ZX-10R SE【2018~20年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 高く売れる型式・年式
- 買取相場の推移
- 型式・年式別|買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
ZX-10R SE【2018~20年】 の買取査定相場
平均買取額は、対3年前比で20%下落し、平均買取額は、対前年比で13%下落しています。
最も高く売れるカラーリングはガンメタ、最も高く売れる年式は【国内仕様】2019年となっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて42.1~91.8万円です。
ZX-10R SE【2018~20年】 買取査定に役立つ車両解説

- メタリックカーボングレー×メタリックフラットプラチナグレー
- 当時の新車価格
- 21,899USD (約245万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
-
201.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
150.5万円
- 上限参考買取率
- 82.0%
- 平均参考買取率
- 61.4%

- メタリックカーボングレー×メタリックフラットプラチナグレー
- 当時の新車価格
- 税抜 246万円 (税込265.7万円)
- 現在の上限買取相場指標
-
201.0万円
- 現在の平均買取相場指標
-
150.5万円
- 上限参考買取率
- 81.7%
- 平均参考買取率
- 61.2%
2018〜2020年型のNinja ZX-10R SEは、カワサキが製造販売していたスーパースポーツモデルです。2018年式は海外仕様のみ(逆輸入車)。2019~20年に日本国内販売。これら経緯、およびSEモデルの差別化ポイントとは何か、順に解説します。
●投入の背景~なぜ後発となる2018年にSEを出したのか?~
2010年代前半、BMWのHP4(2012年)やドゥカティ・1199パニガーレS(2012年)を皮切りに、減衰力を自動調整する「電子制御サスペンション」が市販車の世界に革命を起こし、技術は瞬く間に、走行状況に応じて減衰力を自動調整する「セミアクティブ化」へと一気に進化していきました。しかし電子サスペンションは電子制御機構のレギュレーションと相まってSBKレーサーとしては機能せず2015年シーズンからはSBKでの使用禁止も明文化されました、そこで電サスは公道向けモデルの上位グレードとしてのポジションを確立し、SSラインアップの売れ筋グレードへと成長していきます。
2018年当時、ジョナサン・レイの圧倒的な強さでSBKを連覇していたカワサキですが、市販車の「ショールームでの戦い」では悩みを抱えていました。 ライバルであるヤマハ(R1M)やドゥカティ(パニガーレS)、ホンダ(CBR1000RR SP)が「オーリンズ製電子制御サス」を積んで富裕層にバカ売れしている中、カワサキには「機械式のSTD」と「レース用機械式ホモロゲのRR」しかなく、「公道向けのプレミアム・ハイテクグレード」が空席だったのです。
そこでカワサキは、パートナーであるショーワ(SHOWA)と共同開発した究極の電子制御サス「KECS(カワサキ・エレクトロニック・コントロール・サスペンション)」を満を持して搭載した『SE』を投入しました。KECSは、当時のオーリンズ(ステッピングモーター式)よりも反応速度が圧倒的に速い「ソレノイドバルブ式」を採用しており、技術的にもライバルを凌駕する野心作でした。
● なぜ短命で終わってしまったのか?
しかし、ZX-10R SEは2021年のビッグマイナーチェンジ(カウルにウイングレットが内蔵された現行型)の際にラインナップから消滅し、カワサキは再び「STDとRR」の2本立てに戻ってしまいます。その理由は主に3つあります。
理由1:顧客がカワサキSSに求めたのは「ジョナサン・レイと同じ(純レーサー)」だった カワサキのZX-10Rを買う層は、「SBK絶対王者であるレイのマシンに乗りたい」というピュアなレーシングマインドを持つファンが中心でした。SBKでは電サスが禁止されている(機械式で戦っている)ことはファンも知っており、「公道向けの電サス(SE)」よりも、「レイと同じチタンコンロッドが入ったRR」や「イジりやすいSTD」の方がブランドイメージに合致してしまったのです。
理由2:プレミアム市場での欧州勢・R1Mの壁 価格が300万円に迫る「SE」でしたが、この価格帯の顧客は「オーリンズの金色のフォーク」というブランド力や、ドゥカティ、BMWといったヨーロピアンエキゾチックを好む傾向が強く、販売面でR1Mやパニガーレの牙城を崩しきれませんでした。
理由3:電サス(KECS)の主戦場を「ツアラー・ADV」へ完全移行した これが最大の理由です。カワサキは「電サスは、サーキット向けのSSよりも、タンデムや荷物満載で路面状況が激変するツアラーの方が圧倒的に需要がある」と見切りました。 結果としてカワサキは、ZX-10RからSEグレードを廃止する代わりに、スーパーチャージャー搭載の「Ninja H2 SX SE」や、アドベンチャーの「Versys 1000 SE」に、より進化したKECS(スカイフック対応型)を惜しげもなく投入しました。
つまりZX-10R SEは、「カワサキがR1Mや欧州勢のプレミアム路線に真っ向勝負を挑んだ意欲作」でしたが、結果的に「SSは生粋の機械式(STD/RR)に絞り、電サス技術はツアラー(H2 SX等)で花開かせる」というカワサキの現在に続く「合理的な割り切り」を生み出すための、重要なテストケース・歴史的過渡期のモデルだったと言えます。
○ZX-10R SE 差別化ポイントと長所
ZX-10R SEは、既存のZX-10R、ZX-10R RRと比較して、次の4点が違っています。
1.電子制御サスペンション「KECS」の搭載
これが最大の特徴で、SHOWAと共同開発した「KECS(Kawasaki Electronic Control Suspension)」を採用。ショック吸収性の反応速度はわずか1/1000秒。またストロークセンサーとIMU(慣性計測装置)が車軸の動きを監視し、減衰力を最適化します。
モードには「ROAD」「SPORT」「MANUAL」の3つがあり、切り替えることであらゆるシーンと好みに応じてサスペンションを最適化します。
2.マルケジーニ製 アルミ鍛造ホイール(M7RS)
WSBK(世界スーパーバイク選手権)直系のマルケジーニ製7本スポーク・アルミ鍛造ホイールを標準装備。ベース車(鋳造ホイール)に比べてバネ下重量を約2kg軽量化、ジャイロ効果を激減。倒し込みやS字コーナーでの切り返しの軽快さを誇ります。
他には、スーパーチャージャー搭載【H2R】などにも採用されたハイリーデュラブルペイント(擦り傷を自然に修復する特殊塗膜)、SE専用カラーリング&ツートンシートなども差別化ポイントです。
が、ターゲットを「公道で最高峰の乗り心地と走りを求める富裕層・ハイエンド志向のライダー」と限定していたため、カタログモデル販売とするよりも、「期間を決めて受注を受け付け、需要に合わせて一括生産する」方式をとるのがメーカーとして最も効率的でした。
○年式による変更点と海外仕様のポイント
・2018年:ZX-10R SEとしてデビュー、初めて電子制御サスペンションKECS(SHOWA EERA)を標準搭載。エンジン出力は最高200PS(ラムエア加圧時207PS)。
・2019年〜2020年: 3シリーズともにバルブ駆動にフィンガーフォロワーロッカーアームを採用。最高出力が203PS(ラムエア加圧時212PS)へパワーアップし、高回転域の伸びがさらに磨かれました。
○海外仕様は2018年~2020年
・2018年式:海外専売で直打式バルブ駆動。最高出力は200PS(ラムエア加圧時207PS)/ 13,000rpm。299km/hスピードリミッターが存在せず、サーキット等での最高速アタックに対応した純然たるフルパワー仕様でした。
シリンダーヘッドカバー色は黒、クランクケースカバー色はガンメタ。
・2019~20年式:フィンガーフォロワーロッカーアームを採用し、弁駆動系の慣性重量が約20%軽量化、より高回転化・高出力化を実現。最大出力は203PS(ラムエア加圧時212PS)/ 13,500rpm。シリンダーヘッドカバー色は赤、クランクケースカバー色は黒。
国内正規導入はなく、輸入代理店を介した逆輸入車のみ流通。
○国内仕様は2019年のみ
日本国内のメーカー正規仕様として「ZX-10R SE」が販売されたのは、2019年3月発売(2019年モデル)の1回限りです。メカ、最大出力とも実質的に海外仕様と同一パフォーマンス。しかし翌2020年型へ年式変更される際、カワサキは国内正規販売のラインナップを「KRT EDITION」のみに縮小。そのため、国内仕様は2019年式のみとなります。
○短所
電子制御サスKECSは、路面状況や好みに応じて「ROAD」「SPORT」「MANUAL」の3つのモードを選択できますが、交換すると機能のほとんどは失われます。他にはコクピット周囲の古さなどがあげられます。
○ライバル
ホンダ【CBR1000RR SP】(SC77):圧倒的な車体の軽さとコンパクトさ。オーリンズ製サスによる軽快感。
ヤマハ【YZF-R1M】:MotoGP直系のクロスプレーンエンジン、サーキットアタックやレース志向が極めて強いセッティング。
BMW【S1000RR(K67・2019年〜)】:可変バルブ「ShiftCam」とDDC(電制サス)による全域でのパワフルさと先進性。
ZX-10R SEはまだ高年式の車両が多く、数多くの高額査定実績があります。取引実績としては2019年式国内仕様が最も多く、約25台。2018からの海外仕様は4台程度ですが、いずれも高年式のため、査定額は140万円前後をキープしています。今後の中古車化価格にも期待ができる1台です。
2018~2020年式のNinja ZX-10R SEの査定やお乗り換えのご相談は、是非バイクパッションへ!
| 車名/型式/年式 | NINJA ZX-10R SE / 2BL-ZXT02E型 / 2019年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2019年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2085 (幅)740 (高さ)1145 (重さ)208 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)835 (最低地上高)145 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークDOHC4気筒・203PS/13,500rpm・-km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフ・インジェクション・17リットル |
| 新車販売価格 | 21,899米ドル (日本円換算:約245万円) |
| ジャンル | スーパースポーツ |
ZX-10R SE【2019年 国内仕様】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 の買取査定相場
平均買取額は、対3年前比で20%下落し、平均買取額は、対前年比で16%下落しています。
最も高く売れるカラーリングはガンメタとなっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて77.0~82.6万円です。
ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 買取査定に役立つ車両解説

- メタリックカーボングレー×メタリックフラットプラチナグレー
- 当時の新車価格
- 税抜 246万円 (税込265.9万円)
- 現在の上限買取相場指標
- ー
- 現在の平均買取相場指標
- ー
- 上限参考買取率
- ー
- 平均参考買取率
- ー
2019年国内仕様のNinja ZX-10R SEは、世界スーパーバイク選手権(WSBK)で圧倒的な強さを誇ったカワサキが、レーシングテクノロジーと先進の電子制御技術を極限まで融合させたリッタークラスのスーパースポーツです。発売は2018年で当初は海外専用モデル、2019年に日本仕様がリリースされました。
つまり2019年の日本国内仕様とは、まず2018年型からのシリーズ(STD、RR、SE)全体のアップデートがあり、次に国内正規導入(国内仕様)による変化、3つ目にSEグレード独自の特別装備から成り立っています。
○2019年式の特徴
・2018年型からのアップデート
まずはKEKS(Kawasaki Electronic Control Suspension)サスの装備です。これは走行状況や路面変化をリアルタイムで検知し、瞬時に減衰力を調整します。サーキット向けのハードなセッティングから、街乗り・ツーリング向けのしなやかな乗り心地(ROADモード)まで手元で簡単に切り替えが可能となっています。エンジンでは、フィンガーフォロワーロッカーアームを採用。バルブ駆動方式にフィンガーフォロワーロッカーアームを採用し、高回転化と203PS(ラムエア加圧時212PS)へのパワーアップを実現しました。
エンジンレイアウトは水冷4スト並列4気筒、ボア76.0mm×ストローク55.0mmの998cc。最大出力203馬力/13,500回転、最大トルク114Nm/11,200回転を発生します。フロントは倒立フォーク、ミッションは6速。
足回りでは、マルケジーニ製アルミ鍛造ホイール:ホモロゲーションモデル【ZX-10RR】と同等のマルケジーニ社製鍛造アルミホイールを標準装備。ばね下重量の軽減により、非常に軽快で鋭いハンドリング性能を発揮します。
・国内正規導入による変化
まずは203PSフルパワーのままで国内認可を獲得しました。もちろん日本の騒音規制・排ガス規制(Euro4同等)に適合しています。そしてETC 2.0 車載器を標準装備しています。
・SEグレード独自の装備
・特殊塗装「ハイリーデュラブルペイント」:【H2R】にも採用された塗装で、擦り傷などを自己修復する特殊コーティング塗料は、高品質な外観を長く維持します。
・正式な国内フルパワー仕様の解禁:2019年モデルより、日本国内の規制対応に伴い「逆輸入車」に頼ることなく、メーカー正規の日本仕様(フルパワー203PS)として発売されました。
カラーリングは《メタリックカーボングレー×メタリックフラットプラチナグレー》のみ。
2019年式ZX-10R SEは、2004年の10R初代から数えて5代目にあたります。また2019年モデルは、国内正規ラインナップとして全3種類のグレードが展開されました(価格は税込み)。
ZX-10R KRT Edition(スタンダードモデル) 206.3万円
ZX-10R SE 電子制御サスKECS、マルケジーニホイール搭載 265.7万円
ZX-10RR 世界500台限定サーキット専用ホモロゲショーンモデル 292.7万円
○長所と短所
電子制御サス(KECS)の「ROADモード」が秀逸で、サーキットスペックでありながら、ツーリングや市街地でも非常に扱いやすく疲労感が少ないのが魅力です。それにはSHOWA製バランスフリーフロントフォークが大きく貢献しており、SS特有の路面からの突き上げを大幅に軽減しました。と同時に、鍛造ホイールによる軽快な切り返し、IMU(慣性計測装置)連動の電子制御、そしてKECSによるトラクションの最適化、アップ/ダウン対応クイックシフターにより、コーナー出口で安心してアクセルを開けていけます。
なお、
○ライバルモデル
2019年前後の1000ccクラス・電制サス搭載プレミアムSSが主なライバルとなります。
ホンダ【CBR1000RR SP】オーリンズ製電子制御サス搭載。10R SEに比べて車両重量が非常に軽く、軽快なハンドリング。
ヤマハ【YZF-R1M】MotoGPマシン直系のクロスプレーンエンジンと、オーリンズ製電制サス。独特のトラクションフィーリングと不等間隔爆発サウンドが魅力。
BMW【S1000RR】可変バルブタイミング「ShiftCam」を搭載し、低速から圧倒的なパワーを発揮。ツーリング適性も高い万能SS。
2019年式ZX-10R SEは、「サーキットでの圧倒的な速さ」をベースに持ちながら、電子制御サスペンションのおかげで「普段使いやツーリングでも驚くほど扱いやすく快適」という、相反する要素を高次元で融合させた極めて完成度の高いモデルです。査定やお乗り換えのご相談は、是非バイクパッションまでお寄せください。
| 車名/型式/年式 | NINJA ZX-10R SE / 2BL-ZXT02E型 / 2019年モデル |
|---|---|
| 発売年月 | 2019年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2085 (幅)740 (高さ)1145 (重さ)208 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)835 (最低地上高)145 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークDOHC4気筒・203PS/13,500rpm・-km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフ・インジェクション・17リットル |
| 新車販売価格 | 265.7万円(税10%込み) |
ZX-10R SE【海外仕様 2018~20年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ車両解説
- 買取相場の推移
- 状態別
- 走行距離別
- カラー別
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
ZX-10R SE【海外仕様 2018~20年】 の買取査定相場
平均買取額は、対3年前比で18%下落し、平均買取額は、対前年比で5%上昇しています。
最も高く売れるカラーリングはツヤケシクロとなっています。
因みに事故車や不動車の買取査定相場は修理工数に応じて42.1~91.8万円です。
ZX-10R SE【海外仕様 2018~20年】 買取査定に役立つ車両解説

- メタリックフラットスパークブラック/メタリックマットグラファイトグレー
- 当時の新車価格
- 21,899USD (約245万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
- ー
- 現在の平均買取相場指標
- ー
- 上限参考買取率
- ー
- 平均参考買取率
- ー

- メタリックカーボングレー×ニュートロンシルバー×ライムグリーン
- 当時の新車価格
- 21,899USD (約245万円相当)
- 現在の上限買取相場指標
- ー
- 現在の平均買取相場指標
- ー
- 上限参考買取率
- ー
- 平均参考買取率
- ー
海外仕様のNinja ZX-10R SEは、2018~20年にかけて欧米・アジア等に向けて輸出されました。ワインディングやサーキットでの軽快な旋回性と加速を重視したスーパースポーツバイクです。海外仕様Ninja ZX-10RシリーズにはSEを含めて3車種あり、スタンダードの【ZX-10R】、世界500台限定販売のレースモデル【ZX-10R RR】、そして電子制御サスと鍛造ホイールを併せ持つ、公道・ツーリングでの最上級フラッグシップ【ZX-10R SE】となっています。
○SEが登場した背景
SE誕生の直前、リッターSSのライバルは電子制御サスペンションを相次いで搭載しました。ヤマハ【YZF-R1M】、ドゥカティ【パニガーレS】、BMW 【S1000RR】等がOHLINS製Smart ECなどを搭載、これらが市場を席巻します。しかしカワサキのラインナップは機械式サスのZX-10R、サーキット用10R RRのみ。電子制御サスを搭載し、ユーザー層の「公道・サーキット両立へのニーズ」を満たすモデルが求められました。
○ZX-10R SE 4つの差別化ポイント
1.電子制御サスペンション「KECS」の搭載
SHOWAと共同開発した「KECS(Kawasaki Electronic Control Suspension)」を採用。フォーク内部にソレノイドバルブ(電磁弁)を直接組み込むダイレクト構造を採用し、反応速度はわずか1/1000秒。と同時にストロークセンサーとIMU(慣性計測装置)が車軸の動きを監視し、バイクのモーション変化でリアとフロントの減衰力を最適化します。3つのモード「ROAD」「SPORT」「MANUAL」の切り替えにより、あらゆるシーンと好みに応じてサスペンションを最適化します。
2.マルケジーニ製 アルミ鍛造ホイール(M7RS)
WSBK(世界スーパーバイク選手権)直系のマルケジーニ製7本スポーク・アルミ鍛造ホイールを標準装備。ベース車(鋳造ホイール)に比べてバネ下重量を約2kg軽量化、ジャイロ効果を激減。倒し込みやS字コーナーでの切り返しの軽快さを誇ります。
3.ハイリーデュラブルペイント
タンクやアッパーカウルなどの擦れやすい部分に、擦り傷を自然に修復する特殊塗膜(ハイリーデュラブルペイント)を採用。
4.SE専用カラーリング&ツートンシート
メタリックカーボングレーにライムグリーンのアクセントを施したSE専用グラフィック。また表皮切り替えと縫製にこだわったSE専用デザインシートを採用しました。
○年式による違いと海外仕様のポイント
・2018年:ZX-10R SEとしてデビュー、初めて電子制御サスペンションKECS(SHOWA EERA)を標準搭載。エンジン出力は最高200PS(ラムエア加圧時207PS)。
・2019年〜2020年: 3シリーズともにバルブ駆動にフィンガーフォロワーロッカーアームを採用。最高出力が203PS(ラムエア加圧時212PS)へパワーアップし、高回転域の伸びがさらに磨かれました。
・海外仕様特有のポイント:日本国内で流通しているZX-10R SEにおいて、
2018年モデル:海外専売車(逆輸入車)のみ
2019~2020年:日本国内でも正規販売 ※逆輸入車の存在はごく僅か
2018年型逆輸入車には、幾つか識別点があります。まずスピードリミッターが装着されていないため、180km/h制限の国内仕様と異なり、サーキットやアウトバーンで300km/hオーバーのフルポテンシャルを発揮。
これら違い=英語表記コーションステッカー、ウインカーやライトの違い、サイドリフレクター(北米仕様)の有無、車台番号(17桁VINコード)へこだわりを持ち、逆輸入車で「なければならぬ」ライダーも存在します。
○長所
ZX-10R SEの長所は、高性能サスペンション「KECS」による極上の接地感、アルミ鍛造7本スポークの鍛造マルケジーニホイール、ハイリーデュラブルペイント
工芸品のような美しい仕上がりも長所の一つです。美しいマット塗装のフレーム、カウルにある浮彫の「Ninja」ロゴ、黒と緑のコントラストなどは、優秀な工業製品の証です。
○短所(海外仕様の注意点)
・ETC2.0車載器が未搭載 ※国内仕様はデフォルトで装備
・メーカー保証(カワサキプラザの3年保証)対象外
・車検やパーツ手配に時間がかかる(車台番号が異なるため)
○ライバル
BMW【S1000RR】可変バルブShiftCamによる全域での圧倒的トルクと、最新TFTメーター・クルーズコントロールなどの先進装備。
ヤマハ【YZF-R1M】MotoGP直系のクロスプレーンエンジン(独自の不等間隔爆発音)と、オーリンズ製電子制御サス(ERS)のダイレクトな性能。
ホンダ【CBR1000RR SP】クラス最軽量レベルの圧倒的軽さとコンパクトさ。オーリンズ製スマートECシステム(電制サス)を搭載。
ドゥカティ【Panigale V4 S】V4エンジンが叩き出す214PSの圧倒的パワーと、所有感を満たすイタリアンデザイン(価格帯は一段上)。
2018〜2020年型の海外仕様ZX-10R SEは、「WSBKで磨かれたサーキットでの速さ」と「電子制御サスペンションによる公道での快適性」を兼ね備えた、非常に実用性の高いスーパーバイクです。少数ですが日本でも中古車は流通しており、フルパワーのハイパフォーマンスを堪能することができます(ただし2019年以降の日本国内仕様もフルパワー)。
2018~20年式の海外仕様ZX-10R SEの査定やお乗り換えのご相談は、是非バイクパッションへ!
| 車名/型式/年式 | (長さ)2085 (幅)740 (高さ)1145 (重さ)208 |
|---|---|
| 発売年月 | 2018年 |
| 車両サイズ(mm)・重量(kg) | (長さ)2085 (幅)740 (高さ)1145 (重さ)208 |
| シート高・最低地上高(mm) | (シート高)835 (最低地上高)145 |
| エンジン機構・最高出力・燃費 | 水冷4ストロークDOHC4気筒・203PS/13,500rpm・-km/1L |
| エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セルフ・インジェクション・17リットル |
| 新車販売価格 | 21,899米ドル (日本円換算:約245万円) |
実働車【型式・年式別】平均買取相場 ZX-10R SE
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年9月時点から 2 年 間遡った数字
【型式別】平均買取額の目安
※データ更新:2026年09月11日
【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 ZX-10R SE
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ額)の推移
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
【2025年間 vs 2026年】
【2023年間 vs 2026年】
【2016年間 vs 2026年】
取引台数
過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2026年09月11日
実働車【型式・年式別|買取相場の推移】 ZX-10R SE
-
【海外仕様】2018~20年 -
【国内仕様】2019年
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)の推移
2026年9月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】
| 対前年比 | 対10年前比 | 10年間の取引台数 | |
| 【海外仕様】2018~20年 | +5 % | - % | 5台 |
| 【国内仕様】2019年 | -16 % | - % | 30台 |
※データ更新:2026年09月11日
【状態別の買取相場】 ZX-10R SE
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年9月時点から 2 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
167.6万円
160.4万円
4台
平均
最低
取引
149.3万円
116.0万円
22台
平均
最低
取引
111.1万円
109.4万円
3台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台
不動
平均
最低
取引
73.9万円
44.6万円
4台
※データ更新:2026年09月11日
【走行距離別の買取相場】 ZX-10R SE
業者間オークションの取引価格(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格)
2026年9月時点から 2 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
| 0〜4999km | 最高 | 170.4万円 | 6台 |
| 平均 | 157.2万円 | ||
| 最低 | 140.5万円 | ||
| 0.5〜1万km | 最高 | 201.0万円 | 5台 |
| 平均 | 164.1万円 | ||
| 最低 | 113.4万円 | ||
| 1〜2万km | 最高 | 202.0万円 | 10台 |
| 平均 | 151.5万円 | ||
| 最低 | 109.4万円 | ||
| 2〜3万km | 最高 | 148.4万円 | 2台 |
| 平均 | 143.5万円 | ||
| 最低 | 138.6万円 | ||
| 3〜5万km | 最高 | 132.0万円 | 6台 |
| 平均 | 120.4万円 | ||
| 最低 | 110.4万円 | ||
※データ更新:2026年09月11日
【カラー別の買取相場】 ZX-10R SE
- ■
- ■
- ■
- ■
- ■ ■
業者間オークションの平均取引価格(買取業者の平均転売額=販売業者の平均仕入れ額)
2026年9月時点から 2 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
| ■ | 150.5 万円 | 21台 | |||
| ■ | 133.8 万円 | 4台 | |||
| ■ | 121.4 万円 | 2台 | |||
| ■ | 148.0 万円 | 1台 | |||
| ■ / ■ | 202.0 万円 | 1台 | |||
※データ更新:2026年09月11日
【実働車の取引価格帯】 ZX-10R SE
業者間オークションの取引価格帯(買取業者の転売額=販売業者の仕入れ価格帯)
2026年9月時点から 2 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】
※データ更新:2026年09月11日
買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。
ZX-10R SE【2018~20年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年09月11日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 202.2万円 | 4.5点 | ZXT02E-001 | 12,082km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 201.2万円 | 4.7点 | ZXT02E-002 | 7,691km | ■ |
| 3 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 176.8万円 | 5.5点 | ZXT02E-001 | 7,571km | ■ |
| 4 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 173.2万円 | 4.8点 | ZXT02E-002 | 16,817km | ■ |
| 5 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 170.6万円 | 6.0点 | ZXT02E-001 | 1,966km | ■ |
| 6 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 169.6万円 | 4.7点 | ZXT02E-001 | 8,919km | ■ |
| 7 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 163.6万円 | 4.8点 | ZXT02E-002 | 3,589km | ■ |
| 8 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 163.1万円 | 6.0点 | ZXT02E-002 | 4,543km | ■ |
| 9 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 160.5万円 | 5.5点 | ZXT02E-002 | 12,481km | ■ |
| 10 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 160.1万円 | 4.7点 | ZXT02CCA | 6,177km | ■ |
| 11 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 158.9万円 | 5.0点 | ZXT02E-001 | 1,947km | ■ |
| 12 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 153.9万円 | 5.0点 | ZXT02E-002 | 17,333km | ■ |
| 13 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 151.4万円 | 4.8点 | ZXT02E-001 | 17,047km | ■ |
| 14 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 150.4万円 | 5.0点 | ZXT02E-002 | 14,966km | ■ |
| 15 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 148.3万円 | 4.8点 | ZXT02E-002 | 20,544km | ■ |
| 16 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 147.8万円 | 4.7点 | ZXT02E-002 | 20,275km | ■ |
| 17 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 146.8万円 | 4.8点 | ZXT02E-002 | 4,493km | ■ |
| 18 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 140.3万円 | 4.8点 | ZXT02E-001 | 3,577km | ■ |
| 19 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 138.8万円 | 4.8点 | ZXT02CCA | 12,461km | ■ |
| 20 | ZX-10R SE【2018~20年】 | 138.4万円 | 4.8点 | ZXT02E-001 | 25,685km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年09月11日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 202.2万円 | 4.5点 | ZXT02E-001 | 12,082km | ■ / ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 201.2万円 | 4.7点 | ZXT02E-002 | 7,691km | ■ |
| 3 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 176.8万円 | 5.5点 | ZXT02E-001 | 7,571km | ■ |
| 4 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 173.2万円 | 4.8点 | ZXT02E-002 | 16,817km | ■ |
| 5 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 170.6万円 | 6.0点 | ZXT02E-001 | 1,966km | ■ |
| 6 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 169.6万円 | 4.7点 | ZXT02E-001 | 8,919km | ■ |
| 7 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 163.6万円 | 4.8点 | ZXT02E-002 | 3,589km | ■ |
| 8 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 163.1万円 | 6.0点 | ZXT02E-002 | 4,543km | ■ |
| 9 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 160.5万円 | 5.5点 | ZXT02E-002 | 12,481km | ■ |
| 10 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 159.1万円 | 5.0点 | ZXT02E-001 | 1,909km | ■ |
| 11 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 153.9万円 | 5.0点 | ZXT02E-002 | 17,333km | ■ |
| 12 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 151.4万円 | 4.8点 | ZXT02E-001 | 17,047km | ■ |
| 13 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 150.4万円 | 5.0点 | ZXT02E-002 | 14,966km | ■ |
| 14 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 148.3万円 | 4.8点 | ZXT02E-002 | 20,544km | ■ |
| 15 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 147.9万円 | 4.7点 | ZXT02E-002 | 20,076km | ■ |
| 16 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 146.8万円 | 4.8点 | ZXT02E-002 | 4,493km | ■ |
| 17 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 140.3万円 | 4.8点 | ZXT02E-001 | 3,577km | ■ |
| 18 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 138.4万円 | 4.8点 | ZXT02E-001 | 25,685km | ■ |
| 19 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 131.8万円 | 4.7点 | ZXT02E-001 | 31,860km | ■ |
| 20 | ZX-10R SE【2019年 国内仕様】 | 126.6万円 | 4.7点 | ZXT02E-002 | 38,827km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
ZX-10R SE【海外仕様 2018~20年】 上位20台の取引額 (データ更新:2026年09月11日)
| 落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
| 1 | ZX-10R SE【海外仕様 2018~20年】 | 160.2万円 | 4.7点 | ZXT02CCA | 6,114km | ■ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | ZX-10R SE【海外仕様 2018~20年】 | 139.2万円 | 4.8点 | ZXT02CCA | 11,973km | ■ |
| 3 | ZX-10R SE【海外仕様 2018~20年】 | 127.0万円 | 4.8点 | ZXT02CCA | 11,191km | ■ |
| 4 | ZX-10R SE【海外仕様 2018~20年】 | 109.6万円 | 4.0点 | ZXT02CCA | 11,691km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています




