の市場におけるライバル車種としては、ハーレーダビッドソンの「ソフテイル・デュース(FXSTD)」や、国産勢ではカワサキの「バルカン1600ミーンストリーク」、ホンダの「VTX1300」などが挙げられる。価格帯としてはBMW特有のプレミアムな設定であり、ハーレーのビッグツインモデルと真っ向から競合した。これらライバル車との決定的な差異は、パワーユニットの形式と足まわりの設計思想にある。ライバルが「V型2気筒エンジン、リジッド風リアサスペンション、インナーチューブ剥き出しの正立フォーク」という伝統的なアメリカンスタイルを墨守していたのに対し、モントークは「水平対向2気筒、シャフトドライブ、テレレバーおよびシングルサイド・スイングアーム」という、独自のテクノロジーを全面に押し出していた。低回転域のドコドコ感や荒々しい鼓動感を重視するライバルに対し、モントークはツインスパーク化されたボクサー特有の滑らかなトルク特性と、テレレバーがもたらすノーズダイブのない極めて安定したハンドリング、そしてABSによる高い安全性を武器にしており、快適な長距離巡航(ツーリング)の道具としての完成度において明確なアドバンテージを誇っていた。
2004年式BMW R1200Cモントークは、アメリカン・クルーザーという記号的なカテゴリーに属しながらも、その本質はBMWが誇る先進技術と高いツーリングパフォーマンスを色濃く反映した「走りの質」を追求したマシンである。ツインスパーク化や足まわりの強化によって、クルーザー特有の鷹揚さとロードスターのような確固たる安心感を高次元で両立させた。伝統の枠に収まらない独創的なディテールと、ボクサーツインでなければ成し得ない優雅な走行性能を持つこのモデルは、BMWが既存の概念に挑み、独自の最適解を導き出した名車であると言える。
買替や売る際の買取査定は2004年式 BMW R1200Cモントークの中古価格に精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | BMW R1200Cモントーク/0405型/2004年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2004年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | ツインプラグ化、フルインテグラルABS採用 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 長さ2580mm 幅1480mm 高さ1075mm 装備重量273kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高790mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空油冷4ストローク水平対抗2気筒8バルブ1170cc・61馬力(5000回転)・20.7km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・17.5リットル |
| 新車販売価格 | (税込)208.9万円 |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 R1200Cモントーク 2003年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年8月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年08月07日
【状態別の買取相場】 R1200Cモントーク 2003年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 5 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年08月07日
【走行距離別の買取相場】 R1200Cモントーク 2003年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年8月時点から 5 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
※データ更新:2026年08月07日
【カラー別の買取相場】 R1200Cモントーク 2003年式
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年8月時点から 5 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
※データ更新:2026年08月07日
【実働車の取引価格帯】 R1200Cモントーク 2003年式
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年8月時点から 5 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年08月07日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
R1200Cモントーク 【2003~04年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年08月07日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | R1200Cモントーク 【2003~04年式】 | 65.0万円 | 4.8点 | 0309J24Z | 8,379km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | R1200Cモントーク 【2003~04年式】 | 45.4万円 | 4.5点 | 0309J34Z | 26,693km | ■ |
| 3 | R1200Cモントーク 【2003~04年式】 | 42.6万円 | 4.2点 | 0309J34Z | 21,615km | ■ |
| 4 | R1200Cモントーク 【2003~04年式】 | 35.2万円 | 4.0点 | 0309J74Z | 0km | ■ |
| 5 | R1200Cモントーク 【2003~04年式】 | 31.8万円 | 4.3点 | 0309J64Z | 25,004km | ■ |
| 6 | R1200Cモントーク 【2003~04年式】 | 31.1万円 | 4.3点 | 0309J14Z | 35,192km | ■ |
| 7 | R1200Cモントーク 【2003~04年式】 | 26.3万円 | 4.0点 | 0309J74Z | 45,719km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2003年式】R1200Cモントーク 上位20台の取引額 (データ更新:2026年08月07日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2004年式】R1200Cモントーク 上位20台の取引額 (データ更新:2026年08月07日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2004年式】R1200Cモントーク | 65.0万円 | 4.8点 | 0309J24Z | 8,379km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2004年式】R1200Cモントーク | 45.4万円 | 4.5点 | 0309J34Z | 26,693km | ■ |
| 3 | 【2004年式】R1200Cモントーク | 42.6万円 | 4.2点 | 0309J34Z | 21,615km | ■ |
| 4 | 【2004年式】R1200Cモントーク | 35.2万円 | 4.0点 | 0309J74Z | 0km | ■ |
| 5 | 【2004年式】R1200Cモントーク | 31.8万円 | 4.3点 | 0309J64Z | 25,004km | ■ |
| 6 | 【2004年式】R1200Cモントーク | 31.1万円 | 4.3点 | 0309J14Z | 35,192km | ■ |
| 7 | 【2004年式】R1200Cモントーク | 26.3万円 | 4.0点 | 0309J74Z | 45,719km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています








