モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 高く売れる型式・年式
- 買取相場の推移
- 型式・年式別|買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは白/赤、最も高く売れる年式は2008年式となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は27.8万円が平均です。
モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 買取査定に役立つ車両解説
S4Rテスタストレッタ(2007-2008)は、モンスターシリーズの中でも特に特異な存在だ。
モンスター本来の「街で扱えるスポーツネイキッド」という路線から離れ、スーパーバイク999系のテスタストレッタ998ccを丸ごと積むことで、純粋に速さを追求した“別系統のモンスター”がここに完成する。2006年にS4RSが登場しモンスターのテスタストレッタ化が行われた時点で、すでに性能は飽和点に近かった。20007年には本機S4Rテスタストレッタが追加設定されたが2007-2008は、その心臓をいかに円熟させるかという段階で、外観と信頼性を整える方向へ舵が切られる。
さらにこの時期、ドゥカティは新世代モンスター(空冷・新フレーム)への大刷新を控えており、水冷S4Rは世代交代の渦中にいた。つまりこの二年間のS4Rは、“水冷ハイパワーモンスターとして完成していながら、既に終わりが決まっていた”、という稀有な立ち位置になる。
2007-2008年S4Rと2006年S4RSの仕様は大きな変更こそないが、目的は明確だ。
テスタストレッタ初年度である2006年モデルS4RSで洗い出された小さな課題に対応し、カラーリングや消耗部品の構成を最適化することで、より長く安心して乗れる状態へと整えられている。
まとめると、
・エンジン/フレーム構成は2006を踏襲
・細部の部品更新で信頼性を向上
・外装カラーの整理
・テスタストレッタ化による大幅進化の“熟成段階”
といった性格を持つ。
ひとつ前(2006)との違いを一行で言えば、「テスタストレッタ二年目として、仕様そのままに完成度だけを上げた年式」となる。
S4Rテスタストレッタの走りは、モンスターの名を持ちながら“ほぼスーパーバイクそのもの”に近い。低速ではLツインらしい大きな脈動があり、アクセルを少し開けただけで車体が前へ押し出される。
中速ではトルクの厚みが増し、街中でも余裕を感じさせる。そして高回転に入ると表情が一変し、ネイキッドとは思えない伸びで一気に加速していく。
ショーワ製の倒立フォークはしっかりと硬質なタッチで、過剛性でもなく緩さもない“正しく曲げていくための足回り”を提供する。電子制御はほぼ存在せず、アクセルやブレーキの入力がそのまま機械の反応として返ってくる。現代のバイクと比べれば素朴に感じるかもしれないが、その素朴さこそがS4Rテスタストレッタ最大の魅力であり、操る喜びを濃厚に味わわせてくれる。
2007年式はテスタストレッタ化二年目として安定期に入り、カラーラインナップの見直しと細かな改善が施された。
2008年式は事実上の最終年で、仕様は変わらず。以降は空冷を軸とした新型モンスターが主流となる。中古市場では、2007-2008は“最終熟成形”として扱われており、S4Rの中でも評価が安定している年式だ。
S4Rテスタストレッタは、同系統のモンスター群の中で「性能的な頂点」に位置しつつ、S4R(996)からの正常進化として最も分かりやすい形をしている。
まず直系のS4(916)と比べると、排気量は916ccから998ccへと大きく拡大し、それに伴って最高出力も約100PS級から130PSへと一気に跳ね上がった。重量は逆に軽くなり、約193kgあった乾燥重量は177kg前後へと減少している。
つまりS4→S4R→S4Rテスタストレッタの三世代の流れは、
「排気量アップ → 出力アップ → 車重ダウン」という理想的な階段を描く。
S4R(996)との比較では、その違いがもっと明確だ。
996cc・117PSというスペックのS4Rは、当時すでに十分な迫力があったが、998cc・130PSのテスタストレッタ化によって、高回転の伸びはまったく別物になった。体感としては、7,000rpmを越えたあたりからの吹け上がりが鋭く、ワンランク上のスーパーバイクに近い加速を見せる。
そしてS4RテスタストレッタとS4Rsテスタストレッタは、実は“中身がほぼ同じ”である。
エンジン特性も最高出力もトルクも乾燥重量も同一で、両者の違いは足回りと装備の豪華さにある。
そのため、S4Rテスタストレッタは「S4Rの進化版」であると同時に、「S4Rsの素の姿」とも言える立ち位置になる。
わかりやすくまとめれば、S4は荒削り、S4R(996)は強力、S4Rテスタストレッタは“軽くて鋭い完成形”。装備を豪華にしたのがS4Rs、という構造だ。
ライバル車との比較
S4Rテスタストレッタが登場した2007年当時、リッターネイキッドは各社から多彩なモデルが投入されていた。その中でS4Rテスタストレッタは、「パワーと軽さのバランス」で明確な個性を持っていた。
例えばカワサキのZ1000(953cc・125PS)は、数字の上ではS4Rと近いが、車重が200kgを超える実重量で、乗り味としては安定性と扱いやすさを重視している。
同じ「走るネイキッド」でも、S4Rの方が20kg以上軽く、アクセルのひねりに対する反応が遥かに鋭い。ワインディングでは、この軽さが旋回の自由度に直結する。
ホンダのCB1300は、排気量こそ圧倒的だが、出力は100PS前後に抑えられ、重量は260kg付近に達する。
高速巡航や二人乗りでの安定感は比べるまでもないが、単純な加速やハンドリングの俊敏性ではS4Rが別次元に速く、軽く動く。
スーパースポーツ的な“野性味のある速さ”が欲しい人にとって、CB1300とはそもそも目指す方向が違う。
つまり、国産が快適性や扱いやすさを重視する中で、S4Rテスタストレッタは「スーパーバイクの心臓をむき出しのまま扱う」特異な立ち位置を築いていた。この世界観が、いまもS4Rを唯一無二の存在にしている。
中古市場の傾向
二年しか存在しなかったうえに、生産台数も少ない。そのため、年式ごとの価格差は大きくない。
オリジナル外装・純正マフラーの残存率が低く、純正度の高さが重視される。また、海外需要の高まりにより、国内のタマが減少傾向にある。昨今の円高傾向がそれを後押ししている面もある。
買取査定額アップのポイント
・TERMIGNONIスリップオン(当時物)が揃っていると印象が良い
・DPカーボン(フェンダー、タンクカバーなど)が“当時品”ならプラス材料
・片持ち式スイングアームのベアリング交換歴
・タイミングベルトとデスモサービスの記録
・S4Rsならオーリンズのオーバーホール歴
・電装系の更新(レギュレーター、バッテリー線)
・純正ミラー/ウインカーの残存率
S4R Testastretta(2007-2008)は、「水冷モンスターの極致」であり、“電子制御以前のモンスター”が到達した最後の姿だ。
生産がわずか二年で終わった理由は、
・次世代モンスター(空冷・新プラットフォーム)への完全刷新
・EUの排ガス・騒音規制強化
・999系テスタをネイキッドに積む開発負荷の高さ
といった複合的要因によるものだ。
短命ゆえに希少性が高まり、今なおハイパワーモンスターの代表として位置づけられている。一度所有すれば、唯一無二の“暴れ馬”を手なずける楽しさが味わえる数少ない時代の産物だ。
| 車名/型式/年式 | DUCATI Monster S4R Testastretta / M417A型/ 2007-2008年式 |
|---|---|
| 発売年月 | 2007-2008年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2100mm (幅)780mm (高さ)1200mm (乾燥重量) 177 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)800mm (最低地上高)不明 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷L型2気筒4バルブ・130hp(9750rpm)・燃費不明 |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル式・インジェクション・タンク容量14リットル |
| 新車販売価格 | 国内価格 価格:166万9000円(税込) 北米価格 $12,995 USD 約153.0万円:実勢レート 117.7円/USD |
| ジャンル | ビキニカウル標準 | DUCATI モンスター |
【2007年式】モンスターS4Rテスタストレッタ毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
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- 状態別
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- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2007年式】モンスターS4Rテスタストレッタ の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは赤となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は27.8万円が平均です。
【2007年式】モンスターS4Rテスタストレッタ 買取査定に役立つ車両解説
2007年式のモンスターS4R テスタストレッタは、水冷モンスターがひとつの到達点に至ったことを示すモデルだ。
前年の2006年には最上位の S4Rs テスタストレッタ が先に998ccエンジンを搭載し、シリーズの方向性を大きく塗り替えた。翌2007年、その心臓部がついに S4R(ショーワ仕様) にも採用され、装備の差こそあれ動力性能は上位と肩を並べることとなる。ラインナップ全体が“揃う”年になったといえる。
この2007年式S4Rは、大きな機構変更を伴わない。
それは、テスタストレッタ化という革新がすでに前年度で完了していたからだ。初年度のS4Rsでは、低回転域のつながりや排ガス基準への対応など細かな点でフィードバックが集まり、その改善が翌年のS4Rに反映されている。ECUマッピングや部品の調整といった“整える作業”が quietly 施されたことで、モンスターらしい勢いと扱いやすさの均衡が取れた。
こうして仕上がった2007年式S4R テスタストレッタには、初年度の荒削りな部分がやわらぎ、ショーワ仕様が持つダイレクトな手触りが残された独自の魅力が宿る。“スーパーバイクの鼓動をありのままに伝えながら、必要な部分だけ研ぎ澄ました”と表現すると近い。
水冷モンスターの進化の流れを俯瞰すると、このモデルの立ち位置は明快だ。
先代S4は荒々しい魅力があるものの、重量は190kg超・出力は100PS前後で、現代基準では中高速での余裕が限られていた。
その後S4Rで117PSに到達し、軽量化も進んだことで走りの質が一段向上。
そして2007年のS4R テスタストレッタでは 998cc・130PS・乾燥177kg前後 という数値に達し、軽快さと力強さの共存が際立つ。高速域での伸びは明らかに上位クラスのフィールだ。
同時期のS4Rs テスタストレッタとはエンジンも重量も共通で、差が生まれるのは足回りと装備。
S4Rsが“しなやかに整えられた最上位”だとすれば、S4Rは“反応を直に味わう仕様”で、テスタストレッタの素の魅力が際立つ。
2007年当時のリッターネイキッド市場は方向性が多様化しており、その中でS4R テスタストレッタの最大の特徴は「スーパーバイクの心臓を裸のフレームに載せた」点に尽きる。
同世代のZ1000は約125PSで、重量は実測で200kgを超える例が多い。
数値上の出力は接近しているが、S4Rの乾燥177kg前後という軽さはワインディングで顕著な差になる。Z1000が“安心して振り回せる万能ネイキッド”だとすれば、S4Rは“一瞬で切り込む鋭さを持った特化型”だ。
CB1300は排気量と巡航安定性で優れるが、重量は260kg近くに達し、走りの性格がまったく異なる。
CB1300が“じっくり動かすバイク”なら、S4Rは“軽く踊るように動くバイク”という印象で、旋回初動から切り返しまでの軽さは2クラスほど違う感覚だ。
こうした要素が重なり、S4R テスタストレッタは国産の万能ネイキッドとは比較にならないほど個性が強く、「スーパーバイクの官能をネイキッドで楽しみたい人」に的を絞った鋭い立ち位置を確立していた。
中古市場では、2007年式はテスタストレッタ二年目として完成度が高まり、初年度である2006年型の対策が反映された“当たり年”という扱いが定着している。
ショーワ仕様のS4Rはもともと流通量が多くないが、状態の良い個体が残りやすい傾向がある。
外装のオリジナル度は評価を左右しやすく、海外需要の根強さもあって国内在庫はゆるやかな減少傾向にある。
S4Rsほどのプレミア化は見られないものの、完成度の高さから評価は安定している。
このモデルは走行距離よりも 整備履歴と純正度 が重要視される。
タイミングベルトやデスモサービス、電装系の更新がきちんと行われている個体は価値を維持しやすい。
買取査定時には、純正カーボン外装(フェンダー、シュラウド、サイドカバーなど)の残存、ショーワ倒立フォークのオーバーホール履歴、TERMIGNONI当時物スリップオンの付属と純正マフラーの保持、片持ちスイングアームのベアリング整備、レギュレーターやバッテリーラインの更新、純正ミラー/純正ウインカーの残存などが明確な加点ポイントになる。
総じて2007年式 S4R テスタストレッタは、水冷モンスターがもっともバランスよくまとまった一年だった。
エンジン性能はすでに頂点近くに達し、細部の熟成によって扱いやすさも高まっている。スーパーバイクの心臓をそのまま楽しめるネイキッドは、今となっては希少な存在となった。
短命に終わった理由は、新世代モンスターへの移行と排ガス規制の強化であり、性能や人気が原因ではない。
むしろ「完成されすぎて、次世代への転換期に静かに姿を消した」タイプのモデルで、純正度と整備記録が揃う個体は今後も価値を損ねにくいと考えられる。
| 車名/型式/年式 | DUCATI Monster S4R Testastretta / 2007年式 |
|---|---|
| 発売年月 | 2007年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 1つ前の年式からの変更点:ECUの微調整と細部の熟成 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2100(幅)780(高さ)1200(乾燥重量)177 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)800(最低地上高)不明 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷L型2気筒4バルブ デスモドロミック・約130PS(9750rpm)・燃費不明 |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル始動・インジェクション・タンク容量14L |
| 新車販売価格 | 国内価格 1,669,000円(税込) 北米価格 $12,995 USD 約1,530,000円(実勢レート:117.7円/USD) |
【2008年式】モンスターS4Rテスタストレッタ毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
【2008年式】モンスターS4Rテスタストレッタ の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングはツヤケシガンとなっています。
【2008年式】モンスターS4Rテスタストレッタ 買取査定に役立つ車両解説
2008年式のMonster S4R テスタストレッタは、モンスター史のなかで特別な年式だ。
理由は単純で、この年が水冷ハイパワーモンスター(S4系)の実質的な最終年であり、同時に 次代モンスター・シリーズが動き始めた転換点にあたるからだ。
2008年、DUCATIはまったく新しいMonster 696を発表し、翌2009年にはMonster 1100を投入することで、“トラスフレーム+空冷Lツイン” を軸とする 完全に別設計の新世代モンスター へと舵を切った。その結果、スーパーバイク由来の水冷998ccを積むS4R テスタストレッタは、時代の節目で静かに役目を終えることになる。
2008年式は、S4Rという系譜が持つ「最後の生の鼓動」を閉じ込めた年式と言ってよい。
●2008年モデルのアップデート
2008年はS4R テスタストレッタの最終年であり、大規模な変更はない。2006年にテスタストレッタ化、2007年にECUマッピングと小対策で熟成され、2008年は“完成された仕様をそのまま残した締めの一年” となる。
・ECUの微調整が継続
・走行安定性の小改善(主に部品番号の統合)
・外観・カラーリングは実質据え置き
ひとつ前(2007年式)からの変更を一行でまとめると、「仕様の維持と微細な熟成のみ。大きな進化は次代へ委ねた年」となる。
2008年式S4Rテスタストレッタの走りは、2007までの完成度をそのまま受け継いでいる。
低速ではLツイン特有の大きな脈動と押し出し感、中速では太いトルクの塊が弾むように前へ伸びていき、高回転では999系エンジンらしい鋭さが一気に吹け上がる。
ショーワ倒立フォークは硬派で、乗り手の入力を曖昧にしない。電子制御に頼らず、アクセル・ブレーキ・荷重移動のすべてがダイレクトに結果へ出るため、「自分で操る楽しさ」 に関しては新世代モンスターより強い。2008年式は最終年だけあって個体差のばらつきが少なく、熟成の頂点にある乗り味といえる。
2008年式の特徴は、次代モデルの登場を前提に、“S4Rとして完成された形をそのまま維持して終えること” にあった。
・エンジン/車体構成は前年と同一
・カラーの追加なし
・機構的な刷新もなし
・最終年ゆえ品質の安定度が高い
市場評価では、「S4Rテスタストレッタの最終完熟年度」として認識され、2025年度現在の市場価値としては、前年度よりも高く査定される傾向にある。
水冷モンスターの流れを振り返ると、S4(916) → S4R(996) → S4Rテスタストレッタ(998)という三段階の進化があり、2008年式はその最終到達点だ。
出力は約130PS、乾燥177kg前後という軽さを維持しつつ、硬派なショーワサスペンションで“操縦の楽しさ”を残したまま幕を閉じる。
同年のS4Rsも同じ動力性能を持つが、オーリンズによる上質さが前に出るため、“荒々しさと精密さが両立したS4Rらしい乗り味” を味わいたい人にとっては、2008年式S4Rが最後の選択肢となる。
兄弟車と比較すると、そのスペックが際立っているのが理解できる。
例えば、S4(916)のスペックは約101PS・193kg前後で 重く、荒々しく、良く言えば古典的。S4Rはここから パワー増大+軽量化 を達成し、走りが別物になる。
S4R(996)のスペックは約117PS・181kgとS4の改良型だが、テスタストレッタ化したS4Rは 高回転の伸びで圧倒的に優位。7000rpm以降の鋭さがまったく違う。
S4Rs Testastretta(同年)は130PS・177kgでS4Rと同じ。 動力性能は同じで違うのは足回り(オーリンズ)や装備のみ。レーシングカラーの強い装備となっている。
S4Rはショーワの“剛性感のある硬派な乗り味”が特徴で、「自分で操る感覚が濃い方が好き」 な人に向いていた。
まとめると、S4Rは“S4R系の完成形”であり、S4Rsとは性格違いの最終仕様。
2008年式S4Rテスタストレッタが置かれていた環境を振り返ると、当時のライバルたちは、それぞれ異なる方向で個性を磨いていたことがわかる。
カワサキZ1000は125PSと十分な出力を持ちながら、車重は200kgを超えていたため、スポーティさよりも“万能性”に重きが置かれたモデルだった。
これに対し、乾燥177kg前後のS4Rは軽さと高回転の鋭さが際立ち、同じリッターネイキッドでありながら、走りの刺激量はまったく異なる。Z1000が“何でもそつなくこなす相棒”だとすれば、S4Rは“感覚を揺さぶるスポーツ機”という位置づけになる。
ホンダCB1300SFは、1284ccの余裕と260kg前後の堂々たる重量を持ち、安定性や巡航性ではクラス随一だったが、運動性という点ではS4Rと比較にならない。CB1300は落ち着きと懐の深さが魅力の大型車であるのに対し、S4Rには“公道で扱えるスーパーバイク”の俊敏さと鋭さがあり、求める楽しみの方向性が最初から違っていた。
2008年式S4Rテスタストレッタは、水冷モンスターという一時代が最も華やかに成熟した瞬間を象徴している。
兄弟車の中では性能も完成度も頂点にあり、ライバル車と比べても、スーパーバイク直系の刺激という点で唯一無二の存在だった。
しかし同時に、Monster 696という次世代モンスターが登場したことで、S4Rが担ってきた水冷ハイパワー路線はこの年をもって確実に終息へ向かう。
刺激の極みにあるS4Rと、扱いやすさを目指した696。この対比こそが、2008年が“モンスターの方向性が分岐した年”だと言われる理由である。
●中古市場の傾向
・最終年式として評価が安定している
・整備履歴のある車体は特に人気が高い
・外装オリジナル度で価格差が生じやすい
・海外需要の上昇で国内在庫が徐々に減少傾向
・S4よりS4R、S4RよりS4Rテスタストレッタの方が長期的に価値が安定
最終年ゆえに“良い状態のまま残された個体”が多く、2006年や2007年に比べて高査定が出やすい。
買取査定額アップのポイント
・純正カーボン外装の残存(特に美観維持)
・ショーワフォークのオーバーホール履歴
・純正マフラーの有無(Termignoniとセットだと尚良い)
・片持ちスイングアームのベアリング整備
・デスモサービス/ベルト交換記録
・電装系の更新(レギュレーター等)
・純正ウインカー・ミラーの残存率
最終年式は“完全純正”の価値がさらに上がる傾向がある。
2008年式 Monster S4Rテスタストレッタは、水冷モンスターの時代を閉じ、新世代へバトンを渡すために存在した最終年度 だ。テスタストレッタ998ccの鼓動を味わえる最後のモンスターであり、次代のMonster 696/1100へと続く“新しい価値観”との対比で、むしろその魅力がより鮮明に浮かび上がる。電子制御全盛の現代では得られない、“純粋な機械と向き合う楽しさ”を残したまま終わったことが、この年式の最大の価値である。
| 車名/型式/年式 | DUCATI Monster S4R Testastretta / 2008年式 |
|---|---|
| 発売年月 | 2008年 |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | 仕様維持+微調整のみ |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2100 (幅)780(高さ)1200 (乾燥重量)177 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)800 (最低地上高)不明 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷L型2気筒4バルブ デスモドロミック・約130PS(9750rpm) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル始動・インジェクション・タンク容量14L |
| 新車販売価格 | 国内価格 1,669,000円(税込) 北米価格 $12,995 USD 約1,345,000円 (実勢レート:103.5円/USD) |
実働車【型式・年式別】平均買取相場 モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年1月時点から 2 年 間遡った数字
【年式別】平均買取額の目安
※データ更新:2026年01月16日
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年01月16日
実働車【型式・年式別|買取相場の推移】 モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】
-
2008年式 -
2007年式
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)の推移
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
| 対前年比 | 対10年前比 | 10年間の取引台数 | |
| 2008年式 | -100 % | -100 % | 8台 |
| 2007年式 | -100 % | -100 % | 38台 |
※データ更新:2026年01月16日
【状態別の買取相場】 モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年1月時点から 2 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
67.4万円
67.4万円
1台
平均
最低
取引
38.8万円
31.0万円
4台
平均
最低
取引
46.1万円
23.8万円
6台
平均
最低
取引
33.2万円
33.2万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
27.8万円
27.8万円
1台
※データ更新:2026年01月16日
【走行距離別の買取相場】 モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年1月時点から 2 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 67.4万円 | 1台 |
| 平均 | 67.4万円 | ||
| 最低 | 67.4万円 | ||
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|||
| 0.5〜1万km | 最高 | 46.8万円 | 1台 |
| 平均 | 46.8万円 | ||
| 最低 | 46.8万円 | ||
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| 1〜2万km | 最高 | 60.2万円 | 3台 |
| 平均 | 52.9万円 | ||
| 最低 | 48.2万円 | ||
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| 2〜3万km | 最高 | 45.0万円 | 3台 |
| 平均 | 38.7万円 | ||
| 最低 | 33.2万円 | ||
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| 3〜5万km | 最高 | 52.6万円 | 4台 |
| 平均 | 35.8万円 | ||
| 最低 | 23.8万円 | ||
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※データ更新:2026年01月16日
【カラー別の買取相場】 モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】
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業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年1月時点から 2 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ | 38.8 万円 | 4台 | ![]() |
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| ■ | 40.4 万円 | 4台 | ![]() |
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| ■ | 60.1 万円 | 3台 | ![]() |
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| ■ | 35.6 万円 | 1台 | ![]() |
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※データ更新:2026年01月16日
【実働車の取引価格帯】 モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年1月時点から 2 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年01月16日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年01月16日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 67.6万円 | 5.5点 | M417AA7B | 3,511km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 60.4万円 | 4.3点 | M417AA6B | 12,327km | ■ |
| 3 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 52.8万円 | 4.2点 | M417AA7B | 34,811km | ■ |
| 4 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 50.6万円 | 4.8点 | M417AA7B | 14,303km | ■ |
| 5 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 48.4万円 | 3.8点 | M417AA7B | 16,333km | ■ / ■ |
| 6 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 46.9万円 | 4.2点 | M417AA6B | 8,375km | ■ |
| 7 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 45.1万円 | 4.0点 | M417AA6B | 25,591km | ■ / ■ |
| 8 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 38.1万円 | 4.5点 | M417AA6B | 26,736km | ■ / ■ |
| 9 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 35.7万円 | 4.5点 | M417AA6B | 32,807km | ■ |
| 10 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 33.3万円 | 3.2点 | M417AA6B | 24,326km | ■ |
| 11 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 30.9万円 | 4.8点 | M417AA6B | 36,373km | ■ |
| 12 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 23.7万円 | 4.3点 | M417AA6B | 49,434km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2007年式】モンスターS4Rテスタストレッタ 上位20台の取引額 (データ更新:2026年01月16日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2007年式】モンスターS4Rテスタストレッタ | 60.4万円 | 4.3点 | M417AA6B | 12,327km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2007年式】モンスターS4Rテスタストレッタ | 47.0万円 | 4.2点 | M417AA6B | 8,291km | ■ |
| 3 | 【2007年式】モンスターS4Rテスタストレッタ | 45.2万円 | 4.0点 | M417AA6B | 25,332km | ■ / ■ |
| 4 | 【2007年式】モンスターS4Rテスタストレッタ | 38.2万円 | 4.5点 | M417AA6B | 26,466km | ■ / ■ |
| 5 | 【2007年式】モンスターS4Rテスタストレッタ | 35.8万円 | 4.5点 | M417AA6B | 32,475km | ■ |
| 6 | 【2007年式】モンスターS4Rテスタストレッタ | 33.3万円 | 3.2点 | M417AA6B | 24,326km | ■ |
| 7 | 【2007年式】モンスターS4Rテスタストレッタ | 31.1万円 | 4.8点 | M417AA6B | 35,653km | ■ |
| 8 | 【2007年式】モンスターS4Rテスタストレッタ | 23.9万円 | 4.3点 | M417AA6B | 48,456km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
【2008年式】モンスターS4Rテスタストレッタ 上位20台の取引額 (データ更新:2026年01月16日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2008年式】モンスターS4Rテスタストレッタ | 67.6万円 | 5.5点 | M417AA7B | 3,511km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2008年式】モンスターS4Rテスタストレッタ | 52.8万円 | 4.2点 | M417AA7B | 34,811km | ■ |
| 3 | 【2008年式】モンスターS4Rテスタストレッタ | 50.6万円 | 4.8点 | M417AA7B | 14,303km | ■ |
| 4 | 【2008年式】モンスターS4Rテスタストレッタ | 48.4万円 | 3.8点 | M417AA7B | 16,333km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年01月16日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 67.6万円 | 5.5点 | M417AA7B | 3,511km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 60.4万円 | 4.3点 | M417AA6B | 12,327km | ■ |
| 3 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 52.8万円 | 4.2点 | M417AA7B | 34,811km | ■ |
| 4 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 50.6万円 | 4.8点 | M417AA7B | 14,303km | ■ |
| 5 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 48.4万円 | 3.8点 | M417AA7B | 16,333km | ■ / ■ |
| 6 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 46.9万円 | 4.2点 | M417AA6B | 8,375km | ■ |
| 7 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 45.1万円 | 4.0点 | M417AA6B | 25,591km | ■ / ■ |
| 8 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 38.1万円 | 4.5点 | M417AA6B | 26,736km | ■ / ■ |
| 9 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 35.7万円 | 4.5点 | M417AA6B | 32,807km | ■ |
| 10 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 33.3万円 | 3.2点 | M417AA6B | 24,326km | ■ |
| 11 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 30.9万円 | 4.8点 | M417AA6B | 36,373km | ■ |
| 12 | モンスターS4Rテスタストレッタ 【2007~08年式】 | 23.7万円 | 4.3点 | M417AA6B | 49,434km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





01月23日〜01月29日