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【2004年式】Ducati SS1000DS

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データ最終更新:2026年01月23日

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Ducati SS1000DS 【2003~06年式】毎週更新の買取査定相場

Ducati SS1000DS 【2003~06年式】 買取査定に役立つ車両解説

【車両解説】Ducati SS1000DS 【2003~06年式】
Ducati SS1000DS 【2003~06年式】

1998年に先代の900SSからモデルチェンジしたSS900は、2003年に992ccのSS1000DSへと進化した。空冷2バルブLツインという伝統を引き継ぎながら、デュアルスパーク化によって燃焼効率を高め、より厚く、より扱いやすいトルクを生み出すエンジンへ磨きがかかった。外見こそ従来のスーパースポーツ像をなぞりつつも、その走りの質は明確に新しい時代に向かっていた。
スーパーバイクの999シリーズがレースで性能を追い求めていた頃、SS1000DSは別の方向を見ていた。レースよりも峠、極限の速さよりも公道での楽しさ。エンジンの鼓動と車体のしなりを感じながら、ライダーが“操っている”という充足感を味わえる一台――それがこのモデルの立ち位置だ。

エンジンは低速から鼓動感に満ち、5,000回転あたりで一段階ギアを上げたようにトルクが盛り上がる。電子制御がまだ少ない時代のバイクらしく、スロットルの開け方ひとつで性格が変わる。それでいて粗野ではなく、デュアルスパーク化による燃焼の安定感があるため、街中でも峠でも“思い通りに走る空冷ツイン”という安心感があった。
車体は軽量なトレリスフレームとしなやかなサスペンションの組み合わせで、旋回時の荷重移動が分かりやすい。特にオーリンズ製のリアショックは、少し荒れた路面でも車体が暴れず、コーナーの中で迷いが生じない。点で曲がるのではなく、面で支えながら旋回していくような一体感がある。強力なブレーキと179kg台という軽さが、それらの挙動をさらに引き立てる。
デザインはピエール・テルブランチによるもので、当時は賛否が分かれたが、時間が経つにつれ“他にない美しさ”として評価が高まっていった。流れるような曲線、丸みを帯びたタンク、特徴的なフェアリングライン――空冷ドゥカティの持つクラシカルな要素と、モダンな造形感覚が違和感なく溶け合っている。
年式を重ねるにつれ機能的な大きな変化はなかったが、その分完成度の高さが最初から備わっていたともいえる。2006年の最終ロットでは赤フレーム仕様が登場し、これが後年の中古市場でちょっとした“特別扱い”を受けるようになった。

SS1000DSを語る上で外せないのが、当時のドゥカティが提示した「公道スポーツの理想像」である。空冷エンジンの質感、軽い車体、過度な電子制御に頼らないアナログな操作感。そのすべてがバランスよく調和し、乗り手の技量を引き出してくれる。扱いやすく、それでいて応えてくれる。そんな相反する要素を共存させた希少なスポーツバイクであり、だからこそ今でも“最後の空冷SS”として語り継がれている。
SS1000DSの核となるエンジンは、空冷L型2気筒・2バルブのデスモドロミック。排気量992cc、最高出力85.5ps/7,750rpm、最大トルク87.5Nm/5,750rpmという数値は、スーパーバイクのように尖ったものではない。しかし、この“必要十分の力”をどう扱いやすく、どう官能的に仕立てるか――そこでドゥカティらしさが際立つ。
空冷らしい鼓動は低回転から豊かで、回転上昇につれて音と振動が滑らかに整っていく。中でも5,000rpm前後でトルクの山がくっきり現れ、車体を押し出す力が一段階強まる。この領域こそSS1000DSが最も輝くゾーンであり、ワインディングでギアを一枚残したまま、回転を保ちながらコーナーへ吸い込まれるその感覚は唯一無二だ。
乾燥重量179kgという軽さも大きい。軽量なトレリスフレームと相まって、車体は“曲げたい方向へ素直に入っていく”性格を持っている。フロントにはショーワ製43mm倒立フルアジャスタブルフォーク、リアにはオーリンズのフルアジャスタブルショックが組み合わされ、路面の細かなうねりを吸収しながらも、必要な情報だけを手に返してくる。決してハイパワーではないのに、コーナーでの速度を積極的に上げていけるのは、この上質な足回りがあってこそだ。
ブレーキはシンプルながら確実で、過度な制動力を求めない代わりに、コントロール幅の広さで安心感を与える。ABSなどの電子制御は存在しないため、ライダー自身が入力を調整する必要があるが、その“介入の余白”こそがSS1000DSの楽しさでもある。

このエンジンはモンスター1000DSとも共通だが、キャラクターは明確に異なる。
モンスター1000DSは85ps前後の出力を持ちながら、よりフラットで日常的なトルク分布。一方SS1000DSは85.5psという数字こそ近いものの、87.5Nmのトルクが中速域で鋭く立ち上がり、スポーツ走行での“押し出し感”が強い。
先代SS900(80ps/900cc)と比較すると、SS1000DSは排気量拡大とデュアルスパーク化により、中間加速の質が大きく変わった。数字以上に「扱いやすく速い」印象が強いのは、DS化による燃焼の安定が影響している。

2000年代前半のスポーツバイク市場では、水冷4気筒の存在感が圧倒的だった。
例えばYamaha YZF-R6(2003年)は120ps/約14,000rpmという高回転型のエンジンで、直線性能は明確に上回る。それでもSS1000DSは勝負を挑まない。むしろ 「速さよりも気持ちよさ」 を優先した結果、R6とは真逆の価値を持つバイクになった。
同じVツインという意味ではHonda VTR1000F(100ps/998cc)が近いが、こちらは水冷で出力も高め。SS1000DSは100ps未満ながら、軽さ(VTRは約193kg:乾燥)とフレーム剛性のおかげで、コーナリングの純度では互角以上と言われることもある。数字では負けているのに、走ると“気持ちの良さ”で競り勝つ。これこそがSS1000DSの立ち位置である。

SS1000DSは、発売当時こそマイナーな立ち位置にあったが、近年の中古市場では“空冷ドゥカティという文化そのもの”が価値として見直されている。電子制御に依存しない純粋なスポーツバイクが減り、さらに空冷2バルブの大排気量エンジン自体が消えつつある状況で、SS1000DSは一種の「終着点」として評価されつつある。
市場では年式差よりも、個体のコンディション・オリジナル度・整備履歴が強く価格に反映される。特に以下の3点は、SS1000DSを探すユーザーが必ずチェックする部分だ。
1 空冷ドゥカティらしい“素の鼓動”が保たれているか
2 サスペンションやクラッチ周りのメンテナンス履歴が明確か
3 外装のオリジナル度(社外より純正重視)が維持されているか
また最終2006年の赤フレーム仕様は、国内外で認知度が高く、同じコンディションなら優先的に選ばれやすい傾向がある。ただし“年式だけのプレミア”とは異なり、あくまで状態と履歴が揃っていて初めて価値が生まれる。いずれにせよ、SS1000DSは空冷スポーツというカテゴリー自体が希少化した現在において、緩やかだが確かな再評価の波に乗っている。

買取査定のポイント
SS1000DSの査定は、単純な走行距離では測れない。空冷ドゥカティ特有の構造と、当時のパーツ供給状況が複雑に絡むため、車種固有の評価ポイントがいくつも存在する。
1 当時物の高品質パーツが揃っているか
このモデルはカスタムパーツの種類が少なかった分、
Termignoni(テルミニョーニ)
Sil Motor
Ducati Performance(純正扱い)
といった“当時入手できた本物のパーツ”の価値が高い。
特に Termignoniスリップオン+専用ECUマップ は、走りの質が大きく変わるため査定評価が上がる。
DP(Ducati Performance)のカーボンフェンダーやスクリーンも当時の雰囲気を崩さないため好印象で、純正ステップや純正シートが残っている個体はさらに評価されやすい。

2 足回りのメンテナンス履歴
3 乾式クラッチの状態
4 電装とタンク関連の弱点が“対策済み”か
5 “改造よりオリジナル”が価値を上げる車種

SS1000DSはフルカスタムよりも、
・純正外装
・純正フェアリング
・純正ミラー
などが残る“骨董的なオリジナル度”が重視されるモデルだ。モディファイを排し、必要な部分だけ質の高いパーツが追加されている個体が最も評価される。

SS1000DSは、数値だけ見れば控えめな存在かもしれない。しかし、空冷という古典的な機構をここまで完成度高く仕上げたのは、後にも先にもこの世代が最後である。だからこそ、中古市場では「状態が良い個体ほど手放されにくい」特徴があり、相場も大きく崩れにくい。
オリジナル度、当時物パーツ、整備履歴――これらが揃ったSS1000DSは、今後も価値を保ち続ける“文化的な一台”として位置づけられていくだろう。

解説記事更新日:2025年12月08日

【スペック・仕様】
車名/型式/年式 Ducati SS1000DS/V500A型/2003–2006年式
発売年月 2003-2006年
車両サイズ(mm)・重量(kg) (長さ)2070mm (幅)720mm (高さ)1180mm (重さ)179kg(乾燥)
シート高・最低地上高(mm) (シート高)815mm (最低地上高)不明
エンジン機構・最高出力・燃費 空冷L型2気筒2バルブDS・85.5ps(7750rpm)
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 セル始動・電子制御燃料噴射・タンク容量16L
新車販売価格 国内価格 1,386,000円(税込)
ジャンル スーパースポーツ
【ライバル・兄弟車】最新買取相場

実働車|過去10間の買取相場の推移】 【2004年式】Ducati SS1000DS

最高額
平均落札額
最低額
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カウンター 
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No Data

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移

2026年1月時点から 10 間遡った数字

【平均買取相場の変動】

対前年比
-
%

【2025年間 vs 2026年】

対3年前比
-
%

【2023年間 vs 2026年】

対10年前比
-
%

【2016年間 vs 2026年】

年間平均
取引台数
7

過去10年間の取引台数÷10

※データ更新:2026年01月23日

【状態別の買取相場】 【2004年式】Ducati SS1000DS

最高額
平均落札額
最低額
【評価点】
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No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年1月時点から 3 間遡った数字

【状態別買取額の目安】

8
新車
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
7
超極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
6
極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
5
良好
最高
平均
最低
取引
33.0万円
33.0万円
33.0万円
1台
4
軽い難
最高
平均
最低
取引
60.0万円
26.5万円
11.6万円
12台
3
難有
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
2
劣悪
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
1
事故
不動
最高
平均
最低
取引
18.8万円
10.8万円
5.0万円
6台
【2004年式】Ducati SS1000DSにおいて。直近36カ月間で、最も平均買取相場が高いのは5点(良好)のコンディションとなっています。 これはルーティンの軽整備で再販できるコンディションの良い車両が高額査定に繋がりやすいことを示唆しています。

※データ更新:2026年01月23日

【走行距離別の買取相場】 【2004年式】Ducati SS1000DS

最高額
平均落札額
最低額
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カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年1月時点から 3 間遡った数字

【走行距離別買取額の目安】

0.5〜1万km 最高 15.2万円 1台
平均 15.2万円
最低 15.2万円
1〜2万km 最高 33.0万円 4台
平均 24.1万円
最低 17.4万円
2〜3万km 最高 30.8万円 3台
平均 27.4万円
最低 22.8万円
3〜5万km 最高 46.0万円 3台
平均 26.0万円
最低 11.6万円
不明
メーター改
最高 60.0万円 2台
平均 39.8万円
最低 19.6万円
【2004年式】Ducati SS1000DSにおいて。直近36カ月間で最も平均買取相場が高いのは不明の走行距離区分となっています。

※データ更新:2026年01月23日

【カラー別の買取相場】 【2004年式】Ducati SS1000DS

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【万円】

業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)

2026年1月時点から 3 間遡った数字

【カラー別 平均買取額の目安】

26.0 万円 6台
23.7 万円 4台
/ 20.4 万円 1台
20.2 万円 1台
/ 60.0 万円 1台
【2004年式】Ducati SS1000DSにおいて。直近36カ月間で、中古市場で最も多く取引されているカラーは赤系です。最も平均買取相場が高いのは赤/銀系、次いで赤系となっています。

※データ更新:2026年01月23日

実働車の取引価格帯】 【2004年式】Ducati SS1000DS

単位【万円】
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カウンター 
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業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)

2026年1月時点から 3 間遡った数字

【取引価格帯と構成比】

最高
60 ~ 65
万円
%
8
構成比
最多
20 ~ 25
万円
%
23
構成比
最低
10 ~ 15
万円
%
8
構成比
【2004年式】Ducati SS1000DSにおいて。業者間取引額(買取業者の転売額)のボリュームゾーンは20 ~ 25万円で23%の構成比となっています。最高価格帯は60 ~ 65万円でその構成比は8%です。

※データ更新:2026年01月23日

自動査定の金額】は査定現場での実際の買取額です。
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。

【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

Ducati SS1000DS 【2003~06年式】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年01月23日)

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カウンター 
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落札額 評価点 車台番号 走行距離 カラー
1 Ducati SS1000DS 【2003~06年式】 60.2万円 3.5点 V500AA3B 31,813km
2 Ducati SS1000DS 【2003~06年式】 46.2万円 4.2点 V500AA3B 37,777km
3 Ducati SS1000DS 【2003~06年式】 33.2万円 4.7点 V500AA3B 13,979km
4 Ducati SS1000DS 【2003~06年式】 31.0万円 4.3点 V500AA3B 19,795km
5 Ducati SS1000DS 【2003~06年式】 28.8万円 4.2点 V503AA3B 27,223km
6 Ducati SS1000DS 【2003~06年式】 28.3万円 4.0点 V503AA6B 10,405km
7 Ducati SS1000DS 【2003~06年式】 25.9万円 4.3点 V500AA3B 16,882km
8 Ducati SS1000DS 【2003~06年式】 22.9万円 4.0点 V503AA3B 24,559km
9 Ducati SS1000DS 【2003~06年式】 21.5万円 4.5点 V500AA2B 16,081km
10 Ducati SS1000DS 【2003~06年式】 20.5万円 3.8点 V500AA3B 32,772km
11 Ducati SS1000DS 【2003~06年式】 20.1万円 4.2点 V503AA3B 12,734km
12 Ducati SS1000DS 【2003~06年式】 19.5万円 4.0点 V503AA3B 3,239km
13 Ducati SS1000DS 【2003~06年式】 17.3万円 4.2点 V500AA3B 15,064km
14 Ducati SS1000DS 【2003~06年式】 15.1万円 4.2点 V503AA3B 8,856km
15 Ducati SS1000DS 【2003~06年式】 11.5万円 3.8点 V500AA3B 44,065km
No Data
【2004年式】Ducati SS1000DSにおいて。業者間取引(買取業者の転売額)で、直近36カ月間に最高値を付けたのは60.2万円で赤/銀系・走行距離31,813km・評価3.5点の車両です。

【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)

【走行距離】単位はkm

上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

買取実例

実働車
事故車 不動車
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