XLS1000ショベル ロードスター【1979~85年】毎週更新の買取査定相場
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- 状態別の取引額
- 過去5年間の買取相場の推移
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- 上位20台の取引額
XLS1000ショベル ロードスター【1979~85年】 に関するこのページの内容
XLS1000ショベル ロードスター【1979~85年】 買取査定に役立つ豆知識
1957年にショベルヘッドエンジンとKフレームの組み合わせで誕生し、今日まで絶大な人気を誇るハーレー・スポーツスターシリーズ。多くの年次改良を続け、今日現在では水冷エンジン化して生き続けていることは周知の事実ですが、その歴史の中で興味深い存在と言えるのが、1979年登場のXLS1000 Roadster(ロードスター)。
1977年にハーレー唯一のカフェレーサーとして生を受け、0-400m12秒台を記録したXLCRにて用いられた剛性を大幅に強化した”CRフレーム”を採用。スポーツスターの魅力である軽快なハンドリングはそのままに、コーナリングの限界値を底上げすることに成功。同時にリアホイールを16インチ化した上で、ドラッグバーハンドル、2ピース式シートにレザーポーチ付きシーシーバーを採用。当時、米国市場へ猛烈な攻勢を仕掛けてきた日本車勢への強い対抗心を打ち出した姿で、「シャムエキゾーストシステム」と命名されたエンジン右側で”X”の字を描く純正マフラーが大きな特徴。同年のXLH・XLCHは姉妹車にあたるモデルですが、リア16インチ化などによる車体サイズの違いは大きく、当時のH-Dはこれを「FXS ローライダーのスポーツスターバージョン」として扱っていたのが面白いところ。本機が生まれた1979年以降、リア16インチモデルが普及したことを踏まえると、ショベルスポーツスターの中で大きな役割を果たしたモデルだと言えるでしょう。1982年にはフレーム剛性のさらなる強化と軽量化を実現したXLXフレーム(後年のエボリューション時代でも継続されたことにより通称・エボフレーム)が採用となり、CRフレームのショベルスポーツとしては短い命に終わったものの、XLS1000ロードスターとしては85年まで販売を継続。販売開始当時、海外誌などのロードテストでは日本車などと比較され、グッドイヤー製タイヤの信用性やサスペンションバランスの悪さなどが槍玉に上げられるなど、CRフレーム時代のモデルはそこまで高い評価を得られなかったものの、1982年のエボフレーム化を契機に大きく飛躍。新エンジン・エボリューション搭載モデルのデビューまで売り上げに貢献。1957年から続いたショベルスポーツスターの歴史の最終幕を下ろしたひとりとなりました。
現在の中古バイク市場では、当時日本で販売された個体の多くがキャストホイール&プルバックハンドルであったため、日本国内メーカーが製造していた和製アメリカンに近いディテール「ハーレーなのにハーレーらしくない」と評され、不人気車とされたことが尾を引きハーレーの中でもマイナー車扱いを受けていました。しかし、空冷スポーツスター絶版化とヴィンテージハーレーブームという2つの追い風を受けて再評価が進み、現在では相場が急上昇。売却・乗換えなどを検討されておられるオーナー様にとってはまたとない好機到来となっております。マイナー車の烙印を押されてしまっていたため、フルオリジナルの個体がほぼ流通しておらず、国内最大のマーケットであるBDSオークションの場でもノーマルパーツ欠品多数という車両が大多数を占めているのが実情。そのため、純正パーツが揃ったオリジナル度の高い個体はワンランク上の評価での買取価格に期待が持てます。注目株は1980年にドラッグバーハンドル&スポークホイールでカタログ記載となった仕様で、ショベルスポーツとしての再評価が進んだ今ならば買取評価の面でも大いに期待が持てるでしょう。年次改良による変更はない、とまで言われているスポーツスターシリーズだけに、細々とした仕様変更はこの場では控えさせて頂きますが、年式・モデルごとの違いやショベルスポーツならではの特徴など、ハーレーに関する造詣の深い買取業者選びが本機XLS1000を高値で売る最大のポイントとなりますが、ハーレーに関する造詣の深さと業界最高峰の顧客満足度を誇る弊社であれば、高額買取の期待値も最大級。現オーナー様が心から満足できる買取価格と誠実な対応にて、大事にされておられるXLS1000 ロードスターをどこよりも正当に、高く評価させて頂きます。
近代スポーツスターの原型を作り上げたショベルスポーツモデル・XLS1000 ロードスターの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はハーレー全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!
車名/型式/年式 | XLS1000 Roadster(ロードスター)/1980年モデル(※画像) |
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発売年月 | 1979年~1985年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,276×全幅742×全高1,080mm・乾燥重量 |
シート高・最低地上高(mm) | シート高754.3mm・最低地上高173mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV V型2気筒998cc(コーンショベル)・61PS/6,200rpm・--km/l(NA) |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・キャブレター・13.6リットル |
新車販売価格 | $3,995(※1979年当時) |
ジャンル | ハーレー ショベル | ハーレー スポーツスター |
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車の取引価格帯】 XLS1000ショベル ロードスター【1979~85年】
【取引価格帯と構成比】
【事故 不動 故障車の取引価格帯】 XLS1000ショベル ロードスター【1979~85年】
【取引価格帯と構成比】
【状態別の取引額】 XLS1000ショベル ロードスター【1979~85年】
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
99.8万円
99.8万円
1台
平均
最低
取引
74.4万円
48.6万円
4台
平均
最低
取引
36.6万円
36.6万円
1台
不動
平均
最低
取引
17.7万円
17.7万円
1台
- 事故 不動車
- 実働車
【実働車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 XLS1000ショベル ロードスター【1979~85年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
【事故 不動 故障車|過去120ヶ月の買取相場の推移】 XLS1000ショベル ロードスター【1979~85年】
【平均買取相場の変動】
取引台数
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
- 事故 不動車
- 実働車
XLS1000ショベル ロードスター【1979~85年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年03月22日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | XLS1000ショベル ロードスター【1979~85年】 | 103.9万円 | 3.3点 | 1CBH12CY | 28,733km | ■ / ■ |
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2 | XLS1000ショベル ロードスター【1979~85年】 | 100.0万円 | 3.7点 | 1CBH15BY | 13,279km | ■ |
3 | XLS1000ショベル ロードスター【1979~85年】 | 79.5万円 | 3.0点 | 1CBH11BY | 34,511km | ■ |
4 | XLS1000ショベル ロードスター【1979~85年】 | 66.0万円 | 2.8点 | 191878オオ | 0km | ■ |
5 | XLS1000ショベル ロードスター【1979~85年】 | 48.8万円 | 3.3点 | 1CBH15DY | 29,943km | ■ |
6 | XLS1000ショベル ロードスター【1979~85年】 | 36.7万円 | 2.8点 | 0128H9 | 3,377km | ■ |
【事故 不動 故障車】 XLS1000ショベル ロードスター【1979~85年】 上位20台の取引額 (データ更新:2024年03月22日)
落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | XLS1000ショベル ロードスター【1979~85年】 | 17.9万円 | 0点 | 1CBH18BY | 33,158km | ■ |
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【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています