チーフテン リミテッド【2017~21年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 過去5年間の買取相場の推移
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- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
チーフテン リミテッド【2017~21年】 に関するこのページの内容
チーフテン リミテッド【2017~21年】 買取査定に役立つ豆知識

1921年に当時のデザイナーであったチャールズ・フランクリンによって生み出され、インディアンを代表するモデルのひとつとなったChief(チーフ)シリーズ。その中において、高級感のあるグランドツアラーとしての役割を与えられた派生シリーズが、日本市場へは未導入時期があったものの、2017年よりラインナップに加わった本機・Chieftain Limited(チーフテンリミテッド)です。
復刻モデル第1号として2013年より販売となったチーフテンシリーズの特徴は、インディアン製モーターサイクルの伝統的なデザインを継承した大型フェアリングとアルミダイキャスト製フレームを始めとする優れた車体性能と車格のよさ、ハードタイプの左右サドルバッグとオーディオシステムを標準採用とする豪華装備の数々による快適性の高さ。チーフテン、チーフテン ダークホース、チーフテン リミテッド、チーフテンクラシックのそれぞれで味付けが異なるものの、最上位グレードである本機チーフテンリミテッドは、全面クロムメッキ仕上げのV49°エンジンが美しく、惜しみなくクロムパーツを散りばめられた上質なクラシックスタイルが魅力の一台。1934年に生み出された同社の誇りであるインディアンフェンダーは、10スポークの19インチフロントホイールをさらに際立たせるソードオフオープンタイプを採用。100ワットスピーカーによる上質なサラウンドシステムは走行速度によって自動的に変化するという『自動音量コントロールシステム』が備わり、快適な旅の楽しめる近代グランドツアラーに相応しい装備のひとつだと言えるでしょう。また、TFT液晶スクリーンに全画面/分割画面表示機能を付与し、オイルレベル/タイヤ空気圧/バッテリー電圧といった長旅の上で配慮すべき各情報がライダーの任意で即座に取得できる『Ride Commandインフォテイメントシステム』により、走行速度や平均燃費値といった基本情報と併せて表示できるなど、最上位グレードらしい多機能ぶり。USBポートによる充電および通信機構、Bluetoothによるスマートフォン対応入力にもしっかりと対応しており、オーナーが所有する上で欲しい機能が全て詰まっていると言えるほどの充実ぶりが際立った仕様だと言えるでしょう。個人のセキュリティコードを入力して運用可能なキーレスイグニッションシステムもリモート対応フォブが標準化されている点も非常に良く、充実度の高さはインディアン製モーターサイクルの中でも最上級だと言える水準です。
往年のインディアン車の特徴であったサイドバルブエンジンを再現した搭載エンジンは、空冷OHV3カムの『Thunder Stroke 111(サンダーストローク111)』。総排気量1,811ccで最大トルク161.6Nm/3,000rpmを発揮するハイパフォーマンスなもので、極太トルクによる豪快な加速力が最大の武器ですが、初めて大排気量バガーに乗るライダーにもフレンドリーな出力特性で、極低速では図太いトルクによる粘り強さ、中速域では滑らかに回るエンジンフィールと頼もしい加速力が即座に発揮されるものの、持て余してしまうような雰囲気はなく、総じて扱いやすさが光る好ましい特性だと言えるでしょう。
2017年の最初期モデルではクルーズコントロールのみでしたが、2019年1月にポラリスジャパンが設立されたことを皮切りに導入されることとなった2019年モデルでは、3つのパワーモードによる操縦性の向上化、APPLE CARPLAYとの連動を含むRide Commandインフォテイメントシステムのバージョンアップが実施され、新車販売価格は415万円からと高額ながら充実度の高さで多くの話題を呼びました。2020年モデルではサンダーストロークエンジンが変更となり、排気量を1,890ccへ拡大した『サンダーストローク116』搭載モデルとしてパワーアップ化を果たし、2024年秋の現時点まで販売を継続中。その間、新型コロナウイルスの世界的流行による生産体制への波及などにより、日本仕様車の生産が見送られた空白期はあったものの、以下の通り毎年カラーリングの変更を実施しており、多彩なカラーバリエーションでチーフテンシリーズ随一の彩りを誇るモデルとなっております。
2017年モデル…サンダーブラック
2018年モデル…サンダーブラックパール・ブリリアントブルー・ホワイトスモーク・ブロンズスモークwith Graphics・サンダーブラックパールwith Graphics
2019年モデル…サンダーブラックパール・ルビーメタリック・ウォールナット
2020年モデル…サンダーブラックパール・レイダーブルー・オレンジメタリック・ドラゴングリーン・サンダーブラックパールwith Graphics
2021年モデル…サンダーブラックパール・レイダーブルー
2022年モデル…シルバークォーツメタリック
2023年モデル…ブラックメタリック・シルバークォーツメタリック・スピリットブルーメタリック
2024年モデル…ブラックメタリック・マルーンメタリック・スピリットブルーメタリック
デビュー当初はサンダーブラックのみというカラーリング設定でしたが、2018年にはツートーンのアクセントカラーを用いた特別なグラフィックパターンのwith Graphicsをオプションとして設けたり、日本市場への正規導入が始まった2019年モデルからはメタリック系カラーの登用が始まったのが興味深いところ。ウォールナットやドラゴングリーンといった特色あるカラーも注目に値するポイントで、今後も様々なカラーバリエーションの登場が期待できるでしょう。ライバルとして挙げられるのは日本製グランドツアラーの金字塔であるホンダ・ゴールドウイングの現行となるゴールドウイングツアー、H-D・FLTRKロードグライドリミテッドなどのツーリングファミリー全体と多いものの、着実にファン層を獲得しており、今後の展開が注視される大排気量クルーザーの中でも存在感あるマシンです。
現在の中古バイク市場においては、その他チーフシリーズよりも日本市場への正式導入が遅かったこと、新車販売価格が415万円からという車両価格の高額さ、加えて2020年に新型コロナウイルスの世界的流行による供給体制悪化といった数多くの要素によって流通台数は非常に少なめ。特の新型コロナウイルスによる影響はポラリスジャパンによる日本市場への導入が始まって間がない時期であっただけに、余りにも不幸が重なったがゆえの不遇だと言えるでしょう。それが如実に現れているのが業者間オークションにおける取引記録で、2024年秋に同オークションへ出品された2019年モデルの車両は最終落札価格149万7000円と入札が振るわないまま終了。走行距離3,000km未満で使用感も少なめで好条件が揃っていたものの、旧型のサンダーストローク111搭載モデルで5年落ちという年式上の不利、新車の供給体制回復による若い年式の普及率、イヤーモデルによって変わる各カラーリングの人気度の違いといった様々な要素が絡んでの結果に終わりました。逆の見方をすれば、これだけのネガティブな要素を抱えて150万円に迫る落札価格となったのは一重にユーザーからの評判と注目度の高さの証でもあり、新型エンジン・サンダーストローク116を搭載しRide Commandが刷新された2020年以降のイヤーモデル、with Graphicsシリーズ、ウォールナットやドラゴングリーンといった日本市場ではレアなカラーリングの車両などは車両評価額が大きく跳ね上がる可能性を秘めており、該当するオーナー様にとっては高額買取への期待が十分に持てると言えるでしょう。
チーフシリーズの中でも高級感溢れるグランドツアラーとしての任を与えられたインディアン・チーフテンリミテッドシリーズで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、H-Dのビッグツイン群との違いや独自の魅力を正しく理解した上で適切に車両状態を評価できる目利き力を大前提とした上で、業者間オークションなどへの転売だけではなく自社店舗による直販体制などを駆使した様々な販路によって利益が出せる業者であることがもっとも肝要だとされており、販売力の差が買取価格に直結するもっとも大きなファクターとまで言われております。弊社バイクパッションはそのどちらをも満たしており、特にH-D製ビッグツインを含む海外メーカー製バイクに関しても単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。
インディアン・チーフテンリミテッドシリーズの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は海外モデルの価値にも精通しているバイクパッションに!

車名/型式/年式 | chieftain Limited(チーフテン リミテッド)/TCA型/2017年モデル(※画像・スペック共) |
---|---|
発売年月 | 2017年 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,506×全幅1,000×全高1,388mm・重量371kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高662mm・最低地上高142mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークOHV2バルブV型2気筒(Thunderstroke 111)・161.6Nm/3,000rpm・--km/L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・20.8リットル |
新車販売価格 | $24,499(※日本市場へは2019年から税込415万円~で導入開始) |
ジャンル | クルーザー アメリカン | バガースタイル |

【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 チーフテン リミテッド【2017~21年】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年6月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】



【2024年間 vs 2025年】



【2022年間 vs 2025年】
取引台数

過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2025年06月13日

【状態別の取引額】 チーフテン リミテッド【2017~21年】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年6月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
149.5万円
149.5万円
1台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

※データ更新:2025年06月13日

【走行距離別の取引額】 チーフテン リミテッド【2017~21年】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格
2025年6月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
0〜4999km | 最高 | 149.5万円 | 1台 |
平均 | 149.5万円 | ||
最低 | 149.5万円 | ||
![]() |
※データ更新:2025年06月13日

【カラー別の取引額】 チーフテン リミテッド【2017~21年】
- ■




買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年6月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
■ | 149.5 万円 | 1台 | ![]() |
※データ更新:2025年06月13日

【実働車の取引価格帯】 チーフテン リミテッド【2017~21年】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格帯
2025年6月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】






※データ更新:2025年06月13日

買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

チーフテン リミテッド【2017~21年】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年06月13日)



落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | チーフテン リミテッド【2017~21年】 | 149.7万円 | 5.2点 | TCABB1L3 | 2,809km | ■ |
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【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
