ミニタンOM50 (mini Tan)【1977年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- 走行距離別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
ミニタンOM50 (mini Tan)【1977年】 に関するこのページの内容
ミニタンOM50 (mini Tan)【1977年】 買取査定に役立つ豆知識

スズキの50ccミッション車と言えば、今でもかなりのマニアがいるほど個性派揃いですが、そんな中でも一際マニアックな存在が1977年に登場したミニタンことOM50。
本機はコアなファンのいるマメタンの兄弟車にあたり、最高出力5.2PSのエンジンは同一仕様。マメタンがアメリカン仕様であったのに対し、こちらはTS50ハスラーのイメージにうまく落とし込んだモトクロッサー仕様。スタイルが酷似しているヤマハ・ミニトレの後を追ったライバル車的存在でしたが、スペック面では上回ったものの販売面では及ばず、兄弟分のマメタンよりもマイナーなイメージのまま販売を終えてしまいました。50ccミッションバイクとしての出来栄えは決して悪いものではなく、空冷2ストローク単気筒エンジン特有の「ぶん回さないと話にならない」といった味付けではなく、中低速域でのトコトコ感を楽しむ出力特性。それでいて高回転域での伸び代も十分にあり、レッドゾーン目掛けて回したときの伸びのよさはかなりの高水準。実はRG50にも同じエンジンが使われているだけのことはあり、70年代末期の原付バイクとしてはハイスペックの部類に入るでしょう。前15後14インチのホイールサイズは程よい太さがあり、舗装路での路面追従性もまずまず十分。もちろん本領を発揮するのはオフロードでしたが、30km/hの範囲内で十分楽しめる味わい深さを持っていたのもまた事実。さすがにバリバリの林道ツーリングをこなすにはパワー不足ですが、ファンライドを楽しむにはうってつけで、ヴィンテージミニバイクやセカンドマシンとして魅力のあるマシンです。
現在の中古バイク市場においては、前述の通りマイナー車のままで販売を終えてしまったことにより、現存する玉数自体がごくごく少数。現役時代ですら「見たことすらない」と言われたほどで、年間20万台もの中古バイクが取引される業者間オークションでも直近12ヶ月内での取引データはありません。それだけに、絶版2スト50ccの中でも扱いが極めて難しく、スズキからの供給が終了してしまったパーツがあること等も含め、買取業者泣かせな車種だと言えるでしょう。
弊社バイクパッションにおきましては、80年代レプリカブームを肌で知る熟練スタッフとメカニック畑出身のベテランスタッフとが担当。小排気量2ストマシンならではのトラブルや、スズキの他車パーツ流用での解決知識といった豊富な経験を元に、現オーナー様ご所有のミニタン OM50を高く評価させて頂くことが可能です。特に旧い2ストバイク特有のエンジン焼き付きによる不動車など、他社では廃車処分費用を請求されるケースでも、弊社ならば買取にて対応できる可能性は十分にございます。レストア目的で調達したけど、庭の肥やしにしてしまっている部品取り車など、ささいなことでもお気軽にご相談くださいませ。

車名/型式/年式 | ミニタン/OM50型/1977年モデル |
---|---|
発売年月 | 1977年7月 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長1,640×全幅710×全高960mm・重量70kg |
シート高・最低地上高(mm) | シート高--mm・最低地上高165mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | 空冷2ストロークパワーリードバルブ単気筒・5.2PS/8,000rpm・--km/1L |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | キック・キャブレター・4.5リットル |
新車販売価格 | 10.9万円 |
ジャンル | 2スト | オフロード |

【実働車|過去10年間の買取相場の推移】 ミニタンOM50 (mini Tan)【1977年】


買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年4月時点から 10 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】



【2024年 vs 2025年】



【2022年 vs 2025年】
取引台数

過去10年間の取引台数÷10
※データ更新:2025年04月18日

【状態別の取引額】 ミニタンOM50 (mini Tan)【1977年】


買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年4月時点から 10 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
23.8万円
23.8万円
1台

平均
最低
取引
7.3万円
5.8万円
2台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

不動
平均
最低
取引
4.0万円
0.3万円
10台

※データ更新:2025年04月18日

【走行距離別の取引額】 ミニタンOM50 (mini Tan)【1977年】


買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格
2025年4月時点から 10 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
0〜4999km | 最高 | 23.8万円 | 1台 |
平均 | 23.8万円 | ||
最低 | 23.8万円 | ||
![]() |
|||
0.5〜1万km | 最高 | 8.8万円 | 1台 |
平均 | 8.8万円 | ||
最低 | 8.8万円 | ||
![]() |
|||
1〜2万km | 最高 | 5.8万円 | 1台 |
平均 | 5.8万円 | ||
最低 | 5.8万円 | ||
![]() |
※データ更新:2025年04月18日

【カラー別の取引額】 ミニタンOM50 (mini Tan)【1977年】
- ■
- ■



買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年4月時点から 10 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
■ | 16.3 万円 | 2台 | ![]() |
||
■ | 5.8 万円 | 1台 | ![]() |
※データ更新:2025年04月18日

【実働車の取引価格帯】 ミニタンOM50 (mini Tan)【1977年】


買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格帯
2025年4月時点から 10 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】






※データ更新:2025年04月18日

買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

ミニタンOM50 (mini Tan)【1977年】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年04月18日)


落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | ミニタンOM50 (mini Tan)【1977年】 | 24.0万円 | 3.7点 | OM50-106 | 4,062km | ■ |
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2 | ミニタンOM50 (mini Tan)【1977年】 | 9.0万円 | 3.2点 | OM50-104 | 8,498km | ■ |
3 | ミニタンOM50 (mini Tan)【1977年】 | 6.0万円 | 3.3点 | OM50-104 | 11,085km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
