W2TT 【1968~69年 650cc】毎週更新の買取査定相場
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W2TT 【1968~69年 650cc】 の買取査定相場
最も高く売れるカラーリングは青となっています。
W2TT 【1968~69年 650cc】 買取査定に役立つ車両解説
かつて目黒製作所が製造販売していた"1K"ことスタミナK1を手本とし、その搭載エンジンを元に自社技術を盛り込み生み出した新型バーチカルツインを搭載したカワサキ単独ブランドとしては初の大排気量モデルとしてリリースされたW1シリーズ。このW1開発における真の目的な北米市場を中心とした世界各国の主要マーケット向けの戦略車でしたが、その中でもスクランブラー仕様の海外専用モデルとして任地へ赴いた存在が1968年モデルとしてリリースされ、『Commander(コマンダー)』のペットネームが与えられた本機W2TTを含むW2シリーズです。
W1が海外市場向けに出荷された1966年、カワサキとしては日本国内における最強スペックを実現した意欲作となったモデルでしたが、そのルーツは目黒製作所のスタミナK1。このご先祖様は英国のBSA・A7シューティングスターを範として車体のデザインが練られたものであったため、メインターゲットの米国では「これは古い英国車の模倣に過ぎない」という酷評に晒されることに。この評価は当時のアメリカ市場で販売を担当していた種子島 経の心にいたく響き、高速走行時にエンジンが生じる強烈な振動に由来する数々の不具合などと相まり、オートバイという乗り物に厳しいアメリカ人を納得させるだけのマシンを開発に求めて生み出されたのがW2シリーズのおおまかな生い立ち。
基本骨格はW1譲りの鋼管パイプ製ダブルクレードルフレームを用いつつ、当時のアメリカンダートレーサーが好んだレーシングカウルをオマージュした新形状のレーシングシートを装着し、タンデム用のグラブバーとでダートレーサー風のスタイリングへと整形。この車体にメッキ仕上げのフロントフォークと英国車に倣った前19/後18インチホイールを採用し、オフロードにおける走破性を高めると同時に英国車の面影を残しつつ近代的なスクランブラースタイルに仕上げ、W1のメタリックよりも艶やかでアメリカ人受けするキャンディートーンカラーにて見栄えよくまとめあげました。販売部門の岩崎茂樹らがGoサインを出した1967年当時のカタログには、司令官・指揮官を意味する「COMMANDER」の文字が大々的に踊り、アメリカ市場におけるカワサキ車の総大将であることが前面に押し出された見目のよさ、折り込み式による詳細情報が網羅されたデラックス感などでも評判を呼びました。
搭載されるエンジンはW1と同じ624ccのバーチカルツインですが、W2シリーズはミクニ製VM28ツインキャブとそれに対応した2連装エアクリーナーなどでさらなるパワーアップを果たしており、最高出力53㎰/7,000rpmとベースモデル比6PSもの出力強化に。これはW1がアメリカ市場での販売を開始した後、『Cycle Word』詩によるロードテストで0-400mタイム15.6秒、最高速度161.92km/hという実測値により、トライアンフ・TR6/T120Rといったセールス面で競合する英国車たちに大きく水を明けられたことへの雪辱を果たしたもの。このパワーアップにより、W2シリーズは同誌による1967年のロードテストにて0-400mタイム14.5秒・最高速度179km/hを達成。同じツインキャブ仕様車であったT120Rの0-400mタイム 14.2秒には及ばなかったものの、最高速度174.4km/hを大幅に上回ることとなり見事に名誉挽回を果たしました。この実績により、ツインキャブ仕様でのパワーアップは非常に効果的であったことを確信したカワサキは、日本国内におけるW1シリーズへも導入しライバル達との差別化を図ることを決定。これがW1の後継モデルかつスペシャルモデルとして登場することとなったW1S(ダブワンスペシャル)のパワーユニットとなり、日本の刺激ある走りを求める若者たちの心を鷲掴みにし、ホンダ・ドリームCB750Fourが登場するまで国内最強マシンとして君臨する決め手となりました。
ここまではW2シリーズ共通の車両構成ですが、車名末尾に「TT」の文字が付された本機W2TTはストリートスクランブラーを意味する「W2SS」に専用パーツを装着した特別仕様となっており、補助パイプによって安定感が高められたブレスバー付ハンドルに左側2本出しアップマフラーでよりスクランブラースタイルを強調した仕様。キャブトンタイプマフラーに標準的なアップハンドルと市松模様に星条旗をイメージした赤/青の配色と「SS」の文字が印象的なサイドカバーを装着したW2SSと見比べるとその差は一目瞭然。サイドカバーこそ赤字で「650-TT」の文字が走るだけのシンプルなものでしたが、後のZ1の「火の玉カラー」を連想させるアクアブルー&ホワイトと無骨で硬派なクロム&ブラックという専用ツートーンカラーにて差別化。荒野を駆け抜ける大排気量スクランブラーとしての風格を強調したスタイリングは実に見栄えがよく、今日現在でも十分に通用するカワサキのデザイン力がメキメキ上がっていたことを裏付ける歴史の生き証人といった側面を持ち合わせているのも本機のマニアックなポイントだと言えるでしょう。1968年から68年までの上位グレードマシンという位置付けではあったものの、実質的には受注製造方式での販売となっていたためか、総生産台数は700台に満たないほどの少数生産車であり、海外専用モデルとして設定されたこともあって現役期間に日本の土を踏むことはついぞありませんでした。余談ながら、海外専用モデルとして日本在住の身では入手が適わぬ高嶺の花となっていたことへの配慮としてか、日本向けのW1Sには後になって本機を象徴するアイコンである左2本出しマフラーが純正オプションとして提供され、現存数は非常に少ないものの大変基調な当時モノのカワサキ純正パーツのひとつとしてマニア間では取引されております。
現在の中古バイク市場においては、700台にも満たない総生産台数であったこと、日本市場への導入がなされず製造期間自体も短かった海外専用モデルという事実などがW1シリーズの中でも希少性を高めるポイントとなっており、一説では実走行可能な中古バイクとして現存するのは100台程度と目されているレアモデルのひとつです。年間で20万台にもおよぶ中古バイクが取引される中古バイク業界最大のマーケットである「業者間オークション」でもかろうじて1件の出品記録が残る程度で、世界規模で見てもごく少数のみが製造されたモデルということもあり、純度100%のオリジナル度を保った実車を目にすれば絶版車マニア間で自慢できるネタにできるほど。この数少ない取引記録を見てみますと、当該車両は純正色であるアクアブルー&ホワイトを保った走行距離わずか498kmのフルノーマル車で、絶版車ブーム以前の2016年半ばという出品時期ながらその希少価値の高さを知る絶版車専門店などによる入札合戦が繰り広げられた結果、ダブワンシリーズの中古相場の中でも群を抜いた111万8000円にて成約に。この状態で絶版車ブームによる追い風を受けた2020年以降に出品されたと仮定すると、基本評価額自体に大幅なプラスが加わることは間違いなく、程度状態不問で高値に期待できるW1シリーズ屈指の希少車として捉えていただいて差し支えありません。それだけに純度100%のフルノーマル車は言うに及ばず、実動・不動といった状態を問わず買取査定でその真偽性と評価額を確かめてみるだけの価値は十分にあり、現有オーナー様にとっては愛車の真価を知る上でも非常に意義のあることだと言えるでしょう。
北米市場を中心に英国製ライバル車たちへの雪辱を果たし、日本国内向けのW1Sへも導入されるツインキャブ仕様パワーユニットを搭載した特別仕様のスクランブラーであるカワサキ・W2TTで高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、ベースモデル・W1との数々の相違点に関する正しい知識と理解を大前提とした上で、前述の専用パーツやデザイン上の相違点を含む車両全体の正確な状態を見抜いて評価できる目利き力、最新の絶版車市場の相場を買取価格に即座に反映できる中古バイク買取業者としての誠実さと実力の確かさなどが高いレベルで求められるとされており、これらの要素を満たす買取業者に任せることが肝要だとされております。弊社バイクパッションはそうした重要な要素の数々を非常に高いレベルで満たしていることはもちろん、数々の絶版車・レア車を取り扱ってきた高い実績と最新相場を反映してのさらに高値がつけられる業界最高峰の買取価格を提示することが可能な販売力に加え、中古バイク業界最高水準とお褒めを頂いている顧客満足度の高さにより、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。ベースとなったW2TTの製造台数はそこそこあり、本機との明確な違いがマフラーとハンドル程度と乏しかったため、正真正銘のW2TTであるという明確な裏付けを見つけるにはエンジン・車体番号の明瞭さなどを中心とした重点的なチェックが必要ですが、W1シリーズにも絶対的な自信を持つ弊社であれば真の価値を評価し買取価格に反映させていただくことが可能であり、現有オーナー様が心からご満足いただけるよう全力で対応させていただくことをお約束いたします。
カワサキ・W2TTおよびW2SSの買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定は古今東西の絶版車にも精通しているバイクパッションに!
| 車名/型式/年式 | W2TT(またはダブツーTT)/W1型/1968年モデル(※画像・スペックはUSカワサキによる公式カタログ準拠) |
|---|---|
| 発売年月 | 1967年(※1968年モデルとして販売開始) |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長2,115×全幅880×全高1,070mm・乾燥重量181kg |
| シート高・最低地上高(mm) | シート高--mm・最低地上高150mm |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷4ストロークOHV並列2気筒・53㎰/7,000rpm・37.0km/L(公称値) |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック・キャブレター・15リットル |
| 新車販売価格 | 海外専用モデル(1968年当時の実売価格は$1450前後) |
| ジャンル | カワサキ Wシリーズ | プレミアム旧車 絶版車 |
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 W2TT 【1968~69年 650cc】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年01月23日
【状態別の買取相場】 W2TT 【1968~69年 650cc】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
111.6万円
111.6万円
1台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
※データ更新:2026年01月23日
【走行距離別の買取相場】 W2TT 【1968~69年 650cc】
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 111.6万円 | 1台 |
| 平均 | 111.6万円 | ||
| 最低 | 111.6万円 | ||
![]() |
|||
※データ更新:2026年01月23日
【カラー別の買取相場】 W2TT 【1968~69年 650cc】
- ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 111.6 万円 | 1台 | ![]() |
||
※データ更新:2026年01月23日
【実働車の取引価格帯】 W2TT 【1968~69年 650cc】
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年1月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年01月23日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
W2TT 【1968~69年 650cc】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年01月23日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | W2TT 【1968~69年 650cc】 | 111.8万円 | 4.0点 | W1F-060 | 498km | ■ |
|---|
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています





01月25日〜01月31日