デイトナMOTO2 765【2020年】毎週更新の買取査定相場
- 買取査定に役立つ豆知識
- 過去5年間の買取相場の推移
- 状態別の取引額
- 走行距離別の取引額
- カラー別の取引額
- 取引価格帯
- 表示金額について
- 上位20台の取引額
デイトナMOTO2 765【2020年】 に関するこのページの内容
デイトナMOTO2 765【2020年】 買取査定に役立つ豆知識

ロードレース世界選手権・MotoGPを主催するドルナにより、1メーカーから供給されるエンジンのみで競い合う「Moto2クラス」のエンジンサプライヤーとして、2020年から2025年までの5年契約で選出されたトライアンフ。そのMoto2仕様のエンジンを搭載し限定市販モデルとしてリリースしたのが、2020年2月に予約開始となったDAYTONA MOTO2™ 765(デイトナMOTO2 765)。
ドルナとの共同ブランドで開発された本機は、米国とカナダへは765台、その他地域向けには別途765台の合計1,530台のみが製造販売された特別限定モデル。日本市場では100台のみが割り当てられ、税込みでの新車販売価格235万円とその他出向地よりも高めのプライスタグが設定されたものの、予約段階で即完売御礼となってしまいました。
最大のセールスポイントはやはり搭載エンジンにあり、チタン製インレットバルブや強化型ピストンをはじめとすろMoto2用エンジンパーツをふんだんに採用した特別設計。構造的にはストリートトリプルRSの765ccと近しいものの、より高性能化を目指して見直されたコンロッド、インテークポート、クランクにDLCコーティング加工されたピストンピンなどの専用パーツに加え、圧縮比を
12.9:1に高めました。出向地によっては規制の関係で125PS、128PSとバラつきはあるものの、もっとも割高なプライスタグがつけられた日本仕様車には最高出力130PS/12,250rpmのハイパフォーマンスエンジンが搭載され、ストリートリーガルモデルとしては世界最高峰のマシンと言える存在に。
ただし車体に関してはそこまで目新しいものではなく、敢えて旧世代のデイトナ675Rをベースにしているのが面白いポイント。これはMoto2準拠のボディワークでは公道を走らせるには余りにもセッティングがハードすぎるためのもので、販売価格を抑えるという副次的な要素なども絡んでのものでした。とは言っても、デイトナ675R自体が「世界最高峰のミドルクラススポーツ」として高評価を得ており、その実績はマン島TTスーパースポーツなどでも実証済み。単なる妥協ではなく、クリアアルマイト加工のフレームとスイングアームによる骨格はもとより、軽量化と高剛性化を図るためにカーボンファイバー製外装パーツ、パッセンジャーシートにフットレストやハンガーなどの除去で再設計し直されているのがミソ。こうして作られたボディに数々のレースで高い実績を出したオーリンズ製の43mm径倒立式NIX30フォークと同じくオーリンズ製TTX36ツインチューブモノショックで綿密にセットアップ。乾燥重量363ポンド(約164.5kg)の軽さと極めて高い車体コントロール性を与えることに成功しました。また、グローブをはめたままの手でも難なく切替が行えるリアショックアブソーバーや、ライダーのタッチを任意で調整可能なブレーキレバーによるストレスフリー要素も通好みなポイントで、世界的評価の高いブレンボ製19/21 MCSマスターシリンダーならではのライダーの好みに合わせてブレーキの感触と応答性を微調整可能なところも大いに評価に値するポイントだと言えるでしょう。
これだけでもお腹いっぱいになってしまうほどですが、世界最古のメーカーに数えられる名門・トライアンフ製だけにその他箇所に関しても見所十分。前述のハイパフォーマンスエンジンと軽量ボディをよりスポーティに走らせて制御するため、フロントにはブレンボ製Stylemaの4ピストンラジアルモノブロックキャリパーと310mm径ダブルディスクを、リアにもブレンボ製シングルピストンキャリパーと220mm径ディスクとABSを採用し、世界最高峰を競うMotoGP基準の制動力を付与。その足回りには前後17インチのピレリ製ディアブロ スーパーコルサSPと、これまた世界最高峰のタイヤをチョイスし、ライダーにショートホイールベースのボディを自由自在に振り回せるような感覚に陥らせてしまうのはさすがの一言。アップ/ダウン両対応クイックシフター『Triumph Shift-Assist』によるアシストが程よい介入度になっている点もよく、意外なほどストリート向けの味付けがされているのもデイトナMOTO2 765というマシンの面白さのひとつだと言えるでしょう。ロード、レイン、スポーツ、トラック、ライダーの任意設定という5モードから選択可能なライディングモードとトラクションコントロールが実装されている一方、先鋭化を続けるSSにはもはやおなじみとなったIMUは非搭載で、ABSもコーナリングABSではない標準的なものではあるものの、ストリートとサーキットへの親和性の高さは実に高水準だけに、オーナー満足度の高いモデルという点に関しては疑いの余地なしと断言してヨシ。エンジンのスイートスポットの扱いやすさやハイパフォーマンスぶりなど、全体的なフィーリングとしてはスズキの歴代GSX-R750シリーズとよく似ており、方向性は大きく異なるものの、ライディングにおいてはある種のライバル関係にあると考えると想像以上に面白みのあるモデルです。
日本市場へはわずか100台のみが割り当てられた特別限定モデルという性質上、ほとんど中古バイクとして出回らないのでは?思われがちな本機・デイトナMOTO2 765。実は意外にも業者間オークションに度々出品されており、2024年初夏時点から2020年まで遡っての取引記録には5件のデータが残されており、記録されている車体番号からはそれぞれ別の個体であることが確認できます。車両に対する総合評価は、『未使用車』を意味する8点から使用感がやや強めに出ている『程度良好車』を示す4点台までかなり幅が広く、取引価格も210万円から158万円まで広いレンジとなっております。コレクターズアイテムとしての性質が強いデイトナMOTO2 765だけに、平均取引価格180万円という数値は現有オーナー様にとっては低く思えてしまいますが、実は昨今の円安によって為替レートの大きな差に目をつけた海外業者からの注目度が高まっており、未走行車両や未登録車両はもちろん程度のいい個体は以前よりも高額取引が狙いやすい状況だと言えます。事情あって売却を検討されているオーナー様にとって、この状況はまたとない好機であり、業者選びさえ間違えなければ相場を大きく上回る高額買取にも十分期待できるでしょう。
Moto2準拠の専用エンジンを搭載した特別限定モデル・デイトナMOTO2 765で高額買取を狙うには業者選びが非常に重要で、世界全体でわずか1,530台のみが製造されたという希少性はもちろんのこと、出向地によって異なるスペックなどに関する造詣の深さ、為替レートの動きや諸外国の中古バイク市場にも精通するアンテナとその精度の高さなど、様々な要素を満たした買取業者に任せるのが最善です。弊社バイクパッションはそれら基準を全て満たしており、中古バイク買取業界トップの顧客満足度の高さにより、買取査定をお申し込み頂いたオーナー様からお褒めの言葉を頂戴しております。また、車両状態によっては単一店舗としては日本最多の販売台数実績を誇る直営店舗を持つ強みを活かし、再販売を前提とした「販売仕入れ価格」を適用した上で相場を大きく上回る超高額買取にも期待できます。
トライアンフ・デイトナMOTO2 765の買替、高額売却をお考えでしたら、買取査定はトライアンフ全モデルの価値に精通しているバイクパッションに!

車名/型式/年式 | DAYTONA MOTO2™ 765(デイトナMOTO2 765)/HDA214型/2020年モデル |
---|---|
発売年月 | 2020年2月 |
車両サイズ(mm)・重量(kg) | 全長─×全幅718×全高1,105mm・乾燥重量164.5kg(公称363ポンド) |
シート高・最低地上高(mm) | シート高822mm・最低地上高--mm |
エンジン機構・最高出力・燃費 | ・130PS/12,500rpm(※日本仕様車)・ |
エンジン始動・燃料供給装置・タンク容量 | セル・インジェクション・17.4リットル |
新車販売価格 | $17,500(日本仕様車は税込み235万円) |
ジャンル | スーパースポーツ |

【実働車|過去5年間の買取相場の推移】 デイトナMOTO2 765【2020年】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格の推移
査定現場での買取価格は上記取引金額から業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を差し引いた金額となります
※51~125ccの場合、上記転売金額から2万円程度差し引いた金額が正味の買取額となります
2025年5月時点から 5 年 間遡った数字
【平均買取相場の変動】



【2024年間 vs 2025年】



【2022年間 vs 2025年】
取引台数

過去5年間の取引台数÷5
※データ更新:2025年05月09日

【状態別の取引額】 デイトナMOTO2 765【2020年】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年5月時点から 3 年 間遡った数字
【状態別買取額の目安】
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
153.7万円
150.0万円
3台

平均
最低
取引
133.2万円
90.4万円
5台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

不動
平均
最低
取引
0.0万円
0.0万円
0台

※データ更新:2025年05月09日

【走行距離別の取引額】 デイトナMOTO2 765【2020年】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格
2025年5月時点から 3 年 間遡った数字
【走行距離別買取額の目安】
0〜4999km | 最高 | 160.5万円 | 3台 |
平均 | 154.5万円 | ||
最低 | 145.0万円 | ||
![]() |
|||
0.5〜1万km | 最高 | 160.0万円 | 3台 |
平均 | 153.7万円 | ||
最低 | 150.0万円 | ||
![]() |
|||
2〜3万km | 最高 | 112.0万円 | 2台 |
平均 | 101.2万円 | ||
最低 | 90.4万円 | ||
![]() |
※データ更新:2025年05月09日

【カラー別の取引額】 デイトナMOTO2 765【2020年】
- ■
- -




買取業者の転売先である業者間オークション市場の平均取引価格
2025年5月時点から 3 年 間遡った数字
【カラー別 平均買取額の目安】
■ | 133.6 万円 | 5台 | ![]() |
||
- | 153.0 万円 | 3台 | ![]() |
※データ更新:2025年05月09日

【実働車の取引価格帯】 デイトナMOTO2 765【2020年】



買取業者の転売先である業者間オークション市場の取引価格帯
2025年5月時点から 3 年 間遡った数字
【取引価格帯と構成比】






※データ更新:2025年05月09日

買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の(年間 約20万台の)取引データを忠実に反映し、業者の最低限の儲けと経費を差し引いた競争力の高い実際の買取額を表示 しています。
【グラフ領域の金額】は買取業者の転売額です。
転売額とは買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場での落札金額に当たります。
業者間オークション市場とは買取業者と販売業者が参画する競り市場で、年間に約20万台のオートバイが取引されています。
実は買取業者が買取したバイクの約9割は上記市場において転売されています。
そのため、業者間市場での取引額(業者の転売額)から買取業者の儲けと経費(運送料や出品手数料など)を割引いた金額が査定現場での実際の買取額になります。
業者間での取引額から割引かれる金額は、単価の低い原付バイクで0.6万円から、100万円を超える高額車両では6万円までが適正かつ競争力の高い割引額と言えます。
率にすると概ね2%~10%の(高額車両ほど率が低い)割引率なので、業者間での取引額の90~98%が実際の買取額となると憶えておけば、査定額の妥当性や競争力を判断する材料になることでしょう。

デイトナMOTO2 765【2020年】 上位20台の取引額 (データ更新:2025年05月09日)



落札額 | 評価点 | 車台番号 | 走行距離 | カラー | ||
1 | デイトナMOTO2 765【2020年】 | 160.7万円 | 4.5点 | HDA214AL | 4,551km | ■ |
---|---|---|---|---|---|---|
2 | デイトナMOTO2 765【2020年】 | 160.2万円 | 5.7点 | HDA214AL | 6,791km | ■ |
3 | デイトナMOTO2 765【2020年】 | 158.2万円 | 5.2点 | HDA214AL | 2,866km | - |
4 | デイトナMOTO2 765【2020年】 | 151.2万円 | 6.3点 | HDA214AL | 7,924km | - |
5 | デイトナMOTO2 765【2020年】 | 150.2万円 | 5.8点 | HDA214AL | 8,625km | - |
6 | デイトナMOTO2 765【2020年】 | 145.1万円 | 5.2点 | HDA214AL | 4,346km | ■ |
7 | デイトナMOTO2 765【2020年】 | 112.1万円 | 4.5点 | HDA214AL | 22,744km | ■ |
8 | デイトナMOTO2 765【2020年】 | 90.5万円 | 4.7点 | HDA214AL | 20,204km | ■ |
【評価点】8点以上:新車 7点:超極上車 6点:極上車 5点:良好車 4点:多少の使用感 3点:難有 2点:劣悪 1点:事故不動
(※3~4点の評価ながら、値段が跳ねているケースの多くは純正品の無いカスタム車です)
【走行距離】単位はkm
上記は買取業者の最大の転売先である業者間オークション市場の落札金額のデータ
業者間オークション市場では年間に約20万台の中古バイクが取引されています
