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RTL300R【2016~20年】バイクのイメージ画像

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RTL300R【2016~20年】

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データ最終更新:2026年02月06日

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RTL300R【2016~20年】毎週更新の買取査定相場

RTL300R【2016~20年】 買取査定に役立つ車両解説

【車両解説】RTL300R【2016~20年】
RTL300R【2016~20年】

ホンダのRTL300Rは、HRC(Honda Racing Corporation)が世界最高峰のトライアル競技で培ってきた技術と哲学を、余すことなく凝縮した特別な存在です。その車体とエンジンは、まるで精密な工芸品のように、極限の性能を追求して作り込まれており、公道を走る一般的なバイクとは全く異なる価値観に基づいて設計されています。多くのオーナーにとって、このバイクは単なる移動手段ではなく、深い満足感と技術的な挑戦を与えてくれる、唯一無二のパートナーでしょう。精緻な作り込み、競技での確かな実績、そして流通台数の少なさから、この車両は市場でも非常に高い評価を受けています。特に細部にわたる年式ごとの変化を理解し、その価値を正当に評価されるべき、特別な存在と言えるでしょう。

このRTL300Rのルーツは、四半世紀にわたるホンダのトライアルマシン開発の歴史、そしてトライアルの本場スペインの名門メーカー、Montesa(モンテッサ)との密接な協業に深く根差しています。ホンダがトライアル競技に本格的に参入したのは1974年、伝説的なライダーであるサミー・ミラーとの共同開発が始まりでした。ここから開発は加速し、1980年代には4ストロークエンジンのRTL360でエディ・ルジャーンが世界選手権を制覇するという偉業を成し遂げます。当時、トライアル界は鋭いパワーを持つ2ストロークエンジンが絶対的な主流でしたが、ホンダはモンテッサと協力し、2005年に革新的な4ストロークエンジンを搭載したCOTA4RTを発表します。これは、クリーンな排気性能と、低回転域から湧き上がる粘り強いトルクという、4ストロークならではの強みを武器にした、競技の世界に新たな風を吹き込む大胆な挑戦でした。RTL300Rは、このCOTA4RTの系譜に連なるモデルとして誕生し、前身であるRTL260Fから技術的進化を遂げたマシンです。

RTL300Rは、日本国内市場向けにホンダレーシングから発売された2016年モデルとして登場します。このモデルは、前身であるRTL260Fの車体に、モンテッサの市販レーサーであるCOTA300RRのエンジンをベースとしたものを搭載していました。その目的は、よりトルクフルでパワフルな出力特性を追求し、トップカテゴリーの戦いに応えることにありました。2016年モデルの心臓部、内径80.0mm、行程57.2mmの288cc水冷4ストローク単気筒エンジンは、従来のRTL260Fよりも排気量を拡大し、さらにロングストローク設計とすることで、驚くほど粘り強い低速トルクと優れたレスポンスを実現しています。岩場や急斜面を這い上がるようなトライアル競技において、ライダーの繊細なスロットル操作に瞬時に応え、地面に吸い付くような駆動力を生み出すその特性は、まさにライダーの意図を汲み取る信頼性の高いパートナーです。

RTL300Rの進化は、年式を追うごとに細部にまで及んでいきました。2017年から2018年モデルにかけては、HRCからの公式なモデルチェンジ情報は確認されていません。しかし、この時期の車両を実際に所有するオーナーや専門ショップの間では、クラッチの操作感が向上したという報告が複数寄せられています。これは、単にスペックの数字を追うだけの量産車とは異なり、ごく限られたコミュニティ内での実体験に基づく情報や、専門ショップの知見が、車両の細かな改良点や評価を形成する重要な役割を担っていることを物語っています。この事実は、RTL300Rの価値が、単なるカタログデータだけではなく、実際に乗って初めてわかるような繊細なフィーリングによって支えられていることを意味します。このバイクを求める愛好家たちは、そうした細やかな情報を重視する真剣なライダーなのです。

2019年モデルの変更点は、主に視覚的な部分に集約されました。この年式では、全日本ロードレース選手権で活躍するワークスチーム「Team HRC」のイメージを踏襲したトリコロールカラーが採用され、よりスポーティーでレーシーな外観に生まれ変わっています。一方、車体やエンジンの機械的な変更は報告されていませんでした。

そして、RTL300Rの歴史において、最も大きな変革を遂げたのが2020年モデルです。このモデルでは、エンジンの排気量が288ccから298ccへと大幅に拡大されました。内径を81.5mmにボアアップし、より一層パワフルな特性を獲得しています。この排気量アップは、単に最高出力を追求しただけでなく、エンジンの核となる「低速域でのコントロール性」と「粘り強さ」を損なわないよう、ストローク量は従来と同じ57.2mmに維持されています。これは、ライバル車両が採用するより内径の大きい超オーバースクエアなエンジンとは一線を画す、ホンダらしい緻密なエンジニアリングの表れです。この設計は、競技における極めて高いトラクション性能を最優先した、戦略的な選択と言えるでしょう。また、車体ではステップやサイドスタンドがアルミ製となり、さらなる軽量化に貢献しています。足回りには、信頼と実績のあるショーワ製サスペンションが採用され、低速域でのコントロール性がさらに向上し、より繊細な車体の動きを可能にしました。

RTL300Rの車体サイズは、2016年モデルから2020年モデルまで、全長2,010mm、全幅830mm、全高1,130mmで共通しており、シート高650mm、最低地上高335mmも同様に変更はありません。燃料供給には、キャブレターでは実現が難しかった、微妙なスロットルワークに対する正確なレスポンスをもたらすPGM-FIが採用されました。これにより、ライダーの意図を忠実に路面に伝え、複雑なセクションでも思い通りにマシンを操ることが可能です。さらに、このモデルには2つのライディングモードが搭載されており、より穏やかなレスポンスで初心者にも優しい設定に切り替えることもできます。車体は、高剛性のオールアルミツインチューブフレームを採用しています。このフレームは、ライダーの動きと路面からの入力をダイレクトに感じ取るための「骨格」であり、その剛性と軽さが、前後SHOWA製サスペンションがもたらすしなやかな動きと相まって、驚くほど軽快なハンドリングを実現しています。

RTL300Rが戦うトライアルの世界には、強力なライバルが存在します。同じ4ストロークエンジンのベータ EVO 300 4Tや、2ストロークのガスガス TXT Racing 300などがその代表格です。ベータ EVO 300 4Tは、よりオーバースクエアなエンジンで、鋭い吹け上がりとパンチ力に優れていると言われています。一方、RTL300Rは、ホンダが追求した粘り強くスムーズなトルクを活かし、穏やかでありながらも力強くセクションをクリアしていくような乗り味が特徴です。これは、4ストロークが持つトラクションの良さを最大限に引き出す、ホンダ独自の設計思想が色濃く反映された結果と言えるでしょう。また、車体構成にも違いがあり、RTL300Rが軽量なアルミフレームを採用しているのに対し、ガスガスはクロモリ鋼管フレームです。これらのモデルは一般的に6速トランスミッションを備えているため、ホンダがRTL300Rで採用する5速ミッションとは異なるギア構成を持っていました。RTL300Rが、主流とは一線を画す4ストロークエンジンと独自の車体構成で、いかに挑戦的なポジションを築いていたかが分かります。

RTL300Rのような競技専用車両は、その過酷な使用環境ゆえに、メンテナンスにも特別な注意が必要です。特に、半クラッチを多用するトライアルでは、クラッチプレートの摩耗は避けられません。一部の車両では、クラッチアウターからギアが抜けるといった特殊な不具合も報告されており、定期的な点検が不可欠です。また、軽量化のために採用されたアルミフレームは、繰り返される大きな応力により疲労が蓄積し、ごく稀にクラックが生じる可能性も指摘されています。これは、ステップブラケットなど負荷が集中する箇所で特に顕著です。こうした問題を未然に防ぐために、あらかじめフレーム裏側の肉抜き部分にプレートを溶接して補強しておくことが、このバイクを長く愛用するオーナーの間では一般的な対策となっています。専門業者に依頼した場合、溶接加工と補強で2万円から3万円程度の費用が目安となります。なお、2024年にホンダが発表したトライアルバイクに関するエンジンの不具合は、本モデルではなく後継モデルであるRTL301RRが対象であり、RTL300Rとは無関係であることを付け加えておきます。

RTL300Rは、公道バイクのような大規模な流通網に乗ることはほとんどありません。そのため、一般的な中古車市場での買取相場や、業者間オークションのデータも極めて限られています。これは、このバイクに価値がないということではなく、むしろ一度手にしたオーナーが、手放し難いほどに高い満足度を感じていることを意味しています。一般的な中古車オークションサイトでRTL300Rを検索しても、車体そのものの落札履歴はほとんど見当たらず、ステップやマフラー、フェンダーといった部品の売買が主に行われています。これは、オーナーたちが車両を修理しながら乗り続ける傾向が強いこと、つまり所有者の満足度が非常に高いことの証と言えるでしょう。ごく少数の専門ショップが取り扱う中古車は、比較的高額な価格が設定されており、この車両が持つ希少性から、一般的な相場を超えたプレミア価値が生まれていることが分かります。RTL300Rの真の価値は、一般的な市場データには現れにくいのです。

RTL300Rの新車価格は、2016年モデルが1,193,400円(税込)で、2020年モデルが1,243,000円(税込)でした。この価格帯の車両が、モデルの終焉を迎えるまで市場にほとんど出回らないという事実は、その価値が一般的なバイクの尺度では測れないことを物語っています。RTL300Rは、2020年モデルをもって生産が終了しましたが、その技術とコンセプトは、2023年に登場した後継モデルであるRTL301RRへと確実に引き継がれています。

もしあなたが、この特別なマシンRTL300Rの売却を考えているなら、年式ごとの細かな仕様変更を理解し、その価値を正確に見抜ける専門家を選ぶことが何よりも重要です。ホンダの緻密な技術と哲学が凝縮されたこのバイクは、一般的なバイクの尺度では測れない、普遍的な価値を持っています。私たちバイクパッションは、この特別なマシンが持つ真の価値を誰よりも理解しています。

解説記事更新日:2025年09月28日

【スペック・仕様】
車名/型式/年式 HONDA RTL300R / 2016-2020年式
発売年月 2016年モデル:2016年2月 / 2020年モデル:2020年2月
車両サイズ(mm)・重量(kg) (共通)全長2,010mm 全幅830mm 全高1,130mm / 2016年モデル:乾燥重量73kg / 2020年モデル:乾燥重量72.2kg
シート高・最低地上高(mm) (共通)650mm・335mm
エンジン機構・最高出力・燃費 2016年モデル:水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒・16.3 kW(22.2 PS)7,000 rpm・不明 / 2020年モデル:水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒・16.1 kW(21.9 PS)6,500 rpm・不明
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 (共通)キックスターター式・PGM-FI(電子制御燃料噴射装置)・1.9L
新車販売価格 2016年モデル:1,193,400円(税込)/ 2020年モデル:1,243,000円(税込)
ジャンル オフロード コンペ競技用トライアル バイク
【ライバル・兄弟車】最新買取相場

実働車|過去10間の買取相場の推移】 RTL300R【2016~20年】

【平均買取相場の変動】

対前年比
-
%

【2025年間 vs 2026年】

対3年前比
-
%

【2023年間 vs 2026年】

対10年前比
-
%

【2016年間 vs 2026年】

年間平均
取引台数
0

過去10年間の取引台数÷10

※データ更新:2026年02月06日

【状態別の買取相場】 RTL300R【2016~20年】

最高額
平均落札額
最低額
【評価点】
バ
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カウンター 
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No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年2月時点から 10 間遡った数字

【状態別買取額の目安】

8
新車
最高
平均
最低
取引
81.0万円
81.0万円
81.0万円
1台
7
超極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
6
極上
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
5
良好
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
4
軽い難
最高
平均
最低
取引
30.0万円
30.0万円
30.0万円
1台
3
難有
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
2
劣悪
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
1
事故
不動
最高
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0.0万円
0台
RTL300R【2016~20年】において。直近120カ月間で、最も平均買取相場が高いのは8点(新車)のコンディションとなっています。 これは未使用車が最も高く売れることを示しています。尚、未使用車でありながら最高額と最低額に開きがあるのはカラーリングや時々の需給が影響しています。

※データ更新:2026年02月06日

【走行距離別の買取相場】 RTL300R【2016~20年】

最高額
平均落札額
最低額
バ
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カウンター 
針
No Data
【万円】

業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)

2026年2月時点から 10 間遡った数字

【走行距離別買取額の目安】

不明
メーター改
最高 81.0万円 2台
平均 55.5万円
最低 30.0万円

※データ更新:2026年02月06日

【カラー別の買取相場】 RTL300R【2016~20年】

【カラー別 平均買取額の目安】

/ / 81.0 万円 1台
30.0 万円 1台
RTL300R【2016~20年】において。直近120カ月間で、中古市場で最も平均買取相場が高いのは白/赤/青系です。

※データ更新:2026年02月06日

実働車の取引価格帯】 RTL300R【2016~20年】

【取引価格帯と構成比】

最高
80 ~ 90
万円
%
50
構成比
最多
80 ~ 90
万円
%
50
構成比
最低
30 ~ 40
万円
%
50
構成比
RTL300R【2016~20年】において。業者間取引額(買取業者の転売額)のボリュームゾーンは80 ~ 90万円で50%の構成比となっています。

※データ更新:2026年02月06日

自動査定の金額】は査定現場での実際の買取額です。
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。

【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

RTL300R【2016~20年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年02月06日)

バ
イクイメージ画像 レブ
カウンター 
針
落札額 評価点 車台番号 走行距離 カラー
1 RTL300R【2016~20年】 81.2万円 10.0点 RTL300RF-200 0km
2 RTL300R【2016~20年】 30.2万円 3.7点 RTL300RF-160 0km
No Data
RTL300R【2016~20年】において。業者間取引(買取業者の転売額)で、直近120カ月間に最高値を付けたのは81.2万円で白/赤/青系・走行距離0km・評価10.0点の車両です。

【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)

【走行距離】単位はkm

上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています

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