【2007年式】 モンキー/40th毎週更新の買取査定相場

- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
- 買取実例
【2007年式】 モンキー/40th の買取査定相場
平均買取額は、対10年前比で115%上昇。対3年前比で22%上昇し、対前年比では36%上昇しています。
最も高く売れるカラーリングは白/赤となっています。
【2007年式】 モンキー/40th 買取査定に役立つ車両解説
2006年12月25日、Hondaは日本国内市場専用のモデルとして企画した、一台の特別なモンキーを発売しました。全長わずか1,365mm、最高出力3.1PS、メーカー希望小売価格215,250円。しかしこの「モンキー 40周年スペシャル」は、翌年に迫る排出ガス規制という歴史の転換点で生まれた、キャブレター搭載モンキーの最終形態でした。赤と黒で彩られたその小さな車体には、1961年の遊園地から始まった40年の系譜と、純粋な機械式エンジンへの最後の賛歌が込められています。
モンキーの歴史は1961年、多摩テックという遊園地に遡ります。当時ホンダが開発した子供向け遊具「Z100」は、赤いフレームに黒いタンクという配色でした。1967年、Hondaはこの遊具を公道走行可能な「Z50M」として製品化し、このとき初めて採用されたのが千鳥格子風のチェック柄シートです。40周年スペシャルが発売された翌年の2007年9月、平成19年排出ガス規制が施行され、従来のキャブレター方式では基準をクリアできなくなりました。型式記号「BA-AB27」がキャブレター時代最後の世代を示す刻印となりました。
エンジン型式AB27Eは、空冷4ストロークOHC単気筒で総排気量49cc。最高出力3.1PS/7,500rpm、最大トルク0.32kgf・m/6,000rpmで、低中回転域での扱いやすいトルク特性を持ちます。燃料供給を担うのはPB3J型キャブレターで、ジェット類の交換やニードルの調整でユーザー自身が燃調を変更できる「いじれる」特性こそ、FI化後のモデルとの決定的な違いです。トランスミッションは常時噛合式4段リターンで、二次減速比は2.384(フロント13T/リア31T)。ホイールベースは895mmと極端に短く、装備重量63kgという軽量さが驚異的な取り回しの軽さを生み出します。シート高660mmという低さも特筆すべき点です。
40周年スペシャルは215,250円で、標準モデル(BA-AB27)は204,750円でした。差額はわずか10,500円です。最も印象的な変更点は、グラファイトブラックの燃料タンクとモンツァレッドのフレーム・スイングアーム・ホイールという配色です。燃料タンクサイドには立体成型のメッキエンブレムが装着されます。ヘッドライトケース、チェーンケース、エキゾーストパイプカバーには40周年モデル専用のクロームメッキが施されます。もう一つの差別化要素が、1967年の初代Z50Mで採用された千鳥格子風デザインを復刻したチェック柄表皮のシートです。キー本体にも40周年記念ロゴが刻印されています。機械的な変更は一切なく、40周年スペシャルの価値は純粋に「質感」と「物語性」にあります。
同時期の競合車種と比較すると、Honda Ape50(210,000円)は最高出力3.7PS、5速ミッション、12インチホイールでより実用的でした。SUZUKI GS50(208,950円)は当時のクラス最強の5.0PSを誇りました。モンキー40周年スペシャルは「最も遅く、最も小さく、最も高価」です。しかし現在、GS50は市場から消え、Ape50も2017年に生産終了し中古市場では15万〜25万円程度です。一方、モンキー40周年スペシャルは新車価格の1.5倍から2倍——時には4倍以上——で取引されています。
弱点としては3.1PSという出力は平地の単独走行では必要十分ですが、坂道では速度が低下しやすい傾向があります。PB3Jキャブレターは定期的な清掃と調整を要求し、長期間放置するとエンジン不調に繋がります。2017年の生産終了から8年が経過し、外装部品やメッキパーツは40周年専用のものが欠品すると代替が効きません。
生産終了から8年が経過した現在、中古車販売価格の中心価格帯は39万円から55万円で、新車時の約1.8倍から2.6倍という水準です。走行距離が5,000km未満で純正状態を保っている車両は45万〜55万円です。未登録のデッドストック車両は80万〜100万円を超えることもあります。買取業者による査定額は、状態良好車で30万〜35万円、走行多めやカスタム車で25万〜30万円が相場の目安です。標準モデルのAB27モンキーの買取平均が25万〜30万円程度であることを考えると、40周年スペシャルには5万〜10万円のプレミアムが付いています。ただし、これは「純正状態が保たれている」ことが前提です。タンクとサイドカバーのエンブレムが立体成型の純正品であること、モンツァレッドの塗装が色褪せや傷なく保たれていること、チェック柄シートが破れや色落ちなく保存されていること、40周年ロゴ入りキーが両方とも揃っていること、フレーム番号がAB27-180で始まる該当範囲にあることが重要です。なお、これらの価格や買取相場は執筆時点のデータに基づいた参考値です。最新相場は上段の自動査定や下段のグラフでご確認いただけます。
モンキー40周年スペシャルは、あらゆる客観的指標において「非効率」です。しかしそれこそが、このバイクの本質です。2006年12月、Hondaは翌年に迫る排出ガス規制を前に、キャブレター時代への惜別の意を込めてこのバイクを作りました。赤と黒で彩られた車体は、1961年の遊園地から始まった40年の系譜を受け継ぎ、同時に機械式エンジンという「失われゆく技術」への最後の賛歌となりました。現在、このバイクは新車価格の2倍で取引されています。それは「純粋な機械を自分の手で扱う」という、電子制御時代には得難い体験への対価です。バイクパッションでは、このような歴史的価値を持つモデルも適正に評価いたします。
| 車名/型式/年式 | Honda Monkey 40th Anniversary Special / BA-AB27 / 2007年 |
|---|---|
| 発売年月 | 2006年12月(国内) |
| 1つ前の年式モデルからの主な変更点 | ・燃料タンク:グラファイトブラック(専用色)、40周年記念ステッカー、立体成型メッキエンブレム・フレーム/スイングアーム/ホイール:モンツァレッド(専用色)・シート:チェック柄表皮(千鳥格子風)・ヘッドライトケース/チェーンケース/エキゾーストパイプカバー:クロームメッキ仕上げ・サイドカバー:グラファイトブラック仕上げ・キー:40周年記念ロゴ入り |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長1,365mm 全幅600mm 全高850mm・63kg(装備) |
| シート高・最低地上高(mm) | 660mm・150mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHC単気筒・2.3kW (3.1PS) @ 7,500rpm・90.0km/L (30km/h定地走行テスト値) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック式・キャブレター (PB3J)・4.5L |
| 新車販売価格 | 215,250円(税込, 国内仕様) |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 モンキー 2007年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年09月18日
【状態別の買取相場】 モンキー 2007年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年9月時点から 6 ヶ月 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
97.4万円
97.4万円
1台
平均
最低
取引
34.0万円
34.0万円
1台
平均
最低
取引
24.1万円
15.7万円
5台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年09月18日
【走行距離別の買取相場】 モンキー 2007年式
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年9月時点から 6 ヶ月 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 97.4万円 | 5台 |
| 平均 | 42.0万円 | ||
| 最低 | 15.7万円 | ||
| 0.5〜1万km | 最高 | 21.2万円 | 2台 |
| 平均 | 21.1万円 | ||
| 最低 | 21.0万円 | ||
※データ更新:2026年09月18日
【カラー別の買取相場】 モンキー 2007年式
- ■ ■
- ■
- ■ ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年9月時点から 6 ヶ月 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ / ■ | 23.6 万円 | 3台 | |||
| ■ | 27.9 万円 | 3台 | |||
| ■ / ■ | 97.4 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年09月18日
【実働車の取引価格帯】 モンキー 2007年式
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年9月時点から 6 ヶ月 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年09月18日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
【2007年式】 モンキー/40th 上位20台の取引額 (データ更新:2026年09月18日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | 【2007年式】 モンキー/40th | 97.6万円 | 5.8点 | AB27-1800 | 1km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 【2007年式】 モンキー/40th | 34.8万円 | 4.0点 | AB27-1801 | 218km | ■ |
| 3 | 【2007年式】 モンキー/40th | 34.2万円 | 4.5点 | AB27-1803 | 329km | ■ / ■ |
| 4 | 【2007年式】 モンキー/40th | 28.4万円 | 4.2点 | AB27-180 | 3,841km | ■ |
| 5 | 【2007年式】 モンキー/40th | 21.4万円 | 3.8点 | AB27-180 | 7,792km | ■ / ■ |
| 6 | 【2007年式】 モンキー/40th | 21.1万円 | 3.5点 | AB27-1801 | 5,821km | ■ |
| 7 | 【2007年式】 モンキー/40th | 15.8万円 | 3.8点 | AB27-1803 | 3,333km | ■ / ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





